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N市市民との闘争

本日は国立N病院に出張サービスの日です。
以前の勤め先W Hospitalより更に2インター先に行ったところにある病院です。
W病院は県内有数の温泉地の近くにあったが、N病院は日本有数の温泉地と同じインターの降り口(^-^;)

うちの地元のTインターよりNインターへ向かって走ってると、3→2車線になり、登坂車線が出現し、トンネルを潜り抜け、100mくらい高さがあるらしい橋を超え・・・もはや最後の秘境じゃ(×o×)

そ~いえば日本でも随一の河岸段丘にできた町だって社会科の授業で習ったような気がするな。
この高さからつるりんこしたら、整形外科はすっとばしてあの世からmixiお届け♪になってしまうぞ。

・・・ガクガクブルブル(((゜.゜)))

でも、高速道路様のおかげで、30分くらいで着いた。
午前は外来で、りんが一応専門にしているはず(というかこれからするはず)の糖尿・内分泌関係の患者さんが多かった。
というか早く言えば田舎人のメタボリックシンドローム管理だな。

患者様:先生、今日の血糖はどうかね。
りん:(HbA1c 6.8と言う数字を見つめている。)悪くはないけど、もうちょっとだね。めし療法はちゃんとやってるかい?
患者様:それが、何キロカロリーとか教わったことはないんだよ。どのくらい食やーいいんかね?
りん:(ずる)ほんとかいな?ご飯はどのくらい食べてるん?
患者様:ご飯茶碗に軽く一杯くらいだいね。
りん:おかずは?例えばしゃけなら?
患者様:切り身一枚ちょっとかねえ・・・
りん:それはちょっと食べ過ぎかもね。3/4くらいでいいかもよ。
でもそんなに食べてないんだね~。
患者様:でもあたしは食べるのがすきだかんね~おやつは10時と3時に食べてるよ。
りん:(ああそう10時と3時にね・・・)ってええ!?糖尿でおやつ食っちゃいかんだろ~(^^;)てか糖尿じゃなくても普通3時だけだろ!
患者様:じゃあまずは3時だけにしてみるべぇ。あはっ。
りん:そうしてちょーだい(^-^;)

これで尼リール1mg0.5T1×で管理できてるのがふしぎだわ。
まあ83歳のおばあちゃんに「今楽しいのは食べる事ぐらいさね~」と言われながらHbA1cを6点台前半まで下げろとは言いにくいやな。
唯一の年寄りの楽しみ奪うみたいで。
しかも10時と3時のおやつで平均寿命まで生きたんだから今更尼リールなんていらねんじゃね~?
といいつつ80代にはつい甘めの外来になっちゃうのでした。
N市市民恐るべし!

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土曜だというのに

病院からmixi日記お届けしているりんです。


・・・_| ̄|○

昨日夕方16年前から糖尿を放置して、目が見えなくなり、あわてて眼科で治療した人が内科に回ってきてしまったためです。
とりあえずインスリンを打ってるが、まだ食前血糖200ぐらい。
右目失明寸前。尿蛋白出放題。なんか両足腱反射出ない。
と糖尿病3大合併症がそろっちゃってます。
頼むから、こうなる前に尿糖(+)を指摘されたら、ちゃんと受診しようね。


さて、治療だが

・・・まずは入院にべったりおかあちゃんがついてくるそのライフスタイルから見なおすんかねえ・・・

分かってはいたんですが、つい甘やかして、

って、もう32才だろ!!わたしより上じゃねーか!!母ちゃんが甘やかす以前に、てめえで管理しろっつーの。

しかも全盛時のホリエ○ンから金と権力を差し引いたみたいなアピアランスだし。モチベーション下がることこの上ない。
とりあえず、病室にパソコン持ち込むようなあほなまねは今のところしてませんが・・・。

糖尿の人って独特の、重症感にかけるというか、「まあいいんじゃないの~」みたいなのんきさ、いい加減さを持ってるキャラクターの人が多いんですよね。
このキャラの為、たいがい治療が大変。
教授回診のときに、「じゃあ診察しましょう」ってふとんをめくりあげたら、中からおやつが大量に出てきたおばあちゃんいたけど、それでも「知らない」ってしらを切りとおそうとしたからね・・・。(^^;)教授以下「白い巨塔's」がずらっと居並ぶ前でやりましたからね。

なんか今回の入院さんも、夜中病棟抜け出して病院相向かいの「スカイ○ーク」とかに食いに行っちゃいそうで、今からやな予感がしてます。(←ちなみに違う患者さんでの実話です。)

N市市民との闘争(2)

国立N病院に外勤に行くたびに、ボールペン一本ずつ盗んできているような気がする(・・;)

今日のN市民は、重ね着攻撃できました。
「今朝は寒かったんだよ~」
といいながらおばあちゃんおじいちゃん、胸部聴診するまで何枚脱ぐ気だよ!
らくだのシャツから、ウール地の地味な色の下着、たぶんポロシャツ、裏地付きの花柄プリント上着まで、冬山登山における保温の基礎をきっちり守ったかのような着衣層が出来上がっています。
たぶんその重ね着の下から出てきた3段腹を見ると、保温はすでに御自身の皮膚でかなりの部分が保たれるのではないかと思うのですが・・・。

あるおばあちゃんは、
「今日はこんなに血圧が低かったんよ。」
(といいながら外来の自動血圧測定機で測った血圧を見せてくれる。)
「(うーん85/45か・・・って)ええ!?こんなに低かったの!?ちょっと測りなおしてみるかね・・・」
(と重厚なそでたちを腕まくりして測りなおす。115/75くらい。)
「これそでの上から測ったでしょ~(_ _|||)だめだよそれじゃ低く出ちゃうから~」
「あ~そういうもんなんかい。今日は冷えてるから低いのかと思ったよ。(笑)」
冷えてるなら普通血圧は高くなるんじゃないでしょうか~(^^;)

しかしこれからますます寒くなるであろうN市。
もしかしておばあちゃんがトイレで倒れて~なんて急患がふえるのではあるまいな(--;)
さすが登坂車線の上にある市だわ(^^;)

そんなN市民との闘争も、高速道路下りSインター付近で見える美しい夜景とともにきれいな思い出(?)に浄化されていくのでした・・・(^^)
なんとか走行しながら夜景を携帯カメラで取れないかなと思ったけど、高速道路での走行はそんなに甘いものではありませんでした(--|||)




で今日の仕事は終わるはずだった。
が、しかし。
外勤帰りで大学に着いたわたしを待っていたのはごっつい急性重症膵炎さん。

アル中、DM既往あり。
アミラーゼ4ケタ。トランス4ケタ。カリウム7台。クレアチニン10台。CRP30台。

わたしがついたときには、動注カテをアンギオ室で入れておるところでした。
この後、フ○ンが始まりユ○シンとシプ○キサンが始まり(うちのICUのinfection control doctorは独自路線を行ってるのでチエ○ムとかじゃないんだな(^^;))、CHDFが始まりますた・・・(--;)

もちろんICU入室。

わたしの土日よ、さらば・・・(T-T)
あわよくば栗駒山にでも紅葉を見に行こうと思ってたのに・・・(ToT)

もう

ICUから重症膵炎さんが出されようとしている(ToT)

今朝ICU Dr.から、カンファで「月曜あたり手術患者がいっぱい入ってくる予定なので、出す先考えといてちょ」という打診をされてしまいました・・・。
まあ、昨日の当直が感染隊長(infection control doctorともいうが)Dr.Hだったので、余計厳しかったのですが。
まあ、DOAもoffできちゃったし、Kも4点台になったし、CHDFじゃなくて普通の透析できそうだし。挿管してないし。
病棟で絶対見られないか?といわれればがんばれば出来ます、という感じに落ち着いてきてはいるんだよね。
患者さんにとっては、喜ばしいことなんですけどね。

・・・

ICUは、ベッド数が限られております(当たり前か。)
更に、うちの大学病院は手術患者をじゃんじゃんICUに入れる割にICUが7床しかない(^^;)病院中で900床あるのに。
なので、各科ともに重症患者が重なってしまうとICUベッド争奪戦となり、重症度の低い順に、ICU Dr.から「退出勧告」が来てしまうのです。
特に、今うちの第一内科は、他に挿管されてるニューモシスチスカリニ肺炎が二人も入ってるし(;o;)
休日に、更に重症な急患が来た場合の退出候補の筆頭に膵炎さんが挙げられてるみたいです(ToT)


でも、動注カテ入ったまま一般病棟に下ろしたら絶対怒られる~(@o@)看護師さんに。
「この人数で動注カテなんていう微妙なものの操作が安全に出来るわけないでしょ!やれっていわれればやりますけど、事故が起きても知りませんよ!(←いつもの殺し文句。)



・・・

一般病棟とICUでは、スタッフの人数もさることながら、スタッフの技術修練度にものすごい差があるんですよね~。
一般病棟でも差があり、循環器内科(第2内科)の病棟では、HCU並みな管理をスタッフがやってくれる。バルパン入っててもok、レスピついててもok。

・・・うち(第1内科)の病棟はどちらかというと技術のないほうで・・・レスピついただけでICU入れろとか大騒ぎするもんな・・・インスリン管理とかは慣れてますが・・・

(W病院の結核病棟でインスリンスケール打ちを頼んだらものすごく困られたもんなあ。(スケール打ち←毎食前血糖値を測り、その値に応じて決められた量のインスリンを打つ。血糖値を測り、インスリン量を確認し打つのは看護師さん^^;)

きっと動注カテはだめだ。
そんなもんなんとかしてICUに入れとけって言われるんだ。
とくに休み中に出そうものなら、きっと月曜から担当医は出勤できない。(ToT)

かくして、担当医はICU Dr.と病棟看護師のあいだにはさまれて泣く羽目に(;o;)

・・・救急部の先生にお願いして救急ベッドを貸してもらおうかな・・・(弱気)

・・・あるいはもう動注なんてやめた!きっと末梢からフ○ン行っても同じだよ!体内に入りゃいいんだろ!と開き直っちゃおうかな・・・(フォースのダークサイドに落ちる)

要は、ICUと一般病棟の中間に当たる病床があればいいんですけどね。
あるにはあるんですが、うちの病院のHCUは、なんとなく外科の術後リカバリーみたいになってて内科医は入り込みにくいんですよね。

何でこういうわけの分からん垣根が大学病院にはあるんだろ・・・

不定愁訴との闘争

さて、今日もN市民との戦い(?)のレポートです。
いつものごとく着ぶくれおじちゃんおばちゃんとの闘争を経て、一段落したりんに待っていたのは、

「なんか腸が動いてない気がするんです。」

・・・はい?腸が動いていない?
しかも、その主訴で旅行を中断し、Oインターで途中下車した挙句某赤十字病院へ救急搬送されたらしい。

よくよく聞いてみると、しばしば旅行中に腸が動かなくなり、おなかが張って苦しくなるので困っているとの事。
普段は、まったくなんともなし。お通じも普通。
たぶん過敏性腸症候群なのでは、と赤十字の先生に言われたらしいが、いや、赤十字の先生ナイス病名付け、って感じだった。

「また腸が動かなくなるのでは、と思い食事を食べないでいましたが、今日は少し食べられて、動き出したみたいです。
また動かなくなると困るので、薬をいただければと思い・・・」

・・・一瞬大建中湯でも出してお茶を濁そうかともおもったが、こんなときそういえば西洋薬でも「ガ○モチン」という便利な薬があったな、と一応処方して御満足の上お帰り頂いた。

こういう、西洋医学では説明がつかん!というかそれはどういう状態なんじゃ!といいたくなるよーな主訴の人がたまに内科ではやってきます。

「腸が動かない」はまだ腹部膨満の主訴として理解が何とかできるんだけど、
他には

「息を吸っても肺の一番底まで空気がちゃんと入ってない気がする。気になって自分がどう呼吸をしたらいいのかわからなくなってしまった。」

「胸の辺りがさわさわして、左首筋のあたりにこうきゅーっとくるんです。」

「足を虫がはっている。」

「ここがふくれてる気がする。」

「ここが赤い気がする。」

「目がなんか熱いんです。」

「最近口の中がねばねばするんです。」

「手を洗うとねばねばするんです。乾くとさらさらするんですけど。」

「・・・」

など、いくら日本語が他言語にない豊富な擬態語をもってるからといって、そんな訴えを私にどうしろと(ToT)

しかし、中には「左首筋にきゅーっと」きてるときは心筋梗塞だったりもするので、見逃せない主訴であるときもあるんですが、検査をしてもなんの異常も出ないことも多い。
でも、「検査してなにもなかった」というと、それだけで安心して帰ってくれる人もいるんだけど、症状へのこだわりが強いと「そんなはずはない!」って怒り出す方もいる。

・・・かくして、こうした身体のちょっとした異常を、とても心配しすぎてしまう人たちに、いかにプライドを傷つけずにデ○スなどの処方薬にもっていくかという内科医の静かなる闘争が始まるわけです・・・(--;)

こういうひとの訴えがちゃんとなくせるようになったら、たぶん内科医として一人前。
でも、予約患者の外来カルテがつみあがってきてあせってくるときに、「口の中が・・・」とやられると、ちょっと心が狭くなったりもする・・・( _ _)

「まるで吉本診療部」遠征の旅

さて、今日は某大手電機メーカーの東京製作所まで出張です。
「東京製作所」と名前はついてますが、場所ははっきりくっきりうちの県内です。( _ _)うちの県の東京側の県境に近いですが、それにしても「東京」は詐欺だ。
(そういえば、友人の実家の貸し本屋さんが、かつて「東京コミックリース」という名前だったと言ってたな・・・ちなみに友人実家は長野県。詐欺以前に、おかしいって)

というわけで、田舎の作業所の診療所かね~とばかにしながら行きました。

1時間半のドライブで、着いたそこは、






・・・広っ!
なんじゃこりゃ!?
製作所のはじからはじまで、時速60km/hrで1分かかるぞ?
つまり、敷地面積1平方キロってことじゃ~ん(ToT)



さすが大企業。私が悪うございました。m(_ _)m
「製作所」という言葉の響きにすっかりだまされました。
建物多すぎです。なにやらの研究施設みたいなものや、ダクトがいっぱいの工場などがぞろぞろと。米軍の秘密研究施設みたいです。15分も前に正門前に着いたのに、敷地内で診療所を探すだけで結局今日も遅刻ぎりぎり・・・(つд;)

正門で車を乗り入れるときには、許可証を警備員さんにチェックされる。
こんな場面は映画でしか見たことないりんは、もうこれだけでmission impossibleな妄想全開(・∀・)
気分は診療所医師と偽って企業の最高機密を盗みに入るネイサンc(-■-■)b☆キラーン ←おバカ・・・。
見破られないかと無駄にどきどきしてしまいました。
(にせものじゃないっつーに。)

診療所は、勤めている人とその家族だけが対象となるのですが、なんとエコーに胃カメラまで完備されている(@o@)
聞けば、「ずいぶん減ったけど」総従業員数7000人だとか。
最盛期には15000人くらいいたらしいです・・・
さすが一企業でO町の産業を全部担ってるだけのことはあります(′д`;)
一日働いて日給は大学非常勤の日当の約10倍。太っ腹すぎます~

ん?肝心のおもしろ診療録はどうしたの~って?
実は来た人はみんな風邪か血圧の薬かそんなのばかりでネタにはならなそうでした・・・。(´・ω・`)
ま、会社にこれる人なんだからそんなに重症な人は来ないわな。

いかにも企業っぽいのが「海外出張前の処方ください」ってやつ。
外国では保険外診療になってしまうので、胃腸薬風邪薬その他をあらかじめもっていくための処方というやつ。
そんな処方保険とおるんかな~?と思ったけど、もともと自由診療なみたいでした。
大体中国などが多いので、胃腸薬抗生剤がよく出たけど、人によっては「眠れなくなるので眠剤」とか「怪しげな虫に刺されるからリンデ○ンVGを」とか「出張先はハードスケジュールなのでビタミン剤」とかそんなのも出るらしい。

あとは、患者さんがとぎれとぎれなので「日経メ○ィカル」をひたすら読んでた~(^-^)
これはドクトール向け雑誌なのですが、企業誌だし、日経がもともとビジネスマン向けの出版をしているところのせいか、医者が執筆している学会雑誌より切り口が変わっていておもしろいの。

「3分診療で患者さんを納得させる術!」

とか

「こうくる今年のインフルエンザ!」

とか

「こんな医者は嫌われる!」

などの心躍る記事が並んでます。

でも「3分診療で~」「こんな医者は~」の記事を読んだけど、大体「患者さんの話を聞け」「看護師さんへの指示だしをちゃんとしろ」などのよくある結論に達してました。
結局はオチはそこなのね~(>o<)

オチはわかってても、実践するのがとっても難しいのです。

お医者さんも、患者さんとかコメディカルにどう見られてるのかな~って日々びくびくしながら診療してるんです。
(でもりんはびくびくしすぎ?)
でも、人間だから相手に好印象を与えたい、悪印象を与えてないか心配!という心の動きは自然なことなのかもしれませんが(^^)




さて。明日は外勤3連戦の最終日、K病院日当直。
連続24時間勤務で給与がこの電機メーカー製作所内診療所と同じ、というのも不思議ですが、まあ気にしない気にしない(^^;)
こんなところでmixiやってないで、早く帰るぞ~。
(実は毎日病院帰りがけに医局でmixiやってる私・・・帰りが遅いことが看護師さんにもばれてて、当直呼ぶほどじゃない夜間の処方などを頼まれたりもする^^;)

今日も夜9時、食後血糖が400の患者様に(ヒュー○リン)Rの追加投与指示を出しに病棟行ったら、ICUでステりそうな患者を受け持つ研修医とオーベンが死んでるし(--)

「血圧が40台になってからまる二日もってる」との由。
・・・普通は40台になったら数時間で天に召されるのですが、どうしたことでしょう。2人とも、当直外で病院泊り込み2日目で、完全にニコチン切れのようです。
・・・患者さんの家族にとっては、一秒でも長く生きていてほしいところでしょうが、待つ方もちょっと哀れだ(つ-;)

しょーがないしけもくでもかってきてやるか・・・

病院の中の懲りない面々

膵炎さんもすっかり落ち着き、「もう酒は飲まない~」と断言しています。
はたしてこの言葉は信じられるか?
オーベンズは、いや、絶対退院したら退院祝いで酒盛りだよ、とおっしゃっています。

たぶんそうだろうな・・・( _ _)と容易に予想がつきまふ。

まあ退院直後は控えるかもしれないけど、喉元過ぎれば確実にまた飲み始めるんでしょうね(´д`;)

肝硬変のひとも、なんべん食道静脈瘤で血を吐いても、血を吐いてもまた飲んで救急車で来るもんなあ。
そんなに胃カメラがしたいんかい、って感じ。
再三夜間の緊急内視鏡で病院呼び出されたW病院の肝臓内科ドクトールは、しみじみ疲れた声で

「もう万が一また酒を飲んで血を吐いた場合にはうちの病院にはかかりません、って念書とりたい」

と申しておりました。うん。わかるぞその気持ち。
(未来の)糖尿病内科医りんにとっての、何度糖尿病性昏睡に陥っても菓子を食うおばあちゃんみたいなもんだろ。

うちの県にはA高原ホスピタルというアルコール依存専門病院があるけれど、
この肝臓内科ドクトールが酒飲み'sにA高原ホスピタルを薦めたところ、

「あそこだけは絶対勘弁してください、もう飲みませんからToT」

と泣いて謝ったとかm(T_T)m
高原のさわやかな風さえ感じる病院名なのに、酒飲みにそこまでおそれられているとは(^^;)
確かに、噂によると鉄条網の張られた塀がゆってあり、絶対逃亡できないようになっているとかいないとか。
そこまでしないと治らんのだろうな。
そしてA高原Hp.の恐ろしいところは、

そこ出身の肝機能障害さんをN病院で見ています。
たわむれに、「たまには飲みたくなるんじゃないの?」
と聞いてみたところ、
「いや絶対に手を出しません。」
とこちらが引くくらいの真顔で言われてしまった。

と退院後はなるところであります。
どっかにたとぅー入っててもおかしくないような見た目の人ですよ。
組の代紋かけても飲みません、っていいそうな勢いだった。


もう一箇所、当県内で民衆に恐れられている病院が。
J病院というところ。
前身が精神科単科病院。
かなり重症な急性期患者さんも入ります。
りんも研修しましたが、男性急性期病棟は全室畳。
(たぶんベッドとかあるとみんな引っこ抜かれるんだろうね。床から。)
しかもみんな自分で布団を敷いている。
保護室は5室ありコンクリート打ちっぱなし、蛇口もない。
(水を、ナトリウムが110になるくらい飲んじゃうから)
老健じゃ引き取り手のない徘徊、暴力の強い認知症のお年よりもいっぱい入ってる。

この病院の地域の田舎では、嫁の言うことを聞かない姑に、ひとこと

「J病院入れるよ!!」

というと面白いようにおとなしくなるんだそうです(´д`;)

うーん、精神疾患に対する、お年寄りを中心とした偏見の根強いこと根強いこと。

急性期病棟じゃなければ、ちゃんとベッドだし、リハビリ病棟、作業療法やグループホームなどの支援もしっかりした病院さんでしたよ?
りんはみんなと一緒に卓球大会にまで出てしまいました。

でも、ここの精神科ドクトールは言ってました。
「内科の先生が寄り付かないんだよね。精神病患者って、主訴がしっかりしてないし、慢性疾患の管理が出来ないから、内科がものすごく必要なんだけど・・・
先生、職にあぶれたらけっこういい給料でうちに雇ってもらえると思うよ」
偏見はドクトールにもあったか!

は、はい。
医局を追い出されて県内どこにも就職できないってなったら考えてみます(^^;)
でも先生、確か躁状態の患者さんに殴られて前歯折ったって言ってませんでしたっけ?
りんは一応女の子なんですけど・・・(´д`;)
前歯がないのは・・・(´皿`;)

ボク乾電池で動いてるんじゃないよ。

今日のN市民は、食堂のロールキャベツ定食が死ぬほどまずかった以外話題がなかったので、昨日のネタを。

(ロールキャベツって言うとそこはかとなくリッチでおいしいランチが食べられるような気になりませんか?N病院のは、ほんとそんな気になった自分の愚かしさを呪いたくなるくらいの代物でした。だって食べ物ではしてはいけない風味がするんですもの(T□T))



昨日、朝病院に来ると、PHSにオーベンからの朝一番の着歴が残ってますた。

(┘-△-;)┘やべっ

確かにそこはかとなく30分くらい遅刻してますが、でもいつもはそんなにウルサクイワナカッタジャン・・・( _ _)φ

とへこみながらリダイヤルしますた。

「あ、喘息の急性増悪が来てるんだけどさ、研修医はみんな持てそうにないから受け持ちしてもらっていいかね?」

ほっ。そういうことですか(-u-)
確かに、病棟の処置室から激しい咳込みが聞こえるぞ。
どうやら、あまりに咳がひどいので夜中は大部屋に移せず、ナースステーション脇の処置室で一晩過ごされたようです。

CRP 40という凄いあげっぷり。尿中肺炎球菌抗原陽性。
ペニシリンアレルギー。
というわけでファース○シンとサク○ゾンで治療開始しますた。

午後になって、やっとお嫁さんが着替えetcを持って来てくれました。
わんぱくざかりの男の子連れです。患者さんのお孫さんのようです。
わんぱくすぎて、お母さんがほとんど私の話を聞けない状態です・・・(-~-;)

一緒に住んでるらしいので、おもわず「お孫さん最近風引きませんでした?」
と聞いてみると、「うーん、そういえば下の子が少し引いてたような・・・」
とお嫁さん全く把握できておらず。
「できれば、お子さんが風邪っぽいときはおばあちゃんの部屋に入らないようにさせておいたほうがいいですよ。」
と言ってみたのですが、
言ってるそばからお孫さんベットに上ろうとしてるし・・・(--;)
「無理かなあ、ドア開けちゃうし、下の子なんか「おばあちゃ~ん!」っていってどーん、だもんねえ」とお嫁さん苦笑い。
だめだあ。これじゃ絶対喘息のコントロールなんてつかねえぞ。


・・・とりんが哀しい気分になったそのときです。

相向かいのベットから、

「なんだいその動いてる人形は。乾電池ぬいといとくれ」

というおばあちゃんのだみ声が。

なんのこっちゃ分からずりんが「どうしたの?」と声をかけるに、
おばあちゃんの視線はあからさまにお孫さんの方へ(-□-)。
「人形じゃないよ、お孫さんが会いにきてるの。」
と説明を試みましたが、
「そんなん持ってきて、非常識な。
わたしゃ昨日治療で全然寝てないんだよ。今日は寝ようと思ったのにうるさくてかなわないよ。
いいから乾電池ぬいといとくれ!」

・・・

・・・

喘息おばあちゃんとお嫁さんと私の間で冷えた空気が流れますた・・・

とりあえず、今は昼間だから起きてようね、夜は睡眠薬飲んでしっかり寝ようね、となだめすかし、カーテンを閉めておきますた。

喘息おばあちゃんに、「お子さんを乾電池って言ってるような人の言うことはいちいち真に受けなくても大丈夫よ、治療で疲れてるんだろうね」
とフォローを入れたところ、にやっと笑っておりますた。
こっちの人の方が余裕がありそうなので、とりあえずトラブルにならずに済みそうでしたが、

いずれ長くなればお互いにストレスになるだけなので、師長さんにゆってりんの患者さんの方を個室に移してもらいました。


・・・大部屋ならではの苦労ってあります。

いわく、むかいの患者のげっぷする音が気に入らないの、
いろいろ親切ごかしに言ってきてうるさいの、

病気で心が狭くなってなければゆるせる範囲のことでも、闘病中では気になる!うざい!という気持ちはよーく分かります。

病気の重篤度、患者さんのもとのキャラにも左右されますけどね。

病院ごとでも患者さん同士の和気あいあいぶりが異なり、
特殊な病気の人が多い大学病院では、お互いにあまり治療のことなど話さないし、すれ違うケースが多い感じ。
W病院みたいに、みんな肺癌で化学療法中、とかだと、同志、みたいな気分が芽生えるようで、お互いに自分の治療の情報を交換したりベテランが新人患者さんに副作用その他を教えたりしてました。

でも、闘病にそもそも大部屋ってのが無理なんだろうな・・・

日本の病院事情じゃ、大部屋なくす方が無理ですけどね。

W病院でも、結核病棟で、みんな物言わぬ寝たきりのお年寄りばかりの部屋なのに、ひとり介護抵抗のはげしいおじいちゃんがいて、介護のたびに叫ぶので、同じ部屋になる人はみんな静かに胃から血を吐いてしまう、ということがありましたもんね。
相部屋のストレスは、たぶんわれわれが考える以上です(--;)

病気になるのに理由があるときもある

昨日教授回診前に喘息おばあちゃんのベッドを訪室したら、難しい顔でうつむき加減に沈思黙考していた。

そしておもむろに、

「先生。何かわたし考えちゃったんよ。」

何を考えたかときくと、体調が良くなってきたので、退院後のことに思いをはせたところ、また再発しないように生活をどうしたらいいかが心配になった、ということらしい。

「とりあえずは感染を起こさないことが大事なんで、風邪引かないようにしてみたらどうですか」

と軽く言ってみたらまた沈思黙考。



「いや~孫がね~。幼稚園で風邪もらってくるからね~。」

「(もしかして~)お孫さんの面倒おばあちゃんが見てるの?」

「そうなんだよ。(子供夫婦が)二人とも共働きだろ?家業があるからね~。」


げげっ。こないだお嫁さんと一緒に来た、乾電池で動いてるあのわんぱくキッズをHOT導入されてる重症喘息ばあちゃんが一人で見とんのけ?(@o@)っていうか、見させとんのけ?(-"-)

「う~ん、お子さんが風邪引いてるときだけでもおばあちゃんの部屋に近づけないようにしないとだめかもよ~?」

と言ってみたが、それが自分の病気によくないのは御自身でもよく分かってらっしゃるようでした。

「でもね、家の中での役割が、なんかそういう流れになっちゃってるんだよね。」

う~ん。

「じゃ、退院するときに、家族の人に来てもらってこっちから注意してもらうよう、お話してみようか?」

と言ってみたのですが、自分で言えるから、とやんわり断られますた。

「孫の面倒みるのは、やっぱり楽しいしね。でも何かね、当然のようにそういう役割振られてると、ちょっと考えちゃうんだよね。まだまだ生きたいしね。さっき、外来担当の先生には、このまま感染を繰り返してると命に関わるっておどされちゃったよ。(´・ω・`)」

・・・確かに、CTで見ると、感染にやられていないまともな肺はほとんどない感じです。
万一緑膿菌とかMRSAにでもやられたら、次は救命できんかも、ってなもんです。

これが、あと数年自分が若ければ、

うちの人つれてこ~い!!ばあちゃんがどんなに危ない状態なのか聞かせてやって、孫の面倒くらい自分で見んか~い!!などと説教たれようか、

と思うのでしょうが、
医者としては多少トウが立ってきたりんは、家の事情という奴がなかなか医者の手出しできん難しい問題なことを理解し始めてしまっている^^;

しょうがないので、きれいな肺が少ないので、感染を起こすたびに呼吸困難がひどくなってくるのは事実だよ、ということと、ばあちゃんが倒れたらかえって家族に負担がかかるよ、ということ、もし必要なら、息子や嫁さん説得するのにいつでもうちら利用していいからね、ということを告げるにとどめますた。(´△`)

部屋から出ようとすると、教授回診を後ろからぷらぷらついて回っていた外来担当オーベンの一人が入ってきますた。
前オーベンやってた頃の受け持ちだったらしく、家も近くらしい。

このオーベンに、お孫さん見ててなかなか治療に専念できないらしい、と言ったら、あとで教えてくれますた。

「いや、このおばあちゃんは、おじいちゃんが癌でうちの病院に入院してたときは、同じ病棟に入院しながら通いでおじいちゃんの面倒見てた人なんだよ。」

・・・どこまで自己犠牲精神が強いんじゃー!!

今に始まったことではなかったようです。
なかなか家族に負担をかけさせられないこのばあちゃんのキャラも問題かもしれませんが、いくら共稼ぎで忙しくとも他の家族がもうちょっとなんとかならんもんなんでしょうか。

自分が人様の役に立つのは(とくに家族なら)うれしいけど、あんまり当然のようにやられても考えてしまう、という気持ち凄くよく分かる・・・(つ-;)

大学病院での下っ端ドクトールの扱いも、検査出しに車椅子押してってくれて当たり前、サーフロー採血やってもらって当たり前、フィルムを放射線部に取りに行ってもらって当たり前、だもんな・・・システムとしてそうなってるのは仕方ないけど、当たり前って思われたらやる気なくすのはみんな同じだって。

ばあちゃん長生きしてくれるといいんだけどな・・・

ところで、このばあちゃんの息子夫婦は床屋さんらしいのですが、このオーベンいわく、「何か床屋には喘息が多い気がする」と。
いや、evidenceないですけどね。やっぱ染め粉とか切った髪の屑とか、微妙にTh1-T cellを刺激するのでしょうか??

N病院で

医局に共有パソコンがあることを発見。
ネットにつながってる~\(^o^)/

ということで、N市より生mixiをお届けしてみます。

今日のN市は寒かった~((((>゜o゜<))))ガクガクブルブル
あまりにもりんが寒がってたら、外来看護師さんがりんのブースだけストーブをつけてくれますた。

N病院ナースの間でりんは「寒がり先生」決定です。

でも患者さんには好評でした(^^)


今日もこの前の間食大好き糖尿おばあちゃんをはじめとする
(一応間食一日一回にしてくれたらしいが・・・HbA1c 6.7でめちゃくちゃ横ばいだった--;)
N市着ブクレーズがたくさん来ますた。


今日は老いることの哀しさを物語る症例が2例ほど・・・。


1例目:腰が二つ折りになってる90台おばあちゃん。
むくんでるし、下痢止まらないし、りんが頭を悩ませている一人。
腹部所見を取ろうとすると、なんか異臭がする・・・(-"-?)
過去の歴戦を物語る垂れパイを持ち上げ、腹の皮膚のしわをぶにっと伸ばしてみました・・・


しわの隙間にごっつい床ずれが(T○T)



いや、この場合床とずれた訳ではないですが・・・

連れてきている息子さんも、ぜんぜん気がつかなかったらしい。
りんも、一ヶ月前の外来では気付かなかった。
しわに完全に埋もれてた・・・--;

どうしたらいいんでしょう、というので、とりあえず一日一回洗った上、しわを伸ばしてよく乾燥させるよう指導してみますた。

だめなら、間擦疹にも似てるので、ラ○シールでも塗って見るのかな(^^;)

そんな場所にまでお褥(褥創)が出来るんだ~と思うといたずらに長生きするもんでもないな~と哀しくなったのでした。


症例2:糖尿病インスリン自己注射中80台おじいちゃん。
採血結果が出るまで、1時間ぐらい待たせた。
「お待たせしました~」
と呼び入れると・・・


「嫁さんがいなくなっちまったんだあ。」


との事(◎o◎;)
待たせてる間にどっかへ行ってしまったらしい。

しばらく待っても、看護師さんが探しにいってくれたんだけど見つからず。
やむを得ず、半分認知症の入ったおじいちゃんに話をするが、案の定話の埒があかない。
カルテを見ると、半年以上処方が動かされていないようなので、doで処方しておいた。
ちなみに、りんが午前の外来をすべて終わって医局へ戻るときも、まだ嫁さんがおらずじいちゃん一人でぽつんとしてた-□-;
外来看護師さんに、「まだ戻らなかったら全館放送で呼んじゃえ」と伝えたら、「ラジャー」と心得たものだった。

いまだに全館放送がないから、たぶん戻ってきてくれたんだろう。と思いたい--;

あとで看護師さんに聞いたら、糖尿管理不行き届きで頻回の入退院歴あるらしい。

「嫁さんがぜんぜん来なくてね~。最近はこれでも来るようになったんですよ。デイサービスとかで少し楽になったからかしらね?」

ちなみに1ヶ月の血糖測定表は、Low(BS 20以下)からHi(BS600以上)までのすさまじい数字がランダムにならんでいました・・・(T□T)



教訓。日赤でたくさん見たかつぎ込まれるお年寄りを見ても思いましたが、人間安楽に死ねるかは一重に支えてくれる家族がいるかどうかに限ります(T□T)

どんなにわがままに生きてても、死ぬとき誰も家族が手助けに来ないのはほんとーに寂しいもんです。
そして、引き取り手がいないと、医療関係者はしょうがなく遠くの老健や、介護老人でもばんばん引き受けてくれる、ちょっと中がどうなってるのか怖くて聞けないような病院に転院先を選ぶのです。

という訳で、今日の世界の片隅で地味に叫ぶお言葉は、


家族や自分を大事にしてくれる人を大事にしよう!(いずれ来る老人介護の日のために)

忘却の術

今日は朝から胃カメラフィーバーで疲れますた。c-(´Д`)
とはいへ一般病院の数の比ではありませんが。

W病院より都合1ヶ月は胃カメラ御無沙汰してたので指が動くかいな、と思っていましたが、ちゃんと覚えてるもんだね~^^
自転車に乗るのを忘れないのと一緒だね♪

しかしながら、Hb5.6の急患まで入れる羽目になるとは思わんかった--;
くどいようですが、りんは内分泌・糖尿病内科志望ですよー。
「消化器」なんて一度も言ってないよ~。
もっとも、外の病院に行けば内科は「内科」でひとくくりですけどね(^^;)

長年のリウマチでNSAIDS使い放題。
ごっつい潰瘍さんが出来てますた(T-T)
血は噴いていないものの、流水で洗っただけでにょにょにょにょー、と血がにじみ出てきますた。

あらららら(´Д`;)


8月に整形で関節のopeをしてより、腹痛あったみたいなんですが、整形ドクトールに軽く流されてたんだ、と訴えてますた。(多分に誇張があるとは思いますが)

軽く腎機能の方も気になるところです。



あとは、息子が背が低くて悩んでますという訴えでお母さんが来院。
こういうときだけ、「内分泌志望だったよね」といって患者さんを回される^^;

16歳で150cm。
うーん、確かに低いわ--;

しかし小児科で成長ホルモンを測り、骨端線(骨の先端近くにある、骨が成長するための軟骨部分)が閉じてないかをレントゲンでチェックしたことがあるようなんですが、そこで身もフタもなく

「もう伸びないよ」

と切って捨てられたらしい(T○T)

確かに、成長ホルモンは十分出ていて、骨端線も閉じてる人には成長ホルモン注射ははっきりいって適応ではないですよ。
内科的にも背は伸ばせそうにありません。
うちの内分泌オーベンは「もはや個性ということで御本人が割り切るしかないかもしれない」と告げてますた。

小児科の先生と同じことを言ってるわけですが、言い方でお母さんが外来で泣き喚いたりはせずに済みますた。

低身長。
ちっちゃいころからいじめられたり、悪気がなくても同級生が「俺の妹と同じぐらいだな~」などというたびに、本人は言いようのない傷を受けていくらしいのです。

まだまだりんの知らないさまざまな身体上の問題が世の中には潜んでいるんだと思いますた(--)。



午後はお決まりの教授回診。

今日は下垂体腫瘍で脳外から送られてきた似たような患者さん2名を取り違えて教授にプレゼンしちゃいました^^;

ほとんどプレゼンし終わった頃、違いに気がつきますた--;

学生さんの手前、教授のお顔は笑っておりますたが、
こんな阿呆は大学院に入れてはならない、と思い直したりしちゃったりしてないかとっても心配であります。

どうか忘れてください・・・。(-人-)(願ってみる)

忘れろ~忘れろ~(--)/~(呪ってみる)

きっと忘れてくれたよね?(ToT)(泣いてみる)

無理かな・・・_| ̄|○

聞きにくいこと

下垂体卒中の患者さんがおります。
♂です。
下垂体ホルモン全体が低下しているため脳外から送られてきますた。
いつからホルモン低下があったか分かるように、もっとよく問診をせよ、と昨日の教授回診で厳命が下りますた。


下垂体ホルモンには、副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、乳汁分泌を促すホルモン

があります。

副腎皮質刺激ホルモンは、内因性のステロイドを出させるホルモン。

甲状腺刺激ホルモンは、甲状腺ホルモンを出させるホルモン。

両者とも足りなくなれば、ステロイドが足りない、甲状腺ホルモンが足りない、ということで、体がだるいとか、元気がないとか、血圧が低いとか、体がむくみっぽい、冷え性になる、などの症状が出ます。


これは問診しやすい。

乳汁分泌ホルモンは、低下症状はあまり特徴的なのがありません。
亢進してれば、男性でもおっぱいが出ます。(ほんとですってば)

・・・おっぱい出ましたか?

と男性にいきなり聞くと、何言ってんだこの医者は、となるので、あらかじめ下垂体ホルモンにはね、乳汁分泌ホルモンがあってね、と前置きしてから、乳首から分泌物が出ませんでしたか、と聞いてみますた。

男性だと前ふりが大変です。


で、性腺刺激ホルモンは、



・・・女性なら、性腺刺激ホルモンが少なくなれば生理が止まる、などの症状で出るのでとても分かりやすいし、聞きやすい。


男性は、・・・



最近たちますか?





と聞くわけにもいかんし、




最近したくなりますか?





と聞くのもいかがなものか(^^;)


いや、こちらはプロなんだし、

性欲はどうですか?

と聞けばいいかな、

むしろ

エッチしてる?

て直接聞いちゃったほうが早いんかな、

などと考えてしまいますた。



悩んでいると、チューベンがきて

「ヒゲやスネ毛の濃さが変わってないかどうか聞けばいいんだよ。」

と教えてくれますた。

んで、「先生だと聞きにくいだろうから、聞いてきてあげたよ。」と言っていただきますた。

ありがたいことであります(-人-)




性別が違うと、聞きにくい問診と言うのはあります。

内科医は、ジェンダーの違いなくその辺の問診もしっかりできねばならない、とは教科書的なコメントですが、やっぱり聞きにくいもんは聞きにくいって。

診察でも、女性はもちろん男性医師の内診ははっきりいっていやだろうし、男性が女医に直腸診されるのもかなりブルーだと思うんですよね。(いや、遠慮なくやりますけどね。)

だから、泌尿器科はほとんど男性医師ばっかりだし、産婦人科は女性医師の専門外来が出来るわけですよね。


病棟では、伝統的に女性の尿カテは看護師さんが、男性の尿カテは医師がやることになってます。

男性尿道の方が長くてカテが入らないとか、カテで傷つけるリスクが高いので医師が行うことになっている、という解釈も出来ますが、看護師は女性、医師は男性が多かったころの名残だという説もあります。

だからりんなど、男の尿カテ入れながら嫁入り前に何やってんだ自分、っていうか女医なら看護師さんが入れても性別の配慮にならない点では同じじゃんかー!と我に返るときもあります(´Д`;)


N病院には女性の泌尿器科医がいるんだけどどうしてるのかな・・・(・・;)

俺に触るなー!!


↑いとこの結婚式で、引き出物に配ってただるま。
ちなみにいとこのうちはT市、いとこの母方の親戚はだるま作ってる職人です♪

おめめをはみ出さないように外周から書き込んでおりますたところ、

中央やや左上よりのところだけ白く残ったところで手とまる。


・・・らう゛りー・・・(#´〇`#)


というわけで、塗り残したままディスプレイ。

らぶりーですが、願い事が欠けた状態で叶ったりしないかちょっとひやひやしてます。(--;)



さて、今日はH赤十字というN病院よりもっとひどい田舎にある病院のドクトールが病棟にやってきますた。


研究日で大学お立ち寄りの途中、大学病院へ送った患者さん(♂、骨メタ原発巣不明)の様子を見にきたとの由。


おお偉い先生だね。普通送ったら送りっぱなし、っていう先生が多いのにね。



「転院前に凄いことになっちゃって・・・

モルヒネ少し減量してから送ったんですけど、その後どうですか?」


どうですかってあなた。Σ(-□-;)


到着するなりごっつう不穏で、


何回でもズボン脱ぐわ、

オムツはずすわ、

点滴自己抜去するわ、


危なくてモニターしてたら


オムツはずして大空間に向かって放◎してる様子がモニターで病棟生中継されてますたよ。


一日セレ◎ース何回使ったとお思いですか。

モルヒネレスキュー一日10回ぐらい使うので、せこせこモルヒネアップしますたよ。痛み止めがぜんぜん足りんのですよ。



ということをオヴラートにくるんで言ったところ、「あちゃー」と頭をかかえておりますた。


しかしこの先生が行くと比較的普通に会話してる・・・(・・;)


おそらく、わけも分からず大学につれてこられて、いきなり尿カテ入れられるわ、不穏だっつって手拘束されるわで、もう大学病院のスタッフはみんな敵!!みたいな認識になってしまっているかと思われる(--;)

自動外敵認知機能つきのヴェグ◎ガンのような状態と化しております。


受け持ちのうちのチームの研修医君は、

「おまえこっちくんな」

よばわりでがっかりしてます。


不穏のときはしょーがないよ。

そうやって大きく患者さんを包み込めるいしゃになっていくんだよ。


的アドヴァイスを外野からしてみてますが、いやはやなんとも。


今日はメインで面倒見てるレジデントが外勤行っちゃってるから、看護師さんの


「なんとかして!」


がりんのところに来るかな・・・orz

心血管系リスクの要因

最近N病院の外来が午前中に終わりません。

内科一般の外来は午前中だけのはずですが、今日に至ってはりんのランチは午後の2時から・・・おかしい。何かおかしい。(-"-)


検証してみます。


予約の患者さんは、10分で1人という余裕の枠取りになってます。たまに枠外にはみ出して予約が入っていますが、それでも午前中に30人弱になっている。

このくらいさばけんと自分の能力がないみたいになっちゃいます。


でも山積みカルテをみると、半分ぐらいは「Dr.○○(りんの本名) 9:30」と予約時間を書いた棒がはさんでありますが、そのほかの大多数のカルテには「初診」とか「予約外」とか「GIF(胃カメラ)のみ」とか「インフルエンザのみ」とか書かれた棒がはさんでありませんか??

・・・最近りんが慣れてきただろう、ということで、内科の上の先生方がみんなりんのところに初診その他の予約外を回している模様です・・・orz


予約外が軽く20人以上。そりゃ終わらんわ(;-;)



かくしてN病院の常勤医の先生方の愛の鞭を受けながら、今日もひもじい内科医りんはがむばって外来を回しておりますた。
(朝飯を食べてくりゃいいんですけどね、そんな時間は遅起きのりんにはないわけなんですよ。)



そんなとき。



外来師長さんがやってきて、「せんせい、ごめんね!!」

って言ったかと思いきや、


カルテの山の下のほうからがばっとカルテを一冊抜き出して、山の一番上にぽさっと置きますた。


ええっ!?そんな横入りおっけーなの!??(-□-;)


「この人すごいいらいらしちゃってるから・・・
なんでも、前の病院で出てたはずの薬が、ゾロ薬になっちゃって、薬が変わったらそれ以来具合が悪いんだってさ。」


へー。そんなことあるんかいな。


と思っていたら、いきなり至近距離で声が聞こえた。

「そうそう!!そうなんですよ!!」


うわっ!!呼んでないのにもうりんの外来ブースの中に入って椅子に座ってるし(-□-)。(ほぼ事実。)


「この薬になったんですけどね、前のがこれでね、前のときは大丈夫だったんですけどこの薬になったらね、もう毎日なんですよ。」


息つかせずまくし立てる。


「えっと、・・・何が毎日なんでしょうか・・・」


「胸の苦しいのがよ。最近毎日なの。顎のへんにくるのよね。
1月には腕から管を通して・・・あ、カテって言うやつ??やって大丈夫っていわれたんだけど・・・入院してやったのよ?こんなに短期間にだめになるのかしら?」


あ?へ?ほ?(◎o◎)


外来担当医ついてってません。


これが今飲んでる薬、とだされたものの中には、ニト○ールみたいのが入ってる。ちゅうことは狭心症でかかってらっしゃったんですか??



薬は、どうやら以前が「カルス◎ット」で最近変わったのが「ベニジ◎ン(コ二ー◎のゾロかな?)」らしい。


って、コニー○のほうが狭心症状予防作用強いじゃんよ。


薬の変わったせいじゃなくて、単純に狭心症状が進んでいるだけなんじゃ・・・(--;)


「でね、こっちなら前の薬が出せるって窓口で言われたから・・・でも、他の薬もあるから、こっちの病院と向こうの病院と掛け持ちになっちゃうわね!!じゃあ、全部こっちの病院にまとめちゃおうかしら??」


あのー。

りんはまだ何も言ってませんよ??

っていうか口を挟めないし。

みんな自分で決めちゃってるみたいだし。


患者さんが何の薬飲むか、決めるのはお医者さん。。。


。。。


「で、1ヶ月くらい出ます??くすり」



あ!?

あんた毎日狭心発作起きてんのに、一ヶ月来ないつもりか!!(-△-)クワッ

今狭心症状が続けて出てるので、あまりほっといちゃよろしくないこと、というか薬のせいというか、ともかく今見てもらってるところでちゃんと相談しろよ、ということをほとんどオブラートにくるまず説得するも聞く耳持ちゃしねえ。


「とりあえず、出してもらってそれ飲んで、そうすればおさまるかどうか分かると思うのよ。とにかく発作がおさまればいいんだから」


いや、えと・・・


・・・


・・・ちとめんどくせ・・・



「ところで、その薬、今行ってる病院で院外処方にしてもらって、で、カルス○ット取り扱ってる薬局にいくっていうのはどう?」

とおそるおそる提案してみたところ、


「・・・そうだね!!そうしてみる!!」


というなり、次の予約は結局むこうの病院にするのかN病院にするのかも言わないまま、ぱぱーっ!!と外来から飛び出していったきり、戻っては来ませんですた(-□-;)



・・・一体なんだったんだ・・・(○△○)


看護師さんと二人、10分ぐらい白目むいてぼーぜんとしてますた。



いやー、循環器系のリスク持った人ってせっかちっつうか自己完結型というか・・・



とある外国のドクトールで、
循環器外来前のソファだけやけにへりが磨り減るので、どういうわけだか外来患者さんたちの待合の様子を観察していた人がいたらしいです。


そしたら、循環器の患者さんは、みんな外来の待ち時間が待てなくて、ものすごく前のめりで座って待ってたり、はげしく立ったり座ったりして何度も看護師さんに「まだかー!まだかー!」というので、ソファのはじのすり減りが激しいのだ、という結論に至ったらしい(-□-)


ちなみに、循環器で有名なS病院では、心臓血管外科のみ、外来に番号の電光掲示板が掲げられており、番号が出たら診察室に入る、という仕組みになってます。

他の診察室は名前を呼ばれる。

プライバシーの問題、ではなくて、やっぱり心臓血管外科の患者様は「まだ俺の番じゃないのかー!」と看護師さんに食って掛かることが多いので、こうなってるらしい。


それでも、外来で待ってると、

「私まだ呼ばれないんですけど、あなた呼ばれました??」

としばしば声をかけられるらしい。(by心臓血管外科患者のりん父。)


時刻は14:30くらい。りん父は15時の予約を待っている。

「予約時間何時ですか?」


とその人の予約時間を見ると、「16時」って書いてあったりするらしい(-□-)


さすがの気短なりん父も、「そりゃ15時の私が呼ばれてないんだから呼ばれるわけないよー」って大笑いしたらしいです。



というわけで、短気でいらいらしやすいみなさん、心臓血管系の病気になるリスク高いですよ。


いらいらしちゃだめ♪いらいらすると、心筋梗塞になるよ♪

ある日悪性腫瘍だといわれたら

今日は謎の激やせにーちゃんが入院してきますた。
1年で75kg→43kg。
へろへろです。車椅子で病棟に上がってきますた。

わかいねーちゃんなら拒食症でも思いつくところですが、ふつうに会社員してたにーちゃんの激やせ原因にはならない気が(--;)

malignancy(悪性腫瘍)などなきゃいいんですが・・・


と祈りつつオンコールCTなぞ指示してみますた。

あるいはえいずとかけっかくとか・・・どっちも負けず劣らず凶悪な病気です( _ _)いやな予感。


もう一人受け持ちしてる謎の膵腫瘍は、どうやら悪性の内分泌腫瘍で、こちらも手術は出来ない状態のようです。

今日家族と本人にムンテラ(病状説明)予定・・・orz
やや気重です。


うちの父に、末期がんと告知されたらどうするか聞いてみますた。


「とりあえず銀行へ行く。」


という返事が返ってきますた。


そのこころは?


「もう命がないなら、とりあえず銀行行って「金を出せ」ってやる。がっぽり盗んで、いざつかまりそうになったら、末期がんだから入院しちゃえば(以下略)どうせ死ぬんだしもう怖いものは(以下略)。」


・・・ひどい。ひどすぎる。(T□T)


W病院緩和ケア病棟で実習して来い!!(--)>"ビシッ

患者様語録

外泊から患者様がお戻りになりますた。


外科から転科した人なので、内科入院もあわせて都合2ヶ月くらい入院しっぱなしで、久しぶりの我が家だったようです。


「どうだった?外泊?」と聞いてみましたところ、



「先生!!なっから出た!!」



というお返事が返ってまいりますた。


なっからとは、当地方の方言で「とっても。もんのすごく」という程度の意味でございます(^^;)

何でも「ぶんなげる」「かっ飛ばす」「けっつまずく」と語気荒く強調するのが大好きなうちの県民性をよく表しておりまする。



「で、何がなっから出たの??」と問うてみれば、



「垢。」




「・・・・(-□-;)」

隣のベットから大笑いが聞こえてくるし。



ま、まあ2か月分だもんね。


入院中、もちろんシャワーはあるんですが、術後(整形の)で絶対安静を命ぜられてたこの患者様はずっと清拭(看護師さんが蒸しタオルで体を拭くこと)しかやってもらってなかったようです。


そりゃーそりゃー気持ちよかったようです。


そういえばとさかのように立ってた頭髪も、きれいに寝ています。(立ってたときはそういう髪型なんだと信じていたよ(T□T))


今週も外泊していいから、といったら小躍りしてよろこんでますた。



さすがの無精者りんも、2ヶ月風呂に入らなかったらブルーになるかもしれんと同情入りますた。




さて、その足でもう一人の患者様のもとを回診いたしますた。



20代の若いにーちゃんです。


食欲不振を訴えていますが、胃カメラでは何もなし。


しかし、助教授(例の腹単好きなあの人)から、「CFもやらなきゃだめだ!!」と教授回診時にお達しがありましたので、



「大腸カメラっていうのがあるんだけど・・・」



とおそるおそる提案してみますたところ、



にーちゃんしばし沈黙。



あー引いちゃったかな~と思っていたら、ぼそりと一言。



「・・・・ケツだけはかんべんしてください・・・orz」




・・・




いや、カマほるわけじゃないから。(-□-;)



感覚的にはそうかもしれないけど。(--;)



みんな人間ドックとかでやってるし。(^^;)


それでも承諾してくれないので、代替案として、まずはガス├□グラ┐ィンを飲み、経時的にレントゲンを取るという小腸透視からやってみないかね、とすすめてみますたが、



小腸透視で異常がなかったら、絶対次は大腸カメラやるんですよ。



あきらめるしかないよにーちゃん・・・orz

説得工作

20歳のヒステリー性拒食の青年が、退院したいといい始めますた。


「メシ食えるようになったし、多少体もしっかりしたし、もう入院してるの限界なんですけど」とのこと。(-□-)


まだトランス(肝機能)が上がってるし、身体疾患が隠れてないかの検査も終わってないんですが。

彼の中では、なぜか「今月中に退院する」ということで決意が固まっているようです。(--;)



いつ誰が今月中に退院していいと言ったかね??



オーベンに上申してみますたところ、


案の定、



「だめに決まっとろーが!!-△-」




と一喝されますた。orz




しょーがないので、チューベンと二人で説得工作にかかりますた。



ちょうどいいことに、おかーさまがお見舞いにいらっしゃってます。



まだ肝機能が上がっているので、下がるまでは様子を見させてほしいこと、さらにやせるような身体疾患が隠れていないか診断がつくまでは入院していてほしいことなどをチューベンとかわるがわる言ってみますたが、




・・・だんだん体ごと向こうを向き始め、



・・・だんだんお顔がうつむいていき、



・・・おかーさまが「それで、どうするの??ちゃんと分かるまで入院していたら??」と聞いても貝のように無言です。




我々は辛抱強く待ちますた。



で、やっとボソッと聞こえた一言が、




「まだここにいるの・・・一人なんだもん。ご飯食べるときも(ーー)」




チューベンが、私のそでをつかむなり、「じゃ後はおかーさんと相談してください。」

と言ってさかさかっと病室から(私をひきずって)出て行きますた。


(廊下で)

「小児科か??(チューベン)」



「・・・さすが就職しただけで解離性障害で拒食になるだけのキャラクターしてますね・・・(--;りん)」




あとでおかーさまがりんに説得工作の結果を話してくれますた。


「説得できました??」


「いや、説得も何も・・・家で安静にしていて、1週間ぐらいたったら外来じゃだめですか、って言ってまして^^;」


-□-;


たのむよおかーさん。



あくまで、(精神科の医療保護入院や措置入院ではないので、) 本人が中途で退院するリスクを負っても退院する!!と言い張るのであればこちらとしては退院させざるを得ないけど、その場合は家族にも診断がついておらず、トランスもまだ下がってない状態での退院を了承してもらった上でやってもらわないといけない、と言うことを話してみますた。


「いや、親としては、ちゃんと検査も終わって、退院できる体力になってもらってから退院してほしいですよ。」


そーならもっと話をしてやって・・・(T□T)


一応、家に帰って父親にも話してみて、また明日来てくれる、とのことでありますた。



c-(-ε-;)



こんなときに限って明日は外勤です。



チューベンの先生、うまくやってくれるといいんだけど・・・


外勤から帰ってきたら患者がいなかった、なんてことには・・・orz



それよりも、今晩脱走されないようにしないと。



ここは小児科か!?



って確かに言いたくなるかもしれないT□T

えーと

今日1型DMの人が入院してきますた。


若い女性。


介護士の仕事で、夜勤を含む5パターンの勤務体制。


もちろん1型DMなのでインスリンを打たなくてはならない。



が、



仕事上メシの時間はまちまち・・・


夜勤で間食したり、そりゃめっちゃくちゃらしい。


低血糖発作起こすのにHbA1c7台。



態勢立て直しの為入院されますた。




うーむ、医療関係者のDM治療って難しいんですよ。
勤務が不規則すぎて。



時間的にとてもよゆーのある引退後の世代なら比較的食事療法とかもしやすいんですけどね。


しかも若いから今いーかげんにしておくと将来確実に合併症・・・orz



なんとか、糖尿病内科医の意地を見せねば。


救いは比較的素直な子だということ・・・



しかも顔もかわいい。



モチベーションは高いぞ。



うし。



がんばんべ。

やっと

週末でございます。


皆様激しくお待たせいたしました。と週末が言っておりますm(--)m



ってこれほどwktkで待ってたの私ぐらいでしょうが・・・wwwww



エナジーを半分くらいウイルスとの戦いに取られてます。


意味なく疲れた・・・orz



今日は間質性肺炎の末期の人がステルベンしますた。



間質性肺炎は癌じゃないですが、いい治療法がなく、進行性で呼吸不全に至るのは末期肺癌と似ています。



その割りに、癌ほどいわゆる「緩和ケア」的な考え方が浸透していないので、


担当医も家族も、ガン末期みたいに何もせずに苦痛だけとって安らかに逝かせるという発想になかなか至りません。


癌だと、最近は家族も比較的早くあきらめの境地に達せられるようですが、



でもこの病気は癌じゃないんだし、助けるためになんかしなきゃと思っちゃうんでしょうね。


肺癌だったなら積極的な治療をせずに、苦痛だけとったり、苦痛がひどければモルヒネやその他の鎮静薬で眠らせてしまったりするような状態でも、



間質性肺炎だと抗生剤をだくだく使ったり、BiPAPという挿管してないだけでほぼ人工呼吸器みたいな道具を用いたりするわけです。



本人は、BiPAPをつけられるあたりから、「もういいよ。苦しいよ」ってずっと言ってた。



今日はいよいよ力尽きたってかんじで旅立ってゆかれますた。




癌じゃない疾患にも、治療法が現在のところまったくない進行性の病気に対しては、積極的な緩和ケアを進めていったほうがいいと思っているDr.は私だけじゃないと思うんだけど。



少なくとも、患者や家族がそうした緩和ケアの考え方を理解し、それを望んでいるのであれば。



もっともW病院の緩和ケアですら、入所の基準に「末期がんであること」という看板を掲げているくらいなので、



ようやく癌の領域で緩和ケアの考え方が定着したばかりの日本では、まだまだ難しいかもしれんですね(--)




なんかくそまじめな日記でごめんよ・・・(´Д`)

しーごとーが

なーい♪



職場にDS持ち込んでます(--;)




FF3とうとう買ってしまった(ノ▽`)



仕方ないので、研修医の患者を半ば奪って診ることにしますた。



奪ってみたのが、




140kgの20代女性・・・




やせたにーちゃんの次なのでコントラストがすごい・・・




ベッド上でちょっと動くだけでぎょっとするほどの息切れ。




夜間SpO2が下がる下がる(^^;)睡眠時無呼吸症間違いなし。




糖尿、高尿酸値。




とりあえず通常の肥満でいいのか、




それともホルモン値の異常や副腎、下垂体の腫瘍があって肥満になってるんじゃないのかを調べ中ですが、




腹囲140cmってそもそもCTの機械に入れるのかしら・・・(゜▽゜)



採血しようにも血管なんて見えないし・・・(゜▽゜)




かつてうちの科では体重150kgの女性が、とうとう呼吸困難で肺炎を併発、ICUに入ったものの挿管できず(--;)



頚部が脂肪に埋もれているため気管切開もできず、人工呼吸管理を断念。



で、ステっちゃったという事態が起きたらしいですが、





肥満も行き過ぎるとほんとに命取りなのね・・・((((-。-))))ガクガクブルブル



最近ジーパンきついので自分も気をつけます。




もし内分泌的な異常がなければダイエットをするわけですが、



上の先生方が、「VLCDやろう」って言ってますた。




very low calory dietの略です。




どのくらいveryかというと、



「一日450kcal」くらいveryです。



ちなみにふつーは若い女性でダイエットしてなければ1600~1800kcalは食ってます。




この上、睡眠時無呼吸症対策で、nasalCPAP(顔にぴったりしたマスクをつけてもらって、呼吸のたびに圧をかけ、脂肪に埋もれた気道が閉塞しないようにする機械。圧迫感はぴか一)までつけさせたら、



ふつーの精神の人は参ってしまうのではないかとまことしやかに看護師さんたちの間ではささやかれています。




だってしょうがないじゃん~。そうしないとしぬかもしれないんだから。




うう何事も行き過ぎは(((T。T))))



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