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その頃りんさんが何をしていたかと言うと

皆様、大変長らく放置プレー中で申し訳ありませんm(__)m



とりあえず、太平洋海盆からはなんとか脱し、大陸斜面の途中に取り付いたくらいのところまでは来まして、そろそろ何があったのかをまとめる気力も出てきますた(´Д`)=3し、やはりこれだけみなさまに心配かけたからには説明責任というものがあろうとも思いますたので、いったい3月初めからりんさんは何をやってたのかを簡単にうpしときます。



あんまりいい言魂ではお伝えできないとは思うんですが、まぁ心にある程度余裕のある方だけ聞いてやってください。





3月初めにりん父が手術で入院しますた。



病名は胸部大動脈瘤で、10年以上前にラパ胆(腹腔鏡下胆嚢摘出術ね)をやった時に偶然発見されたもんです。


降圧でfollowされてますたが、すくすくと成長し、径6.5cmになったところで、「もうダメです、破裂する前に手術しましょう」という話になりますた。


で、予定手術になったわけですが、そのオペ前のムンテラにまずしびれたwww



りん父の大動脈瘤は、一番好発部位とされる弓部大動脈(心臓から大動脈が出て、ぐいっと180度下向きに方向転換するところ。脳及び腕に向かう重要な動脈が3本枝分かれしている)だったのですが、



先生:「まず人工心肺に乗せます。」



そりゃそーでしょうね。心拍出がある状態で瘤を切ったら血がぴゅーっじゃ済まされないでしょうからね。



「そして体温を20度に下げます。」



ふむ。(´・ω・`)


って、え?にぢうど?(;゚Д゚)



「体温が下がったら循環を停止します。」



(゚Д゚)



確かに、私もこれまで体温20度で血液の流れがすっかり止まってる人を何人も見たことがありますが、



その方たちにはみんな「ご遺体さん」っていう別称が付されてたような気がいたしましたがそれが何か?



「体温20℃になっていると臓器障害が進まなくなりますので、これで手術するための時間が稼げます。そのあいだに瘤を切り、人工血管を縫いつけます。縫い終わったところから順次血流を流し始め、全部縫い終わったら復温し人工心肺から降ろします。」



ネエ、コレホントニイキカエルノ?(´Д`)



ともかく、初めにやろうと思った奴出て来い(`Д´)



致死的な合併症率は5~15%ということで、他のあらゆる手術より高い合併症率を誇るオペのようです。


これでも10年前より格段に合併症率は下がったんだそうですwww


オソロシイ・・・。でも破裂してから同じ手術をやると合併症率は桁が違うほど跳ね上がるそうなので、まぁリスクとベネフィットを天秤にかけて手術に踏み切るといった説明になりますた。



しぬ以外の合併症の説明も、



「肝臓や腎臓などのあちこちの臓器に同時に障害が出たり・・・」それ多臓器不全(MOF)やん。



「血が固まりにくくなるなどの血液凝固異常も・・・」それDICぃぃっ(´Д`)。(DIC=播種性血管内凝固)



まぁおよそろくなもんではありませんですたwww



さすがの能天気なりん一族もおどろを巻いて病室に戻りますた。



オペ前は症状がまったくないのに、そのリスクの高いオペをするって決断するのってどんだけ大変なんでしょうか。


りん父はナースステーションに「決意表明書で~す」と言いながらオペの同意書にサインしたものを持ってってますた。



さて、手術となったんですが、予定時間を1時間半ばかり過ぎてICUへりん父帰還。



いや、もう正直オペ室から生きて出て来れないことも覚悟しましたが、なんとか術中死は免れたらしい。


それでも、執刀医は憔悴しきったような様子で、「血管壁が薄く縫合が困難で手術時間が延びました・・・」と説明し、ノルアドレナリンが0.1γでいってるにもかかわらず、挿管チューブにむせ込むとさーっと血圧が60程度まで落ちるというようなオソロシイ状態ですた。


数日は、いつ病院から呼びだされるかと思って毎晩携帯を枕もとに置いて寝てたため、気分的には毎日当直してるような状態。www



麻酔が完全に切れていると思われるにも関わらず、6日間はこんこんと寝てますた。www


しかも、これでもかってくらい全身に浮腫が出ておりまして、肺も脳も手足もぱっつんぱっつんみたいなwww


ネットで見ると、全身の浮腫は主に低体温の副作用らしいね。



そりゃ副作用も出るよね。一回殺して復活させるに近い手技だものwww



6日目にやっと目を開いて、かろうじて呼びかけにうなずくぐらいだったのですが、



2週間たった今も、かなり傾眠が強くて、呼びかけてしっかり目を開いたり手を握ったり、声を出したりすることもあれば、呼べど叫べどぐーすかぴーすか眠ってることもあるような状態です。


ただ術後のきなみ異常値をたたき出していたラボデータもようやく改善傾向になり、続いていた熱も少し下がり傾向になってきたところで、浮腫もだいぶ引けてきたとは言っても、著しい低蛋白血症で引き切れず、傷からはまだ浸出液がだく漏れしているようなアレwww


今日はかなりベッド上で身じろぎしたり、親戚のおじさんのお見舞いにちょっと驚いたように目を上げたり、傷の消毒時に「痛い痛いww」と言ってたりしていたようなので、時間はかかりますが少しずつ脳機能も回復してはいるようです。


術後5日で目が覚めないので、梗塞を疑われて頭部CTをとったりしたのですが、広範なlow density area(梗塞に陥って真っ黒になった脳の領域のこと)が・・・なんてこともなく、おそらく低体温や脳浮腫、出血etcによる低酸素血症などによる脳障害なんだと思います。


これからもっと意識がはっきりするかってことについては、医学的な見地からもうまったく予測がつかず、いつはっきりするかってことも、やはりまったく予測がつかないのですが、


(交通事故で脳挫傷になった人が、何か月も経ってから目が覚めたとか、ひどい人になると何年も経ってから目が覚めたとかいう話、あれと一緒ですww)


とにかく言えるのは、驚愕的にスローペースではありますが、どうやら改善傾向ではあるらしいということで、希望を持ちつつ長ーい目で見守ってる日々であります。




で、まぁ思ったわけですよ。


仮にしっかり目が覚めず、寝たきりで重点的な介護が必要なような状態で家に帰ってきたとしてもですよ、


それはものすごく哀しいことですが、


りん父が私に対して、生まれてこの方してくれたあらゆることを考えれば、


その恩を返せるとしたら、どんな状態で帰ってこようともそれを受け入れることなのではないかと。


逆を考えたら何か妙に納得できたんですよね。


りんが交通事故etcに遭って、残念ながら意識障害が後遺症で残ってしまったとしても、


りん父は哀しむとは思いますが、その状態の私を必ず受け入れ、そうならなかったら一緒に出来たいろんなことはあっさり手放して、障害を持った私に一番いい、できるだけのことをしてくれるだろうと、疑いなく確信できるわけだから、


私も同じようにするべきなんだろうと。


なんかそんなことを思いながら実験してたら思わずラボでしくしく泣いてしまいますた。


泣きながら決心したその日にりん父の目が初めて開いたんですけどね。www


人間ってそんなもんかもしれません。



私があんまり命を粗末にしてると取られても無理はないようなシばっかり書いてるから、罰として父というものが天に取り上げられたのだろうか?とかも思ってみますたが、


そもそも私に対する罰なら私に下すべきで、関係のないりん父を巻き込む必要なんてさらさらないわけですよ。


どう考えても、りん父がそんな大変な手術が必要な病気になったり、術後の経過がやや悪かったり、後遺症が残ったりするかもしれない目に遭ってるのも、それはりん父自身の運命であって、


もし私が何か天に問われているものがあるとすれば、そういうりん父の運命に私自身がどれだけ合わせる気があるのかってことでしょう。


とことんまで合わせてやろーじゃん。当たり前だろ?(屮゚Д゚)屮




後になったら、「そんなことも考えたんだよ~」なんて笑い話になるのかもしれませんが、


そんなこんなでまずは大陸棚目指して斜面を登りつつある日々であります。



大陸棚まで出られたら光が見えるんだけどなー。




それにしても、今回よく分かったことは、弓部大動脈瘤置換術というものがどんだけ大変な手術かっていうこと。


心臓血管外科なんて、ほんとよくやるよね。術後、患者さんが生き返るか・・・生き返っても後遺症が出ないか・・・オペするたびに気が気じゃないわけでしょ?www


ICU面会時間は朝と夕方で決まってるんですが、いつ行っても(ほぼ土日も)執刀医の先生がいて、説明してくれる・・・。


あの大手術の後で、少しは休んだ方がいいんじゃないかとこちらが心配するほどでしたが、りん父が(特に体の方の面で)改善傾向になるにつれて執刀医の先生の表情も明るくなっていくのが見て取れますた。


とりあえず、いい先生ではあるみたいです。(笑



では、また大陸棚に到達した頃にノシ。
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とりあえずひどい脳機能障害はないらしいってことは分かったがwww

当直先で、テレビドラマなんかを見ていると、そこの病院の医局の電話とまったく同じ呼び出し音の電話がテレビの中で鳴ったりして、ドラマの登場人物がなかなか電話に出てくれないとずっとこちらの心拍数も改善されないままとなり頼む早く出てくれーっ!!と一人叫んだりする今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。



いろいろみなさまにご心配かけてるりん父ですが、ゆっくりですが確実に回復に向かっているようで、



左上下肢に比べてほとんど動きがなく「麻痺か?」と疑われていた右手も動かすようになり、



処置の時に「いたい。」と言ってみたり、ベッドを起こそうとした先生に向って「・・・上げすぎです。」などとのたまわったりしたんだとかwww



とうとう主治医をして、「どうもちゃんとこちらが言ってることとか分かってるようなんですけど、時々はしらばっくれてるようですねwww」と言わしめた(´Д`)wwww



・・・意識覚醒と同時にキャラ全開>りん父。



いや、キャラが出るからには脳の前頭葉機能も回復してきたってことなんでしょうが、いや、でも正直このキャラ回復した方がいいのかどうなのかwww



昨日はもっと意識がはっきりしたようで、左手指先に巻かれているサチュレーションモニターを差して、見舞いにきたりん母に、「これ何?」って感じで指し示したらしいのですが、


りん母は「それ看護師さんとつながってるからはずしちゃダメ」っていう、確かにそのモニターからナースステーションのモニターにデータが飛んでるってことで事実とまったく異なるわけではないがそれじゃ全然ニュアンス違わないか?という説明をかましたので、


今日当直明けで私が見舞いに行くなり、またサチュレーションモニターを差して、同じことを聞かれますた。


もっとリーズナブルな説明が欲しかったのね。


それにしても他に娘に言うべきことはないんかい。


あとは胸のあたりを指して、「ふがもご」って言うから、何が言いたいのかと思ったら手術がうまくいったかどうかが聞きたかったらしい。


更にはマーゲンチューブを差してしかめっ面・・・。


そうね。前回のラパ胆のオペの時もそれの違和感に苦しんだんだもんね。


でも今回はそこから経腸が入ってますからね。抜いたらただじゃおかないですよ>看護師さんが。




まだ今のところしっかり滑舌よくしゃべれないし、小声なので、何言ってるかは正直分からないんですけど、これ構音機能が回復したらうるさいんだろうな・・・。


ベッドに腰かけさせたり、いろいろリハビリを始めてくれているようなのですが、先生、しゃべる方は彼にはリハビリはいらないと思いますwww

この頃は

*君の事を思い出す時は

何故か必ず笑ってる思い出だけが出てくる

思い出は美化されるものという事を踏まえても

こんな時に思い出しても

やはりいつもと同じように心は暖められる

長く付き合ってれば 楽しい思い出と哀しい思い出がだんだん半々になってくるだろうに

楽しい思い出だけしか出てこないのは

君がそれだけ楽しさや嬉しさだけを与えようとしてくれたからなんだなって今更ながらに思うよ

時が経つにつれて 君の顔や声や 話した内容の正確さは色褪せていっても

向けられた想いの事実は決して消えない

あの頃から恩返しを忘れたままになってるんだけど

その恩を君自身に今すぐに返すことはちょっと難しいみたいだから

とりあえず私の手の届く範囲の 手を必要としてる身近な人から返していこうと思うんだよ

それでいいよね?*





ちょっと更新が間遠になってる今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。


この辺も桜の花芽がだいぶ膨らみ始めますた。


りん父はベッドを起こしてやれば、自分で配膳されたご飯をスプーンですくって食べてます。


食べることだけに関してはリハビリ不要www


ベッド上で身じろぎしたり、側臥位(横向きね)になったりする分にはなんとか一人で出来るくらい筋力も戻ってきたし。


見舞いに行くと、誰と誰が来たのかとか、自分の身近な人間関係はちゃんと分かるようなのですが、


手術の前後の記憶がすっぱり飛んだらしくて、


いつから入院したとか、何日寝てたとか、どこに入院してるのかとか、なんでこんな手足がきかない状態になってるのかとかが理解できずに混乱してるようです。


手術したんだよと言っても、「お腹だっけ?」と言ってみたり、「親父から電話があった」(あんたの親父はこないだ死んだでしょうがww)「あれ?とうちゃん夕飯食べたっけ?」(さっき食べたでしょうがぁぁぁ!!)「S市のオババはなんでお見舞いに来ないんだ」(S市には親戚はいねぇwww)などとまさに失見当識のオンパレード。


それでも、週の初めあたりは車いすに乗せ換えたら「家に帰る」と言いだしたり、トイレに行こうとしてベッド柵を外し、ベッドから転げ落ちて床に寝てる状態を看護師さんに発見されたり、「天井にカエルみたいなのがいる」と言いだしたり、That'sせん妄状態という様相を呈してますたが、



週の後半は、「今日日曜って言ったよな。そんなに経ったんか」「左手より右手の方がきかないんだよな」「え?S市にいるんじゃないの?M市のS病院なの?じゃあ車の鍵はどうしたんかな」(自分の車で入院したと思ってるらしい)などと多少なりとも論理的に自分の置かれた状況を把握しようとはし始めてます。


脳機能というのは、戻ってみて初めてああここまで戻るんだというのが分かるだけで、あらかじめどこまで戻るかの予測はほとんど立たないので、


家族としては「ここまで戻った!!」と喜んでは、「でもここまでしか戻らないのかな・・・」と哀しむ、その繰り返しのような感じです。


特に、私はまだカエルがどうのとか言うのがせん妄状態のあらわれであることを知ってるから落ち着いていられるものの、


医療関係ではないりん母はつじつまの合わないことを一日中言ってる父に付き添ってるのがだんだん疲れてきたみたいwww


家に帰ってきてもそんなこと言ってたら蹴り殺すとか言ってます(((゚Д゚)))


哀しみを越えたら怒りになってきたらしいです。


キューブラー・ロスの死の受容かっ(゚Д゚)ゞ


それにしても、そうしたせん妄状態をいちいち説明し、母が絶望しないように希望を持たせたり、はたまた疲れないように少し気持ちを離させたりと配慮し続けてる私もかなり疲れてるんですけどwww


もうちょっと何とか、非日常的な事柄が起こってもどーんと構えて、多少は一人で受け止める努力ってのはなされないもんだろうかwww


私へのfollowなんてまったく得られてない状況なんだからwww


ま、まぁこの家で私へのfollowが得られたことなんてただの一度もなかったけどね。


およそ父が入院する時点でfollowはするけどfollowはされない状態になる想像はつきましたが、実際1か月近くやられるとこちらもそうそう精神的に余裕のある人間ではないですから、まぁ、その、こうなんと言うか・・・ってだんだんただの愚痴になってきたなコレwww


シとやってることが全然違うじゃん・・・ってこのブログでシと本文が合ってたことはただの一度もないかwww


もともとダークサイドが強い人間ですが、時々「あ、今日は当直か・・・じゃあお見舞いに行けないのも無理はないよな」とどこかホッとしてたり、「どこまで戻るか分からず何度もやきもきさせられるなら、いっそまったくの意識不明で固定されちゃったほうがこちらも覚悟が決まるんじゃ・・・」などとさえ考えたりしたりしなかったりwww


今日明日あたりで全身CTとるらしいです。いったい何が出るやら。


来週はもうちょっと良い言霊でのブログ更新になりますように。


今日のは・・・うーん、せいぜい同じような状況に置かれてる家族がいたら、そんな風にダークに思うのも自分だけじゃないし仕方のない事なんだと思って気分が楽になってもらえたらちょっとはいいかなっていうくらいだねwww


関係ない人にはお目汚しスマソm(__)mって感じですwww
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ツイてないwwwwいや、むしろ憑いてると言うべきか?

「急性膵炎 とやきいも」の検索語で辿り着くことの出来る奇跡のブログへようこそ。



みなさん、お久しぶりです。すっかり世間は春ですね。毎日暖かくて、車の中だと暑いくらい。


この辺も、桜が真っ盛りです。今日もはらはらと数枚花びらが舞うくらいだから、明日のうちの研究室の歓迎会も、花見になるんじゃないだろうか。


りん父に桜の話をしたら、「今年はこれじゃぁ見られないなぁ」と淋しそうにのたまわってますた。


来年また見たらいいじゃん、と言ったら、「来年にはもうないかもしれない・・・」とwww


来年に地球の終わりでも来ない限り桜がないってことはないだろうよ。


ところでりん父、看護師さん一人の介助で車いすに簡単に移れるようになり、トイレも車いすで押してもらっていけるようになり、脳機能もだんだんしっかりしてきたせいか、自分が記憶喪失になってることに気がついてきたらしいのです。


ショックか?と思い聞いてみると、「ショックじゃないが、ただただびっくりしている」とのこと。


そうだろうねぇ。


家を新築したことも忘れてたからね。www


父的にも、「そんなことまで忘れるか?」って自分で自分をツッコミたくなったらしいです。


ツッコミは我が家の伝統だからね。ある意味りん父のキャラは変わってない。


それにしても、記憶喪失なんてテレビドラマでは見るけど、患者さんとしては初めてお目にかかりましたよ。


正確には逆向性健忘っていうんだけどね。


良く話を聞くと、記銘力(新しい記憶を獲得する能力)や想起力(固有名詞や単語を思い浮かべる能力)も少し落ちてるっぽいのですが、それも日がたつにつれて改善しているようです。


そんなこんなで、少しずつ回復しているものの、術後1ヶ月以上たっても歩くことなどはできないでいるりん父に、リハビリ専門病院への転院の話も出ていたりします。


もう何ヶ月かたったら、ふつーに仕事行ったりとかまで回復できる期待ができるようなできないような。


退院して家で普通に過ごすぐらいはきっとできるだろうなというところまでは来てるんですけどね。もうちょっと・・・ですかねぇ。


家の駐車場に長らく置かれっぱなしのりん父カーを見ると、「俺は帰ってくるぜぇぇ!!」という意思表示にも見えるんだけどなぁ。




・・・で、そんなわけで3月の頭から徹底的についてない出来事があったじゃないかと言われればその通りな今日この頃だったわけですが、


4月、うちの研究室にも新しい院生がやってきて、私の外勤先もT病院だけになったり、やくざな当直先とも縁が切れたりして、桜も咲いたし、運気が上向いてくるかな~と何の根拠もなく思ってたわけですよ。


今月から外来でお世話になってるT病院で当直をはじめたのですが・・・。


先週の初当直は、入院したばかりの身寄りのない末期がん患者さんが、りんさんが病院にたどり着くなりいきなり心肺停止www


蘇生むなしく(家族に蘇生するかしないかのお話もできないし、本人の意志も確認できないしでとりあえずやったわけよww)そのまま天に召される。


召されたけど夜の7時。入院のときに付き添ってきた町役場の福祉課の人に連絡も取れない。


院長に連絡したところ、「病院内で一番涼しい部屋に安置し、翌朝一番で役場に電話するように・・・」


涼しい部屋ってwww


まだ4月上旬でよかったねwww


その後も夜中に救急車来るわ、午前3時ぐらいにも急患くるわ。


初日から大歓迎ですた。


で、また今日当直してるわけですが、


3年、県北地区の病院に勤務したりバイトしたりで通いなれたこの寒悦道、


しかもいつもだいたい同じ速度で走ってたのにもかかわらず、


今日初めておまわりさんにつかまりますたwww


後ろからやってくるのに遠目で気づいたので、すかさず走行車線に戻って100km台に落とすも、


そこはもともと80km/hr制限の道だったwww


23kmオーバーでつかまりますた。


マジ走りしてるところを測られてたら今頃一発免停(下手したら90日)でありましたwww


「これからT病院に6時までに行かなきゃいけないんです!!当直なんです!!」って騒ぎ立てたら、おまわりさんもびっくりしてますた。


数々の言い訳パターンを聞きなれているであろうおまわりさんにとってもこれは新しいパターンだっただろうと思うもん。


でも「それは大変なお仕事ですね。」と同情を示してはくれたものの、「ではただちに書類をお作りしますから3分だけ待ってくださいね。」ってぜんぜん見逃してはもらえませんでしたwww


後日警察署に出頭じゃだめですか、って言ってもそれも却下されますた。


自宅の住所を見て、「Tインターから乗ったんですか?」とおまわりさん。


「違います。直前まで大学で勤務してましたからKインターから乗ったんです。」


自宅から当直先に向かうようなのんびりした勤務形態の医者が日本にいるかい。


前に、患者さんの急変で呼ばれて診療所に140km/hrぐらい出して飛んでいく最中におまわりさんに捕まり、後日不当として裁判を起こした先生のニュースを読んだことがありますが、(確か、患者急変などの場合は医者の私的な車も準緊急車両として扱われるという法があったような気がします)、


前医でぎりぎりまで勤務し、次の勤務先へ短い移動時間で飛び回るドクターのことを考慮する・・・というようなことはないみたいなのよね。


医師不足で、お医者さんの仕事は大変だと口では言っても、一般の人の実際の認識なんて所詮そんなもんなんだろうな・・・。


一人の医師がいろんな病院の外来やら当直やらを掛け持ちすることで、医師の数が見かけ上足りるようになっているだけなんだということは、実際医者が身内にでもいない限りどうせ分かりはしないよね。



もちろん、スピード違反自体は当然悪いことなんですけどね。人助けの仕事に行く最中に、人怪我させてたら本末転倒。


しかし実質、朝の8時までM市で当直して、9時にT病院の外来に間に合わせるとかいう事態になることがあるんですが、100km/hrじゃどうにもならないしね・・・。


一番いいのは、医者がスピード違反して当直に向かわなくても大丈夫なようなシステムになること、これだよ。


医局の面々に聞けば、スピード違反で捕まったことのない医者を探すほうが大変かもしれない感じだもの。


それとあと、常に印鑑を持ち歩いてないと、おまわりさんはできるだけ拇印を押させようとするといううわさ(出所はりん父)はほんとだった。www


「印鑑はお持ちじゃないでしょうから・・・」って当然拇印でしょ的な前提で言われますた。


あります!!って言って印鑑を探してたら、「お急ぎでしたら拇印でもいいんですよ・・・」ってたたみかけられた。


でもね、印鑑がないと当直でも困るのよ。いざってときに死亡診断書が発行できない。ww


確かこの前の当直で使ってそのまま白衣のポッケに入ってるはず・・・


そう言いながら白衣を漁る女約30歳におまわりさんもさすがに引き気味ですた。ww


しょうがないじゃない。そういう商売なんだから。wwww



でですよ。若干気分的にもしおしおしながら大遅刻で当直先に着いてみれば、いきなり「昨日誤嚥した患者さんのサチュレーションが70%台から上がりません!!」っていう看護師さんからの上申がwww


しかもこういうときに限って急変時のムンテラってやつが家族にされてないwww


夜に家族を呼び出して、「初めまして、今日の当直医です。ところで挿管どうします?」ムンテラwww


その後、このブログを書いたちょっと前には、「旅行先で初めて精神安定剤を飲んだら、意識がもうろうとして呼びかけにこたえず心配なんで連れてきたい」と電話がwww


それ精神安定剤の主作用だからね?www


さらについさっき医局のPHSの充電器が壊れたwww


PHSを置いても充電されなくなってしまった。


もうね、分かりましたよ。


私に貧ちゃん神さん的な何かが憑いてるんでしょ?コレ(´Д`)


手からいけない電波が出てるとしか思えないよこれ。


だから今日の昼間も、SDS-PAGE用のゲルがなぜか固まらなかったのよね。




今私がすべき緊喫の課題はどう考えてもお祓いwww


もしくは滝に打たれながらの禊www


いくら暖かくなったとはいえ、まだ滝は寒すぎるだろ滝はwww

たまには啓蒙活動でも

遅ればせながら桜が満開の県北地区からこんばんわ。


桜が2度楽しめる、お得な外勤となっております。皆さんも、県北地区で医業いかがですか?


今日はりん父の転院で朝からばたばたしてたため、今日の夜はあまり引かない当直であってくれという切実な願いが届いたのか、落ち着いた木曜の夜であります。


そろそろ凍直という季節でもなくなったしね。広い医局でも、寒くないよ。淋しいのは一緒だけどねwww




今日のネタは先週の外来風景から。


そう言えばりんさんも医者だった(しかも内科医だった)ということを思い出してもらうためにも(爆




5時の外来終了間際に駆け込んできた20代半ばの青年。


健診で引っかかったと言うことでの受診です。


「こうじょうせん・・・とか言われたんでつけど・・・」


この科白は実際は耳で聞いたわけですが、明らかにひらがなでしゃべってる風な発音です。


目の前に座った青年は明らかにひょろ長い。首・・・の下半分がメタボおじさんの下腹部もかくやというほど腫れているwww


「ちょっと運動したりすると疲れて、ドキドキするんですよね。」


なるほどね。


もしかしたら、食べても食べても太らなかったり、下痢しやすかったり、汗かきだったりしませんか?


「あー!そうですそうです。どんなに食べてもすぐ腹が減るんですよ。って、何で分かるんですか?」


分からいでか。典型的症状ですぜお前さん。


両の手のひらを上に向けてもらって、その上に紙を乗せると、しゃわしゃわしゃわ・・・と紙がふるえまつ。


字を書くとき手がふるえませんか?


「はい。そう言えば。」


ところでその症状はいつからですか?


「高校生ぐらいからです。」


なんとぉっ( ゚Д゚)


変だと思わなかったでつか?


「はい。体質だと思ってますたwww健診で言われて、初めて気づきました。」


そこで体質結論かい( 。A。)


はっ。まさか・・・。


まさかとは思いますが、その首の腫れに気づかなかったとか・・・はないよね。まさかね。だってのど仏より前に出てるもんねぇ。


「全然気づきませんでした。」


ってえぇぇぇぇぇ(´Д`)


そんな、ウイスキーボトルを一本縦に丸呑みした直後みたいな喉して気づかんって言うか!


周りからも指摘されず?


「はい。」


友達がみんな本人同様細かいことは気にしないのか、他人の身体的特徴をあげつらってはいかんという気遣いの人ばかりなのかwww


この際その気遣いはむしろ逆効果だからね。


採血での甲状腺機能と、心電図と甲状腺エコーを取って、念のため激しい運動などは避けるように話をして次の予約を取りますた。


TSAbを見るまでは何とも言えませんが、Basedow病etcによる甲状腺機能亢進の典型的症状だよね。


それにしても、甲状腺の病気って一般の人はそんなに知らないものなのか?


って今週初めまでは書こうと思ってたんだけど、この前のモッチーしゃんのコメント見てやっぱりそうなんだって納得したよwww


内科外来では時々診るから、そんなに珍しい病気ではないと思うんだけど。


内分泌疾患って一般の人の認知度で言ったら地味だよね(涙


知らなければ、ひどい症状に長く苦しんだり、時々死にも至る大事な病気なんだけどね~www


日本内分泌学会も、ホルモンとはなんやねんとか言ってないで、自分の症状と当てはめて、「私この病気かも!」と気づいた患者さんが内分泌科医の専門医を受診できるような啓蒙的なホームページにして欲しいよwww


青年が、新たにどっと仕入れた内分泌学の知識を頭からこぼれ落ちさせながら外来を後にした後、しみじみと看護師さんが言いますた。


「170cm49kg・・・羨ましい。」


あぁた、そんなに羨ましければ厨国直輸入のダイエット薬これあるよ。



でも確かにねー。身長が20cmも違うのに体重が数kgしか違わないってちょっと哀しいものがありますよねー。


最近、スーツを買いに行ったら号数が変わってたり、ブラ買いに行ったらトップサイズはそのままでアンダーだけサイズアップした(つまりAとかBとかのカップサイズがワンランク落ちた)身とすればねー(切実。


Eカップのままなら「いや、これは胸が大きいんだ。きっとそれだけだ」と自己催眠にかけられたが、何かDカップに落ちると「やっぱ土台が太いだけじゃね?」って思うというか何というか・・・


あれ、話が逸れてるぞ。


まあ、だからといって外来にあるチ○ーヂン飲もうかなとは思わないわけでwww


甲状腺機能亢進は、ひどければ行き着く先は心不全、不整脈といった致死的な病気に到るので、このページを見た皆さんだけでも覚えて帰ってね♪




んで、このところいつも心配おかけしてるりん父ですが、はい、手術した病院から今日リハビリ専門病棟のある別の総合病院へ転院となりますた。


りん父を転院させるにあたって、自分のいる研究室出身の先生がいるところへちょっとだけ(いやかなり?)コネを利用www


胸部大動脈瘤はばりばりの外科疾患だったので、自分が医者やってることのアドバンテージは今までほとんどないに等しかったわけですが、ようやくここでちょっと活躍したような(笑


研究会とかで数回お話ししただけの先生にコネクションをとったわけですが、電話一本でスムーズに先方のソーシャルワーカーさんに引き合わせてくれ、トントントーンと話が進んで、リハビリ病棟が開かないうちは内科病棟でどうぞということで本日転院の運びに。


早かった。医者同士のコネクションの強さに、非医療関係のりん母はドン引きしてた。
(まず病診連携室で茶を出されたことにビビってたwww)


私自身こんなにコネがきくとは思いませんでした(笑


いや、もうほんといろんな人からの手助けに感謝するばかりです。


人の繋がりって大事なんだね。普段もっとそれを大事にしろよという声が聞こえてきますが、繋がりに感謝する瞬間はそう思うんだけど、気がつくとおろそかになってるんだよなぁwww


父も心機一転、リハビリ頑張ってみようという気になったようで、今までお世話になった病院さんの方には、「いつか歩いて元気な姿を見せに来ます。(お礼に布団持って)」などと言ってますた。


後数ヶ月、がんばれ、りん父。





んで、学会のスライドですが・・・


実は、水曜に、ちゃんと大学からパソコンを持って帰って、りん父の見舞いから帰ってきた後家でシコシコ作ったんですよね。


ですが、今日午後大学に来るとき、ものの見事に家に忘れてきたwww


あとfigure一枚、スキャナで取り込んで画像を貼り付けるとこまで出来てるんですが、今日凍直で明日外来となると金曜の夜までパソコンを取りに帰れない。


というわけで、どうあってもできあがるのは金曜の夜ですwww


6月にアメリカであるENDO(アメリカの内分泌学会)へのregistrationも、オーベンに言われてやっとやったりwww


いろいろご迷惑をおかけしております・・・とほぼブログ上で業務連絡www
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本邦でもしばしば確認される重度のホンヨミタイチュウ症の一例

当直先でシャワーを浴びようと、深夜オペ室脇のシャワー室へ出入りしたら、夜勤の看護師さんに怪奇現象と間違われたドクターの運営する奇跡のブログへようこそ。



看護師さん:「オペ室近くの患者さんの検温で、病室に入った時は確かにオペ室前の廊下の電気がついてたのに、検温終わって出てきたら廊下の電気が消えてるんだもん!!怖かったんですよー。何の物音もしないのにひとりでに電気がついたり消えたり・・・」



そんなバカなwww



当直医の存在がいかに病院内で影薄いかを物語るエピソードです。


急変が起きるまでの間だけの薄さなんだけどね。www





さて、学会も終わりまして、りん父もあと数日でリハビリ病棟に転棟の予定になり、手すりにつかまりながらてくてく歩いてたり、テレホンカードで家に電話をかけてこられるくらい脳機能も戻ったりして、かなり気分的に暇に。


もちろんこれまで滞ってた実験をやれ。やりまくれ。って話なんですが、それとは別に、このつれづれ感がありながら、実際どこかへお出かけしてストレス発散するまでのことはできないこの状況で、今何故か無性に本を読みたい。



突如読みたくなるバイオリズム的なものがあるようです。暇つぶしするならゲームするとかでもいいはずで、やりかけソフトややってないソフトもいくつか平積みしてはあるんですが、そちらに触手が伸びず、ともかく製本されてる何かを読むことがしたい。


とりあえず、学会場で売ってる教科書を、最終日に2冊くらい衝動買いしてきますた。


類似薬の使いわけってやつと、10分間診断マニュアルってやつね。


題名で持ってかれますた。10分間診断マニュアルは研修医、レジデントクラスの間ではそれなりに名が通っているようですが。パラパラっと読みましたが、読み物としても辞書的に使うにも、簡潔にまとまってて、値段も手ごろで厚みも手ごろで悪い買い物ではなかったようです。



あと、この前読売新聞の書評を見てたら、珍しく自然科学系の本の書評が出てたので、それも気になっております。


「自己デザインする生命」というのは、ダーウィン進化論で一見すると説明つかないように見える、予定調和的な進化が起こる理由を、いろいろ新しい見地で見ていく、そんな本らしいでつ。



ダーウィン進化論って、生命が単細胞生物になった頃以降の進化は何とか矛盾なく説明できるような気がするんだよね。


でも、ずっと考えていたのは、DNAという物質に設計図がかかれ、それに基づいてタンパク質という構造材が作られる、この生命の基本形態が作られるようになったきっかけはダーウィン進化論ではいけないのではないかという疑問。


DNAというのは設計図で、それにかかれてないとその通りのタンパク質は作られないわけですが、問題は、そのDNAを複製したり作りあげたりするのがタンパク質だということ。


つまり、この2つの要素からなる系は、ある日突然、タンパク質とDNAという材料があらかじめそういう役割をもつように、同時にそこに存在したのでない限り始まらないような気がするんですよね。


鶏が先か、卵が先かの議論のようなアレですがwww


その疑問に、少しでも答えが出る、そんな本だといいなー。




「生き物たちは3/4が好き」は、1/fゆらぎに次ぐ、自然界に共通する数学的な法則、3/4乗側について書いてある本らしいです。


偶然なのかもしれないし、必然なのかもしれないですが、ともかく知的好奇心を満たしてくれることは間違いなかろう。


数学が大の苦手なくせに、なぜかフィボナッチ数列みたいな、美しい数字の法則が昔から好きだったりします。んが、


「博士の愛した数式」とかの流行り具合を見ると、これは自分だけに見られる性質と言うより人間に普遍的に存在する性質なんではないかな。




GWはインドアに過ごすベ。


まずは紀伊○屋に・・・。


考えてみれば、6月のENDO(アメリカ内分泌学会の学術総会)のために、ワシントンDCの観光ガイドも買わなきゃだし、それよりなにより、7月の内科学会認定医用の試験問題集を買わねばならぬ・・・か?ww

近況など

新聞の書評欄に、「経済学的見地から現代医療を切る」的な本が紹介されてて、「医者不足というのは嘘」みたいな結論がありまして、その理由が「本当に医者不足であれば、医者一人当たりの労働単価が高くなるはずだがそうなってない」というのを読んでぶっ飛んだ今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。


忙しくなればなるほど、診る患者の数が増えれば増えるほど、医者の給料が上がるシステムになってれば、誰も大学医局や市民病院、あるいは人手不足の科から逃げ出す訳が無かろう。


医者は最低でも一定の額の給与がもらえる代わりに、実力とか実質的な病院売り上げへの寄与とか後輩の教育への尽力とかに合わせて給料が上がったりする能力主義からはほど遠いところにいるんだよ。


ほぼ、卒業年数に合わせた相場で給料が決まってんの。


んで、開業医の方が、よほど閑古鳥が鳴いてない限りもうけられるシステムになってんの。


それで、元々の相場が高い都内に逃れるか、少し払いの良い、胃カメラとか心カテとかそういうのばんばんやって儲けてる病院に流れるか、利率の良いバイト医になるか、開業しちゃうかして、ほんとに患者の皆さんが行きたがる公立病院とか、大学病院から医者(特に常勤の)がいなくなっちゃってんの。


経済の第一人者とおぼしき人でも、このくらいしか医者の給料形態のことについて知識がないのかと思うともはや隔世の感ですよね。


人道という、資本主義とは最も相反する概念への縛りが人一倍大きくなる医療という市場で、中学校の政治経済の教科書に書いてあるような、需要と供給でモノの単価が決まるという単純な構造が成り立つと思う方が素人目に見てもアホだと思うがどうなんだろうか。


ま、まぁ書評だけ見て本そのものを見てないでモノを申しているのではありますがwww


結局、お金が欲しい訳じゃないんだよね。医は仁術、とはいえ、お金という形で自分の努力が評価されてる実感がなければ、努力し続ける気力が続くわけがないのは医者だって他の職業だって同じ、というだけなんだと思うんだけどねー。





んで、一応、りん父のこと。そう言えば最近、あんまり書いてないし。


りん父はまだリハビリしてます。立ったり座ったり、歩いたりはほとんど苦労なくやれるようになりますた。今は階段昇ったり、ぺたっと床に座った状態から立ち上がったりなどの練習中。


ゴールデンウィークだったため、休みを取っていた本来のりん父担当の作業療法士さん(OTさん)がやっと出てきてくれますた。


話によると、なんとあと1ヶ月もすればふつーに戻るらしいよ。記憶喪失とか、記銘力低下も含めて。


記憶を失ったというより、低体温、循環停止に置かれたとき、脳が一時的に動作停止し、再潅流されて再起動したときにメモリの読み出しがうまくいかなくなってしまったようなものなんだそうです。


読み出しの訓練を積むと、また元通り記憶を読み出したり、書き込んだりできるようになるそうです。


あー、記憶ですか?戻りますよ。


ってあっさり言ってますたwww


私でもなかなかそこまではっきり患者さんに治りますって宣言しませんよ?(;゚Д゚)


よほど症例経験豊富なOTさんなのでしょうか。確かに、おだやかで優しげですがそこかしこにベテランの貫禄を感じます。


10分くらい、おしゃべりしながら手の関節をもんでたなー、と思ったら、「はい、指が曲がるようになりましたねー。」って、え、さっきまで握り込むことが出来なかったりん父の右手のPIP、DIP関節がぎゅっと握り込めるまでに曲がってる!!( ゚Д゚)マホウカ!!マホウナノカ!?


手足のリハに関しても、山も登れるまでにしましょうよ。って軽く言ってますた。


あんまりぽんぽん治る治るって保証されるので、喜ぶりん母尻目に、私の方は面食らってますww


ま、まぁ治るならいいか。


このOTさん、この秋に結婚予定なんだそうです。(それでりん父ほっといてゴールデンウィーク中休んでたのね?#゚Д゚)


りん母曰く、「結婚前で私生活も昇り調子な人なら仕事もノリノリでうまくやってくれるに違いない。」


そこの読みですかwww


しかし、言われてみると、昔取った山の写真(りん父が自分で取ってるんですが)などを見せると、「何かここ行ったことあるような」なんて徐々に記憶がよみがえっているようですし、昨日やったことやさっき言われたことなども前ほどひどく忘れないようになってきているような気もします。
(ま、まぁ普通よりはよっぽど忘れてしまうんですけどwww)


車の運転を始める前には、教習所までOTさんが付いてくることをやる病院もあるんだそうです。


リハビリ・・・はっきり言ってすげー。半端ねぇwww


リハビリの処方は時々出してますが、本格的にやるとそんなにすごいんだっていう実態を初めて知ったよ。


今りん父のいる病院では、40人近いPT/OTがいるらしく、中には事務的だったりダルくてやる気なさそーなにーちゃん的な人もいますが、ほとんどは一生懸命親身になってリハビリを支えてくれる人ばかり。


好きじゃなきゃまずそもそも選ばない職業だもんね。


よく考えたら、医者増やすより、こういう人増やす方が先じゃね?

人の記憶力は

細胞の膜分画を取りながらも、頭の中はずーっと



「もすかうもすかう、ゆ~め見~る~アンディさん♪おっっさんですかシャアですか、おっほっほっほっほっ、ヘイ♪」



ってなってた今日この頃ですが皆様いかがでしょうか(涙



ラボの廊下で少し坂になっているところがあるんですが、そこが本日ワックス塗り立てになってまして、



吉本的にかなり古典的な感じで滑りまして、



on iceにして持ち運んでいた超遠心後のサンプルに氷がinしたよwww



せっかく収穫したpelletがwwww



それでも、「だ~いじ~な~一寸法師、なっくしたら大変よ、あっはっはっはっは、ヘイ♪」



って〆てました。(マテ>私の頭の中。





それにしても、だいぶ昔流行ったものなのに、よくちょっと動画を見ただけでこんなに歌詞をフルに覚えているもんだ・・・とわれながら感心したわけですが、



そこで思い出したのが、りん父の担当OTさんのお言葉です。



「記憶障害というのは、記憶喪失という言葉から連想されるように、記憶が脳からすっかり抜けてしまうわけではないんです。むしろ、メモリーの読み出しに障害があって、覚えているのに思い出せない状態なんです。」



という言葉。



あー、そのとおり、しばらく使わない記憶だから思い出そうとしてなかっただけで、忘れてるんじゃないんだね。人間は。



その言葉通り、That's記憶障害とも言うべき状態だったりん父も、時間をかけることで自宅を建て直したなどの大まかなことはちゃんと思い出し、りんの携帯番号の覚え方の語呂などといった細かいことも思い出せるようになってきて、



おかげで明日(つーか今日か、)退院の運びとなったわけですが、



何で私は可塑性が高くハイスペックにできてる人間の脳機能をもすかうごときを思い出すために使っているのでしょう?



いいのか、こんなことでwwww

安静に勝る薬なしww

昨日はステロイドを減らしていないのにもかかわらず朝から耳鳴りwww


考えられる原因は、天気が下ったか、前の日の午前3時に起こされたからかのどちらかでしょう。


午後10時頃に、Saturation(ざっぱーに言って、動脈中の酸素の量)が下がって苦しがっているというCOPD、心不全合併のおじいちゃんに、レントゲンを撮ったり、EKGとったり、尿量少ないのに行き過ぎてた輸液を絞ったり、酸素を投与したりなどの指示を出したのでつが、


なぜか看護師さんが、午前3時ごろに、Saturation上がってきました、本人は胸痛は同じようですが呼吸苦はなくなったようです、尿量は相変わらず200mlのままです、と報告してくれたんだよねwwww



ご丁寧にどうもwwww



REM睡眠に相当していたのか、いまいち電話の内容よく覚えてないんだけどね。


そんなこんなで、翌朝になったら耳鳴り再発ですゎ。


まぁ、それ以外に午前1時ごろまでブログテンプレートのCSSをいじってた自分も悪いのですがwwww





・・・どうやらステロイドにはあまり関係なく耳鳴りが増悪するらしいことが分かりますたので、ステロイドはそのままで、昨日は早く就寝。


今日は10時頃まったりと起きてきて、午後にたるく膜分画をとる実験だけをやっていたら、徐々に耳鳴りが気にならなくなってきますた。


安静SUGEEEEE(;゚Д゚)


ただし、ほとんどデフォルトで耳鳴りがするせいか、耳に集中すればいつも耳鳴りしてるような気がする・・・いやこれは気のせい?むしろ解離性障害的な何かで耳鳴りの存在を無視しようとしている私がいる?っていうか鳴ってるの?鳴ってないの??誰か決めてくれ~(´Д`)


みたいなアレもあるんですがwww





しかし、安静の威力が分かったところで、まさかに当直の時、「耳鳴り悪くなるんで午後12時から翌朝8時までは起こさないで下さい」なんてわけにはいかないしwww


いやでしょ、そんな当直医のいる病院wwwww





ですが耳鳴りは医師法第19条に書かれている、応召義務に応じない正当な事由に相当するのかとか考えてみたり(マテ


あんまり耳鳴りしてると、聴診器でstridor(気管に痰とかつまってるときの、ごーっていう音)とか、血圧測る時のKorotkoff音とか、やっぱり低音系がちょっと聞き取りにくい気がするんですよねwww




完全に聴力を失ってもできそうな医者の仕事って言うと、画像診断(CTとか、MRIとかの写真を見て、診断する読影医というやつ)ぐらいかちら・・・




医者は基本医者以外の仕事には今更なれないからな・・・。



などと真面目に考えてみたりする今日この頃です(ワラ






で、アクセス解析を見ると、けっこう「難聴」とかはたまたりん父の「大動脈瘤」などで流れついてくる人が散見されますので、サブカテゴリとしてまとめてみますた(・∀・)


自分も、りん父が眠り姫だったころ、g○○gleでよく検索語放り込んでブログとかに書かれてる症例を見ては参考にしてたもんな。


けっこう大動脈置換術後で目覚めない人って多いんだなとか。


あくまで一症例からの経験が書かれているだけで、しかも主観的でまったく系統だっていないシロモノですが、まぁたまたま辿り着いた人が多少なりとも参考にできるようにwwww





んで、そのりん父ですが、退院してまだ家でプラプラと過ごしております(笑


今日久しぶりにオーベンに問われて、そういえば最近自分の耳のことばかりでまったくりん父のこと報告してねぇなwwwと。>ひどい娘


りん母とリハビリに通っておりますが、退院した当初、6月初めはいろいろ日常のことも忘れ去っていたのか、ふとんを敷こうとして掛けぶとんの上に毛布を重ね、さらにタオルケットを重ねるなど寝具製造業を生業としているとは思えないような所業を始めたりとか、


はさみのしまってある位置、爪切りのしまってある位置など何度説明しても覚えられず、引出しを端から開けて探してたりとか、


話も同じような単調な内容で、KYに繰り返すためりん母がうんざりしたりとか、


携帯のメールの打ち方もなかなか覚えられなかったりとかでしたが、




日が経つにつれて昔やってたのを思い出したのか記憶が定着してきたのか、


細かい記憶がいい加減だったり、少し物覚えが悪く、ものの名前とかが思い出しにくそうかなー、という以外はほとんどふつーに見えます。


退院した直後は、テレビも見たがらなかったですが、最近は昔よく見ていたクイズ番組やバラエティ、「相棒」とか見てるし。


一番記憶の飛んでた、手術1~2年前によく見ていた韓流ドラマも、「チャングムの誓い」と言えば「料理人から途中で女医さんになったドラマ」と概略を思い出せるようになりますた。




もう少しすれば、車乗ったりとか、会社で働いたりとかくらいはできるんじゃないかという感じでつ。


一応、車に乗り出す前に、教習所に行ってもらいますがwww


高齢者の認知症検査みたいなのの、高次脳機能障害者版ってあるのかちら?


乗っていいのかどうか判断するのは難しい問題ですわなwww


リハの担当医には、退院後運転は控えてくれ的なことを言うので、どこで乗っていいと判断したらいいのかつっこんで訊いたら、「それは最終的にはご家族に判断してもらうしかありません。免許を取り上げるかどうかの医学的判断は医師は行ってないし、行政的にも脳機能障害などを理由に一度許可した免許を取り上げる制度はないからです。」とごもっともなことを言われますたwwww





リハビリの先生が、記憶障害に対する訓練をご家庭でも、というので、最近はりんさんの今日の実験予定を朝に覚えさせて、夕方復唱させることをやっております。



「今日は細胞から取り出したRNAを、夕方Arrayの検査業者が取りに来ます。」



「あ、あーるえぬえー!?」



「DNAの親戚です。」



「でぃ、でぃーえぬえー・・・」




・・・今客観的に見直して、ふつーの人に対してもこれは覚えろというのが難しいかもしれないwwwww






携帯を新しくして、昔の携帯に、まだ父がオペを受ける前の脳機能がふつーな感じのメールがたくさん残ってたわけでつが、


これをせっかくだからと新しい携帯に移そうとして、移し方が分からんくて挫折したwww


でも、まぁこれは神様的な何かが、昔を偲ぶのではなく、新しいりん父との関係を築いて行きなされと言っているのかなと解釈してみたわけですよ。


もっとも、最近のりん父メールはふつーに女子高生並に絵文字とかが満載されててかなり昔に近くなってきたため、杞憂に過ぎなかったようですがwwww


キャラって変わんないもんだよねwww







さて、そろそろ超遠心が終了した頃かな。

びっくらこいたべwww

当直室からこんばんゎ(・∀・)ノシ



なんだよ、こんな時間に、急患に呼ばれたんでもないなら早く寝ろよ!また耳鳴りすんぞ!!と言われそうですが、別に本を読んで夜更かししてるわけではありません。




寝ようと思って、医局のトイレに入ってたら、いきなり電気が消えたんですwww



もうね、真実の闇。



同時に、エアコンの音も消えたwwwww



PHSの液晶のところの明かりをたよりにがんばってトイレから這い出しまして、



ほぼ手探りでテーブルの上の携帯をつかみ、スポットライトを点灯。



医局全体も、まっくらでパソコンの電源も落ちてます。



1分ほど、ぼーぜんとしますた。



なにこれ?(・∀・)なんのプレイ?



窓の外で一瞬光がひらめきます。



雷か・・・。



りんさんの生まれ育った地域では、雷は名物な為(いや、ろくな名物じゃないですがww)、しばしば変電所に雷が落ちて地域一帯停電なんてのは毎年夏に1回は必ず起こる風物詩みたいなもんですが、



それにしても当直中の病院で停電したのは初めてでつwww



中越地震も、岩手・宮城内陸地震も、起きたときは当直・日直中ですたがwww



病院なので必ず自家発電があるはずですが、それでもはたと思いついて病棟のレスピレーターたちをcheckしに階下に降りますた。



見事に全棟停電してまつwwwそれでも非常口の電気がついているので医局よりはましですたが。



看護師さん達が懐中電灯を持ってウロウロしてまつ。



幸いにして、レスピレーターはなんとか動いてますが、レスピによっては低電圧エラーを鳴らしているやつもいる。



「私、長年ここで勤めてますが夜勤中に停電になったのは初めてです・・・」



わたしもだよ。



「中越地震の時は準夜でしたが・・・」



ナカーマ(ノ´∀`)ノヽ(´∀` )ノ



普通変電所等で停電した場合は即急に回復するのが常ですが、10分くらいたっても真っ暗なまま。



窓から外を見ると地域一帯まっくらです。



いや、単に田舎で真夜中なせいかもしれない。www



でも国道の街灯も消えてるから、やっぱり停電みたいですねwww



LTV10台強を支えて自家発電がどのくらい持つのか、古株の看護師さんがみんなに詰め寄られてへどもどしているうちに無事復旧しますた。



どーしてこぅ何も起きない当直にならないのでせうかねー(トオイメ









あ、そうそう、りん父は退院直後は車の運転を止められてたのですが、(右不全片麻痺と判断力低下と記憶障害を危ぶまれて)、通院リハビリの成果か、最近は傍目から見るとほぼふつーのように見えるくらいまで回復したため、再度車の運転をしてみてはどうかと勧められたのであります。



まだ時々、朝話してた話の内容をその日の夜に忘れたりもしてますが。



入院中にもらったお見舞いのお返しをしなきゃとか、何をいくら返すとか、そんな話しも辻褄の合うように出来るようになっております。(退院直後は、これがまぢで理解できなかったのですwww)



んで、いきなり車の運転をし始めるのも何なので、とりあえず、県の交通安全センター(免許の書き換えとかするとこ)へ行って、運転適性検査というものを受けてきますた。



どこの県警交通課でも、手足の麻痺などの障害を負ったとか、てんかんなどの意識消失発作する病気があるとか、最近では認知症になりましたなどの、運転にいくばくかの支障がありそうな病態の場合、運転適性相談というのを受けることができるんだそうです。



うちの父の場合は、病院のOTさんにだいぶいろいろ手配をしていただいたので、我々は予約時間に現地に行って病気の状態(術中の脳低灌流によると思われる一時的な脳虚血とそれに伴う術後の脳梗塞様症状)を話すだけでことがすみますた。



片麻痺が出たことを告げると、脳梗塞後の人用のルーチン検査と思われる、ブレーキやハンドル操作などの手足の運動機能と、注意力・判断力・ごく短期の記憶力、を試すようなゲームのようなテストが行われました。



これから受ける人のヒントになるといけないので詳しくは書きませんが。



最後のテストとかかなりすばやい判断力が試されるようなアレで横目で見てるりんさんでも結構集中しないと正解できなさそうですたが、りん父はなんなくクリアしてますた( -。-)-3ホッ



あとは教習所のペーパードライバー講習みたいなのを受けて練習した上で路上に出てください、との担当のおまわりさんの話しでしたので、



近くの教習所で1時間ほど回って、教官に「だいじょぶそうですね」と言われて終了。



ネットで脳梗塞後の方の自動車運転について調べたところでは、けっこういろいろな困難さがつきまとうような書き方をしている人が多かったですが、りん父がほぼ完全に回復していたからなのか、それともりん父の障害が左脳機能を中心としていて、車の運転にはもっぱら右脳機能の方が重要だからなのか、あっさりとクリアしたっていう印象ですた。



ともかく、車が運転できないと仕事にも行けないようなど田舎ですからね(笑



昨日今日ははりきって仕事に行ってます。手術前はいつでも辞めてやる的なことを言ってましたが、いざ病気などで仕事に行けなくなると、急に行きたくなるものみたいです(爆



とりあえず、わたくしとしては、元通り稼いできていただければ何の文句もございませんがwww



そろそろ、りん父シリーズをブログにうpするのもおしまいかちら。
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