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いやはやwww

関東在住の皆さんはご存じの通り、ものすごい揺れでした。史上最大のマグニチュードがたたき出されたらしいですね。皆様、ご無事でしょうか。私は(もしかすると残念なことに?)ぴんぴんしてます。



コロンビアの留学生さんいわく「コロンビアでも地震はあったけど、こんなに何度も繰り返すのは初めてだし、自分人生史上最大」とのことですたが、ごめん、地震国日本に生まれ育った私でも自分史上最大だったよ今日の地震はwwww




起きたのはちょうど外来で健康診断の方の診察をしてるときで、首を触診しながらぐらぐらぐら・・・と来たわけです。地震国に生まれ育った我々は、一回くらいぐらぐらしても、ちょっと動作は止まるけど、すぐ何事もなかったかのように診察する人、される人に戻れるわけですが、今回はさすがに二人して腰を浮かし、いつまでもやまない、むしろ徐々に強くなってくる揺れに、「・・・つ、机の下(診察机ね)の下に入ります?」「そ、それより外出ましょうか」なんて言って、外来待合の浮足立った患者さんたちと、キャーキャー言ってる外来看護師さんと、「すごいねー」といついかなる時も飄々としていらっしゃる脳外科の先生などとともにお外へ避難したわけです。



待合の患者さんの中には、気の毒に労作時息切れを主訴に来院され、長椅子にしゃがみ込んでいた肺炎のおばあちゃんもレントゲンと採血の結果待ちをしていて、ぜほぜほ言いながら、看護師さんに両脇つかまれて避難させられてますた。


病棟の方は大丈夫だろうか、今日はまさか上で整形の先生とか院長とかがオペをやってるんじゃなかろうな、などと思いつつ待っていると、院内の電気の点滅を合図に、一番目、二番目のひどい揺れは収まってきて、みんなでぞろぞろ外来に戻りますた。



待合のテレビはすぐに地震速報に切り替わり、津波警報が出されています。そう言えば、昨日だっけか?一昨日?も東北地方に津波の恐れとかニュースしてなかったっけ?



診察を再開するものの、なぜか患者さんの首を触診するたびに余震でぐらぐら。健診の患者さんたちも内科診察が終わるとほうほうの体で速攻帰られます。



そのうち、待合からわーとかいう声が聞こえてきて、看護師さんが「先生!先生も!!」と謎の叫び声をあげて私を呼びに来ますた。



テレビでは、ちょうど津波がさーっと沿岸の車や建物をなぎ倒していく定点カメラの映像で、我々は医者も看護師も患者さんもなく、ときどきくる余震に自らの体を揺らしながら、ただただ口を開けて呆然とその場面を見つめることしかできなかったのでした。



津波はペンギンの群れみたいに次々とやってきて、しまいには防風林のこっちが海なのか、反対が海なのか区別のつかないような映像になってきました。



これはえらいことだ・・・( ゚д゚)



幸いにして、うちの県は海がありませんので、津波の心配はなかったし、病院はオペ日でもなく、4階の物置で山のように積まれたおむつとかがひっくり返ったくらいの被害でけが人もなく、外来患者さんも当たり前ながら受診が済むとすぐお帰りになり、後は看護師さんと引き続く余震に震えておりますた。


そして、ケータイで情報を検索されていた脳外科の先生が声を上げますた。「電車が止まってる・・・」


聞けば、高速も止まっているのだとか!Σ(゚Д゚;エーッ!


外勤先の先生方は、都内から来ている先生が多いので、みなさんはい、帰れない!



看護師さんは、「どうせだから先生方みんな当直してけば」くらいなことをゆっておりますたが、少なくとも私は連泊じゃまいかwwwww


各先生方、(当直の打診をされる前に?)さーっと近くの温泉地の旅館を取って引き上げてゆかれますた。院長は理事長先生のいるご実家へ。は、早い。撤収早い。



準夜の入りで来た看護師さんや、お子さんを迎えに行ったお母様看護師さん方から、17号は高速通行止めで下道に降りた都内ナンバーの車であふれかえっており、しかもN市の南の細い崖道(この前雪の写真撮ったあたり?)でがけ崩れが起きたらしいなんていう情報もありまして、しかし県北地域からM市方面へ帰宅するのに高速も17号も使えないなんて完全に詰んでる!!!


地元のスタッフに教わって、T町からT川を渡って、天文台で有名なT村へ抜け、K持山のふもとを回ってS市へ抜ける道をとことこゆきますた。



昨日はオーベンに、「よい誕生日当直を☆」とか言われてたのに、夜中の1時ごろ呼吸急変の肺炎患者さんの挿管ムンテラしてた時にはまさか翌日がこんな騒ぎになるなんて思ってもみなかったですよ。



あす以降、続々と被害の様子がニュースで伝えられるのでしょうが・・・



NZ地震の衝撃はすっ飛びそうだね。



うちのラボテックさんの実家が仙台で、全然つながらない電話に、しくしくされてたそうです。


みんな何事もなければいいのですが・・・。



うちの県でもO市以西が停電だとか。整形の先生の病院は全停電してたとのことで、透析病院などどうしてたのか気がかりです。


しかし地面が揺れる脅威にはもぉひたすら祈るしかないねぇ・・・。



コロンビアからの留学生さんは、部屋がめちゃくちゃになったのと、また余震があってすぐそばを通ってるガス管が爆発したら(´・д・`)ヤダとのほとんど杞憂じゃないかそれ的な理由でホテルへ行かれました。



ラボも停電してはいないけれどガスが止まっている・・・。


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一夜明けて

ある程度予想はしていたことながら、ニュースが新しくなるたび死者行方不明者の数が増えていきますね・・・。


海岸に200人から300人の遺体が流れ着いているとか、テロップで流れるとあっさりですが、実際光景を見たらとてつもない凄惨な状況かなと。もちろん放送はできないでしょうがwww


さすがのシーシェパードも、いるかさんやくじらさんが座礁して数十頭岸に打ち上げられている光景と、人間の遺体が200体流れ着いている光景とが等価だとは言わないでしょう。



はからずも本年度のニュース・報道写真、動画のNo.1になりそうな、津波が家々を押し流していくシーンだとか、もうもうと燃え上がる市の様子だとか、家々の土台だけが残った泥の平地に電車とかトラックとかがれきとか散らばってるだとかの映像ばかりで、りん母はとうとうテレビをぷつっと止めました。



自分自身は東北にあまり知り合いはいないのですが、特に仙台出身のラボテックさんのご家族とか、無事を祈るばかりです。電話が不通のため、災害救助の情報とかのやりとりに結構twitterが役に立ってるみたいですね。
産婦人科の有名ブロガー先生のところなどでは、医療相談をtwitterでやってる先生がいるという情報が書いてありました。



昨日の内にCNNやReuterでは一面トップみたいな扱いになってて、海外でも未曾有の災害として大きく報道されているようです。アメリカに留学中の先生方からお見舞いメールがやってきました。




福島の原発も爆発したとかでかなりやばいみたいですしね・・・。Reuterでももう日本の原発がやばいというニュースになってました。



放射能に対しては、とりあえず時間、距離、遮蔽でしょうか。コンクリの建物、最低でも何かの建物内にしばらくこもってた方が良さそうです。



爆発直後の原発周辺放射能は、約1000uSv/hrということで、つまり1mSvですけど、CT検査が一発で10mSvくらいと言われてますから、10時間原発のそばに居続けてやっとCT検査一回分位の放射能を浴びるくらいに当たります。


もちろん、少しでも浴びない方がいいのですが、放射能ですぐ死ぬような、原爆のような強さよりははるかに少ない。避難する時間も、建物に隠れる時間も、十分あると思います。


いずれにしても、さっきからニュース聞いてて、識者の予測みたいなのはあるんだけど、原発周辺の放射能を逐時測って報道するとかいうのが全然ない。



漏れてんのか漏れてないのか、はっきりして!あと、外身が爆発しただけなのか、炉が無事なのかどうかも。



ただ、ぶっちゃけもう原発の作業員の人も避難した方がいいレベルでしょうからね。測定している場合ではないのかもしれません。



ちなみに、風向きは海向きだそうで、風が変わらなければ他の地域に風に乗って放射性物質が飛ぶことはないみたいです。




昨日、たまたま地震の時に東証を見てた先生は、地震を境にさーっと株価が下がったと言ってました。東証の取引が3時までですから、ストップ安になる前に東証自体が終わったみたいですが、もぉほんと日本どうなるのやら。


昨日は、とあるラボの先生が、午後半休をもらっておうちに帰ったところ、マンション9階の部屋はものが散乱してめちゃくちゃで、そのまま大学には来なかったらしいのですが、その先生の弟子の大学院生のところに、「例のデータは出ましたか。出たら送ってください。ちなみにうちは足の踏み場もありません。」というメールが来たということで「この非常事態で実験のデータ!?」とレジェンド扱いされてたり、老朽化したT病院が地震で崩壊してりんさんが下敷きになってるんじゃないかとラボでうわさされてたりなどのギャグみたいなエピソードをやりとりしてたのですが、なんかもうそんな事態じゃないね。


りん母は地震時、T市のスポーツクラブに行っていたらしいのですが、その時T駅前に居たU翼の街宣車は、演説をすぐにラジオ放送に切り替えてくれたため、地震の震源地や状況をすぐ知ることができたそうです。


そして、「今日は僕らの演説を聞いてもらうためにM市から来ましたが、それどころではない非常事態なので、取りやめました。今日は皆さんお気をつけてお帰りください」と言ってたそうです。


遅れまくるバスを待ちながら、金髪に極端な肥満体、キャラクターの絵が書いてあるジャージという典型的ヤンキー女性まで、みんなして「また揺れましたよね?バス来ないならタクシー乗り合わせます?」と励ましあったそうです。



災害と言えば、救援物資を配る列に暴動・略奪も起こさずに並んでいる日本人のマナーの良さがいつも海外で取りざたされる件。


政治思想、見た目、生活レベルに関わらず、みんなで一丸となって事に当たらないと。



とりあえず、私は早いとこ実験終わらせて節電しますw

混乱w

りん母が、福島原発事故のニュースを見ながらぽつり。



「こうなると、八ツ場ダムも作っておいた方がよかったのかもしれないね。今後は計画が進むかもね」



確かに、少しでも電気が作れる可能性がある地形があるのなら、そこが先祖伝来の土地だろうが、温泉がわく大事な観光地だろうが、風光明美で貴重な自然環境だろうが、そういう理由でダムを造ることに反対するのはただのわがままなのかもしれないね。



昨日結局ほとんど輪番停電をしないで済んだのも、JRはじめ鉄道各線がかなり本数を減らしたり、みんなが省エネに協力したりした影響を除いても、楊水力発電が思ったより出力を出せたおかげらしいからね。



通常時の電力供給が足りているからと言っても、いざというときのために、普段は遊んでいて稼働していないような発電所ってのが必要なのかもしれない。原子力とかは、遊ばせておくわけにはいかないので、それは水力などによるのでしょう。



あと、ラボの先生が、これを機に個人宅向けソーラーパネルが普及するかもしれないと言っていました。


確かに現時点で自宅の発電が賄えるくらいのソーラーパネルを持ってる家は完全に勝ち組ですwww




ところで、昨日はスーパーに行ったらもののないことないこと。



米はない、電池がない、ろうそくがないwww



土日は家でテレビを呆然と見入ってしまったりん家は、完全に出遅れてて、日曜の夜、計画停電の本格的な策定を聞いてあわてて翌日懐中電灯用電池を買いに行ったものの、結局単一電池はどこも売ってないのでした。


スーパーは道が渋滞するほどの人。もうコメと缶詰はすっからかんなので、我々が参戦したころには乾麺類やレトルト、カップラーメンなどが飛ぶようにかっさらわれている最中でした。



ガソリンはほとんどのスタンドが閉まっていて、開いているところは長蛇の列。



昨日大学へ来る道すがら、唯一開いているスタンドがあったのだけど、そこもやっぱり渋滞上等な感じで、しかもごみ集積車が列にたくさん混じってガソリン入れるのを待っている・・・。


なんとなく遠慮してしまいましたw。まだ3/4くらい自分の車は入ってるし。ガソリン。ごみを集めてくれる車の方がやっぱ優先かなと思ってしまった。www


しかし今日はりん母がスーパーに電話すると、昨日よりさらにからっぽとのこと、スタンドは開いていたはずのところも閉まってます。www




落ち着いて考えると、地震で被害にあったのは関東以北のみ。日本の半分の関西以西はまったく無傷で、実際道路が寸断されているのは東北のみ。関東平野から西の方に通じる道は生きているわけですよ。


そこまで米や食糧が不足してるわけもないし、ガソリンがただちにまったく供給が停止してしまうほど足りないわけでもないと思うんだよね。日本全国見渡せば。



うちのオーベンがぼそっと言った、「そう言えば今は地震起きてから4日しか経ってないんだよね」という言葉通り、あれだけの震災の後なのだから、ここ数日は再起動するまで物流が滞るのは仕方ないし、急な計画停電の話にバタバタしたのもあるからモノ不足は一時的には予想されるのは当然だと思うんだけど、むしろみんながパニックになって、まだあるのにガソリン満タンにしてみたり、物資を買いあさったりしたのがかえって品不足を助長したようなwww



ここで冷静になって、今現在自分自身には足りているものは買い控えるくらいな気持ちでいた方が、かえって早く物資不足は復旧する気がします。



ごみ収集車がガソリン給油の列に並ぶって異常事態でしょう・・・。



あのスタンドの列に並んでた人で、ごみ収集車以上にガソリン必要にしていた人ってどのくらいいたのかな?



パニクりたい気持ちは分かるけど、「恐ろしい天災に冷静に対応する日本人すごい」「復興がんばれ」と言ってくれる諸外国にちょっと恥ずかしい気もします。



ちなみに、私は今週の県北の外勤に行くと、ガソリンが詰みそうな悪寒ですwwww



大学は最悪チャリ通できる距離だからいいとして、このまま来週もガソリン入れられないと当直と外来ができない恐れ(笑


タクシーと新幹線が動いていてくれれば行けないことはないですが、かかるお金を考えるとちょっと笑いが止まらない感じwww


外勤先病院に迎えに来てもらうか、あるいは「当直に来てほしくばガソリン寄こせ!」と脅すかしようかなぁと思ったりしています(爆




しかし、計画停電と原発危機一髪ぇ・・・。



いざ計画停電になってみると、電力会社が、あらかじめ電力供給できなくなったときのために、自治体や鉄道会社と協力するマニュアルみたいなのを作ってあるわけではないんだということにちょっとびっくりしたのは私だけではないはず!!


水道、信号、道路の照明など必要なライフラインだけキープでき、それ以外を選択的に停電できるような配電になってるわけでもないんだね。



我々も、電力会社も、電気が起こせないほどの事態に陥ることを想定してなかった。


それだけ、現代の技術に当たり前のように乗っかって、それがダメになることを予想だにしなかった。



電力会社がそれを予想してないことはもちろん論外だけど、私たちも、当たり前のように電気がくることに疑問も持たない生活を見直す機会ととらえた方がいいのかもしれません。ってよくある論調だけどさ。


りん母曰く、「オール電化とかにしてなくてよかったね。うちはガスレンジだからガスと水道が来てればお湯とか料理とかはできるからね。家のエネルギーも、国のエネルギーも、いろんな方向から得られるようにしとかないとダメなんだ」



確かに。



あと、「民放各社は、どこも同じような報道番組をやってるくらいなら、N○Kだけに放送を限定して、後は放送をやめれば、かなり節電になるんでは?」とも言ってたwwwwww



極論だが、ある意味確かにwwwww



最低でも、こういう非常時には、局によって地震速報や津波速報を流し、地震について詳しく解説する局、避難状況や被災地域、救援状況など避難している人にとって役立つ報道をする局、原発や電気供給、流通や経済など周辺地域に及ぼす影響を報道する局、と手分けして報道するとかね。


各局が専門家をやたらに招請して、コメントする専門家の質が落ちるくらいなら、その方がいいと思う。



東電もさ、みんなして対応の遅さとか、情報提供のつたなさとか、原発やばいのは何かやりそこなったんじゃないかとか、まだ情報を隠してるんじゃないかとか、信頼できないとか好き勝手言うのはいいけどさ、それよりも、じゃあどうしたら良かったのか、今後もっと安全に、安定的に電力を供給するためにはどういうシステムにしていったらいいのかとかを、東電の社長さんに提案したらいいじゃない。



それこそ消費者目線でさ。



計画停電について、自治体など関係各位とあらかじめ決めごとが全然されてなかったことに対してはもう今更どうしようもないけど、例えば、いっそのことこの地域は停電すると決めたなら、その瞬間に電力供給が足りていても、停電しちゃった方がいいんじゃないかと思うんだよね。その代り、停電は電力供給不足、需要過大を多めに見積もっておいて、停電しないと決まっている時間帯は絶対停電しない。


そういう風にはっきり決めてもらった方が、かえって家庭も会社も、計画が立てやすいような気がする。


直前になって、「やっぱりやりません、いや、でも途中からやるかも、部分的にやるかも、」とか言われて振り回されるくらいなら、電力足りてても決められた時間にきっちり停電にしてくれた方がましだ!!って誰か言ってやれよ。



それに、停電区域は、あんなに細かくするんじゃなくて、市町村単位、県単位の方が分かりやすいんじゃないかね。


もちろん、県境の人は電力供給区分とずれてることがあって要ケアでしょうが・・・。



報道する方も、○○県が何時から、とかの方が伝えやすいよね。自治体も、県境の町の人だけ別個連絡するならしやすいと思うんだ。区域が細かすぎるから、ネットという情報媒体じゃないと伝えられないっていう詰んだ状態になるんじゃないかと思うんだよね。



後はいまさらだけど、不足の事態で電力供給不足になった時用の、せめて電力会社、自治体、鉄道各線との取り決めマニュアルをあらかじめ作っておくこと!


日本で地震がなくなることはないから、今後作っても損はないと思うww



こうした、今回の地震で得られた教訓や、市民から上がった声を、電力会社がきっちり今後に生かしてくれることを望みたいです。


福島第一原発の不安定さは当面懸念が残りますが、関係者は今取りうる最善の努力を持って解決に当たっていると信じて、それ以外はもう今後のことに向かいたい時期だと思う。


だって原発が壊れて放射能がダダ漏れになるかもしれない事態に最善を尽くさない人がいるとは思えないからねwww


対処があれこれ後手に回っているという心配はあるけど、じゃぁ誰がマグニチュード9の地震に見舞われた原発の安定性について事前に予測できたかね?そして不安定になったとき完璧に対処できる自信のある人いる?



そしてそんな事態に直面してる時、適切で迅速な市民への連絡ってどのくらいできるかな?


「東電も政府もよくやってる、もっとがんばれ」でいいんじゃないかな。



もちろん、被ばくにおびえながら避難している福島の人はそんな気持ちになるどころではないと思うけれど・・・。


かえって、周辺住民の人に、おびえた顔で「早くなんとかして!冗談じゃないわ!」ってせっつかれるよりは、「信じて待ちます。がんばってください」って穏やかに言われた方が、東電社員も手伝ってる自衛隊員も120%の力が出せるし、より強い責任感が伴うと思う。


信頼するっていうのは、普段安定して供給されてる時にだけ発揮していて、日ごろ自分たちがその安定供給に責任を取らなくて済んでいることを忘れ、不足の事態で安定しなくなったときにただ供給側をなじるためにあるんじゃなくて、いざ不足の事態になってもあわてず事態を見守るために、そして供給元の復旧を頼るばかりでなく、いざというときは自分でできることは自分でできるように普段から準備しておくためにあるんじゃないかな・・・と思うんだけど。



まぁそんな一銭の得にもならない持論展開はどうでもいいとして、まずは被災地の復興を祈ります。



ありきたりだけど、自分にできることは何でもしたいし。金銭的な寄付とかしかできないかもだけど。



りん父は「ふとんでも作って送るかー」と言ってますた。やるなら赤十字とか関係機関を通してね?父。





ついでに放射能に対応する方法とか書こうと思ったけど、長くなるから別のログで。

りんブログもたまには役に立ってみる

放射性物質の避け方とか書いてみる!(`・ω・´)。


知ってる人は当たり前な知識なので、読んでてそんなことは知ってるよ!って思った人はそこでお戻りくださいませ。


多少でも不安を解消したり、対処したりする役に立てば、といったもんです。素人個人の持ってる知識であり、分かりやすいようにと表現していて正確性に限界があることにはご容赦を。できる限りニュートラルに書いたつもりですが、どちらかといえば放射能怖くない!系の考えに偏ってるかも。


それでよければどーぞ。↓






自分は、普段でも実験でMBq(メガベクレル。放射性物質の量を表す単位ね。)オーダーの放射性物質を使ってるし、放射性ヨードも(原発から出てくるのより放射能は弱い奴だけど)レセプターアッセイとかで使いまくってるから、原発から空気を漂ってくる程度の放射性ヨードは今更避けてもねぇ、という感じなのですが、


確かに日ごろレントゲンとかCTとか、アンギオとかで被ばくすることが前提みたいな職業でない人は、できる限り浴びない方がいいのは確かだと思います。


ただ、どのくらいの量の放射能レベルから必死になって避けた方がいいのか、どのくらいまではちょっとくらい大腸菌のいる水と一緒で、無視できるくらいの範囲なのか、ってことが一番知りたい情報だと思うんだよね。


原子力保安院?だっけか?もさ、マイクロシーベルトuSvなんて難しい単位の数字を羅列するだけじゃなくて、それをもう少し分かりやすい言葉に置き換えればいいんだよね。



例えば、日ごろ生活していても、宇宙からの放射線で数ミリシーベルト(1000マイクロシーベルトが1ミリシーベルト)くらい年間浴びてるんだよね。


胸のレントゲンが0.4ミリシーベルトくらいで、CTは一回で10ミリシーベルトくらいになる。


心臓や脳の血管造影は時間が長い分もっと大量に被ばくするので、福島の原発から毎時5000マイクロシーベルト位放射能が検出されても、その場所に2時間くらい防護服なしの状態でたたずまなければ、CT一回分の被ばく量にも満たないということなんだよね。


逆に、結構な数の患者さんが気軽に受けたがるCT検査はそれと比較すれば被ばく量は高めと言えるかもしれない。


外国の論文では、日本人はCT検査をしょっちゅう受けすぎで、癌化率が高くなっているという論文さえあるくらいです、真偽はともかくとしてwww


ただし、レントゲンと原発から出てくる放射能の大きな違いは、レントゲンからは放射線のみが出てくるだけで、放射性物質は飛んでこない。放射線を止めるか、装置から離れればもうそれ以上は被ばくしない。光だけ飛んでくるか、光る物質が飛んでくるかの違いのようなものです。



放射性物質からでる放射線そのものも、中身はレントゲンとほぼ一緒で、コンクリートの壁数メートルの厚さで完全に遮れますし、離れれば離れるほど弱くなります。当たるなら、短時間の方が影響は少ないです。時間、距離、遮蔽という被ばく3原則と呼ばれるのがこれ。原発から漏れる放射性物質に対しても、これと同じ対処でおk。原発から離れて避難しろ、外へ出るときは布で肌を覆え、家から出るなというのは距離遮蔽の原則に基づいた対応なわけです。



が、放射性物質というのはすなわち質量をもった粒子ですから、花粉と一緒で、服や肌にくっついたり、吸い込んだり、飲み込んだりできるわけです。


服や肌の表面についたものは洗い流すとか、服は脱げば体から離れますから、放射線から逃れることができます。


しかしながら、体内に取り入れてしまった放射性物質は体外に出すのは大変です。



そして、体内に居る間、放射性物質は時間当たり決まった放射線をずーっと出し続けるのです。放射能といっしょ生活って感じです。こうして字にするとまぢでやだね。



そして、特に原発から飛び出す放射性物質で問題になるのが放射性ヨードです。


問題なのは、部屋の温度、外気温くらいでは容易に気体になるため、風に乗って遠くに運ばれるということと、人間の体の中では甲状腺という臓器に集中して取りこまれるということです。


はい、出ました甲状腺!りんブログで何度か出る例のアレ、芸能人が機能亢進症になって有名になった首のところにある内分泌臓器です。


人体では、主に甲状腺ホルモンの材料になります。ヨード。


集中して甲状腺に取りこまれるということは、放射性ヨードは体内に入れると甲状腺でひたすら放射能を出すので、有意に甲状腺に癌ができやすくなるということなんです。


チェルノブイリで子供たちがなった癌というのが、白血病とこの甲状腺がんです。



甲状腺は、すでに体内にヨードをたっぷり摂取している状況では、それ以上ヨードを取り込もうとはしません。


だから、福島原発の近くの子供たちが無機ヨード、すなわちヨウ化カリウムを飲まされているわけです。



ちなみになんで子供だけかというと、被ばくしてから甲状腺がんができるまでに10年とか、20年とかかかるから。


ある意味、今かなりのご高齢の方は、今多少放射性ヨードを吸い込んでも癌になる前にご本人の寿命がくる可能性が高くなります(だからといってお年寄りは被ばくしても構わないって意味じゃないよ!)。



あと、ヨードを多く含む食品、つまり海藻を食べるといい、というのもここから来てます。



ちなみに、ヨードが入っているのではないかということで、うがい薬を飲むのはネットで警鐘されている通りやばいです。


イソジンという商品名の薬効成分は、「ポピドンヨード」というヨウ素を含む有機物質で、ヨウ化カリウムとは違います。甲状腺にはヨードは届かないし、大量に飲めばしねると思いますww(UMINの中毒データベースによればしぬのに必要なポピドンヨードは100mg/ml製剤で4L)うがい薬だから多少飲み込んでも大丈夫だけど、放射性ヨード予防とばかりに大量にごくごくするのはまずい。


まだルゴール液と呼ばれるものの方が同じ消毒薬でも無機ヨードですけど、それにしても今wikipediaを見たらフェノールが含有されているらしく、これもやっぱり飲むといろいろまずい物質だと思います。


そもそも、なんでもないときにヨードを取り過ぎると、かえって甲状腺の機能は落ちてしまいますし、中には造影剤にアレルギーのある人なんかはヨード摂取でアナフィラキシーショックになることもあります。


もちろんいざ放射性ヨードに被ばくしてしまった時、緊急で行う予防措置としてはヨウ化カリウムの内服以外に予防の効果が確認されてるものはないですし、ヨウ化カリウムを飲むべきか、必要ないかは専門家の指示に従うべきと思いますが、どうしても不安、気休めとしてヨードをたくさん取っておきたい、というのなら、せいぜい昆布をたくさん食べる、くらいにしておいた方が無難かと。ちなみに、うちのラボボスいわく、「わかめじゃだめだ、昆布を食べるんだ!」とおっしゃっております。昆布の方が含有量が多いらしいです。



海藻を多く取ることに対しては、ヨード被ばく、その後の癌化に確実に効くという証拠はないものだと思っておけばいいかと思います。人間を、海藻を取らせた群とそうでない群に分けて放射性ヨードを浴びせ倒して、甲状腺がんになる率を比較した試験が行われたわけではないので、絶対効くともいえないし、絶対効かないとも言えない、というあいまいなものです。



海産物と昆布だしが大好きな日本人は、実はヨードは過剰なくらい日常生活でも摂っております。放射性ヨードというのは、甲状腺に集まる性質を利用して、逆に甲状腺がんの治療に使ったり、もう少し放射能の弱い放射性ヨードで甲状腺の検査をしたりするくらいですが、検査の前には海藻類をはじめとするヨード食品を食べないように指導するのですが、日本食はあれもこれもヨードが含まれていてなかなか食べるものがなく(なんといってもほんだしがもう駄目だし)、患者さんが困り果てるくらいです。


直接比較はできませんが、内陸部に住んでいるウクライナやベラルーシの人がチェルノブイリからの放射性ヨードにさらされたのと、日本人が同じだけの放射性ヨードにさらされたのでは、甲状腺への取り込み率が異なることから、癌化率も異なってくるのではないでしょうか。



いずれにしても、福島の原発はすでに核分裂を抑える制御棒は最初の段階で入っており、チェルノブイリのような原子炉そのものがふっとぶような事故は考えにくく、スリーマイル島のような、メルトダウンによるじわじわとした放射性物質の周辺への漏れだし、くらいの事故でとどまるだろうという予測のようです。(この辺は、さすがに私も原発についての専門ではないので、昨日聞いたニュースのコメンテーターの受け売りですww)



放射能は、一度に何千ミリシーベルトとかの照射を浴びると、急性障害といって、原爆の被害者に見られたような皮膚障害、毛が抜ける、下痢や嘔吐、あとそれより少なくても、骨髄の障害で白血球が減る、貧血になるなどの影響が出ます。これらは放射能に当たれば、切ったら血が出るのと同じような確実さで、個人差はあるものの、症状が出るものです。あと、10000ミリシーベルトを超えるとほとんどの人がしぬようです。


しかしながら、晩期障害と呼ばれる、とくに発がんを中心とした障害は、どのくらい浴びたら絶対障害が出るということが言えません。多く放射能を浴びるほど、がんになる確率が増える、というだけです。


人間ががんになる原因は放射能以外にもたくさんあるので、放射能について人体に影響ないくらいの量、と言っているのは、放射能以外の原因でなるがんの確率と放射能による癌の確率があまり変わらないくらいの放射能の量、ということだと思っていいと思います。


だから、少しでも浴びたことによるがんではないと言えるか、と問われれば、影響があるかもしれないとしか言えません。


でも、ほとんどの人は一定の割合で死亡事故の起きる可能性のある車の運転を、それを理由に運転をやめる人は(いるのは知ってますが)少ないですよね。一方、カーレーサーになろうという人は、逆に安全性を理由になる人の方が少ないです。



放射能の障害も、たくさん過ぎればカーレース並みの致死量になりますが、少しであれば、まったくの無害ではありませんが、確率の問題という危険性になるわけです。



分かりずらい?



結局は、東電ががんばって原発抑え込むのを信じ、こちらは正しい知識でできるだけ被ばくを避けられるよう対策を練っときましょうとしか言いようがないんですけど・・・。


放射能は、ビビりすぎるのもダメ、甘く見過ぎるのもダメって感じですよね。自分で扱ってて、そう思う。


その辺も、車の運転と同じかなと思ったりする。





ところで、さっきまた揺れたですねwww


静岡沖だとかwwwwww



リアル列島震撼。洒落になんねwwwwww





先ほどニュースを見に研究室に来た院生の先輩が、ぽつっと、「考えてみれば、原子力を使ってようがなんだろうが、最後は蒸気機関で発電してるんだよね・・・。このへん、もう少し効率のいい発電や蓄電池の発明とかできないのかねー。肥満の研究とか、iPSとかどうでもいいからさ、ここにもう少し研究費とかやったほうがいいんじゃ」と言ってますた。



そうか、産業革命の時代から変わってないのか・・・・( ゚д゚)



石炭がウランになっただけという。orz




プラスチックなど様々な有機物をこねまわして便利なものを作り出してる人類ですが、肝心な無機物から有機物を合成するところがどうにもなってないとか、なんか決定的なところがダメですね。人類の科学。


続きを読む »

いろいろ詰んでる近況などwwww

これまで、様々な人に対して、お前はKYだとかいう言葉が日本中で言われて来たのだと思います。



だけどね。どう考えても自然が一番KYでしょwwww


なんで3月の半ばでここまで寒くならなければならないのでしょうか。今日はうちの市は2時ちょっと前から停電で、停電終了の5時半を待って車で凍直先に向かったのですが、節ガソリンのため暖房をかけるのがためらわれ、結局今日は4時間ほど暖房に当たれず。今凍直先でパソコンを打っていても手がぷるぷるします。


幸い、凍直先は計画停電の輪番地域に入っておらず、今日は暖かく過ごせそうですが・・・(凍直なのに、今日本の各地より暖かいというこの不思議ww)


山奥で陸の孤島と呼ばれる地域なのが良いこともあるんですね。orz



あるいは、お花見も終わった、暖房も冷房も要らないちょうど過ごしやすい季節に地震が起こるとか。


「・・・あ、列島も暖かくなりましたね。そろそろ地震起こしても良いですか?大丈夫ですか?じゃ、ちょっと揺らしますよ」とばかりに。洒落になんないかwwwww




しかし、公共広告機構のやたら倫理的な優等生系CMばかり見させられ、ちょっと鬱入りそうなこの頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。



利休と秀吉的な役柄の津川雅彦さんと小林勝也さん(でしたっけ?)が一畳台目とおぼしき茶室に向かい合って、


「・・・利休よ。」


「は。」


「この部屋、狭くね?」


「ちょー狭いっすよ~」


って言ってるCMを見て笑っていた頃が懐かしいwwwww



でも、各局同じような報道番組を24時間流していた頃と違って、少しずつ普通の放送も入り始め、復興に向かおうという気持ちには追い風になります。


M市内は、地域や経営母体によりけりかもしれませんが、スーパーなど品物が入り始めたようですね。



まずは食糧ですもんね~。どこまで安定して供給されるかは分かりませんが、うちの県は野菜や豚肉、鶏卵はほぼ地元で供給できるらしく、このへんが足りなくなることはなさそうということみたいなんですね。幸いです。


うちはお米は知り合いの農家さんから分けてもらいました。お野菜まで大量に分けてくださって、こういうときは人のあたたかみを感じます・・・。



しかしながら、海無し県のせいか、ガソリンの供給が完全に詰んでますwwww


今日はようやくタンクローリーが来たのか、昨日閉まっていたお店がまた開店してましたけど、やはり長蛇の列。道の一車線が完全に潰れ、渋滞になってます。


多少供給されても、あれじゃあっという間にまた閉店だろうな・・・。



大学の先生方は、県内各地の病院へ週に数回外勤に行っている先生がほとんどですが、今週はなんとかなっても来週以降はもうガソリンがないかもしれないみたいなことを言っている先生が多かったです。


医師の通勤の足に影響しているという報道も実際されたみたいですね。



そして、ガソリンの買い占めはやめましょうという報道も昨日の夜から盛んでした。


確かに、正直なことを言わせていただければ、鉄道の運行も完全には止まっておらず、輪番停電からも今のところは外れている東京23区の人たちは、そんなにこぞってガソリン入れなきゃいけないほど逼迫してましたかね?


今実際は車使ってないで駐車場に止まってるだけの車にガソリンが満タン入った状態になってる人挙手してみてくださいよ?


被災地の悲惨な足りなさ加減は今更私が言う必要はないくらいでしょうけど、例えばうちの県はもともと交通インフラが脆弱で、車依存社会としてとても有名な県です。


他に足がないため、高齢者が危なっかしく運転している田舎の地域もいっぱいあります。



しかも、JRは、東京からT市という大きな町までくるT線しか動いておらず、県庁所在地を含め県を西に横断するR毛線は地震からこっちずっと運休。


計画停電も、昨日からけっこう実施されています。


2ch風の図式化をさせてもらえば、ガソリン類の必要度は、


被災地>>>>>>越えられない壁>>>>>日常的に車を使わざるを得ない地域>>>>>電車がある程度動いていて必ずしも車の要らない都内の地域



となると思うんですよね。



うちの県でも、ドクターは外勤にタクシーを使うかなどの意見が出ています。(タクシーも結局ガソリンでは?という意見は別として)


本当に必要のない地域の人は買い控える、なんて生やさしいものじゃなく、一切買わないでいて欲しい。むしろ入れたもん抜いて出せ。



もし私が被災して避難所で震えていたのなら、あるいは家族を捜すため避難所を点々と車で奔走する必要があるのなら、自分たちの備えのためだけに買い占めに走った人たちを、名前が分かればのろい殺したいような思いだと思います。





ところで、うちの大学は医学部なので、当然病院と併設されています。


東電の予定停電の発表の仕方が、まず前日にグループ毎の停電予定時間を発表し、実際その時間になって停電するかどうかは分からず、停電しなかった場合は後から会見して、それでも電力需給によっては停電になるかもしれないのでご注意を、という報道の仕方でないですか。



病院は非常用電源がありますから、切り替えれば東電に停電されても電力供給はできますが、大学の方針として、切り替えに20秒ほど要するので、その間に重要なオペ中だったとか、ICUの設備が不備になったなどがないようにということなのでしょう、停電の予定時間の20分前には早々と非常用電源に切り替わり、研究室の方は毎日予定時間通りに電気が落ちます。



患者さん優先なのはいいのですが、ぶっちゃけ研究は完全ストップ。だって一日2回ある日は昼の3時間とかしか実験できないからね。実験は、一晩4℃に寝かせて、などの数日がかりのものが多く、一日では済まないので、結局実質ストップです。


この非常時に研究なんて、どうでもいいじゃんという意見が一般的には大多数だろうと思いますし、私も今は実験は国の最優先の課題ではとうていあり得ないので、当面ストップするのは致し方ないと思うのですが、これが1ヵ月、2ヵ月と経ちますと、やばいのが冷凍庫。



夏場に扉を激しく開け閉めしただけでも壊れるこの子達、一応冷蔵庫などは蓋を開けなければあまり温度は下がらないと一般には言われてますが、それは家庭用の4℃だから。


実際3時間程度の停電で(これいつも思うんだけど、3時間程度と言うよりむしろ実質4時間に近いよね?)、deep freezerと呼ばれる、-80℃の冷凍庫は毎回-60℃くらいまで温度が上がります。


確実に毎日停電やってたら壊れる・・・。



中に入っている、何万もする研究試薬やら、何年もかけて作った抗体、はるばる外国のラボから譲ってもらった細胞など、損失額はかなりになりますし、あと取り返しがつかないのが患者さんの手術のときに少し頂いた検体ね。


二度と手に入らない研究の材料が逝ってしまう・・・。


オーベンが少し前にブログで吼えてましたけど、研究は一朝一夕で出来るものではないので、ここでいたずらにダメにされると、年単位での研究の遅れ、あるいはそのサンプルがあればできたかもしれない研究が永久に失われるわけですよね。



それで、うちのオーベンが、事務方を通して、東電が実際変電所のスイッチをぽちっと押す前に、なんとか大学の敷地がそのスイッチの先にあるのかどうか、東電から直前にでも情報を得られないのかと問い合わせてみたらしいのですよ。


東電の回答は、個別の事案には応えられないというもの。


あの、大学病院は、うちの県は一つしかないのですが・・・。


皆さん、大学病院が停電になるかどうかの情報を、事前に抜け駆けで大学だけ得ていたら怒りますか?



どうしても、T大K大が無事なら、日本から出るノーベル賞授章ペースが落ちるわけでも無し、地方大学の研究なんてどうでもいいと思われてるんだろーな、とついイジイジしてしまいたくなります。



それ以前に、毎日病院サイドで非常用電源を使ってしまってるわけですが、その燃料は足りるのかいなというそこはかとない疑問が。


いちおう、病院の非常用電源用重油は優先的に回してもらえるということになってるらしいですが、いやはや、ほんと被災地でなくても東日本一円、未曾有の大事態であることは間違いありません。




日曜日は、外来もなく電カルがそんなに動かないから研究室の方にも非常用電源の電気回してやんよ、という涙がちょちょ切れるありがたいお達しがあったのですが、電カル化も、会計業務の簡便化など普段は非常に便利ですが、紙カルテの時代だったらここまで病院で電気を使わずに済んだんだと考えると、いろいろ考えさせられます。



ラボテックさんの仙台のご家族も、避難所から自宅に戻り、完全停電状態で数日過ごされたらしいのですが、その時は古い石油ストーブが役に立ったとのこと。お湯も沸かせ、暖を取る以外の用途にも使えたとのことです。



火事を起こす危険と、灯油がなくなればやっぱり詰むということはあるんだけどね。






しかしながら、福島原発も決定的な冷却措置ができないようで、応急処置対応が続き、メルトダウンが回避できない状況で不安は尽きません。



原発の燃料棒の冷えなさ加減に驚いたのは私だけじゃないはずwwwww


今はいかに放射性ヨードを防ぐかの情報は、真偽織り交ぜていっぱいネットで飛んでるし、マスコミでもやってるし、せっかく自分は甲状腺の研究の一端をやってるんだから今日は実際チェルノブイリの原発事故で、みんながどのくらい甲状腺癌になったのかを調べてみました。それ知ってた方が、少しは覚悟ができるんじゃないかと。てか、自分が覚悟したいwwwww


前回は不完全かつミスリーディングな情報でコメント欄で怒られましたので、今日はpubmedを引くぜ!(`・ω・´)


ただ、あくまで一個人の調べた範囲ですので、参考程度に。専門家の意見じゃ決してありません。


このご時世、情報の不正確さを気にするなら何も書かなければいい、と言われるかもですが、それってブログをやってる意味がないような気もして・・・。世界の片隅で地味に叫ぶブログなので、やれるだけやってみようと思います。






1998年から2000年にかけて、チェルノブイリ原発の地元ウクライナで被爆し、定期甲状腺の検査をされた人たち(子どもさんと若者が対象のようですが)を、その後甲状腺疾患にかかるか追いかけて検査した前向き試験より、いくつかの報告が出されているようです。



そのうちの一つは、検査を受けた人の内何人に甲状腺腫瘤が見つかったか、それを針で刺して組織を取る生検という方法でどのくらい癌が見つかったか、さらにその診断がどのくらい正確か、などを報告しています。



13000人ほどの検査を受けた人の中で、エコー検査などで腫瘤有りとして針生検に回された人が356人、実際針生検検査を受けた288人の内癌の疑いなどの理由で手術に回った人が85人いました。そのうち資料が手に入った78人の腫瘍組織を調べたものです。



生検で乳頭癌(甲状腺癌で一番多いタイプのもの)と確実診断されたのが24人で、実際手術しても乳頭癌でした。乳頭癌疑いだった11人は手術で90%以上が癌でした。一方、乳頭癌に次いで多いタイプの甲状腺癌である濾胞癌の疑い、確実とされたのは41人で、手術をしてみて実際悪性だったのは10人でした。


残りは、濾胞腺腫という良性腫瘍か、腺腫様甲状腺腫というこれまた良性腫瘍でした。


日本で一般での甲状腺癌の発生率は、女性に多いので女性に限定して、1000人に1~2人だそうですから、人種の違いを無視して言えば、やはり検査を受けた人に限っても、被爆者は発症率がかなり多くなっていると思われます。ただ、浴びた人がほとんど癌になる、というような比率ではないです。そもそも人間が自然で甲状腺癌になる確率が低めなので、それが何十倍になっても、肺癌、胃癌、大腸癌などのよく見かける癌を凌駕するほどにはならないようです。



あと、針生検の診断の正確性も、自然の甲状腺癌と同じとされています。


それから、癌はその組織(細胞の顔つき、性質とかと説明されることが多いかと思う)によって、かなり治る率や転移する率が違いますが、甲状腺癌の中では多いとされる乳頭癌が一番治りがよく、手術後の10年生存率が90%と胃癌並み。濾胞癌でも80%くらいです。


その組織型は、放射性ヨード被爆後の子ども達の癌でもやはり乳頭癌が多く、再発率も普通の甲状腺癌と変わらないようだとあります。


放射性ヨード被爆後の甲状腺癌でも、特別の対処の必要はなく、普通の甲状腺癌に使う治療方針、検査方針で良いと考えられます。



乳頭癌も、小さいほど、発見時に転移や浸潤がないほど予後は良好なのは他のがんと一緒で、さらに高齢者の方が悪性度が高い(逆に言えば自然発生の甲状腺癌は若い人ほど予後が良い)と言われています。高齢者では未分化がんと呼ばれる、悪性度の高い種類の甲状腺癌ができやすくなるからだと言われています。


こんなことがあってはいけないのだけど、万一明日日本でチェルノブイリ並みに放射性ヨードが散らばって、風下に住んでたばかりに残念ながら20年後に甲状腺癌になってしまったとしても、対処法がまったくない、お手上げ、もう私は死ぬんだというわけじゃないんです。実際は手術により切除可能なものがかなりあるという。


肝心なのは、小さいうちに見つけられるよう、エコーの検査などで定期的に見ていくということでしょうか。



多少なりとも安心の材料、情報源になったかちら。


ちなみにpubmed文献(英語ですけど)


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19365829放射性ヨード被爆患者の甲状腺癌の針生検検査の正確性、針生検での癌検出率


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17083123癌の種類


http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19226197癌の予後




それから、日本での一般的な甲状腺癌について、ある程度まとまってるサイト↓

http://mymed.jp/di/v7c.html


MyMedという、製薬会社協賛で運営している病気の解説サイトです。



あと、神戸で有名な甲状腺の病院、隈病院のサイトもよくまとまってた↓


http://www.kuma-h.or.jp/index.php?id=33




更に、甲状腺癌にならなくても、放射性ヨードは甲状腺の機能が過剰になりすぎるバセドウ病などで治療目的で使われるくらいですから、甲状腺の機能が低下する副作用があります。


放射性ヨードの予防目的で飲まれるヨウ化カリウムもそうですが、甲状腺機能低下の副作用を見るため、定期的な甲状腺機能検査が必要になります。副作用があるから素人判断で飲むのはダメと言われるのはこれも一因です。


ただ、甲状腺機能低下症のときに治療は何をするかというと、甲状腺ホルモン剤を飲み薬で飲む。これだけ。


実際チラーヂンというお薬を飲んでいらっしゃる患者さんはご存じと思いますが、血圧の薬を飲んだりするのとあまり感覚的には違わないんじゃないでしょうか。



ただし、甲状腺ホルモンは低下しっぱなしでは当然体調が悪くなりますので、機能が低い間はずっと飲み続ける必要はある薬です。





そうだ。甲状腺ホルモン剤を作ってるあすか製薬さんというところが、製薬工場がもろ今回の被災地で、チラーヂン製造販売流通大丈夫かという話があるのです。


甲状腺学会から回ってきた文書によると、すぐ供給ストップということではないようですが、チラーヂンは甲状腺機能が安定してる人にはよく3ヵ月にいっぺんとか患者さんの便宜を図ってまとめてどかんと処方をするのですけど、最低でも1ヵ月分にしてくだしあという勧告が出てたな。




上記情報(甲状腺癌関係について特に)誤謬等お気づきの方はコメント欄にお願いします。


あと、セシウム被爆の方は白血病をもたらすらしいですけど、こちらはほんとにど素人なので語りません。




しかし今日もよく揺れるwwww


県北今までで2回来たよ。



報道された大停電は回避されたようですが、地震後1週間になるけど落ち着きませんね・・・。


被災地の方にはもうがんばれとしか言えません。


今日はニコ動とかダラ見せずに、ご本を読んでエコに凍直を過ごします。

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図らずも被災地支援wwww

うちの県の温泉地でも、旅館の空き室などを使って被災者を受け入れ始めているらしいのです。



それを知ったのは、先日自分の外来にどさどさどさっと山積みにされた、初診で薄っぺらい外来カルテの山。



住所地がみな東北県です。



外来看護師さん「なんか、大先生がどこかから依頼を受けて了解してきたらしいんですよね。昨日から少しずつ来始めてるんですよ・・・」な、なんとwww



しかも了解した「らしい」、ってなんですか。大先生から、病院の方に、「だから、頼むよみんな」みたいな連絡はなかったんですか?うちの病院まで某政府と某電力会社みたいに横のつながりの連絡がうまくいってないの?




ともかく、ぶつくさ言っててもどうしようもないので、なぜかこういう時に限って薬の副作用と思われる白血球減少なんていう珍しい現象で発熱している人とか、胃潰瘍なのか激しく胃痛嘔吐しててさらに貧血にもなってるのにどうしても入院したくないと言い続けて説得に時間かかる人などの合間にひたすら被災地の方を診ました。普段なら小児科受診をお薦めするような、2歳児のお子さんまでwwww



ほとんどの人は常用薬である血圧の薬や、糖尿病の薬、喘息の薬を取りに来たり、あと風邪を引いてしまったので風邪薬、という人たち。



「着の身着のままで逃げてきたのでバッグに入っていたお薬しかなく・・・」なんて話をリアルで聞きますと、今まで停電やガソリン不足で地元でも十分感じていたと思っていた災害の実態に対する思いをもう一度修正させられる感じです。



いつもの慣れた外来に、関東北部のべらんめぇではなく、明らかに東北方面の方言・イントネーションを話す人々が避難して来て、緊急で診察してるなにこの超現実感wwww



「た、大変でしたね・・・」と声をかけるしかない己の頭脳の想像力のなさに愕然としつつ、声をかけられた患者さんの方も当たり前ながら「そうですね・・・」と乾いた笑いが返ってくるという。それしか言いようがないですよね、うん、聞いた私がバカだったよwww



ともかく、こっちはやるべきことは診察をして、薬を処方することなので、書きましたよ。薬の処方箋。うちは手書き処方箋だからねwwww



デキるベテランの外来看護師さんが、さっと小児用の散剤、シロップ剤の体重あたりの投薬量の一覧表を持ってきてくれて、ひたすら電卓で叩いて計算しました。


若者なんてまず見かけないし、小児科は隣接する市に行く人がほとんどの高齢世帯の町ですから、いきなり散剤、シロップ剤の処方が増えて門前薬局もてんてこ舞いだったと思います。


あれ一袋ずつ量り取ったり、かさが足りなければ乳糖で足しましたりするんだもんね。この病院の地域は輪番のがれているので機械で詰められるでしょうが、停電してたら一方ずつ薬包紙に包んで・・・詰むなwwww



それから、糖尿病の方で例のアレ、DPP4阻害薬を始めたばかりという人がいました。先月の受診でHbA1cがうpしたため、DPP4始めたら地震になり病院が流されたという運のない方。診察を待つ時間はたっぷりあるというので採血してみたらHbA1cむしろ上がってるwwww


内服はSU剤、ビグアナイド、αグルコシダーゼ阻害薬と内服フルコースで、次はインスリンしかないけど、避難中で食事もまちまちなのに外来でインスリン導入はムリと判断wwww



いっそ避難がてらうちの病院に入院してったらどうかとも思ったんだけど、家族の方がずっとこの町に避難していられるとも限らないとのことで、まぁ血糖は200台で今日明日にもしぬというわけではなし、今回は薬doで勘弁してもらった。


どさくさにまぎれ肝機能は見ておいたけど。



ストレスのためか、みなさん血糖高めですたね・・・。



あとほんとに困ったのが、かなり特殊な抗ガン剤の内服薬を求めてこられた方。


(このブログをご覧の方の内、その筋の方に分かりやすく言うと、グリ○ック無効例に対する新規分子標的薬だそうです。もう名前忘れたww)


もう数日で手持ちが終わってしまうとのことで、なんとかこのへんの薬局に仕入れてもらって処方してもらえないかとのことでしたが、一錠いちまんえん以上するとのこと、製薬会社はひと箱単位でしか納品できないとの回答で、患者さんにそのことを伝えるも、「そこは人命優先でなんとか仕入れてもらえませんか、緊急事態ということで後で政府などから保証してもらうとかで・・・・」


しかしそんな話は厚労省からも全く出てませんし、患者さんはご存じないのでしょうが普通薬のひと箱というのは1000錠入っております。掛け算してください。その患者さんに臨時で処方した以外は、絶対在庫として残ってしまうことが分かってる1000万円近い薬の箱、仕入れて後で政府の保証がなかったらうちの門前が倒産するゎwwww


ちなみに、うちの町にある数少ない調剤薬局です。さすがにその人命優先は詰み過ぎだwwwww


最寄りの(とはいえ数十キロは離れてますけど)血液内科のある病院の門前に問い合わせてみたけど、ないとの回答。


もちろん隣の市の総合病院いくつかあたったけどないとの回答。どこも、「何その薬?」って感じです。すまん、正直、私もよく知らんwwww



その人がもともと処方してもらっていた病院では、病院内に在庫があるので、避難地住所へできる限り送付したいとのことだったようですが、ご存じの通り関東以北の流通は死んでいて、現時点では送付できる見込みはたたないので、避難先の近くでまずは対応してほしいとのこと。


いずれにしても、そんな特殊な薬、大学病院になかったらうちの県では手に入らないと思って間違いないので、まずは大学の自分の研究室に電話しました。つーつーつー。出ないし!誰も!


そうです、大学も重なる計画停電およびガソリン不足に、病棟や外来の担当医師以外はほとんど出勤してない状況なわけです。



外来中のはずのオーベン携帯に直電しました。幸い出てくれて、電子カルテで確認するとさすがに大学内では処方できるとの事。血液内科に直接電話し、紹介状を書いて送ることに。


(ちなみに血内の先生も、いろいろな対応協議のための会議にかけずり回っており、電話に出てくれるまで3時間ほど要しました。wwww


呆れた患者さんは、「・・・買い出し行ってきます。」って感じで途中病院から出かけられてましたwww)


抗ガン剤の外来通院投与というのは今化学療法の主流であり、この手の問い合わせが多いので、うちの大学の腫瘍センターが窓口になって対応する手はずが整えられたらしいです。患者支援センターという名で、避難者の方の相談対応などを行うようにもなってるそうです。へー。うちの大学もやることやってんだ。


しかし、製薬会社も、この非常時なので、できればバラ売りしてくれると助かるのですが・・・。



いつも箱でないと卸せない、と言われて、例えば大学病院などから地元へ紹介された患者さんお一人のために出したい特殊な薬などはその方が亡くなってしまったりするとそのまま不良在庫になってしまうため薬局で仕入れられず、結局患者さんに処方できないという問題はよく起こるのですが、それにこんなときまで阻まれるとは思わなかった。orz


しかし、透析液の不足の問題もあり、透析患者さんや外来通院化学療法の患者さんの医療継続をどうするか・・・。


COPDなどで在宅酸素を使っていた人などの避難所生活も詰みそうですよね。一応、全国に酸素ボンベやさんがあって、もともとネットワークはよくできており、普段なら在宅でトラブったりボンベが終わったりした場合など電話一本ですぐ来てくれるらしいですけどね。今はどうなっているのやら。


慢性疾患等で長期に投薬したり経過観察したりする医療行為が増える中で、それが災害で突然中断された時の対応を、今後はあらかじめしっかり計画立てておく必要がありそうです。


特に、オーファンドラッグと言われるような、その疾患にはその薬しかないみたいな医薬品や、めったに処方されない特殊で値段の高い新薬などを投薬中の患者さんには別途配慮が要りそうだと思いますた。


この患者さんには、大学までの行き方を聞かれましたので、それだけは一生懸命お答えしました。それなら私にもわかるよwwwww「17号って新潟の方から来てるやつですか?」県内者に説明するなら、17号というだけでみなまで言わなくても分かるのですが、こんなところでも、県外から来て動き回るのは相当ストレスだろうなと思いますた。


いろいろ説明した揚句、「でもさすがに大学病院ですからナビに載ってますよね?」車にナビあるんかいwwwww


いくらうちの県がネットで知られた未開の地だからといっても、大学病院ぐらいナビに載ってますwwwww


ちなみに、外勤先のこの病院もナビに載ってると思われます。ナビ見て来たって人昔いたもの


「ガソリン大丈夫かなぁ・・・」と言いながらこの患者さんは出て行かれますた。外勤先の町でも、レギュラーは制限売りになっているものの、ハイオクは比較的売り切れにくい状況のようですので、ぜひこの町で満タンにして行ってください。




つか、私も知人のつてを辿って外勤先の町でガソリン入れさせてもらいました。


入れるためにいろいろ骨を折ってくださった方に感謝しつつ、でもこれも多少なりとも地元で仕事して貢献してることへの裏返しなのかなと思ったり。


別に地元で仕事したくてし始めたわけでもないし、医者という仕事もはじめから目指していたわけでもなんでもなく、被災地で使命感に燃えながら自分も被災しつつも医者業をまっとうされているえらい先生方から見たら地を這うようなモチベーションで日々こなしてるだけなのですが、


「いつもうちの地域の医療に貢献してくれてる先生をガソリンの不足で悩ませるなんてダメだ!」と言っていただいたり、


避難者の方が一生懸命「お薬出していただいてありがとうございました、ありがとうございました」とお辞儀していかれたりするのを見てると、


こっちとしては自分に与えられた仕事と思ってやっているだけのものが、知らず知らず他にはできない仕事として地域や社会に勝手に根差しちゃってるんだなというなんとも不思議な感覚でした。


人生は後悔、諦め、妥協の間断ない連続だと思ってますけど、世の中、その仕事がほんとにしたくて従事してる人なんて少ないんじゃないかと思います。


諦め、妥協の中で今の職種、今の職場について、あれこれ長年やってくなかで、気づいたらすっかりその職業の人になってた、みたいなのが多いのじゃないかと。


だから何が言いたいかというと、今回ちょうど受験シーズンだったじゃないですか。被災して受験どころじゃない受験生もそうだし、停電などの異常な状態で、それでも受験に成功するにはかなり太い神経が必要で、いつも通りの実力が出せない受験生もいると思うんですよ。


被災地では、会社が被災したということで、内定を取り消してくる企業もあると聞きます。


でも、希望の大学、就職先に天災みたいな、自分が原因じゃない不測の事態で行けなかったからとして、妥協で選んだ大学、就職先だったからといって、どこ行ったってそこで自分が積み重ねたもんが自分の人生になるんじゃまいかと。


だからそんなことでめげるなと。将来真っ暗なんて思うなと。


一流企業に入って、金に困らない生活して、思う存分実力出して、なんてリア充生活だけが勝ち組じゃないし、周りが何と言おうと自分が良しと思える人生、お天道様に恥ずかしくない生活できてて俺の人生悪くないんじゃん?今それなりに幸せじゃん?と勝手に思っちゃえる人間がなんだかんだ言って勝ち組かと思います。


勝ち組になったろーぜщ(゚Д゚щ)カカッテコイヤァ!

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日本の技術

http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY201103190440.html



今回の大津波では、チリ地震の津波も防いだ立派な防波堤がなすすべもなかったという記事です。


でも、どこかのテレビで地震関係の学者さんがゆってますた。「今回三陸沖にもたくさん築かれていた防波堤を超えて津波が押し寄せ、役に立たなかったと言われているが、まったく役に立たなかったわけではない。防波堤を乗り越える間にも、津波はエネルギーが削がれて高さが低くなる。被害を軽減する役に十分立っていたと考えられる。」



私はその筋の専門家ではないので真偽のほどは分からないですが、同じくらいのマグニチュードで津波で大被害を出したスマトラ沖地震では、結局津波と地震による被害者は20万人を超えたと言います。



どうしても死者行方不明者2万人以上という未曽有の数字に絶望させられてしまいますけど、



人口密度も違うし、土地の海抜も異なるから一概には比べられないけれど、インドネシアの10分の1の被害で済んだのは、たくさん築かれた防波堤や、気象庁の地震・津波警報システム、学校を高台に作るなどの避難所の設定や逃げるための道路の確保、しっかりした鉄筋コンクリートの建物・・・そうしたものが非常に大きな役割を担ったんじゃないかと思います。


もちろん今後は今回の地震による被害状況を踏まえ、そうした防災措置がよりよくなるよう、被害者の数が限りなくゼロまでになるよう努力が続けられるべきだとは思いますが、


政府の対応が遅いと文句を言われつつも、被災より1週間ほどで自衛隊やその他の自治体、ボランティア団体の対応で被災地に食べ物や救助の手が回り始め、テレビや携帯電話、インターネットを介して情報が集められるこの日本で生活しているので良かったと私は思いました。



今日はくそまじめー。





ところで、私は先週から「職業に貴賎はないと言えども、やはりこの電力供給不足の不測の事態には、アミューズメント関係、娯楽関係、飲食関係の中でもたばこやお酒などのし好品、居酒屋やおもちゃ屋などの生活に直結しない小売店および製造業は操業を規制し、生活インフラなどの業種に優先的に電気・ガソリンを融通し復興が円滑に回るようにした方がいいのではないかな」と思ってたんですが、都知事に発言の先を越されたwwwww



都知事と考えること一緒かー。(ぇ


でもさ、緊急の時に需要の差し迫ってない業種の操業を止めることで、営業所や工場の電気を使わなくて済むうえ、社員が出社しないだけでも電車の混雑やガソリンの浪費を抑えられるしね。


政府が一言、そのようにして操業を自粛してくれた企業は税制面で優遇するって言えばいいんだよ。


りん父と、「やっぱうちらが政治家やった方がよくね?」って言って笑ってますた。


政治家が庶民の目線を持てないなら、庶民の意見を聞けばいいのにね?

震災についてグダグダと。ww

本日の医脳:

クロスワードパズルを解いてて、ヒントに①PL__②道路交通__とあったので、思わず「カリュウ」と入れそうになった。マス目が2文字でなければ何の疑いもなくカリュウと書いていたと思う。


昨日の医脳:

夢の中で、福島から被爆した被災者が担ぎ込まれてきた。自分はたぶん内科凍直か何かで、しかも見たことのない病院の中での出来事。除染などの処置は核医学科が行った後で、内科的診察が必要な人のために外来に呼び出された。
うちの一人は、外来でリンパ腫疑いということで福島の病院では精査中だったらしい。やせていて腹部は腫瘤がいくつか腹壁の上から触れる。CTの指示を出しつつ、ふとvitalを見ると血圧が200を越えている。リンパ腫より、パラガングリオーマとか褐色細胞腫とかそっち系じゃないか、オーベン呼ぶか、と思ってるところで目が覚めた。




ちょっと前まで読んでた上橋菜穂子「夢の守り人」によれば、夢は人々の現実では叶わない願望を開放する場らしいじゃないですか。


何で私は仕事の夢を見てるんですか?www


しかし「守り人」シリーズ、ほんと設定厨にとってはパラダイスのようなファンタジーですね。w
話も面白いし。






とゆわけで、ほんとーに天気がKYな今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。暑さ寒さも彼岸までなんじゃないのかよwwww



あの報道の仕方では水がなくなるだろうと思ったらやっぱりミネラルウォーター、その他飲み物系ペットボトルがスーパーから消えましたねwww


今日はもう東京の水も放射性ヨード基準値以下になっていたようで一安心です。



しかし、チェルノブイリ原発事故後でさえ、実際増加した癌は小児の甲状腺癌だけらしいじゃないですか。



それ聞いて以来、大人である自分が過剰に放射能に敏感になるのがアホっぽく思えてきましたwww



真核生物のDNA damage repairマヂパネェwww



放射能に強いのはクマムシだけじゃなかったのね。



うちの県は県のホームページに大気の放射線量と水の放射線量を日々更新したのが出てますね。



今のところ微量ですからアレですけど、少なくとも元栓が閉まるまではモニターし続けて欲しいものです。



何と言っても、放射線による生体の障害は蓄積されるからなぁ。1時間当たりが微量でも、年余にわたって福島原発からもくもくし続けたらだんだん無視できない量になるような気も・・・。



とにかく、一刻も早い原発の安全停止を祈るのみです。



しかしうちのラボボスとも言ってたのですが、水で冷やす以外ってないのでしょうか。



だいたい、水で冷やせなくても、核分裂自体は制御棒で抑えられてるとのことなので、じゃぁいつか自然と外気温になる日って来るのか。仮に来るとして、どのくらいで来るの?


最悪のシナリオで何がどうなるのか、今後の見込みとか、原子力保安院で分かってる範囲で良いから発表しちゃって欲しいような気もします。www



あとうちのオーベンがコンクリ詰めについて述べていたので、チェルノブイリでどうやってコンクリ詰めにしたのか調べてみますた。



数十万人ほどの人間を、清掃活動のため募ります。



ほとんど防護服無しでコンクリート固める作業に従事させます。



作業者は10年後には5万人以上が死ぼ分かった!!旧共産圏の恐ろしさはよく分かったから皆まで言うな!!!!( ゚Д゚)



噂によると、生涯年金、住居保証という条件で労働者を募ったとのことで、ねぇ、それって年金形式にしたのはさ、そんなに長い年月年金を受け取ることはないだろうという読みによるものなの?ねぇ?ガクブル




福島のfaceless 50の人、放水中の消防・自衛隊の人は、しっかり放射線量を計算しながら、最小限の被爆で頑張ってくださいまし!



でもうちのラボでは電力会社の偉いさんがホース持って突入すればいいんじゃまいかという意見さえ出ていますがwww



それにしても、甲状腺に蓄積しやすい131Iが半減期1週間ちょっとで、体内をスルーする137Csが半減期が長いので良かったですよね。131Iが長半減期持ってたら詰んでましたよ。





原発の報道がどうしても多くなるけど、被災地はどうなんだろうか。物資が少しは行き渡るようになったのかな?


さっきは盗難防止のため自宅兼店舗に居住せざるを得ない町中被災者の方々が物資不足という報道をしていたくらいだから、避難所などは足りてきているようです。お風呂に入ってる避難所もあったよね。ww


日赤の義援金が200億円を突破し、某銀行の業務が止まったのも義援金が集中しすぎたせいだという噂を聞きますた。



うちのラボも、OBで開業の先生が地震前に、「若い奴らで飲め」とくれた資金を持って、お言葉通り若手で飲もうという企画があったのですが、急遽とりやめ、そのお金を開業の先生の許可を得て義援金に募金したりしました。



話によると、なんだかんだ言って被災者支援の物資で一番役に立つのはお金らしいもんね。



その時余っても長く貯めとけるしね。



義援金詐欺には注意しながら、という必要はあるでしょうがね。



私もまた明日外勤先で強制的避難者支援いたしますwwww




ところで、春先にいくつか学会があるのですが、中止になるか開催になるかがなかなか決まって無くて困ってますww


3月にあった日本医学会総会は受賞講演だけになり、他はオンライン配信となったそうです。



4月末の内分泌学会、5月の糖尿病学会、うーん・・・。



日本が大変なときに、医者がひとところに集まって会議してるなんて!そんな暇があったら一人でも多く被災地にでも行ってこいよ!と思われてしまうのか、それともある程度復興しつつあるなら、かえって取りやめて地元の経済活性を阻害しない方がいいのか・・・。


難しいとこですよね。オーベンもブログで珍しく語ってますたけど、「こんなときに不謹慎」の枠はどこまでなんでしょうね。飲み会して騒いでたら不謹慎?ドームでナイターやってたら不謹慎?あといつまで不謹慎枠は謹慎してるべき?福島の原発が収まるまで?被災地が復興するまで?


でも正直、人によって意見が分かれる点というのは、人間にとってはあまり本質でない議論点なのではないかと思います。


生きてる人がいるかもしれない期間は被災地で救助活動が成されるべきとか、被災地に優先して物資を送るべきとかって事はあまり反対意見が出ないじゃないですか?



話は飛躍しますけど、死刑については意見が分かれるけど、殺人が起こったら犯人を捕まえて、その動機やなにかを裁判で明らかにすることについては一致してやるべきと言うのなら、人間にとって罪を暴くことが大事なのであって、罪をどう償わせるかはどっちでもいいことなのだなーと思ったりします。そんな感じ。




あ、今内分泌学会のHPに行ったら、お子さんへヨウ化カリウムの内服が必要かどうかの核医学会からのコメントと、チラーヂンの供給について4月中頃にはまた供給できるというお知らせがあったよ。


チェルノブイリの時、ヨウ化カリウム内服が効いたというのは、ポーランドが独自に行った子どもにヨウ化カリウムを飲ませるという政策をやったら、ポーランドで甲状腺癌の発生が多くならなかったという史実に基づくものらしいです。



ただ、ポーランドは同時にウクライナ等で主要なヨード汚染源と鳴ったと思われる牛乳の輸入を禁止したりなどの措置を取っていること、また日本と同じ海産物からのヨード摂取が多いことが甲状腺癌の発生を抑えた可能性もあると言うことで、ヨウ化カリウムが絶対効くというものではないみたいね。www


やっぱりなんだかんだ言って昆布が一番?(笑





あとうちの大学病院の非常用電源の一つがしんだとかwwww


「非常用」の設備って、長期間使うことを想定してないせいか、何か脆弱なイメージがありますww


春先は本当に電力が要らないってことは、ここ数日計画停電がぱらぱらとしか行われていないことからよく分かりましたが、夏もう一度計画停電が本格化すると言われてるのにどうすんだwww


25グループに分けてひとつひとつの停電時間を短くする予定らしいけど夏以降の電力需要増加に対して根本的にどぉするんでしょうね・・・。



当たり前ですが補償金が激しくて東電まぢ詰む寸前と言う話も聞きました。w


こうなると原発だけはフランスのように国営の方が良いような気もします。



そもそもでかい発電所で一度にたくさんの世帯に電気を送ろうとするから大規模な原子力発電所が要るので、これからの発電所はできるだけ地産地消みたいな、小さい単位の発電所にするというのはどうかね。一地域に一発電所くらいなアレで。被災しても局所の影響に留まるし、よその人に発電所事故の不利益背負わせて自分とこに電気送ってもらうって発想はもう現代の世の中にはそぐわない気がするよ・・・。






いずれにしても何だか生活がいつまでも浮ついてて収まりませんねorz

こんな時こそ世の中いろんな人がいると分かる気がする

凍直です。



・・・こ、ここで医局の暖房のスイッチを押してしまうふがいない私をお許しください・・・!



「被災地のことを思えば」みたいなのが合言葉のようになってる昨今ですが、世の中にはこんな人もいます↓


乙武さんが最強すぎてもう誰にも止められる気がしない



アメリカ某所よりネタ提供m(__)m



私の感想を正直に申し上げれば、とりあえず`;:゙;`;・(゚ε゚ )フイタwwwwwww



つか放射線で手足は生えねぇよwwww



もうこの人ν速名誉市民でいいんぢゃないwwwww



確かに、3.11を境に、年度末につき結構入ってた飲みの予定がカレンダー上で全部×印になって、心なしかわたくし痩せてますwwww



なんつぅか、ケーシーのパンツが緩い。



どうせ日本人の謹慎なんてそのうち飽きてきてなし崩し的に終わるんでしょうから、そろそろ被災してない人間および震災の影響を受けてない社会の部分は普通の生活でいいんぢゃまいかと。ガソリンとかもあまり並ばずに入れられるようになってきた気がします。



被災地への変わらぬ支援と、原発コントロールへの努力、放射線量の計測継続は飽きられちゃ困りますがねwww




(22:33、追記)


そぉ言えばこんなのもあった↓


週刊少年ジャンプ 特別無料配信について


さすが少年に夢と希望を与えるジャンプ!!ネットで見れるようにしてくれるなんて・・・。


製紙会社がけっこう東北に多くて、紙が手に入りにくいらしいもんね。


被災地の本屋さんで、お客さんが置いて行った一冊のジャンプを少年たちに立ち読みし放題にしてる本屋さんのニュースもどっかで見たな。



それにしても、こんなことされたら、医局にあるパソコンにコミックビューワーインストールしちゃうよね?(ぇ

日本の技術wあと海外の日本人期待度に藁www

日本に地震があったなんて信じられない…海外で絶賛されていた道路の復旧スピード



すまん、日本人だが私も驚いたwww



落ち着いて考えれば、ちょっと前にニュースでやってた東北道復旧ということを写真に撮ればこういうことになるわけなんだが・・・。



東北道が地震後1週間で通行止め解除と字面だけ聞くとやっとかー、と思ってしまうけれど、工事現場としてみるとすんごい急ピッチかつ技術者の不休の努力でやったんだなって分かったwww



一方地震後まもなく日赤の義援金200億と聞いて、日本人ほんと金持ってんな、この危急の時に、と思ったけれど、被災者がちょうど20万人として一人一人に配るとなると、一人10万円なわけで、こうしてみるとひと月分くらいの生活資金にしかならないことが分かる。もっとオラに金を分けてくれ!ってな感じですね。


それに第一弾の物資やガソリンが主な避難所に供給されたころで、そろそろ災害ボランティアの活動時期でしょうか。


私にできることは、外勤先での強制的避難者診療とか、いくばくかの募金とか、そんな程度ですが。


所詮人間にできるのは、手の届く範囲の人を手助けすることくらいかな、それ以上ができるかもしれないというのは思いあがりじゃまいかな、と思うのが自分ですので、とりあえず今日は計画停電と地震後の自粛ムードで被害を被ってるオーベン行きつけのバーを救いに凸ってきます。(ぇ、そこ??


まぁ、自分の身近な人だけじゃなく広く世界に手伝いの手を広げられるはず!場合によっては家族とかうっちゃってもボランティアする!っていう信念の人もいないと、被災地にボランティアがいかないからそれはそれで困っちゃうんですけどねw


それから自分の身近以外に助けの手を差し伸べるのがそもそもの仕事な自衛隊の方、消防隊の方はまた別ですねww




あと地震になってみて分かった、世界からの日本人への期待値の高さwww


どんな民度の国民だと思われてんだwwwwww


良い評価が多い(日本国内に居るから余計そういう情報ばかり入ってくるのだということを差し引いても)のは有難いが、ほとんど不死鳥に近いような期待のされ方に最近ちょっと引いてるwwww



キリスト教方面では、神はその人が乗り越えられないほどの試練は与えないと言うらしいけど、乗り越えられそうな民族だからってハードルの高い試練を与えてくれるのはどうかと思いますwww


でも、最近のニュースでは百貨店が客足遠のいて大打撃とありましたし、3月14日にバレンタインのお返し買いに行った時はうちの近くのデパートもヤバいくらいガラガラでビビりましたけど、昨日りん母がデパートに買い物に行ったらいつもより混んでるくらいで、「日本人、「被災」してることに飽きたなw」って言ってました。www


なんていうか、日本人逆境に強いって言うか、逆境になるとかえって美談が出てきたり、むしろこういう時だから明るく過ごそうみたいな雰囲気になったり、みんなで頑張ろうという団結力やこうした方がよりよく過ごせるみたいなアイディアが出てきたり、負けるかぁという反骨精神が頭をもたげてきたりする民族なのかね?



何もない平和な時の日本人は極めてヘタレで悲観的で自分勝手な感じがするけどね・・・。

震災後約3週間でいろいろ見えてくるもの

アナログ時計の、「10時59分」と、「11時54分」というのはとても区別がつきにくい、ということに気がついた今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。


20110402154426.jpg   20110402154748.jpg



何故そんなことに気がついたかというと、死亡宣告の時間を間違えたからw


患者さんの周りに集まって、シクシクされてたご家族の方が、「・・・え?11時?」とその瞬間真顔になられたので、ん?とは思ってたのですが、


後で診断書を書こうと思って、ナースステーションのもっと短針が読んで字のごとく短い時計を見たら間違えててのけぞったwwww


診断書の「明治」のところは間違って「昭和」に○しちゃうし、どうも震災からこっち自分自身の気持ちが落ち着かなくてダメですwwwww


いい加減日常に戻らないと、と思うのですが、実験にも身が入らん。もう停電になるからって言い訳はきかないのですがwww


だれかボクのぜんまいを巻いておくれよ(ノД`)・。ぜんまい仕掛けの人形は自分ではぜんまいが巻けないんだよwwwww





ま、個人的な感傷はどうでもいいとして、しかし周りは徐々にいつもの生活が戻ってきつつありますね。



先週も強制的避難者支援してましたら、T病院の方からは、「避難してきた方々の中には、感謝してるばかりではなく、まさかこんな医療体制もろくに整ってない、寒風吹きすさぶど田舎とは思わなかった、避難してどうぞというから来たけど、こんな話聞いてないよ、と不平をおっしゃる方もいるらしいですよ」との情報が。



うちの県北は、比較的早く避難場所として手を挙げたので、避難してきた方々が、本当に津波で家が流されたような危機的な状況の方ではなく、原発30km圏外地域などでいち早く自家用車で避難してきた比較的裕福な都会の世帯の人が多いせいもあるのでは、という見方もあるようでwwww


うちの県北の方たちは、「せっかく親切で宿を提供したのに、こう言われてしまったのではww」とがっかりしているようです。


避難者の方はストレスが極度で、いつも通りの気持ちの余裕がないせいもあるとは思いますが、被災者支援と一口に言っても綺麗事ばかりじゃ済まないですね。



やほーニュースをぽちぽちしていったら、こうしたキャンセル続きで空いた旅館を避難場所として提供している場合は、いつまでも収入にならない避難者を無料でかくまい続けているのでは旅館の経営自体が危なくなってしまうので、ゴールデンウィークあたりを目途に引き払ってもらうことを検討しているところが多いようです。


自分の身を削ってまで人に親切にできる人はそういないのは当然だと思いますが、こうした現地の人の親切心の裏側のようなものを、避難者の人も敏感に感じ取ってるのかも。


どうせならそんなこと分からなきゃいいのですが、人の気持ちに2重底みたいなものがあるのって人間結構分かっちゃうじゃないですか。


しかも、どちらかの気持ちがまるっきりの嘘なら話はもっと楽なのですが、人をなんとか助けたいと思う良心も、親切にすることでちょっと優越感を感じる気持ちも、自分の生活を脅かされるまで支援するのはごめんだという気持ちもどれもすべて本当でしょうから余計厄介です。


もっとも、うちの県北の医療体制は、避難者の方の受け入れ以前に、地元の人の生活も危ういくらいボロボロなのは確かですがwwww


よく避難者という非常事態で数日暮らしただけでそういうこと見抜くよな。


ただ、それだけ避難者の方は、特に他県に出てきたような方々は、生命の危険という第一段階をすでに乗り越えており、そういうことを見る余裕が出てきていると見るべきなのかもしれません。


これからはただ命が脅かされないというだけでなく、社会的、人間的な生活を取り戻す方へ、また人それぞれの細分化された支援に、これからの被災地支援は向かうべき時期なのかなとも思いますた。




で、今中古車がめったやたらに売れてるらしいじゃないですか。wwww


もちろん、被災地で車も津波に押し流されて使い物にならなくなったため、現地で需要がものすごく上がっていることによるもののようです。


特に車庫証明が要らずすぐに乗り出せ、価格も安い軽に人気が集中しているらしく、オークションでも値段がつりあがっているとか。


地震直前は、エコカー補助金も終わりを告げ、自動車販売は低迷しつつあったところらしいですから、何に特需が訪れるか分からないもんです。


しかし自動車工場は、東北に多かった部品メーカーが被災してて工場の操業が止まってる状態で、自動車メーカーとしては今作りまくって売りまくりたいだろうになかなかうまくいかんもんですな。


かなり年季のいった車に乗っててついこの前も壊れてディーラーに出してたオーベンに、「今売っちゃったらどうですかw高く売れまっせ」と言ってみたのですが、「さすがにそれはあこぎ過ぎるようなww」と言われてしまいますた。


でも逆に、被災地に一台でも供給するという風にとらえてもいい気がするけどねー。




あ。他にも震災特需に沸いてる業種がありました。


りん父のふとん屋wwww


普通、寝具製造業は春先は、これから夏にかけて実にふとんが売れない時期に入りますので、一年でもっとも暇でぷらぷらしてるような時期なはずなのですが、今何千枚もの発注が殺到してて、土日返上でふとん作ってますwwwwww


確かに、津波の泥で埋もれたふとんは使い物にならないし、かといってなければ明日にも困るものだもんね。


仮設住宅が作られれば、各お家に数組ずつ必要になるだろうし。



「腰いてぇ」と言いながらりん父は今日もふとんを作りに出かけますた。www


これも被災地支援の一環だ!ファイトーー!( ゚д゚)乂(゚д゚ )オーッ!!第一作った分ちゃんとお金取るんだからいいぢゃないwwwww

石巻訪問記(1)

長いこと芝放置ですみませんでした。今私はぬーよーくにいます。


ええ、ぬーよーくです、あめりかの。


芝のまま放置してる間にちょっと留学(といっても大学に入りなおしたわけではなく、いわゆる研究留学、ポスドク)しに来ましたww


本来ならこの間の激動のvisa取得顛末記とかぬーよーく放浪記とかをうpすべきところですが、実はまだ返さねばならぬ日本の借金があったり・・・!なんでそっちをさくっと片付けます。








4月末に仙台の方で学会があったので、もうあれから2年経ってるわけですが、いったい今被災地はどうなってるんだろう?とふと思ったんですよ。復興は進んでいるのだろうか、爪痕はどのくらい消えたのだろうか。



被災直後は、物見遊山的なボランティアが現地入りしたりして生活の場で写真撮ったりするんでかえって迷惑みたいな話もありましたが、きっと今はもう地元の人たちだけの静かな世界に戻って、粛々と復興しているのだろうから、二年も経ってから赴く物好きが一人くらいふらっと見学に行っても邪魔じゃなかろうと。




・・・思ったんですが、なんといまだに被災地見学バスツアーみたいなのがあるそうで、地元有志の方が作る石巻案内サイトにはこんな注意点がwww



観光バスで団体で被災地に来るって感覚がいまいちよくワカンネェwww
どうも観光バスの団体というと、山へ軽装で来て登山道をどたどたと荒らすイメージしかないのですゎwww



こんな状況で果たしてボランティア目的なわけでもなく、ただ震災があった場所に行って何か感じるものがあるか個人的に確かめたいなんてふわっとした理由で行っていいものなのか?でも観光で潤ってた地域はむしろ震災がネタでも観光客に来てほしいらしいし、それで周囲の地元がつられて潤うというところもあるようで、もうなんなんだ、もやっとする!



ぐるぐる考えて決めかねていましたが、石巻にそれこそボランティア・・・というか新しく往診を専門に請け負う民間医院が義捐金の補助を受けて石巻に開業し、そこでバイトを始めた友人がいるので、彼女を訪問し、その後同郷の地元にちょうど帰る予定とのことだったので一緒に連れて帰る、というExcuseをもらって、行くことにしますた。石巻。




今日のエントリはその時の写真日記です。かなり前になってしまったのでもはや記憶が鮮明ではないのですがwww

お暇な方お付き合い下さい。





石巻などの今回訪問する被災地は東北の漁村、同じく公共交通機関の足りないど田舎住まいの私が考えるに、現地で車は必須だろうと、今回は学会自体含めて自家用車で行きますた。いろんな人に驚愕されましたがwww東京あたりからでも、十分な休憩含めて4時間半~5時間と言えば仙台に行けると思います。昔山口県まで運転したことを思えば大したことはない。




途中安達太良サービスエリアで牛タンつくね串をフライングゲットしたりして行きは一人でのんびり仙台入り。


その日の夜は、仙台で特に被害のひどかった荒浜地区にもともとあった飲み屋さんが、仙台に引っ越しして営業している、あら浜さんへ師匠と一緒に飲みに行きますた。



カウンターに会社帰りっぽいおっさん二人と、小上がりに6-7人の年配の団体さん。どっちも地元の常連っぽく、団体さんの方は話の感じからして親戚関係のよう。7時にはすでにみなさん出来上がってる感じで、このタイミング、いわゆる震災等で亡くなった方の3回忌かなんかだったりして・・・と勝手に勘ぐったりしましたww



ともかく、ウィークデイのせいもあって、そんな地元っこ御用達!みたいなところで師匠と杯を酌み交わしたんですけど、〆のほっき飯(味付けホッキ貝がご飯の上にどちゃ、と乗った炊き込みご飯みたいなの)がうまかったです。酒の銘柄はいつも通り覚えられず。いろいろ地酒を出してもらったはずなんですが、よく分からずひたすら嚥下してましたwww

昔研修医のころ、連れて行かれたバーでカクテルをぱかぱか飲んでたら、「あんたはもったいないからこれ飲んでなさい」と連れてきてくれたオーベンのキープボトルを一瓶よこされたのを思い出します。


最近師匠と飲んでも最後はコンビニ酒だからなぁ。wwwww




・・・このペースの書き方ではこのエントリ中に石巻にさえたどり着かんぞ!


巻きます。



で翌日さらっと学会に出て、石巻へはそのさらに翌日朝に移動。仙台から高速道路(途中から無料ですし対面通行ですが)で1時間ほどと、案外距離がありました。



それに、復興や避難生活で仙台⇔石巻間の人の移動が増えているのか、人口に比して高速道路が混んでいるのですよ。夕方の通勤ラッシュの時間帯とか結構涙目でした。



石巻で医療活動中の友人宅に私の車を置いて、彼女の方の車に乗り換えて被災地訪問出発です。



まずは中洲。完全に津波がかぶって主要な建物以外なんもない更地になっています。



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石ノ森美術館です。



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ハリストス正教会。いまだもって工事中です。



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建った直後に被災したという気の毒な自由の女神像。周りにボランティアさんが花を植えていました。


実際中洲にはこの三つのモニュメントしか建ってません。



2年後の現在、がれきは撤去されたものの新しい建物が建っていないので、被災地はとにかく更地になったという感じでした。なので友人さんが用意してくれた昔の石巻の航空写真を眺めながら回ります。写真で見ると確かに住宅だったはずのところが見事な更地・・・がれきがない分臨場感には欠けますが、すっかり町が変わってしまったという空虚感はより鮮明です。


あ、写真になぜか車のフレームが写っているのは深く突っ込まないでください。雨が結構降っててものすごく横着な回り方したもんでwwww



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復興マルシェ。石巻なのでいろいろな海産物が売っています。うちの辺は海遠いので、謎の海藻とか海の塩とかを珍しくてつい買ってしまいました。今日はウィークディな上、雨が降っていたせいかお客さんはほとんどいないという感じでした。


DSCN2856.jpg       DSCN2868.jpg
石巻は観光資源が少ないそうで、石ノ森章太郎で町おこししてる感じです。だから石ノ森美術館も復興が早かったんだな・・・でも美術館の周りはまださみしい限りですがww



DSCN2870.jpg      DSCN2867.jpg
商店街の方へ来ました。震災の影響が一番大きいだろうけど、その他にも何となく日本の過疎化が進む田舎町のうらさびれ感がありますw左の商店は老舗だったようですが、外見は無事に見えても店内は津波で滅茶苦茶になったため営業は中止。今は展示室になっているようです。


DSCN2866.jpg     DSCN2871.jpg

ところどころぽかんと空いた空地。雨が降って水たまりができているので多少わかりやすいかと思うんですが、道がものすごいでこぼこしています。地震によるたゆみと思うと半端ないパワーです。ともかく町中の道の山なり具合がおかしく、ちょっと広い道でスピードを出すとすっ飛びます。



DSCN2874.jpg
2年たっても被災したまんまみたいな建物がまだところどころ見られます。一応市の職員で見て回って、ヤバい建物は建て壊し計画などされているそうですが、この状態でも倒れなければおkということで2階にそのまま住んでる人とかいるそうな!ひー。公立の仮設や見なし仮設に移動しない方々の安否確認や福祉サービスの分配が遅れているというニュースは聞いていましたが、どんなに廃墟に見えてもそこに人が住んでるかもと言われたら、もう人海戦術で一軒ずつ回るしかないわけですから、そうでなくても人手不足の時に時間がかかるのも無理はないなと思いました。


田舎の往診について書いたジレンマを思い出しました。そう、サービス供給する人材不足の時は、サービスの受け手はいっそ管理できる一か所に集まってもらってた方がいいのですよ。自宅にいたい気持ちはすごーくわかるけど、この場合は仮設に移ってもらった方がサービスはしやすいっていうね。でも過疎地の老健もそうですが、仮設も実質供給不足気味なのでしょうから、全員がご自宅から移る決断をされてもまた収容しきれないのもきっと事実なんですけどね。



この後は日和山に登って、門脇地区の方へ降りていきます。いったんログ休憩。


石巻訪問記(2)

石巻記第2弾です。


雨の中、友人の車で日和山に登ります。街の中の小高い丘と言った感じで、桜の名所として市民に親しまれているそうな。また北上川河口を始め街が一望できます。


ん?なんか忘れてると思ったら、日和山に登る前に石巻日日新聞さんの記念館へ寄ったんだった。


石巻日日新聞は震災直後、輪転機が回らない状態でも地元の人にこの未曾有の出来事についてともかくニュースを伝えねば、ということで、昔懐かしい小学校の学級新聞のように壁に貼り出す手書きの新聞を作ったことで有名な地元紙。Newseeと名付けられた記念館に実物が貼ってありました。他は報道写真のパネルとかがあります。ちょうど編集長さんがいらっしゃって色々お話を聞けたのですが、まずは起こったことを現実と受け止められなくて、実際自宅が押し流されて避難してきた人自身が、映画を見てるみたいだ…と言っていたのが印象的だったという話と、石巻の行政の方で区画整理等の話がひと段落したので、これからは新築が進んで今年は一気に復興が進んだように見えるのではないかという話が記憶に残っています。


しかし石巻で医療してる友達も曰く、ひと段落して復興が進み始める時が、ボーゼン状態からも立ち直り、現実が見えてきて却って鬱に陥りやすい危険な時期らしいんだゎ。まぁ2年であっさり喪失の傷が癒える訳もないのですが、時間と共に傷そのものは消えなくても、パックリ口をあいて血を流してる鋭い痛みの状態のままであるわけではなく、知らぬ間に少しずつ変化して鈍い痛みに、見た目は醜くともやり過ごしやすい傷跡になってくことは間違いないから、それまでの間は適度に気を紛らせてうまく時を過ごして欲しいです。


あと日日新聞さんでがれきの下から生えてきたど根性ひまわりの種をもらった。アメリカに来るにあたって親に託してきたが庭にでも生やしてくれただろうか。


そういえば更に海外から来てなぜか石巻が気に入って滞在してしまった写真家の展示をちょっとしたギャラリーみたいなとこへ見に行ったぞ?


光の感じがとても優しい作家さんでした。本人がちょうどギャラリーにいてこちらもお話が聞けたんですが、友人の日本人の芸術家に誘われて現地入りしたところ、石巻の綺麗な風景に心奪われ、何か写真や映像で残すことは出来ないかと使命感にかられたそうで、日本の友人が帰ったあともボランティアをしながら5ヶ月も残って地元に密着して映像や写真を撮ったそうです。緻密な鉛筆画も展示されてました。わしの友人がこの人も絵書くんですよとか紹介し始めるから辟易しましたゎwww画材は何を?とか聞かれるし…色鉛筆とかー、などと言っておきました。ぶっちゃけ私のはどちらかというと漫画ですwww


船便に色鉛筆を仕込んであるから到着したらセントラルパークに絵でも書きにいくか。そんな暇があればだけどー笑


作家さん自身のサイト。



で、日和山公園です。

DSCN2882.jpg     DSCN2883.jpg


確かに桜が咲いています!…さすがの天気で花見してる人はnullでしたがwww
桜の木の合間から北上川が見下ろせるのですが、日赤病院がある方面…やはり更地でした。よーく見るとがれきもあります。去年あたりはもっとずっと山が高かったそうですが、さすがに撤去が進んでいます。


下に降りると門脇地区です。


DSCN2885.jpg
この写真はちょっと衝撃的でしょうか...。小学校そば。周りはひたーすら更地です。住宅街だったというのは、昔の写真と礎石だけしか証拠がありません。


DSCN2884.jpg
日和山の高台にあって助かった中学校の生徒が花を植えています。


DSCN2890.jpg
日赤病院の隣の薬局。ひしゃげ方が半端ない…隣の病院も廃墟ですが、取り壊しの作業が始まっていました。


DSCN2896.jpg
海沿いの堤防に一部残っているがれき。



同じ石巻市内でも、複雑に曲がりくねる北上川の関係で、場所によっては津波が激しくきたり、ただ水につかるだけだったりとお隣同士でも命運が別れるような状態でした。特に日和山と門脇地区は標高差で線が引かれているように更地と無事な住宅街が接していて人間の運命みたいなものを感じさせます。私なんて海なし県民だもんだから、とにかく安全のために高いところに住んで欲しいような気がしてしまいますが…


次は場所を移動して女川町です。

石巻訪問記(3)

さて、石巻を一通り回った後は女川町へ。



道中、男鹿半島の付け根にある万石浦という湾沿いを通っていくのですが、ここはあまりにも入れ込んだ湾になっているため津波がほとんど来ず、かなり高台にあるせいもあって道も線路も無事でした。雨にけぶる湾の中、カキとか何かの養殖の生簀が浮かんでいて実にのんびりとした風情ある風景でして、震災?なにそれおいしいの?といった感じ...



女川町市街地へ入る前に、かまぼこの高政さんへ寄ります。震災復興のためいち早く地元企業として操業を再開したことでも有名ですが、かまぼこ自体が掛け値なしでうまいです。試食でさっそくノックアウトされますた、またその場で焼いて食べたり、蒲鉾がぽっこぽっこと作られていくベルトコンベアーを社会科見学できたりします。


DSCN2897.jpg
高政さん駐車場のサイン。


さて、女川町の中心部です。海に向かって開けた三角形の土地で、そういう目でイメージすれば確かに津波が押し寄せて高さを上げながら山の方へ、三角形の頂点へ向けて駆け上って行っても不思議はない感じです。


DSCN2901.jpg        DSCN2902.jpg
高台にある町立病院から見た風景。現在復興のための盛り土がされています。
ですがこの高台に上がっただけでは助からなかったそうで・・・というのも、右の写真は病院入口の柱ですが、友人が手を伸ばしている先の線まで津波が来たそうで、つまり高台に逃げてさらに病院の中の階段を上がった人だけが助かったということですね。


女川町は、google mapで見てもらっても分かる通り、女川町の部分はなぜここだけ石巻市に合併しないで残ってる?というような町で、町民数に比してかなりでっかい町立病院、また避難所になっている運動公園も税金たっぷり使ってるんだろーなーと思わせる規模で、何が言いたいかというとやはり原発マネーなんだそうです。そういえば心なしか小さい町にしては復興も早いし、表現は悪いですが被災地としての全国区への宣伝もある意味行き届いている。福島で原発事故で苦しんでる人がいたとしても、女川の人は原発自体については複雑な心境だろーなー、とか思うとものっすごい皮肉な図式を感じます。まぁ被災したことそのものの大変さは変わりないのですが・・・だからこそ友人の、「もっと小さい集落で、ほんとに町ごと、住んでた人たちごとすっぽり津波にさらわれたような港もあるんだよ、そういうところはまったく被災地としても有名じゃないし残された人は町のお金も少なくて本当に大変だからそういうとこも回ってほしかった」という発言になるんでしょう・・・時間の関係で回れなかったんですけどねwww



DSCN2906.jpg
さて、重い話ばっかりでもアレなんで、女川丼どーん!!
おかせいさんという、魚屋さんの一角にお店がある、みたいな海鮮どんぶり屋さんですが、特選丼を頼むと写真のようなドヤァァァァ・・・・ばりばりの大変なことになりますwww


・・・


女二人、食べきりましたが何か?
隣のおじさんとかにガン見されましたよ、え、あの子たち一人で一つずつアレ食べるの?二人で分けるとかじゃなくて?え?みたいな目線でwwww



DSCN2905.jpg
おかせいさんからの景色。港には船が停泊していて、漁業は再開してるようですが・・・おかせいさんの周りにはお店らしいお店もなく、実は更地が広がっています。友人が「ガソリンが切れるwww」と言いながらカーナビに従ってスタンドを探すも、もちろんナビがスタンドと示す場所へ行っても更地です。(カーナビが古いのよww)


逆に、被災地を車で回るなら、2年以上前の古いカーナビと一緒に回ると、その更地っぷりがよくわかるかもしれません。たとえばナビで「女川駅」とマークされてるところに行くと・・・


DSCN2915.jpg
線路さえありませんが何か?



となります。(カーナビ画面を一緒に撮ればよかった。)




DSCN2904.jpg
盛り土作業中のためかものすごい数のダンプです。しかも全国津々浦々から参集しています。大工さんや建築作業の人が足りなくて被災地以外の土木工事が完全に滞っているとは聞いていましたが、その参集具合、半端ないです。


DSCN2916.jpg
これは、津波のすごさをあらわすためにあえて取り壊さず残されている建物。完全に横倒しになっています。建物によって海側に倒れてたり、山側に倒れてたりするのですが、来た波に押し倒されたパターンと引き返す波に引き倒されたパターンとがあるらしいです。ちなみに写真の建物は緑が屋上で、横のもにゅもにゅした構造物は横向きになった非常階段ね。


DSCN2913.jpg
最後に、女川町のほんとに真実高台にある運動公園内にできた仮設住宅へ回りました。友人がすごいテクノロジーが使われてるからぜひ見て!というので何かと思ったら、女川町が狭すぎてしかもほとんどの土地が津波にさらわれてがれき化したため、仮設を作る土地がなく運動公園のグラウンドに3階建ての仮設を作ったと、そういうことらしいwww
建設関係の人がこれはすごいんですよ!ってうちの友人に自慢していって、しかも多くの建設関係者が見学に来るそうです。すみません、建築素人には何がすごいのかいまいちわからないんですが、胃癌を開腹して胃切する代わりに内視鏡で癌粘膜を周囲の粘膜下層からめりっと剥離するESDみたいなすごさってことなんでしょうかwww


でも窮すれば通ずってことは何となくわかりました。確かに本ごしらえのアパートではなくて、簡単にばらして取り壊せる3階プレハブって思うと日本のプレハブ技術すごいな、と思います。工事現場で2階のプレハブならよく見ますけどね・・・



というわけで、私自身のキャラが災いしてあまり得るところのない上っ面な感じの説明になってますが、やはり実体験は違います。特に私の場合現地で活動してる人間と回ったのでより深く知ることができました。多謝。



帰りはこの友人を乗っけて地元までドライブしてきました。寝不足が続いているという割には、友人は寝ちゃわずに助手席でずっとyoutubeなどを流してカラオケ大会にして長距離運転を盛り上げてくれました。今はシフト休みも終わって石巻に戻ってるはず・・・お互いだいぶ遠いとこにいますが、ともにがんばんべー。


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