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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想(1)-おそ松編

皆様、大変にご無沙汰しております。はじめましての方ははじめまして。

本日このブログが犠牲になりますブログ主の気まぐれな趣味の世界は、表題にある通り今巷で話題のアニメ「おそ松さん」です。

はい、別にわたくしまだ帰国しておりません。引き続きぬーよーくで、日本で放映中のアニメをリアルタイムに見れる環境にはありません。
にもかかわらず、あまりにも支部やMMD界隈でおねーさま方がハッスルしすぎてるから、もう目にとまらないわけにいかなかった!目くるめく六つ子沼にハマった!推しはカラ一、一カラです。あ、腐情報はいらない?ww

んで、ある日ふと「こいつら6人が医療従事者だったら・・・」という職業病アルアル妄想を開始してしまったところ、先週一週間、いつの間にか妄想してるだけで終わってました。実験の合間中ずっと考えてました。キャラ設定。小話。その他。iph○neのメモ機能でポチポチしてました。どうしてPCを使わなかったんだろう先週の私。


という訳で、まずは考えた医療従事者六つ子の設定公開から行きたいと思います!
注意事項をお読みの上、妄想にお付き合いいただければ幸いです。「おそ松さん」で一つカテゴリを作ってる事からも分かる通り、多分全部で20記事近く上げるシリーズになると思います。ほとんど書きあがってるので、あまり投稿の日は開かないはず。

「おそ松さん」ってナニ?っていう元からのブログ愛読者の方、もはや読んでくださってる方はほぼいらっしゃらないとは思いますがまたいつものアレです、笑って読み飛ばしてくださいませ・・・だとあまりに不親切なので、追記の先に簡単なアニメ「おそ松さん」の自己流解説を書いておきました。知らない人は先にそっち読んだ方がいいかも。



注意書き

・ブログ主はアニメ版おそ松さんは非常に断片的にしか見てない
・支部やMMD界隈でフィーバーしてるお姉様方のキャラクター造形だけを参考にしているため、アニメ版のキャラとは相当ズレがあるはず
・更に六つ子に夢見るブログ主の願望を大いに足した
・六つ子におそ→トドの順で年齢差あり、同い年設定ではない
(しかも一松は年齢不詳設定ながら、後述する推測によればチョロ松より上である)
・六つ子はもともと兄弟ではなく、同じ病院の外科病棟でたまたま同僚として出会った設定、ただし苗字は全員松野である
・BL要素なし、ただし有名どころのコンビ松は意識して設定を作っている
・一松の説明でSとかMとか言ってるので敏感な方注意、他特におそ松先生関連の説明で散見する微エロ注意(R15もない程度・・・のはず)
・学生時代の部活他趣味得意分野で捏造多数
・スゲェ長い

↓以上大丈夫な方はどうぞ





おそ松:外科部長


職場ではどんな人?:

 高□純次もビックリの、天下御免の適当男。口癖は「じゃ、後はよろしく~」。アイディアマンを気取って思いつきで行動し、面倒になるか雲行きが怪しくなると全部部下に丸投げ。その割にちゃっかりいいとこ取りしていく。医療スタッフ患者全員巻き込まれて振り回される。本人は楽をすることしか考えてない無責任男のように見える。レジテントのチョロ松先生に「部長がそんなんじゃ示しがつきません!」とガミガミ叱られて尻を叩かれながら「ハイハイ」と仕事している様は赤塚総合病院外科病棟の風物詩。
 しかしながら周りがフォローした結果まで含めて見ると、なんだかんだ最終的には全てが最適な形で丸く収まっており、実は先々まで見通しているが故のあの行動なのではないか?と、底の見えない男として周囲には勝手に評価されたりもする。実際は何も考えていないが正解で、持って生まれたセンスと本能と恵まれた仲間力で切り抜けているだけである。付き合いの長いカラ松先生や一松師長などにはその点を見抜かれている。
 部下を、いろんな意味は含むとしてもよく可愛がるし、目はしがきくし、何故か諸々の決定的な場面に居合わせることのできる天才的な間の良さも持ち、どケチではあるが究極的な責任はちゃんととる親分肌である事から、文句は言われつつも部下からは慕われるタイプの上司。諸々の秘匿したい場面にも無駄に居合わせるはた迷惑な間の悪さも持つため、ほとんどの病棟スタッフは何がしかの弱味を握られている。
 ふと表情をなくすと取り付く島もないほど他を寄せ付けない底知れない雰囲気を見せるようにも見えながら、大抵はニヤニヤ笑いを浮かべていてどこか小狡いだけの小物感もあり、「タバコってやめらんないよね~」と悪びれもせず告白する抜け感も随所に見せるため、患者さんも含め「おそ松先生じゃ仕方ない」と最後は納得される、お得系カリスマ野郎。「おそ松先生ならありうる」の説明で済まされるのもよくあるパターン。どこまでが演技でどこまでが素なのか絶対悟らせない。多分大部分素なんだろうけど、それだけでは説明しきれない何かを感じさせる男。
 その自信に根拠が希薄なことでは1、2を争う二人なはずなのに、カラ松先生と二人揃った時の安心感は異常。オペ時に真顔になった時の恐ろしさナンバー1、2も二人で二分している。
 赤塚病院の外科は今でこそ独立して医師を雇っているが、赤塚病院の他のマイナー科が今でもそうであるように、昔は不二医科大学第一外科の関連病院だった。おそ松先生はその一外医局からの最後の出向者らしい。大学にいた頃はバリバリ研究もしていて、PhD持ちな上留学経験もあるそうな。(これは赤塚病院の名刺デザインが変わって、裏に英文が印字されるようになって初めて知れ渡った)。しかし何があったのか、今は大学と袂を分かった赤塚病院の外科部長におさまってバリバリ臨床の方の人になっている。細かい経緯はもう病院の中でも古株のドクター数名しか知らず、スーパーローテ世代で赤塚病院の生え抜き研修医だったチョロ松には大学医局とか想像のつかない話である。
 今の赤塚病院外科メンバーでは、カラ松先生が不二大ではないものの唯一大学医局を辞して赤塚病院へやってきた医師で、時々二人の間でしか通じない大学あるある話をしておりチョロ松先生はちょっと入り込めない雰囲気を感じている。もっともおそ松先生に出身医局などで差別する意図はゼロ、仕事ができるかできないか、オペができるかできないか、そこでしか見ていない。ただ二人の論文数が外科メンバーの中で突出しているのはそういう理由で、同じく不二大学関連ではない赤塚病院内科などより外科の方が論文投稿に奨励的なのもおそ松先生が大学医局出身な面は大きい。
 本人は部長まで偉くなってもオペ現場が好きで、書類仕事は親の仇である。だからデスクに積んでる。チョロにやらせる。それで文句あっか。


異性へのモテ度は?:

 女と見たらとりあえず口説くぐらい女性にだらしない風を装うが、実は別れた奥さんがいて未だに一途に想い続けているとの噂もある。とりあえずおそ松先生のセクハラは病棟の誰もがハイハイと上手にスルーするため、本人が自称するほどは女性にモテてない。
 それでも新入局の研修医が来ると、毎回「いいかぁ、外科医っつーのはモテんだよ!ここだけの話、俺はモテるためだけに外科医になった!」という訓示から始め、隣でカラ松先生がウンウンと真面目顔で頷き、チョロ松先生がウンザリした表情を隠さず、他の医局員が一斉に吹き出して研修医困惑、というのが恒例行事になっている。


服装など:

 職場では、その日一番のオペで着たオペ着を1日中着た切り雀である。その上に医局に転がってた誰のものかわからない白衣を適当にひっかけている(たまに被害者が白衣を探し回っている)。オペ帽やマスクが常に顔面周囲にだらしなく引っかかっており、オペ着もサイズに無頓着でたまたまつかんだ奴を着るだけなので、ものすごいつんつるてんかダボダボで着ていることがたまにある。
 ポケットにどこからチョッパったか覚えていない他人のネーム入りボールペンが数本刺さっていたり、どっかに放置して必要な時に一本もなかったりする。勿論また誰かから奪えばいいのでモーマンタイ。タバコの吸いかけの箱だけは必ずポッケに入っている。
 足元はどんなに安全管理委員会に誤刺の危険を指摘されても改める気のない裸足にサンダル履き。水虫が根治できない皮膚科医が悪いと逆ギレする。お陰で安全管理委員会とは目が合えば火花散る仇敵同士という有様。そりゃそうだ、委員会が新入職員にこういう格好は医療現場ではダメですよと指導するそばからそのダメな見本のフル装備が通りすがるのだから。
 ちなみにICTとの関係も最悪で、おそ松先生の抗生剤の使用は完全自己流で毎回ICUで飽きずに喧嘩している。
 「俺ぁ本場アメリカで学んだんだ!」
 「何年前の話ですか!我々だってIDSAのガイドラインに従ってやってんですよ!」
 それがなぜかNSTとは仲良しで、彼らオススメの新しい経腸栄養剤をすぐ試したがるからただのコンサルテーションチーム嫌いでもないようだ。本当に内心が読めない。
 時計はG-sh○ck。
 私服は襟の伸びたパーカーにいつ洗ったのか不明なジーンズといった出で立ちで口で言うほどモテようという気がないのが丸わかりの気の抜けようであるが、たまにスーツで出勤すると皆の評価が改まる。カラ松先生に次ぐ隠れ「喋らなければイケメン」じゃないかと再確認されるのである。がすぐにいつものだらしなスタイルに戻るためイケメンの認識も毎回忘れられる。


カルテの特徴は?:

 電カル化の前はカルテ読めないドクターナンバー1だった。SOAP?何それエロ話?後で自分で読み返しても読めない時があった。
 処方箋が手書きだった時代は疑義照会率断トツトップだった。面白ぇんだよな、4月で新入職が増えると疑義の電話が増えて、翌3月までにはガクッと減るんだよ、って事はあいつらのカルテ解読能力は時間とともにアップするってわけだな、人間ってのは常に進化する生きもんなんだぁね。・・・忙しい外科部長に読めないというだけで疑義の電話をすることに躊躇し、一生懸命自分たちで解読してくれようとするコメディカルの努力に思いをはせることはない。
 電カル化は悪筆がカバーできるって意味では有難てぇけど、タイピングが遅ぇからカルテ書きに時間がかかるようになったんだよなぁ・・・。
 ・・・と本人は言う割に、3T2xとタイプミスして結局薬剤部から疑義照会を受けるのは止まないし、先日術後外来フォローの患者の血糖値が上がった際は、往診依頼票に赤文字で「高 血 糖」の3文字だけタイプして内科に送信したら激怒りの内科部長に医局にねじ込まれたのだから、手書きだろうがPCだろうがカルテのクオリティを改善するつもりはてんでない男なのである。


通勤は?:

 レクサスの一番グレード高いやつで車通勤。洗車しないくせに白に乗りたがるので水垢が酷い。たまに見かねたチョロ松先生が洗っている。


忘年会では:

 病院スタッフのモノマネ一発芸には自信あり。でも何年も同じネタでベテラン勢には飽きられ気味。
 酒はザルというか枠。タバコはチェーンスモーカーで宴会以外でも昼夜問わずずっと吸っている。吸わずに居られるのはオペ中と寝てる時だけである。病院敷地内禁煙になって絶望したが、多分当直時間帯や外科医局内とかは治外法権状態にしちゃっていると思われる。


オフの過ごし方:

 休日は医局を早めに辞そうとする面子を引き留めて麻雀や飲み会をやりたがるなどオフも仕事仲間で騒ぎ続けたい構ってちゃん。一人にしておくとパチンコか競馬といった非生産的活動で休日を使いつぶしてしまう。口を開けばめんどくせー、俺はもう帰るからー、後よろしくー、と言う割になんだかんだ病院にいる時間が長く、とんでもない時間に医局に電話すると当直でもないのにおそ松先生だけが出ることもある。時々思い出したかのように「おそ松先生医局に住んでる説」が流れる所以である。
 医業、そして今ともに仕事をしている仲間が人生の全てで、他に趣味がなく、退職後はすぐにボケるんじゃないかと一番心配されている。
 またおそ松先生は外科系当直室の抜きネタやマンガを拡充させ続けている第一人者でもある。当直室のPlaystati○n無印も彼の私物で、多くの若い外科医たちが当直中に古い伝統あるJRPGの洗礼を浴びた。あとアドホックで携帯ゲーム機を繋いで一狩りするアレも流行らせた。医学部時代より真面目一辺倒で来たドクターがそこからたちまちオンゲーの闇に飲まれたとか何とかいう伝説まで残ってるとかいないとか。


得意なスポーツ?:

 運動は嫌いだが天性の運動神経はいい。なんのスポーツでもそれなりにこなすが、得意なのは?と聞かれたらボーリングと答えることにしている。実際相当飲んでいてもハイスコアをたたき出す腕前である。練習の二文字は基本辞書にない男だが、手術の腕だけは、元々のセンスに実践で多分に上書きを繰り返して得た技術である。
 スポーツに限定せず得意なことは?と聞くと臆面もなくマス○ーベーション2連発などと返ってくるので、いたいけな婦女子の皆さんは要注意である。医局のPCにエ□動画サイト経由のマルウェアを感染させて事務方の世話になるのは大体おそ松先生のせいである。





・・・次回投稿はカラ松先生で!
ではでは~

追記の先に簡単(でもないけど)アニメおそ松さんとその二次創作界隈についての解説。

続きを読む »
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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想(2)-カラ松編

先日に引き続き表題のとおり今はやりのアニメ「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったら妄想劇場の設定編続きです。
今日はみんな大好きカラ松さん。

読む前の諸注意は(1)おそ松編を必ず参照してください。何でも許せる方向けです。






↓おkな方はどうぞ



カラ松:外科医(特に小児外科)


職場ではどんな人?:

 どっから出てくんだその自信、とツッコまざるを得ないナルシストで、薄っぺらいカッコつけマンな言動と絵に描いたような形から入るタイプの見た目のため、大人はとりあえず引いて見てしまうのだが、そうした表面にとらわれず、真面目で思いやりがある熱血漢な本質だけを捉える子供には絶大な人気のある外科医。患児の親との関係性も、絶妙に空気を読まず愚直に患者本人である子供にしか向き合わないため、ある意味天然でモンペを素通りできてしまう生まれながらの小児科向き。
 カラ松の張りぼてなカッコつけも、子供達は素直にカッケー!と取ってくれる(ダッセー!といわれる可能性もゼロではないが)。子供相手でも褒められれば素直に喜ぶ、裏表や建前/本音の使い分けはできないタイプ。特に入退院を繰り返して完全にスれた小児患者には「カラ松!」と呼び捨てにされるも、なんだかんだカラ松先生の言うことしか聞かなかったりする子も多い。
 しばしば病棟指示が「不眠時:①添い寝②子守唄」などとポエミーで具体性に欠けるため、看護師さんに怒られる率ナンバー1。八つ当たりされる率も高いが、滅多なことでは怒らない優しい仁だとみんな知っているが故の甘えである。舐められているとも言う。その代わりカラ松先生がマジ怒りした時はおそ松先生含め全員正座になる。
 おそ松先生と同様に大学医局の出身で、その経緯についてはやはり多くを語りたがらないが、大学を出た理由はおそ松先生と違って推測は容易い。つまり、典型的な散文思考人間で、厳格な論述が必要な医学論文を書けないカラ松先生では大学はそもそも無理だっただろうと。大学医局では医学部卒業後、入局してすぐ院生になって研究onlyの日々だったようで、外科医としての臨床キャリアはほとんど赤塚病院がスタートだった。今では小児外科でサブスペシャリティを持つまでになっている。
 本人は(大人には通用してないとは言っても)カッコつけを可能にするための自分磨きや、はたまたジムトレーニングや演劇練習といろいろ日々こなして努力肌の天才のつもりでいる。しかしもっとも魅力ある能力、子供に好かれる真っ直ぐさなどは本人も気づいてすらいない生まれつきのものでしかなく、むしろ無自覚天然天才肌に近いわけで、おそ松先生にはよく「カラ松はズリぃよなぁ」と言われてしまう。手術の腕ですら、入局当初から器用で辛さを感じないほどほどの努力で、カラ松の高い自尊心が傷つかない程度には順調に伸びてきたのだ。そうしてずっと挫折を知らないできたからこそ未だに裏表なしの性格でいられるとも言える。そうした面を指してのズリぃ発言なのだが、カラ松自身は「チートキャラはむしろおそ松の方だろ・・・?」と思うだけで全く分かってない様子。実際ズリぃというおそ松自身も努力嫌いで、持って生まれた能力頼みのところはあるからあながち間違ってもいない。
 そんなカラ松先生の苦手は末期宣告系のムンテラ。仕事だから平常心を心がけてこなすが、喋ってるうちにかわいそうになってきて、終わった後で患者さん以上にどよんとしてしまう。オブラートに包み過ぎて伝わらないこともある。こういう時はおそ松先生のアッケラカンさが有効となるが、彼のムンテラはなんらinformedもしてなければ相手がconsentしたかどうかも怪しい、ペテン師の説明並みの代物なのでそれはそれで問題である。
 チョロ松先生がこの辺は一番ソツなくこなしそうである。もっとも、根本が鈍感なカラ松先生はどよんとなっても長続きせず立ち直りも早い。


異性へのモテ度は?:
 
 子供に「カラ松!」と呼び捨てにしても大丈夫、と思わせる包容力が一番の魅力なのだが、本人だけが気づいておらず、無駄なナルシズムを誰が止めても止めない・・・そんなボケ具合もまた魅力の一つだったりもする。
 このため看護師さんの中でも殊更母性本能の強いタイプに密かに人気がある。また表面的なカッコつけに子供のように騙される新人看護師さんにも一定の割合で人気がある。しかし誰も表立って好きですと言う勇気が出ない(病院中でカラ松先生の扱いは完全にツッコまれ役で、彼が告白される事があるとかそんな空気では全くない)ため、カラ松本人は何故こんなにカッコつけてもモテないのかと首を捻っている。自らの魅力を履き違えている残念なイケメン。「黙っていればカッコいい」もよくつきまとう評価である。
 しかし黙らないカラ松先生は女性にラテンピーポーかと言いたくなるほどクサいセリフを吐きたがるが、実際の中身は純情極まりないのは周囲に十分バレている。袖をまくるなど素肌の露出を好む人は性欲強いらしいですよ、という世間話を振られただけで真っ赤になってたから間違いない。どうやら腕まくりだけはカッコつけを意識してではなくて無意識だったようだ。我らが純情先生が医師狙いのコメディカルに騙されないよう周りが密かにガードしていたりする。
 日本ではイタいだけですよ・・・とどんなに言われてもレディファーストを徹底している。子供と話す時はすっと自然にしゃがめる系男子。ちなみにおそ松先生は小児患者に出くわすとほぼ確実に悪の親玉として攻撃される系男子である。勿論「ぐわーやられたー」のノリで返すのは必定。


服装など:

 米医療ドラマに触発された青いVネックのオペ着にク○シコのネーム入り白衣(もちろん両袖捲り)、循環器医が使うような二股のステートを持っているが絶対拡張期雑音と収縮期雑音を聴き分けられていないともっぱらの評判。靴や筆記具にも高級品を好んで使うが、たまに小さい子に引っ張られたり汚されたりして悲しい顔をしている。だったら持って来なきゃいいのにとは誰しもが思うところである。時計はカラ松先生が歩いてくる時は□レックスの方から歩いてくる系。
 私服も上から下まで有名ブランドもので固めているが、たまにそうしたブランドもので見る、誰が着るんだこれ、春夏コレクションでモデルが着た以外ではそもそも売る気ないだろ、というデザイナーのセンスを疑う柄物や革ジャンを実際買って着てくることがある。あ、ああいうのほんとに買う人っているんだ、と逆に感心されるレベル。「素材はいいんだから何とかしてやれ」としばしば自称他称オシャレ男子のトド松がとばっちりを受ける。
 白衣ポケットにカード類を満載しているが活用しているのを見たことがない。研修医にはワシ○トンマニュアルやMaxw○llを勧めるが、自分が実際参照するのは結局各科のレ○テントマニュアルだったりする。


カルテの特徴は?:

 電カル化前からやたら平仮名が多く、以前研究医だった割には全くもって科学的な記述ではない。研修医には身体所見は英語で書け!と言いながら自分は日本語も覚束ない感じ。しかしながら要点は掴んでいて何気に病気の変遷を小説を読んでいるように追いやすいとコメディカルには評判がいい。
 気分が乗ると「退院おめでとう!」とか書いちゃうため監査の前は書き直しさせられる。レセプト返戻もおそ松部長についで多い。


通勤は?:
 
 マイカーは期待を外さない赤のフェラーリ。こだわりの手洗い洗車でいつもピカピカ。
フェラーリレッドがくすんでいる時は、担当患者の容体が良くなくて手が離せないというサインである。


忘年会では:

 一発芸としてアコギを持ち出して自作ソングを弾き語りしたがる。例年幹事を務める研修医の役目は、カラ松先生の出番を出来るだけみんなが酔っ払い切った後半へさりげなく持っていくこと。ちゃんと聞いて拍手してくれるのは十四松だけである。
 外科医にしては珍しく酒に弱いため、飲み会では最初の乾杯以外はソフトドリンク。このため緊急オペに駆り出される率も高い。強引に飲ませると「壊れる」らしく、具体的にどうなるかはおそ松先生ですら語りたがらない。またおそ松先生を持ってしてもカラ松先生に酒を勧める様子もないので壊れた時は余程ヤバかったらしい。CHDFぐらいは回ったのかもしれない。
 タバコは基本吸わないが飲み会などで付き合いで吸うこともある。大体一服つけながらの愚痴聞き役。


オフの過ごし方:

 自分磨きのための読書や映画鑑賞、あるいは洗車などであるが、高校大学と演劇をやっていたのでオペラやミュージカルもよく見に行っている。時々介護施設や病院を慰問するボランティアの劇団に臨時で参加していることもあるらしいが、どうもナルシストと言えどそこには照れがあるようで赤塚病院に劇団員として回ってきたことは流石にない。
 読む本は対外的には自己啓発/ハウツー系/新書系と称しており実際そちらが多いのだが、時々ファンタジーなどガチ物語系も読む。実はそういう小説系の方が良い本を見抜く力が確かなので、カラ松先生にオススメ本を聞きたがるスタッフはカラ松先生の希望に反して大抵新書より物語系の発掘狙いである。読むスピードはかなり速い。
 またおそ松主催の医局麻雀の主要面子。手の先読み、捨牌の読みはできないので主にカモられ担当である。
 例の凄まじいブランド洋服はいつ買うんだ?と思うかもしれないが、休日に買いに行くわけではない。大抵当直時に医局のPCからネット注文なのである。だから深夜テンションで現物見てないからコーディネートがおかしいのか・・・でも着る前にはさすがに現物は目の当たりにしているはずで・・・もちろん健康優良児カラ松先生は両目矯正なしで1.2見える。この件はこれ以上考えたら負けである。


得意なスポーツ?:

 十四松に次ぐスポーツマンで筋肉野郎。自慢の力こぶに子供をぶら下げて遊んでいたりする。基本ジムとランニングで鍛えている。最近はトライアスロンもやっているため泳ぎ込みもしており、こういうところはストイック系のナルシストである。もともとやっていたのはマラソンだったのだが、十四松と二人で楽しく競技していたらいつの間にかトライアスロンになっていた。
 外科医にしてもいっぱい食べる方。肉食系肉。それでも引き締まった体型なので色んな人に羨ましがられている。トド松には子供並みに体温が高いせいと言われている。
 またチョロ松がどうしたら筋肉がつくのか?と話を振ったのに対し「肉を食え!」と即答を返した。



ここまでお付き合い頂いた方はありがとうございます。次回はチョロ松先生です。


「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想(3)-チョロ松編

現在このブログはアニメ「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったら妄想のシリーズに占拠されています。

本日は基本設定のチョロ松編をお届けします。これで兄松先生'sがそろいました。

閲覧上の諸注意は(1)おそ松編をご覧ください。
(2)カラ松編もあるよ。




↓なんでも許せる方向けです。フィクションです。実際の医療現場で行われている事とは異なる事をお含みおきの上ご覧ください。





チョロ松:外科レジデント


職場ではどんな人?:

 レジデント生活3年目にしてすでに外科病棟になくてはならない人物と評される、実直で堅実な外科医。変わり者ぞろいの上司ばかりの間を取り持って、フォローとツッコミに回る唯一の常識人で苦労人。おそ松外科部長の暴走は彼にしかコントロールできない。チョロ松先生が来る前はどうしてたんだっけ?ケータイ普及前の社会で用いられていたはずの通信手段のように、誰も思い出せなくなっている。
 実は本人は外科に入るつもりは更々なかったのに、気づいたらおそ松部長に引きずり込まれていた。でも彼に振り回される日々も実はそんなに嫌いじゃない。周囲のスタンドプレー好きの外科医たちのペースに乱されず淡々と計画を実行していける現実主義的な能力は赤塚病院外科になくてはならないものであった。こういう人材を目ざとく引き抜く点に関しては、おそ松先生は絶対逃さない慧眼の持ち主である。
 入局して数日は大人しくしていたのだが、あ、これは誰かがまとめないと永久にまとまらない職場だ、とうっかり気づいてしまって、我慢できず調整役を買って出たのが終わりの始まり。患者さんや医療スタッフの喧嘩の仲裁をする場面も多い。おそ松部長はガチで患者に掴みかかるのとかほんとやめて欲しい。確かに思わず手が出そうになるほどひどいモンペな人もいるのは認めるけど、本当に手出したら刑事事件でしょ。オリの中で涼んできたいのかあの人は。医師免許無くなったら一番潰しが利かない人でしょ。医者としてのアイデンティティ無くしたら人生何も残らない手合いでしょ。誰が「チョロ松なら止めてくれると思って~」だよバカ。自分が入局する以前はどうしていたのか聞いたところ、カラ松先生がおそ松先生を一撃で沈めて、それを見た患者さんはすっかり怒りがひっこんでしまって解決、だったと聞いて呆れ返った。
 最近では医局の先輩方や研修医、病棟スタッフの面々、他科の先生方まで何かあったらとりあえずチョロ松先生に聞いてみる、お願いする、というシステムが出来上がってしまった。僕まだ3年目なのに・・・。ただチョロ松には若干堅実すぎて融通の利かない一面もあり、チョロ松先生で済まないとカラ松先生や他の先輩医局員が、それでもダメなら大ボスが出る、という順になっている。だが上が出るほど問題は加速度的にこじれていく気がするのはなぜだろうか。また万一チョロ松先生がキレた場合は誰も止める人がいないため、外科医局全体がどこまでも突っ走ることになる。
 元々外科を目指していなかっただけあって、自分があまり器用なタチでないことは自覚している。3年目になっても暇さえあれば椅子の背もたれの穴に糸縛りの練習を黙々と続けている。たまに当直で暇になったおそ松先生が脅かしてやろうとこっそり解してたりもする。もっと建設的なことをして欲しい。医局の片付けとか。書類の片付けとか。
 病棟を回診していると、何故かナースに用事を頼まれる率がカラ松先生に次いで多い。頼み事の種類によってはダントツ1位(カラ松先生は空気が読めず頼めない類の用事があるため。そういう意味ではチョロ松先生が頼まれることの方が気を使って面倒そうである)。カラ松先生はアンプル割り器や荷物運搬車という『先生(物理)』としてナースには見なされている。電カル化前はカラ松先生がフィルム、カルテ、温度板運びもしていて、各病棟には看護助手さんが配置されているはずなのに、外科病棟では書類運びや患者さんの車椅子押し、患児の子守をしているカラ松先生を見るのが日常だった。ウザいキャラではあるが、おだてとけば何でもやってくれるので、ある意味チョロ松先生よりチョロい。
 外科医といえども基本になる内科診察や他科の鑑別疾患は覚えておくべきという信念から、白衣のポケットがマニュアル類でカラ松先生同様膨らんでいるがチョロ松先生はちゃんと活用している。患者さんの前でもわからないときはしっかり教科書類を参照する。drug's in J○panはいつも手元に。結果として外来を裁くスピードは遅めだが、遅いとイライラする患者もいれば3分診療に怒る患者もいるためモーマンタイ。お急ぎの方はおそ松先生外来へどうぞ。一人あたま秒単位で終わります。メンタル系の方はカラ松先生ならじっくり話を聞いてくれますよ。たぶん。


異性へのモテ度は?:

 患者さんの間では年配の女性陣にうちの娘の婿に欲しいと言われるタイプ。一回り回診すると白衣のポッケに飴ちゃんなどが満載になる。
 同世代にはちょっとつまらないと言われてしまって意外とモテないのが悩み。寄ってくるのは大人しく真面目だから御しやすいだろうと勘違いしてる医師狙いのコメディカル。だが曲者のおそ松部長を曲がりなりにも御せている時点でチョロ松先生自身も相当の曲者であるとなぜ分からないのだろうか。


服装など:

 オペ着着っぱなしのような無精は緊急時以外はしない。外来時はきちんとワイシャツにネクタイを締めている。そのためおそカラといったダメ装備ばかりの外科の諸先輩を全部すっ飛ばして、安全管理委員会がチョロ松先生に外科研修医の指導を直接頼んできたほどである。休日は私服に白衣を被っているのだが、その私服がチェックのシャツにチノパンなど若干のオタク臭を放っているので周囲にはヒソヒソされている。
 クリーニングに定期的に白衣を出せるようローテーション用白衣を数枚医局にストックしているため、おそ松部長に盗まれる被害者ナンバー1。
 医局のデスクは一人だけ片付いているため、隣のカラ松先生のデスクから山になった書類が雪崩れ落ちてきたり、自分のデスク上が完全に埋まっていてノーパソも広げられないおそ松部長が勝手にチョロ松デスクに座ってたりとやられたい放題である。おそ松先生を退かそうとすると、「たまにはチョロにも部長の椅子に座らせてやるよ!」とかいう超理論が展開されるのだが、部長の椅子は医局全体を覆わんとする腐海にすでに飲まれていて座る用途以前の状況であり、いつか医局全体の断捨離を決行してやると固く誓っている。


カルテの特徴は?:

 ラボデータ含め几帳面に書き込んである読みやすいカルテ。毎日きちんとSOAP表記、もっとも挿管患者さんとかだとSはいつも「・・・」になっちゃうんだけどね・・・。
 サマリーもオペ記事も退院前までに必ず仕上げている。なぜかおそ松先生の分まで僕が書いている。なぜだ。締め切りより少し早めに仕上げるのは、断じておそ松先生の分をも担うためではない。入ってないオペの記事とか書けるかボケェ!たまに見かねたカラ松先生が手伝ってくれる。カラ松先生の意外な特技はオペの絵が繊細で非常に上手なことだ。チョロ松のザックリしたタッチとだいぶ違うので、手伝ってもらったのはすぐおそ松先生にバレる。
 「おおーぅい、何でカラ松が入ってないオペ記事をカラ松が書いてんのぅ?」
 「それはチョロ松先生も入ってないオペだろう・・・おそ松が真夜中にたまたま医局にいて当直の整形の先生と二人でパパッとやっちゃった虫垂炎の緊急オペのだろうが・・・」
 「んーじゃ整形の奴に書かせるかー」
 「よせ!また整形部長のでかい図体が医局にねじ込んでくる!整形外科医に骨じゃなくて腸の絵を描かせるとは何事かって言いながら!」
 「お二人とも!記事は僕が書きますから!医局で暴れないで!書類タワー2号が崩壊の危機!」
 そう言えばカラ松先生はおそ松先生に対して敬語ではない。「先生」さえ略したおそ松呼びである。年齢的には先輩に当たるはずで、他のどの目上に対しても丁寧な喋り方のカラ松先生にしては珍しいパターンだ。詳しく聞いたことはないが、立場が対等に近づくほどおそ松先生は敬語を使うのがバカバカしくなってくる手合いであろう事は容易に理解できる。
 チョロ松は症例報告もマメに書くタイプで、「F美ちゃんは頑張り屋さんだったな・・・」などと各症例は脳内を叙情的に通り過ぎていくため後日論理的文章にまとめるのが超絶苦手なカラ松先生のimpact factorを超えそうな勢い。やる気になれば英文論文も達者だしデータも十分持ってるはずなのに筆無精で書かないおそ松先生を抜かす日も近い。というか多分おそ松先生の持ってるデータでチョロ松が書いてよ、俺last authorにして、って頼まれる日も近い・・・。


通勤は?:

 持ち車はロードスターでハンドル握るとキャラ変わる系。医学部時代から大事に乗っていたが、最近は忙しくて仕方なく洗車機に突っ込んでる。


忘年会では:

 芸はいつも滑る。だが一部ではその滑るのが見たいという妙なファンが付いている。一番爆笑するのはもちろんおそ松先生。
 酒は結構飲めるがストレスで爆飲みすると潰れるのも早い。おそ松先生に合わせてたらいつか肝臓がタヒぬ。
 今はタバコは吸ってないが実は学生の頃に吸ってたことがある。苦学生でバイトしていたため付き合いで覚えた。研修医になってからは吸っている暇がなくなって自然に禁煙できた。


オフの過ごし方:

 外科レジデントの性質上、ほぼ365日24時間勤務している真面目なチョロ松先生だが、時々全く病棟に現れない時がある。しかし私生活を人に明かさないため赤塚病院外科の最大の謎(2)と言われている。((1)は一松師長の年齢)。
 SNSは鍵付きアカウントにして職場にはやってないと伝えているため対策は万全だったはずだが、おそ松部長には単にアイドルのコンサートに行っているだけとなぜかバレた。勿論それをネタに脅されて仕事を押し付けられている。その後なし崩し的にトド松にもドルオタ専用垢がバレた。と言うわけで少ない休日はドルオタ活動に費やしているわけだが、おそ松先生に無理やり麻雀を教え込まれ、面子の一人として呼び出されることが増えてしまった。


得意なスポーツは?:

 チョロ松は中学より背が高く、バレーボールをやっていたが、徐々に身長は追いつかれ、元々の運動神経が良くないこともあって高校入ってすぐにレギュラーを外れて挫折、以来帰宅部インドア派でスポーツらしいスポーツはしていない。お陰でヒョロガリのままだが、雪国出身のためスキーやボードは割とできる。




・・・以上チョロ松さんでした。フォローをさせたらNo1のチョロさんは医者といったらレジデントしてるイメージが強いですww先輩医師を立て、技術を盗み、自らもまだ修行中の身ながら研修医の面倒も見るある意味一番大変なポジションです。ものすごい三男臭するよね。
次回は一松さんで!兄松先生'sの説明でちょいちょい出てますが、一松さんはドクターじゃなくて病棟師長です。全松医者が良かった人もしいらっしゃったらごめんなさいね。



あと今回の追記に、おそ松編で追記したアニメ「おそ松さん」の簡単解説への補足を入れておきます。六つ子の性格設定と日本の各時代の若者文化変遷の関係性を考察してます。


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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想(4)-一松編

こんばんゎ。

引き続きアニメ「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったら妄想シリーズのまずは基本設定編です。
本日から弟松編に入りまして、一松さんです。
兄松はみな外科医でしたけど、弟松は外科病棟に勤務するコメディカルです。

お読みになるうえでの諸注意は(1)おそ松編を必ずご参照ください。
(2)カラ松編
(3)チョロ松編
もあるでよ。



何でも許せる寛大な心の人は続きをどうぞ↓





一松:外科病棟師長


職場ではどんな人?:

 看護師さんないしは管理職にあるまじき、陰気と倦怠を患者の前ですら隠さない変わり者で、口癖は「疲れた」「面倒い」「どうでもいい」なのだが、何故か彼がいると病棟全体がビシッと締まるという謎なカリスマの持ち主。口を開けば毒舌なのだが、観察力に優れ悲観的/批判的で内省に長けた性格が、間違いのあってはならない医療現場で常に間違いのない道筋を慎重に導き出す信頼性に通じ、隠しきれないお人好しで優しい面を鋭く見抜く性質の多い医療スタッフに囲まれている事もあって、自分自身の評価とは違い何気に周囲にはしっかり頼りにされる。自分が至らないクズだと思っているので、毒舌を吐いても人を見下すことは決してないのも部下に信頼される所以だろう。
 入院患者さんにはタップリの鞭と数少ない飴で完全に管理下に置く。隠れてタバコ?コッソリ差し入れ?脱走癖の子供?どれも僕が見逃すわけないでしょ。サイコパスこそサイコパスの裏がかけると言わんばかりに、良いも悪いも雑多なバックグラウンドの患者さん誰もの手管を確実に見抜く綻びのない辣腕ぶりに、刑務官というあだ名がついたこともありました。だが不思議と陰気倦怠系の師長さんを見てると、頑張らなくていいんだよなんてうたってる自己啓発本がバカバカしくなるほど患者サイドが脱力するので、難病で悩んでたのもどうでもいいやと吹っ切れて、いい意味で諦めて治療を受け入れられるようになる、という奇妙な効用を発揮することもあるそうな。
 もっとも一松師長はあまり表に出たがらず、入院患者さんに初日に挨拶してるのは実は愛想のいい方の副師長さんだとか何だとか。一松師長は術後すぐでまだ五分粥なのにドレーン付きで病棟抜け出して外食しに行くようなしつけのなってない患者さんの調教や、優しく笑顔が素敵で思いやりがあるだけでは対処しきれない困難なバックグラウンドを抱えた患者さんの相談などを裏で回ってやっているようだ。また他病棟のベッドの借り入れ、ICU空きベッドの駆け引き、師長連絡会での外科病棟に有利になるような議論の誘導に、他科や外来からのナースの引き抜きなど、この手の交渉ごとにはどんな弱味につけ込んだらそこまで可能になるんだと首をひねりたくなるくらいとんでもない豪腕を示すので、やはり彼が師長で合っているのだろう。
 一松は実利主義で空虚なカッコつけなどという無駄なものが嫌いなため、カラ松先生には一際毒舌が冴え、涙目になって一松師長に怒られているカラ松先生を見るのは外科病棟の風物詩。より過激化してくると「クソ松」が出る。ちなみにこの溢れるSっ気により、M気味の病棟スタッフと患者さんには神のごとく崇拝されている。他科にも奴隷がいるという噂である。Mでなかった人も一松師長の手で目覚めるらしい。ナルシーカラ松先生には信じがたい世界。でも一松師長自身はドMで罵られたい方らしい。どっちなんだ。一松師長と同じような病棟運営方法を真似しようと他科の師長がやって失敗したのは言うまでもない。ナース達がワガママ放題言い合ってるシフト決めを横目で見ながら、ボソッと決定的な恐ろしい一言を核爆撃して死兆星が見えたナース達を瞬時に黙らせ、彼女らが固まってるうちにシフト表を問答無用で完成させて「調教完了・・・ふふふ」なんてやり方で通るのは一松師長だからこそである。
 病棟の人間から見るとチョロ松先生以上に私生活は謎に包まれている。年齢や出身地さえ聞いてはいけない雰囲気。大病院の師長にしては珍しく、4年制大学の看護学科出のエリートではなく、看護師になる前に別の仕事をしていた事があったようだが、おそ松部長を除き誰も具体的な仕事内容は聞けていない。犯罪系でないことを祈りたい。
 面白いもので、陰と陽の正反対のような十四松と気があうのか、よく話している。二人にしか通じない妙な関西弁もどきを使いながらナースステーションで無邪気に笑っていたりするので、隠れ一松ファンの聖地と呼ばれている。またこの時には一松師長がかなり若く見えてみんな混乱する。
 猫好きという事だけは隠すこともなく、周囲に広まっている。


異性へのモテ度は?:

 女性にモテるもてない以前に、当人がこんなクズが人に好かれるわけがないという前提でいるため女性とのフラグが立ちようがない。
 恐れ知らずの人間は、一松師長はゲイで、本命は人一倍ツンデレしてるカラ松先生ではないかと噂を立てて、本人に直接聞いた命知らずもいたようだが、「・・・ヒヒヒッ」という肯定とも否定とも喜んでるとも怒ってるとも取れない返事が返されて、誰もそれ以上突っ込めなくなって噂はたちどころに消えた。ある意味噂をさっさと断ち切るにはこの上ない手段である。・・・おのおの人の心に沈んだ無用の憶測を気にしないのであれば、であるが。
 実際のところ、M気質を自覚する一松自身は本質は構ってちゃんであるが、現在の職場での立場(出世したくなかったのに気づいたら師長になってた)と意外な面倒見の良さからなぜかいつもS側になってしまう。自身を上回るお人好しのカラ松先生は構ってちゃんを発揮しやすい相手で、しかもカラ松先生の本気の怒り顔は決して嫌いではない。ガチで怒らせたら外科病棟で何気に一番怖い人だからね。とは言え責められてる時の泣き顔もまた嫌いじゃないけどね。
 ちなみに一松師長はおそ松先生並みに論文数がある。それも看護職での投稿数よりなぜか有機合成化学の方が多い。あまりに分野が違うので、pubm○dで同姓同名の別人の論文が引っかかってるだけではないかという説も根強い。いずれにせよ看護サイドの論文が数報あるだけでも、関連病院系で出世しないでいられる方がおかしいだろう。


服装など:

 仕事中は普通にケーシー上下である。寒がりのため両側にポッケのついてる紺系統のカーディガンを羽織っている。マスクを常に着用。猫背でとぼとぼ病棟を歩いている姿をよく見かけられる。
 女性陣のナース帽、スカートを「邪魔」の一言で赤塚病院の他科に率先して廃止したためナース帽/スカート反対派だった看護師からは大変な人気がある。足元は他のナースの手前もあるのでナースシューズだが、おそ松部長の足元を見てはサンダルでよかった頃は楽だった・・・と思い出している。
 私服も無頓着で大体ファストファッションだが、靴やカバン、インナーなど見えない部分にお金をかけるタイプ。猫モチーフの小物が多い。


通勤は?:

 持ち車は軽乗用車で、「偉いんだからもっといい車に乗らないと!」とおそ松部長が知り合いの車屋を紹介するも「無駄」の一言でけんもほろろだった。通勤/買い物に使うだけなのだからハンドルとアクセルブレーキ、タイヤがあれば十分でしょという発想である。洗車?動くなら必要ないでしょ。クソ松先生じゃないんだから自らの手で磨くとかほんと時間の無駄。
 でも自分のものになった持ち物は大事にする性質であり、人に迷惑をかけないようにという意味もあって車の整備の方ははきちんとしている。


忘年会では:

 気分が乗った時だけエレキベースを持ち出してギターのカラ松先生とセッションするので、初めて見た人はいろんな意味でビックリする。
 酒は弱くないが少しご陽気になっていつもより喋るようになる。一定量をすぎるとどこでも寝てしまう。
 タバコはよさなければと思いつつやめられない。ニコチンパッチもやってみたのだが仕事が立て込んでくると元の木阿弥だった。根っからのクズだからね、しょうがないね。おそ松部長とは病院の敷地外にある職員用喫煙所の利用仲間。昨今の喫煙者減少により、ここだけの話をするのに人の少ない喫煙所はもってこいだったりもする。


オフの過ごし方:

 実は秘密主義の彼の知られざる週末は、真相を明かせば単に猫カフェでまったりしたり近所の猫を写真に撮り歩いたりしてるだけである。猫写真中心のインス○グラムアカウントを持っているが、勿論職場には秘匿している。というか、そもそもSNSやってますかって聞かれる事がないな。こんなクズとSNSで繋がりたい人なんていないよね。実際には、聞きたくても聞ける勇気のある人がいない、が正解。トド松だけは勇気をもって聞いたところ、LINEはやってないという回答で、ケー番とメアドは教えてくれた。というか未だにガラケーなの、ほんとびっくりだよね。


得意なスポーツは?:

 するのも見るのも全く興味なし。トライアスロンとかする人の気がしれない。十四松がやるのは、素直に頑張り屋さんだなぁと思えるのだけど、クソ松、お前はただのアホだ。一松本人は痩せ型であるが、獲物を持っての喧嘩だけは激強という噂もある。




・・・ということで、一松編終了です。いやぁ全松医者にすべきか?とも思ったんですが(支部に全松医者の漫画をうpしてる方が居ます、私も楽しく拝読させてもらっています)、一松さんだけはどうしても病棟師長にしか見えなくてね。

兄弟が風邪をひいた回で、一松が冷たいタオルを持って豚どもこれが欲しいかと言ってるあのシーンがイメージ強すぎるんだと思います。私の中で想起されるものはアレは看護師さん、特に師長さんのお姿です。医者的な何かじゃないです。個人の偏見であることは認めますwww

弟松編に入ってからちょっと設定のボリュームが減ったような気がするかもしれませんが気のせいです。どうしても書いてる人の職業が医者だから医者以外の人の生活って具体的に想像するのが難しいんだよね。当人としてではなくて、同僚として横で見ている知識でしかないので余計リアリティがないかも。本職の方、「だいぶ実際と違うんだけど・・・」と思っても、ぬるいほほえみとともにご海容頂ければ幸いです!これは妄想の世界、現実の日本の医療現場にすごく似ているように見えるかもですが似て非なるものです。


次回は十四松!またね!

「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想(5)-十四松編

おはこんばんちゎ。ぬーよーくではこんばんゎ。

一日空きましたが、「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想シリーズ、まだ飽きずにやってます!というか実は前半戦も終わってないです。いつもながらの超長文を大量に書いてありますww


本日は皆のアイドル十四松の設定編です。筋肉松にはリハビリの先生になってもらいました。ドクターでもよかったんですが、より直接患者さんに触れる立場であってほしいとの筆者の独善的な願いによりPT(作業療法士)になりました。


お読みになる前の諸注意は→(1)おそ松編で必ずご確認を

他松:(2)カラ松
(3):チョロ松
(4):一松




何でも許せる方は以下妄想開始してください↓




十四松:PT


職場ではどんな人?:

 底抜けに明るく、物事を深く考えずに天真爛漫、いつも誰に対しても変わらず楽しげな様子を崩さず、賑やかで盛り上げてく性格でリハビリにうってつけ。弱音を吐く患者さんも、十四松先生の根拠のない「うん、大丈夫だよ!時間をかければ絶対できるよ!少しずつだけど良くなってるよ!今日はここまで来れたもんね!」につい騙されたくなり、気がつくとモチベーションが引き出されている。
 こういう手合いは同業のPT仲間に疎んじられる危険性がありそうだが、イジメられていても堪えないというか、そういう次元を超越してる感じでノーダメージのため、大抵アホらしくなって、皆と共に外科病棟のアイドルとして愛でる方向に転ずる方が得かと思い直される。それに十四松先生をいじめると潜在的な親衛隊たちが怖いし。赤塚病院中で何人親衛隊が潜んでいるのか、情報屋のトド松ですら正確には予測できていない。
 十四松には誰もが知ってるような雑学知識が抜け落ちてたりする一面があって、時々トンチンカンな返事を返すのだがそれもまた愛嬌。このまま世間の闇に毒されないままであって欲しいと皆が願ってしまう。あざと可愛い系のトド松と一緒だともう病院という名の砂漠に咲いたオアシスであるともっぱらの評判である。
 バカに徹してどんな状況でも明るく振舞うのは、本人は意識しないものの十四松の基本となる信念のようなものなのだが、蔑みや侮りの対象になることもあって人知れず悲しんでいる。でもそれを「僕と違って素直にいつも明るくしていられる十四松は凄いね、羨ましいよ」と言ってくれる一松師長は大好き。バカに一緒に付き合ってくれる、バカであることの重要性を知る数少ない人なんだ。
 他の赤塚病院外科のメンバーも明るさを取り柄として見てくれているので嬉しく思っている。俺のギャグで一々爆笑してくれるおそ松先生、患者さんのわずかなプログレッションを一緒になって喜んでくれるカラ松先生、リハビリ側からの要望にいつも親身になってくれるチョロ松先生、ほぼ同期入職だけど、俺の方がほんの少し早かったし年上だからっていつも立ててくれる薬剤部のトド松・・・十四松の中では彼らはいつも笑顔の姿で浮かんでくるから、温かい人たちなんだと勝手に解釈している。


異性へのモテ度は?:

 女性には時々彼のぶれない明るさに惹かれるのか非常にモテる事があるらしいが、言動が天真爛漫・・・というかすぐバカをやってしまったりするので、ドン引かれたりして必ずしもうまくいかない。でも6人の中では一番そういう意味でリア充へのゴールに近いと思う。


服装など:

 仕事中はケーシー上下にスニーカーと動きやすさ重視。真冬でも半袖系男子。そのまま建物外まで出て行くので、当然患者さんその他に寒くないんですか!?と心配される。短時間ならモーマンタイ。
 病院内で職員ID紛失率ナンバーワンは十四松だが、ボールペン紛失率はおそ松先生に敵わない。おそ松先生は使用頻度以上に紛失している。何か超科学的な現象が起きてないと計算が合わない。例えばおそ松先生はお腹がすくとボールペンを食べる、などである。まさかね…?それともおそ松先生ならアリ・・・?芯の中に入ってるインク、アレもしかしたら美味しいのかな・・・?
 私服はジャージ上下が多い。無頓着度は一松師長を超えている。師長と違い小物へのこだわりもないが、強いて言えばこだわりは着心地か。バッグは持つとどこかへ手放してなくす恐れがあるので、ズボンや上着のポケットに全て鍵や財布を詰め込んでいる。デートの際はさすがにジャージ以外を着てくるのでご安心ください。ジャケットとか、持ってないわけではないです。今は幸いにしてトド松という心強いアドバイザーがいるし。


通勤は?:

 自転車派。トライアスロンにも使える本格的なやつを使っていて、野球のグローブなどもそうだがこういうところにお金は惜しまない。修理整備は自分でやっている。機械ものの知識は皆無なのだが、適当にいじってるとどうにかできてしまう派。なぜかたまにレントゲン室や透析室で業者でもないのに医療機器の修理に勤しむ十四松先生の姿を見ることがある。


忘年会では:

 顔のとんでもないところから水を噴出させるなど人間離れした持ち芸がある。毎回トド松が一番ウケて腹抱えて爆笑したりするので、観客は突拍子もない十四松とレアなトド松を交互に見るのに忙しくなる。一松師長も腹抱えてて周りにぎょっとされる。おそ松先生の爆笑は通常営業。
 酒、タバコは基本やらないが、付き合いでは普通に飲める。あまり酔わないというか、酔っても酔わなくても根アカで賑やかなのは変わらない。


オフの過ごし方:

 PTの職業柄、体を鍛えることに興味があり人の筋肉のつき方とかを広く勉強している。自分の興味のある事だけは覚えられるタイプ。その一環で自らも鍛えており、外科病棟随一の筋肉マン。カラ松先生と病院中庭でキャッチボールしたり一緒にトライアスロン大会に出たりしている。


得意なスポーツは?:

 野球は見るのもやるのも好きで少年野球時代からずっと継続してプレイしている。今は赤塚病院職員で結成された草野球部に所属している。



・・・やっぱりコメディカルなことと推しCPでないことでどうしても兄松先生方より設定が短めになってしまいますねwwww

十四松、好きなんだけどなぁ。バカキャラ、天真爛漫という以外に意外とたってるキャラ設定が少ないんだよなぁ・・・。
彼関連の二次創作をあまり見ない事もあって良く知らないと言うのが正直なところです、スマン。
カラ松先生とかはアニメ版でも一人にかなり詳細なキャラ設定が集中してる感じですが・・・。


まぁいつも長文過ぎるからこのくらいの長さの方が読むにはちょうどいいでしょう!

ということで、次回は最後、六男トド松の回です!それではまた~




「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想(6)-トド松編

本日も「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想劇場を性懲りもなく繰り広げます。

今日は末っ子のトド松の設定編です。これで6人全員そろったね。

トド松は病棟薬剤師さんという設定になりました。医学部いける偏差値あっても、医者は重責が嫌とか労働時間当たりの収入や生涯賃金が見合わないとか言って敢えての薬学部入学とかしそうなイメージあったwww。あと病棟では全体的に医師が高齢、コメディカルのが若め、という傾向があるので、弟松がコメディカルになるイメージが私の中で強いのかもしれん。



いつも通り、お読みになる前の諸注意は→(1)おそ松編で必ずご確認を

他松:(2)カラ松
(3):チョロ松
(4):一松
(5):十四松




↓どんなもんでもこいやオルァァァア!って方はスクロールしてください





トド松:病棟薬剤師


職場ではどんな人?:

 あざと可愛い系の薬剤師さん。彼の計算され尽くした手管にかかれば、患者さんも「お薬きちんと飲んで欲しいなっ」っていうお願いに素直に「はい」と言ってしまう。担当患者の服薬コンプライアンス200%を誇る化け物(※処方量の二倍を飲ませる訳ではない)。
 赤塚病院の外科病棟スタッフや他科のコメディカル、ドクター、事務さんまで広くSNSでも繋がっていて、顔が広く噂話の把握力は半端ない。そうして得た情報で自分の仕事に都合のいいように病棟の雰囲気作りをするため、外科病棟の影のフィクサーとも呼ばれている。赤塚病院で何か職員の情報を仕入れたい場合は、まず外科病棟の薬剤管理室を訪れよ、である。おそ松先生も保有情報量では負けてないが、引き出すためにはそれに層倍する何がしかをこちらから差し出さなくてはならず明らかに取引が不利なのである。ただトド松は自分に利益がないとバッサリ切ることもあるため、彼の外側のあざとさに騙されなかった人にはドライモンスター呼ばわりされることもある。
 情報収集力は薬剤管理や薬学の知識整理に十分活用されていて、あざといだけではなく仕事もできるという評判である。そっちも抜かりはないですよ、もちろんね。と本人は笑って言いそう。
 医療関係の職に飛び込んだ理由が、「薬剤師免許があれば一生食うに困らない」という計算高さオンリーの動機だったため、人を救いたいという信念で働く他の医療系スタッフとは心の距離を感じると共に少し羨ましい。本人は熱血漢なのに、そうした割り切った動機で働くトド松にも素直に賛同してくれる、カラ松先生の裏表なく物事の良い面だけをすっと捉えられる性格が自分にはなく好ましいと思っており、口ではイタいと言いつつもかなり慕っている。
 「・・・僕はただ自分が暮らすのに困んないように薬剤師になった、それだけなんだ。カラ松先生みたいに、病気の子供たちを助けたい、なんて大それた思いは全然ないんだよ。」
 「ん?・・・暮らすのに困らないだけの収入をきちんと計算して職業を決めるってのはもしかしてすごく大事なことだったんじゃないのか?・・・考えてみれば俺は医者がいくら稼げるのか知らないまま医学部に来ちゃってたぞ。まかり間違ってたら卒業後はワーキングプアで子供を助けるどころじゃなかったかもしれん。」
 「ぷ、なんでそこで今更焦った顔になるの!?だってカラ松先生、そりゃー医者になれば最低でも普通に暮らすのには困らないだけのお金は間違いなく稼げるでしょー!カラ松先生、ホント変な先生なんだから・・・あはは、はは」
 「それにだ、トド松が子供を救いたいと薬剤師になったか、お金を稼ぐために薬剤師になったかの違いで、トド松が揃える薬の効果に差が出るのか?もしそうなら、それは科学的じゃないだろう?」
 「・・・うん、うん、全く違わないね!あははっ、まさかカラ松先生に科学的視点から意見もらうとはね!・・・僕も、まだまだだなぁ」
 「俺よりはトド松の方が科学に強いと思うが」
 「そんなことは知ってるよ!もうカラ松先生、そんな真顔で、ちょ、これ以上笑わせないで」
 他の外科病棟メンバーでは、あざとさが通じないおそ松先生は少し苦手。あの目は絶対見抜かれてる気がしてちょっと落ち着かない。どうせ見抜かれてるからいいやって気を抜けるって風にも考えられるけどね。チョロ松?彼は文字通りチョロい奴。一松師長とは策士同士、同族嫌悪が発生する・・・と思いきや、自分と同じ内面のダークサイドを持つ年下を一松師長が可愛がってくれるため、結構うまくいっている。十四松先生?彼は天使以外の何物でもないよね。


異性へのモテ度は?:

 顔の広さから合コンのお誘いや幹事役もよく頼まれるが、実際ゲットできるのは女友達ばかりである。恋愛に発展しそうな雰囲気を醸し出されるのは相手が男の場合ばかり。いや、僕こう見えてそっち系じゃないんです・・・ごめんなさいテヘペロ。ロールキャベツ男子です。だがキャベツ部分があまりにもおいしくできていて、誰もが中の肉よりキャベツ部分を求めて食すのが難点なのである。


服装など:

 私服は甘めのサロン系でまとめており、小物も気を抜かない。仕事中はその上に白衣。イタいと言いながらカラ松先生の影響でクラ○コである。確かにカッコいいデザインだしね。
 ハンドクリームなど常備していて女子力高い。女性がマジョリティの病院という職場で、美容に関する薬剤師としての知識は同僚と円滑な関係を保つために大いに利用している。ついでに女の子にモテることも密かに期待しているのだが、女性陣の警戒心が下がり過ぎて友達から脱せなくなる事が多いのが悩み。


通勤は?:

 車はブルーのビートル。車内土禁であり、ぬいぐるみなどが載っている。洗車はスタンドでお願いする派。メカは苦手。でもオイル交換ってナニ?どこにオイルが入ってるの?という女子ほどはひどくない。


忘年会では:

 芸は出来るだけスルーを試みるが、いざという時のためにマジックなど無難なネタは持っている。テーブルマジックは合コンでも使えるしね。
 タバコは費用対効果が年々下がってる気がして少し前にやめたが、酒は結構イケる口。だがあざとさキープのため飲み会ではカクテル主流。


オフの過ごし方:

 パッと見の印象通り、洋服や小物の買い物、合コン、仲良くなった子たちと遊びに行く、等で休日を過ごすリア充な私生活。ただキャラに合わないのであまり表向きにしていない趣味に格闘技観戦がある。ゲーセンならぼくも格闘技強いんだけどね。また真面目にお薬関係の勉強会や学会に出席していることもある。
 最近はチョロ松先生とアキバをうろつくこともあり。オタのためというより、デジタルガジェットと最近のトレンド情報収集目的である。でもチョロ松先生のアイドルショップにも付き合うあたり、ただのドライモンスターなだけではないよなとチョロ松先生は思う。


得意なスポーツは?:

 運動はあまり得意ではない。中学では卓球部だったので出来るスポーツといえば卓球だけど、話して合コンで盛り上がる類の部活ではないので、必要でない限り大概帰宅部だった、で通している。





・・・という訳で全松揃いました。いやー思いついたときは丸一日かけて一気に書きなぐったから疲れましたけど、書いてた本人はすっごい充実してました。これが二次創作の醍醐味やね・・・こうしてみんな戻れない道を行くんだよね・・・


明日以降は、これら設定を思いついた後に、六つ子が適当に医療現場でうろちょろする小話もいくつか思いついたので、そいつを順番にうpしていこうと思います。

ではでは~


追記の後に、この医療従事者六つ子妄想内だけで存在する六つ子の年齢差、身長差について蛇足を付けたそうと思います。
本来一卵性六つ子である彼らには年齢差、体格差はほぼないはずなので、そういうおそろい松がお好きな方は追記以降は無視してくださいませ。ただ、のちのちうpする小話では、下記の年齢差や体格差を念頭に置いた記述が普通に出てくる可能性があります。

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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(1)

少し間が空いてしまいましたが、「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想、まだ続きます。もうしばらくお付き合いくださいませ。

我が妄想内での六つ子の基本的な設定は述べ終わりましたので、本日からはその設定を下敷きにした、ブログ主の頭の中で六つ子が繰り広げてる小劇場をお届けしたいと思います。もうね、止まらないんですよあいつら。ほんと。実験の邪魔だから少し静かにしてほしい。



しつこいようですが

△お読みになりたいという強者への注意△

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BLはない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、商品名、等々出てくるように思うかもしれないが、違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください



六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松


↓おkな方はどうぞ!


本日はまずおそ松先生主役の話から。



・どの松野先生でしょうか

 外科医局のソファでいつもの如くエ□雑誌を顔に乗っけて居眠りしてたおそ松先生。親の小言より聞き慣れた医局電話のベルで起こされた。
 「おーい、電話鳴ってんぞ~。・・・って誰もいねーのか・・・」
 仕方なく寝っ転がったままテーブルに手を伸ばして受話器を取ると、他院からの問い合わせだった。
 『△病院のN藤ですが、外科の松野先生をお願いします。』
 「どの松野?」
 『・・・は?』
 「うちの外科には松野は3人居るのよ?足の臭いおっさんの松野と、ラーメンつけ麺僕イ○メンの松野と、ピチピチの若者なのにすでに悟りを開いてる修行僧松野と。どの松野と喋りたい?ちなみに俺は足臭おっさんの松野ね。」タバコに火をつけながらテーブルに足をどんと乗せた。
 『・・・ええっと・・・紹介状には松野チョロ松先生とありますが・・・。』
 「ああ、修行僧の方の松野だわそれ。今いないんだよねー。」
 『あー、ではまた後ほど・・・』
 「なんて患者さんのなんの話?俺でも分かるかもよ。」
 『そうですか、では代わりにお聞きしてもよろしいですか?』
 「ウンウン、なんでも聞いちゃってー。なんたって俺、外科部長様だからね、うちの外科に入院してた患者さんについては大体把握しちゃってんのよ。」
 『はあ、では・・・、先日当院に送っていただいた膵CaのH田さんについてなんですが…。』
 「あー、あの土建屋さんね!」
 『えっ、土建屋さんなんですかH田さん。』
 「おう、生コンの仕事ならなんでも任せてくれって言ってたよ。うちの病院の駐車場があんまりでこぼこしてんのがプロとして許せなかったらしくてねー、治って退院したらコンクリ打ちなおしてくれるって言ってたわ。」
 『治ったら・・・。そうですか・・・。』
 意味深に言葉を濁す電話相手に、おそ松もふーとタバコの息を吐いた。
 (ま、もっともエンドステージでインオペだったから紹介元に戻したわけで、実際H田さんの退院の見込みはないんだけどね・・・。)
 『それでそのH田さんなんですが、疼痛管理がオプ○屯用だけになっているのは特別な理由があるのかと疑問に思いまして・・・。フェ○タパッチとか、持続製剤ではダメな理由があるなら、オプ○はうちの病院採用してないんで、臨時に仕入れないとなんですよ。』
 (あーそーいやそーだったな、どうしてそうなったんだっけなー)「あそうだ、一度MSコ○チン入れたんだけど便秘がひどくなっちゃってね。元々便秘がちな人だったらしいんだわ。でH田さんって痛い日と痛くない日に差があって、痛むのは毎日じゃないでしょ?たまに痛む時のためだけに毎日便秘のプーさんで苦しむってのも気の毒だと思って屯用オンリーにしたんだったわ。」
 『なるほど・・・。じゃあできれば同じ処方で続けた方が良さそうですね。○プソ採用、薬剤部に相談してみます。』
 「おー、仕入れちゃってよー、他にも緩和ケアの患者いるならオプ○いーよー、痛てーっと思ったら、水薬をちゅーっと一本いけばすーっと痛くなくなるって寸法よ?」
 『なるほど、ふふっ、どうもお忙しいところありがとうございました。』
 「いいっていいって。どうせエ□本読んで昼寝してただけだから。」
 『はは、はいどうも、失礼します。』ガチャ。
 時計を見るともう18時だった。もうカンファの時間かー、あーあ、おそ松先生の休憩時間が終わっちゃったよ。大あくびしていると、「やっと終わったー」と言いながらオペ室から戻ったチョロ松が医局へ入ってきた。
 「遅せーよチョロ!」と状況も分からないままいきなり怒鳴られるチョロさん。
 「えっえっ何があったんですか?」
 「おめーに電話だよ。」
 「えっどこから?」
 「△病院から。H田さんの件で。」
 「えっ折り返しの番号聞いてくれました部長?」
 「しょーがねーから俺が全部話解決しといてやったよ!」
 「はぁっ!?どういうこと!?」
 「だからチョロさぁ、俺に恩返ししてくんね?代わりに今日のカンファでオペ患のプレゼンしてくれよ!」
 「ええっ、だってその患者は部長が外来で診ただけですから僕全然知りませんよ!」
 「だぁいじょうぶ、チョロならできるって!俺のスーパー完璧なカルテ読みゃ全部分かるって!」
 「何一つ分からないの間違いでしょ!あーもう、予習時間がほぼゼロじゃないですか!もーやだ、この外科部長!パワハラだ!存在がモラハラだ!」
 「えー、せめて存在がセクハラと言って・・・。」
 「余計ダメに決まってんだろ!追いかけてくんな!そして書類タワー5号を倒すな!」
 ・・・こうしてドタバタと赤塚病院外科の夕暮れは過ぎていくのでした。//



・・・赤塚病院外科医局に勤めたいです。うp主は外科医じゃないですが。



こんな感じで小話をぼちぼちうpしていきたいと思います!大体赤塚病院で繰り広げられる日常系の話ですが、シリアス回やファンタジー回もありますのであしからず。


追記には、もっと短い小話や細かい設定の追加話などを足していきます。
今回は兄松先生のいろいろ比較第一弾。

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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(2)

相も変わらず「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったら妄想シリーズをお送りしております。

本日はカラ松先生に急変対応して頂きました。


▼お読みになりたいという怖いもの知らずさんへの注意▼

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BLはない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、商品名、等々出てくるように思うかもしれないが、違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。そう言えば医学用語が説明なしで飛び交ってますね。用語解説集を気が向いたら作るかもしれない



六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松

小話(1)もあるよ


↓なんでも許せるおkな方はスクロールしてください





・そういう時に限って急変は起こる

 オペ日だけど非番だったカラ松先生が一人、ナースステーションでたまったサマリーをやっつけていると、病棟に置かれたモニターの一つが警報を鳴らした。見れば心電図がフラットになっている。そんなヤバそうな入院患者は今病棟にいなかったはずだから、電極ハズレかな?しかし検温時間のせいかステーションは見事に空。早出遅出、外回りさえいない。
 参ったな、と思いつつモニターの患者名を見て、自ら病室を訪れた。
 「S賀さん?ちょっと心電図外れてないか確認させて下さい」
 声をかけるも患者は無反応。
 (認知ありの人か・・・?)
 胸元を寛げようと病衣に手をかけたところで気づいた。
 (いやいやいや・・・)
 頸動脈を診ると本気で患者は心肺停止している。そこでたまたまナースが検温へ回ってきた。
 「救急カートとAED持ってきて!」と叫びながら心マを開始するカラ松先生。
 ナースも「え!?なんでカラ松先生がここに!?」と混乱しつつも、体はすぐに反応する。
 「先生、カート持って来ました!挿管しますか!?」
 「必要はあるが、DNRオーダーのある人なのか?」
 「ないです!全然お元気だったんで!」
 「じゃフルコースだな。まず酸素マスクとボ○ミン準備して!あと背板ちょうだい」
 「はい!先生、手袋も!」
 「AED来ました!」
 「装着して!」
 その間に心マを止めてマスク換気する。エア入りは良好。
 AEDが喋る。'心電図を解析します・・・ショックの必要はありません'
 波形はarrestのままのようだ。心マを再開する。
 「先生、ルートメインは!?」
 「ヴ○ーンF!」
 心マ30回、換気2回。繰り返す。
 「挿管準備、できました!」
 「分かった、とりあえずマスク換気できてるからボスミ○先で!ルート取れた!?」
 「ダメです、難しくて・・・!」
 「じゃ挿管が先だ!誰か心マ変わって!」
 「柵取ります!」
 「ありがとう、ルートは引き続き頑張って!」
 「心マ止めるとき言ってください!」
 「分かった」
 渡された喉頭鏡をベッド端でパチンと起こし、喉頭鏡のブレードを舌下にグイッと引っ掛けて、頭ごと持ち上げる感覚で思いっきり引き上げる。マスク換気が容易なことから予想はついていたが、幸い挿管はしやすそうだ。渡された7frを挿入。22cmで固定。カフを入れて換気。胸は上がっている。おk。
 「先生バイトブロック!」
 「ありがとう、固定は頼んだ。心マ再開して!あとサクションチューブに○スミンのシリンジつけてちょうだい」
 最後のは聞きなれない指示だったらしく一瞬ナースがぽかんとする。待ちきれなかったカラ松はナース越しに長い腕を伸ばしてカート上のボスミ○入りシリンジとサクションチューブを奪った。シリンジの針をとってサクションチューブに付け替え、先ほど挿管したチューブに突っ込んで気管内にボ○ミン投与する。20ccのシリンジでエアをいれてダメ押し。静脈内投与がベストだがこれでもエピネフリンが体内に届かないわけではない。
 誰かが院内にコードブルーをかけてくれたのか、ちょうど駆けつけていた見慣れない他科の若い医師にジャクソンを渡す。
 「今の要領で3分おきにボス○ン投与してもらえるか?あと心マ30の合間に換気2回やってくれ。ルート代わる」
 患者頭側に立っていたのを手元へ移動し、ナースと位置を代わる。
 駆血帯を巻き直しながら、「CV準備!あ、いやその前に血ガス準備!ついでに採血するから20ccでくれ!」
 「先生、エ○コットとシリンジ!」
 「心マ止めますか!?」
 「いや、続けてもらった方がやりやすい」
 鼠径動脈の穿刺なんて下っ端の頃以来だったが、鉄火場では平時にない集中ができるのか一発で血液が引けた。シリンジごとナースに渡して穿刺部を押さえる。
 「先生、止血変わります!」
 「よろしく」
 目の端に、血ガスシリンジを持って分析に走るナースの姿が見える。
 「先生、採血のオーダーは!」
 「緊検全部、残りは生化スピッツに入れといて!」
 末梢はカラ松の手にも負えず、結局CVを鼠径から突っ込んだ。この方がかえって無い末梢を探すのより速い。やっと輸液が全開にできる。
 ずっと手伝っていてくれた他科医師に尋ねる。
 「ボス○ン何筒行きました!?」
 「これで5筒目です!」
 心電図はまだフラットのままだ。ナースが持ってきた血ガスの結果はそこまで大きな崩れはなかったので、多分心拍が戻ればいいだけなのだが、望みは薄めか・・・。心マ組が疲れてきている。
 「代わろう」
 ○スミン7筒目でやっとオペが終わって出てきた(閉腹は下っ端に押し付けてタバコを吸いに出てきた)おそ松先生がひょっこり顔を出した。
 「おー、なんかお取り込み中?とりあえずカラ松、心マ代わる?」
 「おそ松か、いいところへ来た。頼んだ」
 (うおっ、ベッドが高ぇ・・・!こりゃカラ松仕様か・・・!?)おそ松先生、背伸び気味で心マしながらカラ松へ尋ねる。
 「蘇生開始して何分だ?」
 「多分30分近く経ってるな・・・」
 そこでAEDが再び喋った。'心電図を解析します・・・ショックが必要な波形です'
 いつの間にかVFになっていた。
 '充電を開始します・・・ショックを行います・・・離れてください'
 全員がばっと離れる。2回ショックをかけて、やっとSinusに戻った。頸動脈が触知できる。橈骨は触れるような触れないような。ナースに血圧実測してもらって70台だった。なんとか動かせるか。おそ松が「ICUへ連絡して~」と間延びした声で指示していた。患者が周りの喧騒に刺激されたのか薄目を開く。
 「S賀さん分かりますか!?」
 「患者家族来ました!」
 なんというタイミングか。
 「担当医誰?・・・ああO崎ね、確か俺らの隣で食道全摘してたな?まだまだ時間かかるぜーありゃぁ。ん、いいわ、俺話すわ」
 蘇生開始は停止後すぐだったはずだが、arrestの時間が長かったから、脳予後などまだ楽観はできない。血検の結果次第ではarrestになった原因も判明するかもしれない。でもひとまず救命は成功と言っていいだろう。
 ムンテラに向かうおそ松が呑気に声をかけた。
 「俺が来たから心拍戻ったんだねー」
 だがカラ松先生はそれどころではなかった。
 「んなわけあるかぁ!あんたほぼ何もしてないだろうがぁ!(意識戻ったものの混濁してて挿管チューブ抜きそうに暴れてる患者さんを押さえながら)S賀さん落ち着いて!ドルミ!誰かドルミちょうだい!!」

 その後師長連絡会から戻った一松が、ナースステーション空だった事件を聞いてインシデント報告会の名の下で部下どもを〆たのはまた別の話である。
 一松「ただいま戻りましたー。・・・おそ松先生とカラ松先生があそこでじゃれてるのは何の騒ぎ?」
    「あっ、急変があったんですよ。カラ松先生が対応してくれて」
 一松「ふーん、患者は大丈夫だったの?・・・ところでオペ日なのに何で二人ともいるの?カラ松先生は非番だったっけ?」
    「カラ松先生はたまたまナースステーションにいらっしゃったみたいです・・・。心電図が変なのに気づいて電極外れかと病室を確認しに行ってくださったところ止まってたそうで。」
 一松「・・・何でナースじゃなくてクソ松自らモニターの具合をベッドサイドに確認しに行くわけ?」
    「その時ちょうどカラ松先生以外ナースステーションにいなくて・・・あっ」

 ちなみに急変をさばいていたカラ松先生はカッコつける必要もなくカッコよかったため、皆の評価が上がりました。て言うか、「医師免許ちゃんと持ってたんだね」って安心されました。
 またコードブルーがかかったのに応援の医師が一人しか来ないって赤塚病院ヤバくない?と思ったのですが、実はコードブルーはかかっていなくて、手伝ってくれた若い医師はたまたま外科病棟へ往診に来た皮膚科の先生だったそうです。居るよね、こういう急変の引きのいい人って。
 元気で末梢なしな患者なのに心電図だけついてたのは、不整脈の既往があったからのようです。内服もしていた。なるほどね。こりゃ埋め込み除細動の適応だね。モニター指示出してた主治医はgj。//




・・・というわけで、本日のお題は、『カラ松先生はやればできる子』。

でも患者さんに優しく、けっこう何でもいう事を聞いてくれる感じで、いつもベッドサイドで寄り添ってると思われている割に、自分がoffの時のステルベンなどは比較的当直医にまかせてしまうところがあり、医局に住んでるおそ松先生より定時上がりに近い、というのが私の中でのカラ松先生のイメージです。でも当直時などの急変の引きはいいタイプ。


本日の追記後のおまけは、外科病棟で流行りのトリオ松名。
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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(3)

こんばんゎ、六つ子が医療従事者だったら妄想のお時間です。ぬーよーくは花の金曜日で通りはレストランや観劇にそぞろ歩く人であふれてる時間帯ですが、私はラボのPCで二次創作に励む安定のぼっちです。

留学したからって急にコミュ障引きこもりが治ると思ってはいけない(戒め



さて、本日は兄松先生小話シリーズの最後で、チョロ松先生に包交回診に回ってもらいます。
少なくとも私が外科をスーパーローテートしていた十数年前はオペ後の患者さんの術創を診て回る包交回診というのがあったのですが、今もあるんですかね?wwあ、いやでもこれはあくまで妄想で、日本の現実の医療現場とは世界線が違う話だから、なくなったとしてもまぁいっか。

いつものテンプレ↓

!!他人の妄想をお読みになる物好きさんへの注意!!

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BLはない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、商品名、等々出てくるように思うかもしれないが、違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。医学用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松

以前うpした小話→小話(1)小話(2)


↓なんでも許せるおkな方は以下お楽しみください




・チョロ松先生の包交回診

 「おっ今日はチョロ松か~」
 とある小児患者のところへ回るとそんなことを言われた。全く、カラ松先生がカラ松呼びを横行させているせいで、僕まで呼び捨て状態である。
 「そんな元気なら基本大丈夫そうだね。傷見せてくれる?」
 ほぼふさがってる綺麗な胸の傷。ナースに確認すると術後8日目とのことである。
 「抜鈎しちゃっていいのかな?」
 「ええ、担当医はカルテに明日抜鈎で、と書いてますね、昨日の段階で。」
 「もー、さっき会った時に直接申し送ってくれればいいのに・・・。なぜ言葉を喋らないんだ、M坂先生は。」
 ハサミ的な外容の抜鈎器をチョロ松が手に持つと、恐る恐る覗き込む子供。「それ痛い?」
 「いや、チクチクするくらいで採血よりは全然痛くないよ。でも見てない方がいいんじゃない?」
 「見えないのは見えないので怖い」
 「それもそうか。じゃあじっとしててね」
 ぬっと針と皮膚に間に抜鈎器の先を通し、ハンドルを握るとむにっと針が押しつぶされて皮膚から外れてくる。
 子供の目が輝いた。「おもしれー・・・」
 「どう?痛くない?」
 「なんか感じるけど全然平気!先生、俺もやっていい?」
 「さすがにそれはダメ。」
 「えーどうして?」
 「・・・もしヘタこいたら、お腹の傷がぱかっと開いて、腸がどろどろーって出てきて、血がどばぁって出てきちゃうよー(棒」
 「ぎゃああ!や、やらないでいいです!」
 横でナースが苦笑している。
 「せ、先生はヘタこかない?」
 「こかないよ、僕はプロだからね。K児君も、将来外科医になったらコレできるようになるよ。」
 「わかった!俺ゲカイになる!」
 「はい出来上がり。」
 「チョロ松先生、パーミ□ールは要りますか?」
 「いやもう開放でいいと思うよ。」
 「じゃあK児君、お腹に黄色いのついてるから取ろうねー」
 ナースと場所を交代して、包交車に乗ってるノーパソで「POD8、wound clear、本日抜鈎」と打ち込むチョロ松の耳に、「おかーさん、俺大きくなったらチョロ松みたいにゲカイになるんだー」と報告している声が届いた。未来の外科医を青田刈りしてしまったかな、と微笑むチョロ松先生でした。//


・・・昔はガチな針と糸で縫ってましたから抜糸と言いましたが、今は皮膚縫合はホッチキス的な何かでバッチンバッチン止めるから抜鈎って言いますよね。


だいぶ短めで終わっちゃったからもう一個いくか。次のは小話ではなくて、設定追補編です。



・六つ子のピッチ(PHS)と職員IDの扱い

おそ松:
 病棟クラーク「おそ松先生ー内視鏡室から内線ですー」
 おそ「あーい」
 カラ「おいおそ松、どうしてピッチにかかってこないんだ?・・・ピッチ、どこへやったんだ?」
 おそ「さぁ?」ニヤニヤ
 基本どこにでも捨ててくる。多いのはオペ室、内視鏡室、食堂など。トイレドボン率も高い。非携帯率または電池切れ率が高いため、このピッチ全盛時代に未だに全館放送で呼ばれる系男子。だって昔はさー、放送で呼ばれて最寄りの電話を取るってシステムだったじゃん?アレで仕事できてたんだからアレでいーんだよ。なんでウ○コしてる時までピッチで話さなきゃなんないの?
 着メロは初期設定のまま。
 職員IDの方は首から下げているのでなくさない。

カラ松:
 ピッチは首から下げてプラプラしている。子供によく引っ張られる。たまに邪魔でストラップグルグル巻きで白衣ポッケにインしてることもある。着信音を自作してオザキに変更している。たまにそのネタで盛り上がれる患者さんがいるが、深刻なムンテラのときは危険度が高い。
 ピッチに自撮りプリクラを貼っていて以前事務方に怒られた。名前を書く代わりだったのだが・・・。持ち物に名前書いてないと間違えるだろ?と反論したのだが、ピッチってメーカーからレンタルらしいのね。正直知らんかった。仕方ないのでストラップを青色のものに変えて他の先生と差別化している。だってそうでもないとオペのときに机に置かれたピッチたちのうちどれが自分のか本気で分からなくなるんだもん。外回りナースはアレなんでパッと見ただけで区別つくの?
 職員IDは白衣の腰ポッケにクリップで挟んでいる。

チョロ松:
 ピッチは首から下げた上に胸ポケットにイン。着メロは切っていて常にマナーモード。他何も工夫してない。仕事の道具以上のものじゃないでしょ。ただし電話以外にもショートメール機能を使っている率が高め。暇なカンファの時にそれで同僚と会話してたりする。
 職員IDは白衣の胸ポッケにクリップで挟んでいる。

一松:
 首から下げてカーディガンポケットにイン。必然的にストラップは長めである。ストラップは病院支給の赤いやつじゃなくて猫足跡の模様の自前のに変えている。着メロは中に入ってるやつのうちあまりうるさくないクラシック。エリーゼのためにはナースコールで聞きまくってるから絶対選ばない。最近カラ松先生に着メロ自作方法を聞いたので、キュー○ー3分クッキングとかにしようかなと思っている。あとナースにおしおきするとき着メロをとんでもないものにしておくとかにも使えるかも。ヒヒっ。
 職員IDも首から下げているので首周りはストラップだらけである。

十四松:
 おそ松先生に次ぐピッチ放置松。多いのは患者さんベッドサイド、トイレ、食堂。たまに門前薬局から届くことすらある。首から下げとけ!って言われるけど、リハしてるとプラーンってなって邪魔なんだもん・・・。
 着メロは中に入ってるやつのうち一番賑やかなの。音が大きくないと鳴ってるのをスルーしてしまう。職員IDもケーシーを着替えたりするときに高頻度でなくす。

トド松:
 ストラップチャームを付けて自分のやつが分かりやすいようにしている。首から下げて胸ポケットインはチョロ松先生と同じ。職員IDは胸ポケットだとペンやポケットマニュアルを取り出すときに引っかかるので、白衣の腰ポケットの方にさしている。//


・・・六つ子ごとの特色を出して設定を考えるのってほんとに楽しいですね。誰か絵の上手い人に漫画に描いてほしいわ。


ではでは本日はこのあたりで。


追記の先は兄松先生いろいろ比較第2弾。


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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(4)

みなさまこんばんゎ。ぬーよーくはもうおはようございますとどちらにしたらいいか迷うような時間になってきてますが・・・。

そんな時は、'Have a nice day'と'Have a good night'の両方の意味を併せ持たせることができる、'Have a nice (good) one!'という表現で乗り切るんだ!!・・・ええ、そんな乗り切り方を工夫しなければいけないような時間までだらだらとラボで過ごさなければよい、という意見は聞こえません。


ちょいと間が空きましたが、おそ松さん六つ子で医療従事者妄想、まだまだ思いついた小話ありまぁす!
もうしばらくお付き合いくださいませ。つか読んでくれてる人なんているんだろうか。定常状態でコメなんてつかんブログだからよく分からんはwwwまぁいいんだ、基本自己満足用だしな。




∴テンプレ注意事項∴

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BLはない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、商品名、および学会名や集団による男女交際形式に似た何かが出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)


↓なんでも許せるこころ広い方は以下どうぞ



・赤塚病院の面々、合コンへ行く

 薬剤管理室で仕事をしているトド松のスマホがlineの新着をお知らせした。
 'トッティって、外科病棟に勤めてるんだよね?外科医限定合コンとかってセッティングできない!?'
 えー。できなくはないけど・・・。でも入局前の研修医ならともかく、専門を決めた後のドクターなんてみんなアラサーだし、独身少ないし、そんなメンバー集まるかなぁ・・・。
 しかし相手のlineは'年齢問わない!既婚者でもいいから!'と食い下がる。既婚者でも確かに声かければ来そうなドクターもいるけど、僕が不倫を媒介したとか逆恨みされたら厄介じゃん。年齢問わないなら、チョロ松先生とか、最悪カラ松先生ぐらいまでは行けるかな?
 そうと決まればさっそく行動開始である。個別に声をかけられるタイミングを見計らって都合を聞いて回るが、忙しい医師たちは中々時間が合わない。研修医でも将来外科と決めてる人なら数に入れていいかな?と思ったけど、その日は院内の研修医発表会とやらで研修医は全滅らしい。全く、日付は向こうで決めておきながら、こんな難しい人選だけ人任せとか、女の子はほんとズルいよね。
 レジデントも研修医の指導で・・・等々でダメな人が多かったけど、チョロ松先生捕まえたらいい返事が来た。
 「その日は外科学会の最終日だね。学会は午前までしか出ないし、今回は近場だから夜には戻ってこれると思うよ。」
 ならば外科学会に出席必須の専門医持ってそうなレベルの医師ならいけるということである。カラ松先生も「ふっ。その日は外科学会の最終日で・・・」と前髪をかきあげて無駄なポーズ取りながらチョロ松先生と同じことを言っていた。でもこの二人の松以外は結局なんだかんだでダメだった・・・。いや、カラ松先生に声かけてる時点で他は全滅だって確認済みだったんだけどね。まぁ人間地雷カラ松先生も、僕が選んだ服着せて、絶対口を開くなと言っておけば、見栄えの良い置物としての有用性はあるだろう。女の子は4人と言うし、僕入れて3人、これで我慢してもらおう。

 さて合コン当日。
 「よっ、みんな集まってるかい?」
 「えっ、何でおそ松先生まで・・・!?」
 「ふっ・・・学会帰りにチョロ松先生といたらおそ松に捕まってしまってね・・・」
 「しかもごめん、僕ら新幹線車内でも飲んでたから結構出来上がっちゃってる・・・」
 波乱の予感しかない!

 この後、名刺見たーい!という女の子(外科医であることの確認だろう。トドは思う、女は抜け目ない)にいいよいいよー!と機嫌よく見せたおそ松先生の名刺にMD,PhDとあってトド松の方が度肝を抜かれたとか、留学中にUSMLE取って臓器移植術もやった話とか、流暢な英語披露とかの女の子の心を鷲掴む話をして、おそ松先生が女の子全部抱えて一人二次会へ消えて行きました・・・。もっとも酒が進んでセクハラトークオヤジトーク全開になって、女の子たちに引かれて3次会は一人バーで、となる何時ものパターンだろうけど。
 カラ松先生は黙っていてもイタさは醸し出せるという能力をお披露目していました。
 チョロ松先生は結構初めは人気あったけど、オタ話や野郎同士でしかしない類の話を封印すると実に話弾まない系童貞でした。中身度外視肩書きオンリー狙いの子はチョロ松先生の身を案じてトド松ブロック。トド松は相変わらず新たな女友達が増えただけ。結局おそ松先生に全部かっさらわれた結果になったわけです・・・。
 
 ちなみにその頃十四松と一松は、素振りごっこ(一松にとってはSMごっこ)で遊んでました。
 また女の子たちにプライベートでトッティ呼びされてるのがバレて、病棟でもおそ松先生がトッティ呼びしてきます。それがナースに伝わって「薬剤師の松野さん」より親しく呼んでもらえるようになったのは嬉しいけど、おそ松、お前はダメだ。あとカラ松、恐る恐る「・・・トッティ?」って呼ぶくらいなら最初から呼ぶなバカ。//



・・・外科医って、合コンやる人は合コン大好きって人が一定の割合でいる気がします(偏見だろって異論は認めます
少なくとも飲み会は大好きな人がほとんどじゃないですかねwwwま、草食系内科医でも酒持ってこーい!って医者は結構いますけどね(最低でもn=1




短めだからもういっちょ、小話っていうか、追加設定。



・赤塚総合病院の組織と周囲の医療圏について

 東京まで車で1時間ほどの庄乃県が舞台。県庁所在地嫌味市に不二医科大学と日赤の救急救命センターがあり、赤塚病院は少し離れた県内第二の都市聖澤市にある2.5次医療機関。内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、脳神経外科、循環器センター、泌尿器科、放射線科は常勤医・病棟を持ち、皮膚科、眼科、精神科は外来のみ。救急部/ICU/麻酔科は他科と独立している。緩和ケア病棟を併設しているのが特徴。循環器センターは県立のものが嫌味市と聖澤市の中間の博士町(どちらとも市町村合併を拒んでいる)にあるため、赤塚は大学・県循・日赤につぐ4番目の症例数でしかなく循環器だけは規模が小さめ。ただ聖澤市周囲の医療圏では最大の総合病院になっており、血液内科や神経内科系の難病、稀な内分泌疾患などの大学向け症例を除けばほとんどの疾患に対応可能になっていて、一般の2次医療機関の規模をやや逸脱している。

 赤塚総合病院は前身が赤塚外科という開業医だったため、今でも世間一般には外科中心の病院とみなされており、特に消化器外科・呼吸器外科・小児外科・整形外科のオペ件数は県内随一。特にがん症例が多く、県内にはがんセンターもあるものの、癌腫によっては手術件数はセンターを超えている。ただし赤塚病院には腫瘍内科がなく、ケモは各外科でやっているので、がんの内科症例はセンターの方が上手。治験をセンターに集める都合上もよい。
 脳神経外科は脳血管障害系の症例が多く、腫瘍系は大学が中心。小児科・産婦人科については周産母子センターが県内の一箇所にあるのだが、不二大、赤塚病院いずれもから離れており、赤塚病院は県から頼み込まれて産婦人科医不足の折も産科を閉鎖することができなかった。当時の一人医長はすごく大変だったらしい。小児科に関しては、循環器は周産母子センターに、その他小児腫瘍等は赤塚病院に、複雑な先天性疾患は大学に、といった住み分けができている。
 赤塚病院は、他大医局の関連だった内科を除いて、全科が不二大の関連病院だったが、研修医制度改革後の大学医局の医師引き上げに伴って、他の関連病院にもれず、独自の研修医を採用して大学医局離れを進めている。

 赤塚病院外科は消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、小児外科を担当しており、12-3人の外科医が常勤している。(消化器:管2人、肝胆膵2人、肛門科1人、呼吸器:2人、乳腺:1人、小児:2人、レジデント2-3人。他随時スーパーローテーター数名)。症例数の割には人手が少ない。この理由は、各医師には一応専門があるものの、トップの松野おそ松がオールマイティタイプのため、専門の垣根が少なく誰もがどの症例にも適宜助手に入るというようなシステムになっているためである。おそ松先生は一応消化器外科、それも肝胆膵が専門らしいが、下手をすると心臓血管外科や整形外科の助手にすら入っていることがあるので、専門は切ったり縫ったり全部、という感じかもしれない。唯一さすがに手を出さないのは脳外科だけである。手術をし続けないとタヒんじゃう医者、と回遊魚の如く言われたり、ちょっと惜しいブラッ○ジャックと呼ばれたりしている。



・・・私の住んでる地域をご存知の方は、なんかあの県に似てなくね?と思っても、そっと口を閉ざしておいてください。あくまで別の世界線のおh(ry



では今日はこの辺で。
また近いうちに~


今日の追記は、松野が6人も外科病棟に集まっちゃったんで呼び分けがされるようになった経緯の設定。



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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(5)

はいこんばんゎ。今日もおそ松さん六つ子で医療従事者妄想するお時間がやってまいりました。

今日はカラ松先生の黒歴史。現在進行形で黒歴史なのに黒歴史として新たに指摘するような過去があるのか?と疑問を持たれるかもしれませんが、ちゃんと現状を上回る黒歴史を捏造してみました。

どうもカラ松先生を始めとする兄松先生たちがわちゃわちゃしてるお話に偏っちゃいますね。一応弟松たちの活躍するお話も用意してあるのですが、自分の実体験をベースに六つ子向けに捏造してるのでどうしても医者の話ばかりになりますwww。あとカラ松推しな所為も多分にあると思う。



∂テンプレ注意事項∂

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BLはない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、病名、および原因遺伝子名が出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・医療現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)小話(4)


↓なんでもおkな方は以下どうぞ




・カラ松先生の黒歴史

 現在進行形の歩く黒歴史と評判のカラ松先生ですが、そんな彼でさえ赤面せずには振り返れないさらなる黒い過去があったようです。それがバレたのは、担当患者に似た症例を文献検索していたチョロ松先生から始まった出来事でした。

 (プリントアウトした紹介状を睨みながら)「まーね、要約すれば胃がんで手術してくださいってだけの事なんだから、それ以上は外科医の僕らには関係ないんだけど・・・。でもこの主病名の最後にある④R○thmund-Th○ms○n症候群、って気になるよね?」
 誰にともなくつぶやくチョロさん。忙しすぎる毎日を送ってると、独語出るようになるよね。分かるよ。
 「しかも④に起因すると思われる胃がんが、って書いてあるし。何かの遺伝性疾患なんだろうけど・・・カラ松先生なら知ってるかな・・・?思えば胃がん患者にしては若すぎるし・・・。でも医学部時代に微妙に小児科の授業でかすったかなー、程度しか思い出せないや。この紹介状、詳しく書かなくてもそんぐらい常識だろー的な感じでさらっと書いてあるのが悔しいんだよなぁ・・・。やっぱりm○dlineで見てみるか・・・」
 ここでカラ松なら真っ先にwikip○diaだろうが、medlin○を引くチョロは真面目である。
 「ふむふむ・・・RECQL4の異常・・・DNA damage repairの障害で日光過敏性紅斑、皮膚萎縮、悪性腫瘍が発生する・・・色素性乾皮症みたいな感じかな?あ、胃がん合併例の報告がある・・・」
 そしてたまたまたどり着いたアメリカの小児科関連の学会のHPで、過去のYIA授賞式の写真が目に入ったのだが・・・
 「RECQL4ノックアウトマウスの解析、で受賞か・・・。うわ、この写真の人、女性にしちゃ異様に背高いと思ったら男じゃん!髪超長いのに!男の長髪ってこと!?何これ、カラ松先生並みにイタい!そんな人がこの世に二人以上いるなんて・・・いや待てよ、受賞者名、Karamatsu Matsuno・・・カラマツという名前の人が世界には複数いるのか・・・世界は広いもんな・・・いやいや、現実逃避はやめよう、どう見てもこれはうちのカラ松先s」
 医局のドアガラッ
 おそ松登場。
 「おっチョロ松何見てんの?って、ちょ、この写真ってカラ松ぅ!?なにこれ、スゲェ髪長ぇんだけど!?」
 カラ松先生、終了のお知らせです。

 ちなみに、大学院生の頃、忙しくて美容院に行ってられなくなって少し伸びたところ、俺は結構長髪もいけるんじゃないかと思い始めてしまったらしい。ちょうどその頃書き換えがあった免許証の写真は、ゴールド免許のカラ松先生は当然ながら5年そのままで、途中で我に帰った後は次の免許の書き換えが来るのを心待ちにしていたそうです。
 おそ「その時の免許証見せてよ?」
 カラ「とっくに捨てたわ!」

 教訓:digital tattooはこわい。
 あとチョロ松先生がカラ松先生に「RECQL4ってどんな機能のあるタンパク質なんですか?」と聞いたら「なにそれ?」という驚愕の返事が返ってきたので、アメリカの学会にYIA返還要求するよう本気でメールしようかと思ったそうな。//




・・・たまーに研究者の人で男性でもえらく長髪の人って見かけます・・・。まぁ人に出会うような職場じゃないからな。ヒト科の生物には会うが、みんな研究者っていう変人な訳だし。
誰か絵師さんに、長髪のカラ松(白衣装着)が、ケージ越しにマウスを覗き込んでるとこの絵とか描いていただきたい。





さて、本日の二本目は、六つ子の住まいの設定です。小話(4)で挙げた、赤塚病院の周辺地理についてを読んでおかないとところどころ分からないかも。簡単に言うと、赤塚病院があるのが庄乃県聖澤市で、県庁所在地は嫌味市に次ぐ県内第二の都市です。


・六つ子の住まい

おそ松:
 病院から車で10分ほどの新興住宅地に一戸建てを持っている。庭はあまり広くないものの、延べ6-70坪はありそうな家屋だが、そこに一人暮らししている。病院と駅前繁華街の中間地点辺りにあるので、飲み会の3次会会場や研修医どもを食わせる飯場、麻雀会場に頻繁になったりする。家の中はものが雑然としているが、寄り込んだ奴らに掃除させるので埃や汚れは少ない。実家もそう遠くないところにあるので親が掃除しにきてくれてるのかもしれない。医局の惨状からしても自分で掃除するとは思えないし。

カラ松:
 新幹線も止まる聖澤駅の目の前のタワーマンション(分譲)に一人暮らし。みんなに遊びにきてもらって構わないのだが、病院から車で20分ほどなのでおそ松家ほど人気がない。(こだわり家具の自慢がウザいせい、またその割にコタツがないせいもある)。ただ駅近なので、学会前後に駐車場代わりに使うドクターはたまにいる。

チョロ松:
 おそ松先生も住んでる新興住宅地内のアパートに一人暮らし。手頃な狭さの手頃な価格の部屋に住んでいる。そもそもまず部屋に滞在してる時間が短いしね・・・。感覚的には棲家と言うよりアイドルグッズ置き場である。他人は絶対家に上げられない。幸いにしてみんな近所のおそ松家に行くことが多いのでモーマンタイ。しかしこの住宅地は病院に通うにも生活するにも非常に便利な場所にあるので、赤塚病院の職員も結構住んでいて、スーパーでバッタリ会ったりするのが難点である。

一松:
 全くどこに住んでいるのか分からない。誰も知らない。病院の職員名簿には一応記載されている住所があり、手紙もそこへ送られるのだが、本人は実質住んでいないらしい。彼の猫インス○グラムアカウントを突き止められれば、野良猫たちの背景に写っている景色から住まいを特定することはできるかもしれないが、トド松をしてもそのSNSアカウントは割れていない。

十四松:
 病院からほど近い職員寮に一人暮らし。元々手狭な寮だが、そこにジム用品が並んでいて足の踏み場もない。実家は嫌味市なので、聖澤市から行くときは常識的には電車で行く距離だが、十四松はしばしばチャリで行く。

トド松:
 赤塚病院とは駅を挟んで反対側に当たる、最近市町村合併で聖澤市になった郊外に住む祖父母宅に同居。通勤は車で30分ほどかかりやや不便だが、「高齢者の二人暮らしじゃ不安でしょ、知らぬ間に孤独タヒされててもやだし」と言って同居を解消しようとしない。そんなトド松を祖父母はニコニコと見守っている。


・・・県庁所在地じゃない市に新幹線止まるとかあの県ですか!?と思った方は、そのままお墓まで秘密を持って行ってください。


ではでは、この辺で。




今日の追記のおまけは、超短いおそチョロ会話。この二人のボケツッコミ考えるのほんと楽しい。


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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(6)

こんばんわ、いつものごとく「おそ松さん」六つ子で医療従事者妄想のお時間です。
しかしアニメ一期が終了してMMDとかは投稿が少し失速してる感があってさみしい限りです。支部はまだそれなりに投稿あるけど。アニメ二期あるといいなー(二次創作をたくさん漁れるという意味で


今日の小話は、サイバー松が学生時代の一人暮らしについての話題で病棟でダベっています。
ひとつ前のうpで小設定「六つ子の住まい」を読んでいた方が理解しやすいかもです。



##テンプレ注意事項##

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BLはない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、および地名や大学名が出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・医療現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)小話(4)小話(5)


・・・ちょっとうp量が多くなってきたから、そのうち目次ページでも設けるか。



↓なんでもおkな方は以下どうぞ




・学生生活の思い出話


 外科病棟ナースステーションにて。

 「へー、トド松君って大学時代学生寮入ってたんだ。なんか楽しそうだよね、学生寮生活って。」
 「そうでもあるし大変なとこもありますよ、チョロ松先生。学生寮にはいろんな伝統的なしきたりや行事があって基本強制参加ですし。上下関係厳しいし。でも仲間の結束は強くなるかな。僕のいた大学は学部を跨いだ寮だったから、本当いろんな奴いましたよ。教育学部の美術専攻で寮の壁に絵描いちゃう奴とか、工学部で全自動家事ロボット作る奴とか・・・」
 「いーよねーそういうの。不二大は医学部単科だったから、文系の学部の人とももっと交流してみたかったなぁ。」
 「・・・寮生活とかまたずいぶん懐かしい話をしているな。」
 「あっカラ松先生。ん?懐かしい?まさか先生は寮出身じゃないですよね?」
 「いや、俺も魚子大の寮に入ってたぞ。」
 「えーっ。寮生出身には全然見えなーい。」
 「あれ?でもカラ松先生はご実家東京ですよね?」
 「中目黒で小児科の開業をしているぞ。」
 「魚子大の教養学部も医学部キャンパスも普通に実家から通える距離にありませんか?厨二病発病して実家を出たんですか?」
 「いや、チョロ松先生、厨二病ってのは何のことか分からないが、医者を目指すならもう少し世間の荒波に揉まれた方がいいってダディに実家を追い出されたんだ。俺は楽だから実家から離れるつもりはなかったんだが。」
 (親にこのままのKYじゃマズいって心配されたんだな・・・)
 (そして寮生活でもこのKYは矯正できなかったのか・・・)
 「・・・チョロ松先生は不二大に入学してからずっとアパートで一人暮らしですか?」
 「そうだね。来たばっかりの時は、こっちの人は僕の北国の田舎と比べると早口でね。すごく怒られてるみたいな気分になってちょっと寂しかったんだけど・・・さすがに10年もいたら慣れてきたよね。やっぱり東京に近い分学会行くのとかも便利だし。」
 「言われてみれば庄乃県の人は結構切口上かもですね!僕も元々はこっちの出身だから気付かなかった。それにしても、チョロ松先生は秋葉に出るのに近くなったのが一番喜んでそーですよねー?」
 「ん?アキバって何だ?」
 「いや何でもないですから!忘れてカラ松先生!(おい、トド松君!)」
 「(ごめんごめん)」
 「・・・チョロ松先生の頼みなら忘れよう。たまには北国の実家に帰ったりするのか?」
 「正月の時くらいですかねー。それも重症を抱えてなければって感じですね。おそ松先生みたいに実家が近ければもう少し頻繁に帰れるんですが・・・」
 「・・・近くても奴は帰ってないぞ。この前外来で、内科のA本先生とおそ松の会話が漏れ聞こえてきたんだが、
  『おいおそ松、昨日お前のお袋が内科に受診に来てたぞ。』
  『おー。元気そうだったか?何の病気だったんだ?』
  『何で近況を俺に聞くんだよ!オメーのお袋だろうが!すぐそこなんだからテメーで直接実家帰って聞いてこいよ!』
・・・という内容だった。確かA本先生はおそ松とは聖澤高校でも不二大でも同級生だったというから、気軽に親を任せやすいのもあるんだろう。だが俺もA本先生の意見に全面的に同意だ。」
 「・・・何ともおそ松部長らしいというか・・・」
 「十四松先生みたいに嫌味市まで自転車こいで実家帰るほどの孝行息子もいるというのに・・・」
 「ただしそれは確かトライアスロンの訓練も兼ねてた気がするけどね・・・」
 「十四松先生は今は社員寮住まいですよね。学生寮ほどバカ騒ぎはしないんでしょうけど、何かみんなで集まったりすることあるのかな。」
 「どうだろうね、お子さんがいる家族同士では割と交流あるかもだけど。十四松先生はどっちかというと病院草野球チームの面子と親しいんじゃないか?」
 「試合の後社員寮に寄って部屋飲みとかしてそうですよね。」
 「部屋飲みかぁ、懐かしいなぁ。学生の頃はよくそれで朝まで飲んだなぁ。」
 「みんな、今でもやりたかったらいつでも俺の部屋へ来てくれていいんだぜ・・・」髪の毛ファサー
 「・・・」
 「・・・」
 「・・・ところで一松師長ってどんな学生時代だったんだろう?」
 「うーん、想像つかないな。だいたい、どこ大出か知らないし。看護学校行く前に別の仕事してたって噂だよね?」
 「って聞いたことありますけど・・・僕のサーチでも一松師長だけはプライベートがなかなか割れないんだよなぁ・・・」
 「みんな、ナチュラルに俺のオファーを素無視してくれるよな・・・(涙。ところで、一松師長の出身大学だけでよかったら分かるぞ。彼の昔の論文を引くと、corresponding authorの所属が某旧帝大になっている。一松師長も同じ所属だ。大学院から入学した可能性もなくはないが、普通に考えれば大学からだろう。」
 「げっ、某旧帝大!?」
 「何気に一番高学歴!やっぱ一松師長、侮れない・・・」
 「俺の高校の同級生にも某旧帝大の理科2類に行ったのが何人かいるから、聞いてみれば誰か一松師長の学生時代を知ってる奴がいるかもしれないな。」
 「(かくいうカラ松先生もさり気なく高学歴なんだよね・・・)」ヒソヒソ
 「(ホント頭空っぽカラ松先生の癖にイヤミですよね・・・)」ヒソヒソ
 「ん?どうしたんだみんな?」
 「おい、貴様ら。」
 「うわぁ!い、一松師長!」
 「うぐふっ!ぐほっ、げほっ」チョロ松ムセー
 「おお、どうしたんだ一松師長?」
 「どうしたもこうしたもないよクソ松。他の二人もだ。そんなにステーションで無駄に喋ってる暇があるなら、注射詰めるのでも手伝う?オム○交換とかする?」
 「いや、仕事します!包交行ってきます!」シュタタタ
 「ぼ僕、そう言えば調剤部に用事あったんだ・・・」コソコソ
 「ん?みんなどうしたんだ急に?」
 「おい、クソ松・・・お前はどうやら仕事がないみたいだな?」
 「まぁ確かに皆と交歓していられる程度には仕事がないn・・・は?いや一松師長、その拳は・・・?どうするの・・・?って、ぎゃー痛い!痛い一松!俺が悪かったから!勘弁してくれ!」
 「ごめんで済むならケーサツは要らないんだよね。」
 「嘘です、ごめんなさい、仕事ありまぁす!無くてもクリエイトします!だからお願い、もうやめて!誰か~!誰か助けて~!」
 
 本日も赤塚病院外科病棟は平和です。//



前にうpした分をお読みでない方のために、この妄想設定内の地域名の補足をしておくと、六つ子が勤めている赤塚総合病院があるのが庄乃県聖澤市、庄乃県に唯一ある医学部が不二医科大学です。初お目見えの魚子大学(とどこだいがく)は、都内にある私立大のイメージです。



本日はもう一つの超小話があります。カラ松先生の出身高校について。東京出身の医学部出の人は、地方の医学部でもたいてい有名私立や国立大付属出てるイメージです。私はおそ松先生同様、地元の県立高校→地元大学出なので、大学の同級生に私でも名前を聞いたことあるような都内有名私立高出の人がぞろぞろいて、入学当初は気遅れするレベルでした。とは言え、仲良くなってちょっと経てば、特に違いないやんけと思えるようになってるんですけどね。社会に出てモノを言うのはやはり最終学歴です。



・実は高学歴のカラ松先生


 総務部の事務さん「さっき医局にカラ松先生の手紙配達してきたんだけどぉ、K成高校の同窓会のお手紙が来てたの!K成出なのかなぁ!?」
 病棟クラーク「えっほんと!?それで魚子大の医学部出なんだから凄いよね!ただ変な先生ってだけじゃなかったんだね!」

 ナースステーションで話を聞きかじった一松(・・・嘘だね。すごくなんてないよ。K成だったら9割近くが某旧帝大に来るんだろ。魚子大はK成の中じゃ偏差値低い方のはずだ・・・ああ見えて、地味に挫折してきてんだよね、クソ松って。大学院も中退だし。本人は意識してなさそうだけどさ。クラークに『カラ松先生K成出とかすごーい!』って言われたら、また知らないふりして『ふっ、そんなに褒めても何も出ないぜ子猫ちゃんたち』とか言うんだろうな、あーうざい)//




うちの医療松妄想の中でも一松はカラ松にツンツンです。ま、二次創作上のお約束ですからねwww


本日はこれまで。それではまた。




本日の追記は、兄松先生比較第3弾。



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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(7)

熊本でかなり震度の大きい地震があったみたいですね。直接の知り合いはおりませんが、みなさん無事だといいんですけどね・・・。被害に遭われた方には心ばかりですがお見舞い申し上げます。

私の方は幸いにして地震のめったにないぬーよーくにおりますので、今日も元気に「おそ松さん」医療従事者パロ妄想、垂れ流していきたいと思います。


今日はついにみんな大好きカラ松事変(赤塚病院版)。とは言っても実際のアニメのカラ松事変は見たことないんだけどwww。カラ松が何かに巻き込まれて大けがしたのに、他の5人が素無視した哀しい回って事で合ってますかね。私の妄想の方は、いつもに増して悪ふざけ回です。


∀テンプレ注意事項∀

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BLはない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、および医療機器名やカクテル名が出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。現実ではありえない酔っぱらい方など出てきます。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・医療現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)小話(4)小話(5)小話(6)




↓なんでもおkな方は以下どうぞ




・カラ松事変外科病棟版

 赤塚病院外科病棟の忘年会で。トド松が入職したばかりの頃の話である。
 「あれっ・・・カラ松先生ってお酒飲めたんですか?」
 中堅ナースの何気ない一言に、おそ松先生が過剰とも思える反応をした。
 「いやそんなわけな・・・って、はぁっ!?誰がカラ松に酒渡したんだよゴルァ!ありゃジントニックじゃねーか!おいチョロ!カラ松のコップ取り上げろ!」
 「あ、はいっ」よく分からないながらも取り上げるチョロ松。だがしかし、コップの中身はすでにほぼ空状態。
 「ん?どうしたんだチョロ松?」とコップを取られた当のカラ松本人はのんきな声を返している。空のコップを見たおそ松先生は、いつも飄々としてる彼らしくなくますます青くなった。
 カラ松にお酒を渡した張本人トド松は、おそ松先生の反応に首をかしげた。確かにカラ松先生は乾杯でちょっとビールを舐めただけであとはウーロン茶だった。ジントニックを渡した時も、「サイダーか?ありがとう。」とソフトドリンクであることを確認しながら受け取っていた。酒に弱いのであまり飲まないようにしてるのは事実だろう。だがだからこそ飲ませてみたいと思ったのだ。少しは酔っ払ってもらわないと、あのカッコつけの本音は中々探れない。それに弱かったとしたって、最悪酩酊して吐いて寝ちゃうくらいでしょ?ジントニック一杯だよ?万が一があったって、こんだけ医療関係者いるんだし。しかも飲んでる最中、普通にカラ松先生と喋れてたよね?
 ・・・あれ?でも十四松先生がカラ松先生の方を見て滅多にない真顔でプルプル震えている。え、どしたの・・・?と思ってもう一度カラ松先生を見ると、先ほどしゃべっていた時とは一変、下を向き表情を陰に隠して恐ろしい呪詛のようなものを呟き始めていた。
 一松師長がこの騒ぎの中マイペースに杯を傾け続けながらボソリと、「赤塚病院終わったね。」
 え・・・?外科病棟が、じゃないの?病院単位でヤバいの!?
 おそ松先生が覚悟を決めたように立ち上がった。
 「もうこうなっちゃどうにもならねぇ・・・。おい、家族に遺言したい奴は今のうちに認めとけ。んでカラ松にバレねえように全員宴会場から出るんだ。」
 さすがに危機を察し始めてソロソロと移動する外科病棟の面々。しかしすぐ隣でコップを持っていたチョロ松が動こうとすると、ガシッと腕を掴まれた。「おいチョロ松・・・。どこへ行くんだ・・・。」
 いつも丁寧な口調のカラ松先生なのにチョロ松『先生』の敬称が抜けている?
 「おい、チョロの犠牲を無駄にするな!みんな速やかに動け!quick、quick!んで、男の若い奴らは全員で死ぬ気で外から襖を押さえろ!店ごと吹き飛んだら、この先当分の医局費が損失補てんで消えるぞ!」
 おそ松先生号令下、皆が廊下に避難し終わった直後に、宴会場内から光の濁流が押し寄せた。襖の隙間から漏れた光だけでも、傍に居た襖押さえの若手を焼き焦がしていく。そして襖に内側から叩きつけられる凄まじい圧力。しかし中はずっと全くの無音であり、それが皆の恐怖に拍車をかける。この状況でチョロ松先生の生存なんて見込めるのか・・・?
 「おそ松部長っ、こっ、これっ、中でカラ松先生が暴れてるんですかっ!?人間一人分とは思えないエネルギーの塊ですけれども!?」
 「カラ松の筋肉量知ってんだろ!」
 「あれがさらにトライアスリートの不屈の持久力でもって爆発し続ける・・・!部長、これ絶対オレらの方が持ちません!」
 「大丈夫だ!間も無く酒が全身回ってやつの空っぽ脳の方が先に事切れる!それまで頑張れ!・・・一松師長、ICUに空きベッド確保して!」
 「ヒヒっ、もうやってますよ。チョロ松先生の分と二人分。院内のCHDFに空きがあればいいんですけどね?」
 「馬鹿野郎!なかったら他の患者から剥がすんだよ!カラ松の生存が第一だろ!?」
 CHDF回して速攻アルコール抜かなきゃダメなほどヤバいのか・・・。核融合でも起こしちゃうの?カラ松先生の体、イタいを通り越して不思議すぎる。もはや人体とは呼べない何かだ。
 その後救出されたチョロ松先生の残骸とともに、カラ松先生の本体もICUに無事収容されました。
 外科病棟の面々の心に、カラ松先生には酒飲ませるべからず、という最優先モットーが刻み込まれた瞬間でした。//



※もちろん実際はすでに装着されている医療機器を患者さんからは剥がしません、どうしても院内CHDFの数以上に必要な患者さんが発生してしまった場合は最悪他院搬送です。

いやー公式がカラ松を安定のオチに使う理由が分かってきたぞ・・・。何をやっても大丈夫な確立されきったキャラだ。便利すぎてつい小話のカラ松先生の出番率が増えてしまう。www



今日は短い小話をもういっちょう。



・職員検診で採血される六つ子

おそ松:適当な研修医やナースに頼む。新人達の練習台は嫌なので、できるだけうまい奴で。
 「一発で取れよおめぇ!ダメだったら分かってんだろーな!」
 「はっはい!」
 比較的取りやすい血管なのがせめてもの救いである。

カラ松:普段から無意識に見せびらかしているその立派な二の腕の血管を、血管フェチの看護師達は常日頃から虎視眈々と狙っているのだが、検診シーズンになってふと気がつくと、自分で自分の採血をしてしまっている。
 「カ・・・カラ松先生・・・それ何やってるんですか・・・?」
 「ん?ああ、みんな忙しそうだったんで採血くらい自分で取ろうかと思ってな。」
 「いや・・・まぁ見ればわかるんですが・・・それはどうやれば可能なんですか・・・」
 「なに、トンボ針とスピッツホルダーを使えば簡単だ。片手で巻けるようにクリップ式の駆血帯を使う。針を刺すのに逆手向きになるから少しだけテクニックは要るが、誰でもできると思うぞ。」
 「テ・・・テクニック的にはできても実際やるってのはまた別な気が・・・自分に針刺すの、怖くないんですか?」
 「別に人に刺されても自分で刺しても痛いのは同じだろう?」
 「(ああ・・・なんか根本的な何かが通じてない・・・)」
 しかも自己採血してる様子を子供達が見ていて、「すげーカラ松!自分で自分の血取ってる!」などともてはやされているのを見ると、このサイコパスが小児科医向きだと断定したのはあまりに早計だったのではと考え直したくなるほどである。

チョロ松:研修医や新人ナースの練習台。自分もこうして育ってきたのだから、お返しとして仕方ないかなと思っている。男性なのでそこまで血管は細くないが、忙しい外来や手術の隙間に取ってもらうことが多いせいか、脱水傾向で十分な血液量が引けない。生化スピッツはまだいいものの、血算スピッツは厳しい。かくして、ぐっぱーぐっぱーさせられたり、温あん法施行されたり、べしべしひっぱたかれたりする。

一松:率先して新人ナース達の練習台になるのだが、とにかく血管が出ない。何人ものナースがトライしてダメで、結局一番のベテランが取ることも少なくない。
 何回も刺している相手の方が恐縮しきっている。
 「すっすみません師長・・・!ほんと、なかなか出なくて・・・!」
 「いいよー別に。ヒヒヒっ」
 「・・・!」
 刺す方は余計萎縮して成功しないという悪循環。一松的にはドMなので痛いのも楽しいからモーマンタイなのだが。

十四松:カラ松先生に次ぐ立派な二の腕血管の持ち主。検診シーズンになれば、黙っていてもすぐナースがわらわら寄ってきて取ってくれる。十四松自身はみんな親切だなぁと思っている。

トド松:臨床検査部の一番採血がうまい人のところへ自ら足を運んで取ってもらっている。だから毎年痛くない。



・・・ちなみにこの自己採血手技、ほんとにカラ松先生のおっしゃる通りのやり方で出来ますwwwソースは私。



では本日はこの辺で~

超短編のネタが尽きてきたので、今日は追記なしです。



「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(8)

少し間が空きましたが、「おそ松さん」医療従事者妄想、まだまだやめるつもりはありません。君がッ 泣くまでうpするのをやめないッ!

だいたい、うちのブログを前から見て下さってる方はご承知の通り、(近年あまりに更新が間遠になってほとんどいらっしゃらなくなってると思いますが、)もともと医者兼研究者のほのぼの日常系日記に見せかけて、ちょいちょい辛口、人生のダークサイドが挟まってくるのが常態でして、「おそ松さん」二次創作でも例外にもれず徐々にダーク成分が入ってきます。そのあたりうpしきるまではやり続けようと思います。(誰得

ほのぼの医療系日常おそ松さんが好きな方には今後ちょいちょい方向性が逸れていくお話しがあるように見えるかもしれません、基本はハッピーエンド上等!なんですけどね・・・どうぞあしからず・・・w

今回の小話は数字松がカラ松先生について考察しています。



=テンプレ注意事項=

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BL要素はない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、考察、および医療従事者にあるまじき暴言が出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・医療現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)小話(4)小話(5)小話(6)小話(7)


↓なんでもゆるせる方は以下どうぞ




・小児科医向きの性格とは何か


 病棟で珍しくしょんぼりしている十四松。往診を終えてナースステーションのカルテPCの前に座っているが、打ち込む手が動いていない。見かけた一松が声をかける。
 「どったの、さっきから全然PC打つ手が動いてないけど?」
 「あっ、一松師長・・・。そうでやんすね、カルテ打ち込まないんだったら、他のナースに席譲った方がいいでやんすね。」
 「いや、どけって言ってるんじゃないよ・・・。どうしたの、いつになくネガティヴ思考でやんすね?」
 「うはは、一松師長はやっぱり面白いっす。・・・うーん、ネガティヴっていうか、ちょっと考え事してたっす・・・カラ松先生の事なんすけどね。」
 「クソ松がまたクソな事でもしたの?」
 「いや違うっす・・・ベッドサイドでリハしてたら、近くの廊下でカラ松先生の話をナースがしてるのが耳に入っちゃったっす。」
 一松の片眉がピクンと上がった。自分の部下どもが、十四松をして落ち込ませるようなくだらない話をしていたとあっては聞き捨てならない。場合によってはお仕置きが必要だ。
 「一松師長・・・小児科医に向いてる先生ってどういう人間なんすかねぇ?」
 「・・・それこそクソ松みたいな奴じゃないの。あの子供の懐かれ具合は天性のもんでしょ。」
 「俺も基本的にはそう思うんっす。いつも変わらず物事の明るい面を探してくれて、絶対彼だけは自分の味方になってくれるって自信をもたせてくれるのに、ただのヒーローよりは人の弱い面にも寄り添う事を知るカラ松先生みたいな人を、子供が慕わないはずはないんっす。でもね、違う人が見ると、カラ松先生は究極的には子供好きなわけじゃないって見えるみたいなんすよね。彼が子供に言うことは全て表面的で、心から思ったことを言っていない、子供に好かれる小児科医っていう仮面をかぶってるだけだって言うんすよ。子供だから騙せても、大人になるとドン引かれるのは、中身がカラなのに余りに完璧に被りすぎてる仮面が、ある種恐怖を引き起こさせるからじゃないかって・・・当人すらも本当は心に何も思うところがないことを忘れてしまうくらい、完璧に被ってるのが怖いって・・・。あんな人は、ほんとは小児科医であってはいけないって。一緒に話してたナースも、確かにカラ松先生は時々怖いところがある人だって同意してたっす・・・。俺はカラ松先生怖いって思ったことなかったから、俺の見るカラ松先生像と違いすぎて、どっちが本当なんだろうって考え出したらグルグルしちゃったっす。」
 「カラ松先生の仮面がそこまで完璧か?というところに僕は若干の疑問を感じるけれど・・・。そうだね、僕が昔知り合った小児科の先生はこう言ってたよ。『本当に子供好きな人は小児科医には向かない』って。」
 「どういうことっすか?」
 「子供がただ純粋に好きって感情だけで医者になっちゃったら、子供が病気になるたびにかわいそうになっちゃってまともな判断が働かなくなっちゃうかもしれないでしょ。医者といえども、身内の病気になると冷静じゃいられなくなるから、どの先生も別の先生に身内の手術はお任せするでしょ?まぁ、他人を信じてなくて自分でやりたがる人もいれば、専門が違うというケースもあるだろうけど。」
 「そう言われてみればそうっすね・・・。」
 「大好きでかわいい子供、ってだけじゃなくて、それが患者ともなれば、正常状態から脱してる肉体、壊れた機械を修理するような冷めた視点がなきゃいけない。本人や家族の気持ちといったものを一旦念頭から切り離して病気のことだけ考える事も必要だよ。そう言ったら小児科医に限らず、医者は基本みんなそうかもね。カラ松先生くらい人の感情に鈍い方がたぶん医者はよく務まるんだよ。感情の世界と、科学の世界を、あれくらいなんの心の痛みもなく自由に往復できるのはこの業界では才能と言っていいと思う。」
「俺はバカだけど、一松師長の言ってることは何となく分かりやす・・・。医者になるって大変なんっすね。俺は怪我で苦しむ患者さんに、リハで少しでも元気になるお手伝いができればって思ってこの業界入ったけど、診断を下したり治療方針を決めたりする辛い部分をしなくていいから、ノー天気で居られるのかもしれないっすね・・・。」
 「まぁ医者に限らず医療業界全体が、感情論とか綺麗事だけじゃやってけない世界なのは確かだね。」
 「そうっすね・・・。・・・それにしても一松師長って、」
 「ん?」
 「意外とカラ松先生の事よく見てるっすよね。普段喧嘩してるだけじゃないんっすね。」
 「えっ、いや、うぅ・・・、別にクソ松をよく見たいわけじゃねぇ、向こうから勝手に視界に入ってくんだよ!」
 「はいはい、そういうことにしときやんすよ!」イイ笑顔ー
 「そういうことにしとく、じゃなくて実際そういうことなの!十四松先生、聞いてんの!?って、絶対聞いてないコレ!・・・畜生、クソ松、あのボケが、ぜってぇコ□ス!焼き場の扉の向こうへ送ってやる!900℃の高温でCO2とH2OとNO2にまで酸化されちまえ!」
 
 こうしてまたカラ松先生の身に言われのない呪いが降りかかってくるのでした。
 「く、くしゃみ2回は誰かの殺意の波動を受けている証拠か・・・?俺、誰に憎まれてるんだ・・・?」
 この殺意の波動は、実際受けても究極的には致死性じゃないから大丈夫だよカラピ。

 また一松師長は騒ぐ十四松から苦労して噂話をしていたナースの名前を聞き出し、後でキッチリ〆ました。一体どこから話を聞きつけたのかと恐れをなしたナースたちに、地獄耳の一松のあだ名をしばらく付けられました。//




気が付くとカラ松先生が必ずエピソードに関わってきてしまう・・・!他の松の出番やコンビもできるだけ万遍なくしようとしているうp主の努力をあざ笑うかのように・・・!

ほんと、キャラ立ちすぎですカラ松先生。





さてもう一丁、今回の超小話はおそ松先生完全勝利UC話。


・詐欺師は詐欺師を出し抜ける


 いかにも胡散臭い奴が、患者見舞いのついでに病棟で立ち話を仕掛けてきた。妙に赤塚病院の医師の出身などの情報に詳しい。
 「私もこう見えて医師免許を持っているんですよ。カラ松先生のご出身は魚子大医学部でしたか、日本では高学歴な方ですね。おそ松先生は不二医科大学?おっと失礼、決して地方医大をバカにしているつもりは無いのですがね。こちとら日本国内の偏差値で勝負してるレベルじゃ無いもんですから。アメリカの医学部出でしてね。コ□ンビア大学、ご存知でしょう?」
 「・・・じゃあ学生時代は116丁目に住んでたんだな?」
 「・・・マンハッタンの?そう、大学キャンパスそばですよ。」
 「・・・嘘だな。確かにコ□ンビア大のメインキャンパスは116丁目だが、医学部や付属病院のあるcomplexだけは離れてて168丁目にあるんだよ。何で知ってるかっていうと・・・俺もそこに通ってた時期があるかんな。医者の世界っつーのは狭ぇんだ、『つくならもっとマシな嘘をつけ』、って奴だぁな。ざーんねんでしたー」
 「・・・もしかしたら、おそ松先生がコ□ンビアに留学していた確証を得たくて、引っ掛けたのかもしれないじゃ無いですか?」
 「アレ、なーに?負け惜しみぃ?俺がコ□ンビアに留学してたのなんて病院のホームページ見りゃ書いてあるっつーのに。」
 「・・・」

 おそ松先生、詐欺師に完勝。//


・・・おそ松先生が本当にコ□ンビア大に行っていた事があるのかどうかは、また別の話で。


では、今日はこの辺で。またね。
本日はさらに追記もあるよ(ただしあんまり医療従事者に関係ない設定ですが)。



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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(9)

そろそろお馴染みとなって参りましたでしょうか、「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想のお時間です。
実験終えたら一小話うpって帰宅、が習慣になってきたwww

いやー、いつまで続けるんだよwwwそんな暇があるなら写真つきぬーよーく徒然探訪記を早くうpれよwwwという声しか聞こえませんが、まだ妄想小話を相当続ける予定ですほんと申し訳ないwww



本日は十四松まつり外科病棟版です!十四松は天使!!異論は認めない!!!



☆テンプレ注意事項☆

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BL要素はない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、および某指定団体構成員が出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。また公式アニメで出てこないオリキャラが出ます。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・医療現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら(気が向くとは言っていない


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)小話(4)小話(5)小話(6)小話(7)小話(8)




何でもおkな方は以下妄想小話始まります↓




・十四松は誰に取っても天使、異論は(ry


 外科系病院にありがちなこと。というかどこの病院でも勤めたことのある人は皆一度は直面したことがあるであろう問題。
 「・・・この患者さんのリハ誰が担当するの?」
 「うーん、とりあえず女性陣は全員ヤバイだろうな・・・」
 「男だって軟弱な奴はヤバイだろ・・・かといって血の気の多い奴もダメだろうし・・・」
 「こういう時は・・・」
 「だな・・・」
 リハビリ室中の注目が一人のPTに集まった。当の本人は、自分に視線が集まってることにも気づかず、「おいっちにー、おいっちにー、」と呑気に別の担当患者さんのリハを行っている。
 そう、今リハ室で誰が受け持つかで揉めてる患者とは、先日凶弾により腹部臓器をずいぶんヒッチャカメッチャカにして瀕死で赤塚病院に搬送され、救急部と外科と放射線科総出でアンギオと緊急手術して命を救ったという経緯の患者である。病院中のMAPと血小板製剤が一時消えた。ブ○ネートカッターもだ。しかし凶弾?そう、凶弾である。銃の取り締まりの厳しいこの日本の社会で、銃創を受ける可能性が高いお巡りさんじゃない方の職業・・・と言ったらお察し頂けるだろうか。いわゆる『や』のつく自由業者さんである。通常こういう人たちはこういう人たちが集まる個人の外科病院へ行くものだが、今回は個人医で対処できる規模の怪我ではなかったため赤塚へ転送されてきた。どうしても助けるべき幹部クラスだったのかもしれない。
 赤塚病院は普通の保健医療機関だが、地域柄結構来るこういう人たちや、一部お金持ちの偉いさん方のために、Vipルームと呼ばれる特別個室を用意していないわけではない。今回の患者さんは、大手術を乗り越え、奇跡的に意識もしっかり回復してICUを出れた。後は体が戻るのを待つだけなのだが、すでに入院して1ヶ月ベッド上だったのでまず自力で起き上がれない。更に凶弾は骨盤腔内臓器を突っ切ったあと腰神経叢をかすめ腸骨を砕いて出ていった。下肢を中心に麻痺も出ている。こうなるとリハビリの出番だ。この手の方々は、リハは自力で、という感じでメインの治療が済み次第そそくさと退院することが多いのだが、さすがに今回は臨時でストマや尿管瘻が増設してあって、二回目の修復手術が待っている状態で自宅療養のできようはずもない。外科病棟のVipルームにデンと居を構え、大人しくリハを待っているのだった。
 いや、実はICU入院中からもリハは介入していた。拘縮予防のため、手足のマッサージや体位変換などは行われていた。でも意識がなくてしゃべることもなければ、どんな職業の人であれただの患者である。それが、お見舞いに来ていた居並ぶコワモテたちを怒鳴りつけたり、アル○ーニに身を包んだ偉いさんに渋い声で「ご心配をおかけしやした・・・」と頭を下げたりするようになったら話は別だ。交代でICUに出張リハしてた時と違って、今の時期のリハビリには一人のPTを担当に決め、長期リハ計画を策定して毎日リハ室で二人三脚で過ごしてもらわなければならない。
 「おい、松野、ちょっと来い。」
 「んー、なぁに?」
 リハを終えて道具を片付けていたところで呼ばれた十四松は、何も知らずに先輩PTの方へ向かった。
 「これ、ちょっと難しい症例みたいだけど、頼めるか?今一番担当少ないのお前だろ?」
 「ん、いーよー。この人ってさぁ、確かこないだ外科病棟へ来たY野さんでしょ?この人ヤクz・・・むご」
 不用意に放送禁止用語を放ちそうになった十四松の口を塞ぐと、先輩は「じゃ、お願いしていいね?」と速やかに既成事実化した。 こうしてY野さんの十四松先生によるリハが始まった。

 Vipルームの病室内にて。
 「リハビリの松野でっす。この病棟は松野が多いんで、名前の十四松の方で呼ばれることが多いんすけどね。よろしくです。」
 「Y野寅松だ。ほんとに松野ばかりだな・・・。確か俺の手術してくれたんも松野先生で、ICUで世話してくれたんも松野先生だった。一般病棟来たら師長の松野って奴が挨拶に来たし、こないだは薬剤師の松野ってのが薬持ってきた。今度はリハビリの先生が松野だ。あんたが最後か?それにみんな兄弟か?」
 「違うっすよ、たまたまです。血は繋がってないっす。あと小児外科にもう一人松野がいます。」
 「松野祭りだな。それにあんた十四松って名前にも松が入ってる。」
 「他の松野たちもみんな松が入った名前っすよ。寅松さんも名前に松でお揃いっすね。」
 「そうだな、そう言えばICUの先生はチョロ松先生って呼ばれてた。チョロチョロすばしっこい松野先生って意味のアダ名かと思ったが下の名前だったのか。まぁ松つながりでひとつよろしく。見て貰えばわかるが、自力では起き上がることもできねぇ。仁義・勇気の寅松もこうなっちゃ形無しだ。」
 「そんなことないっすよ。」
 「そんなこたぁあるんだよ。気休め言っちゃいけねぇや。リハビリの先生にゃ申し訳ねぇが、オレはもう終わった男だ。リハやってどんぐれぇ戻るか知らねぇが、もう勇気の寅松って呼ばれてた時代にはどうせ戻れねぇ。慕ってくれてた子分どもや可愛がってくれてたおやっさんはともかく、それ以外の有象無象は俺の失墜を手ぐすね引いて待ってる奴ばっかだ、そいつらに抵抗できねぇならリハビリで気休め程度に戻したってオレには何の意味もねぇ」
 「リハは気休めじゃないっすよ。寅松さんの勇気は、むしろこれからが本当に試される番っす。」
 「・・・どういうことだ?」
 「寅松さんは放っておいても時間がたてば歩いたりする程度は簡単に自然に戻ると思ってるでしょ。それ以上の、喧嘩したりするほどの力を戻すのは敵わないだけって。でもそんな生半可な気持ちでリハに臨んだら、歩くことだって出来るようになるのは大変っすよ。多分立ち上がる練習をするまでだけで、寅松さんが今まで人生で見せてきた勇気全部分ぐらい要るっすよ。」
 「はぁ~ん・・・。可愛げな顔して、渡世モンに向かってよくそこまで言い切ったもんだなぁ・・・。おう、じゃぁ一つオレの勇気がどんぐれぇ通用する世界なんだが、見せてもらおうじゃねーか。」
 Y野さんが職業柄を存分に漂わせる表情になったが、十四松は意に介す風もなかった。
 「はいです。じゃ今どのくらい動けるのか、介助なしで見てみますね。まずは電動ベッドの頭側をちょいと起こしやす。・・・どうっすか?めまいとかしやせんか?」
 「そんぐらい大丈夫に決まってんだろ。最近飯の時はいつもこの体勢だ。ケツが痛くなるんですぐまっすぐに戻してもらってるが。」
 「ふむふむ。そしたら、ベッドから頭を離して、体を俺の方に向けられますか。ベットの横にある手すりに掴まる感じで。」
 「そんなのお安いご用で・・・って、うわっ!?」
 ベッドから頭を離して自分の首で支えようとした途端、産まれてこの方感じたこともないほどの重みが首と肩ににかかった。耐えられず、前のめりに倒れかかりそうになるのを、動きを予測していた十四松が危なげなく支える。
 「おっと!・・・そんなに急に動いちゃダメっすよ。もっとゆっくり。」
 「何だこれ・・・スゲェ気持ち悪りぃ・・・」
 「立ちくらみっす。ずっと寝てたから、立つ姿勢に脳が慣れてないんっす。それに体幹を支える筋肉が弱ってるから、自分の体が座位では支えられないんっす。ケツが痛くなるのもそのせいです。」
 「ナンテコッタ・・・」
 「今日のところは枕に頭を戻してっ・・・と。毎日何時間かベッドを立てた状態にして、オーバーテーブルや手すりに手を伸ばせるようにまずは練習しましょう。」
 「おいおい、そんなところからなのか・・・」
 「手すりに掴まってお尻の位置をずらして、ベッドの脇に足が下ろせる向きになれないと、すげぇ怖いことが起きるから、頑張ろうって気持ちに絶対なれるっすよ。」
 「・・・どういうことだ?」
 「看護師さんの介助で車椅子に乗るのに必要な動作っす。これできないと介助でもトイレ行くのが大変になるっす。今は排泄はパウチに入ってますからいいけど、もっかい手術して腸や尿管を元に戻した後は・・・」
 トイレに行けなければ、ベッド上でオム○排泄になるということだ。小はいい。男にはシ瓶がある。しかし大は・・・看護師さんに尻を拭かれ、己が汚物を見られ・・・
 「分かった。やりやしょう!」
 ・・・そんなプレイが好きって変態紳士も世の中にはいるかもだが、寅松は断じて違った。
 「今度看護師さんに何時間くらいベッド立てておくか指示しときやすね。じゃ後は寝転がっててもできるリハビリっす。」
 「まだやるんかい?」
 「むしろまだ始まったばっかっすよ!今度は手をグッパーグッパーして・・・」
 手の動きはちょっと歯がゆい感じはあるものの、力が入らないなりに握り込むことはできた。これは毎日やっていればいずれモノがつかめるようになりそうだ。腕の曲げ伸ばしもゆっくりならできる。
 「うまいこと筋肉が固まってなかったっすね。大分痩せちゃってはいるけど寅松さんいい二の腕してまっすね!グッパーグッパーと腕の曲げ伸ばしは、寝てて暇な間はずっとやってて下さい。次は足ですね。ちょっと布団まくって確認させてくださいね。・・・うん、足首も柔らかい。リハの成果が出てますね。」
 「・・・ん?リハビリは今日が初日だが・・・?」
 「ああ、寅松さんが意識ないうちからICUでマッサージはやらせてもらってました。ほら、寝てる時って足に布団かかってるから、つま先が伸びた体勢になるでしょ?そのままほっとくとつま先立ちの姿勢で足が固まっちゃうんっす。それだと補助具を付けても歩くのが大変になるっす。だから俺らが毎日お邪魔して、足首を曲げてほぐしてたっす。」
 「・・・そんなとこからリハビリってのは始まるんだな・・・」
 「そうっすね。でも別に俺のアイディアじゃないっす、先人から受け継がれてきた知恵っすよ!」
 自慢げに言う十四松を前に、ふいに寅松は押し黙った。
 「・・・どうしたっすか?疲れたでやんすか?」
 「・・・いや、ね、大手術をやってくれた先生方といい、リハビリの先生方といい、有難い話じゃーあるんだが、どうしてこんなクズにそこまで手をかけてくれんのかと思ってね・・・。オレは根っからのゴロツキだ、せっかく助けてもらった命だってどうせろくなザマぁ扱えねぇ。またぞろタマに当たって病院に逆戻りかもしんねぇんだぜ。のたれタヒぬのを放っておいたほうが、かえって世のため人のためだったんじゃねぇんか?」
 「・・・それでも俺らは、目の前に苦しんでる人がいたら全力で助けちゃうんすよ。理屈じゃないんっす。それが殺人犯でもその時は吹っ飛んじゃうんっす。無意識で体が動いちゃうんす。おそ松先生も、チョロ松先生も、放射線の先生も、だから全力を尽くしたんだと思うっすよ・・・」
 寅松は思った。とは口では言えても、実際はオレみたいなワルに相対したらみんな打算が働く。医者やナースでも、俺らみたいなんは恐々世話したり、変に阿ったり、逆に世間のゴミと侮って高圧的に出たり。職業に関係なく誰でも救うものなんだ、と素直に言い切れて、かつそれを愚直に信じられるんは、この十四松先生自身の資質によるもんだろう。オレはいい先生に当たったみたいでよかったな。
 その後寅松は悟ることになる。天真爛漫、無邪気さにリハビリが絡むと、ある意味絶対的に逆らうことの許されない超スパルタリハになるのだと。だがそれはまた別の話である。

 寅「ところで殺人犯を救った後はどうなるんだ?せっかく救った命、どうせ塀の中で過ごすか、下手すりゃタヒ刑になるだけだぞ。」
 十四「うーん、それでも生きてるからこそ罪を償う機会ができるんじゃないっすかねぇ・・・」
 寅「なんかそんなような話漫画で読んだことあるな・・・。確か超有名なモグリ医者の漫画かなんかだぜ。」
 十四「漫画っすか!寅松さん漫画読むっすか!?」
 寅「おう、オレがと言うより、事務所で若ぇのが読んでるんを横目で見るぐれぇだけどな。」
 十四「俺も漫画好きっす!ワ○ピースとかいいっすよね!漫画ならおそ松先生も詳しいっすよ!」
 寅「そーかー、そりゃーおめーよかったなー(全力笑顔)」
 他の病棟スタッフ「(Y野さんが笑ってる・・・!?)」 「(さすが、極道をも手なづける十四松先生の天使ぶり!)」//



・・・筆者が某指定団体や外傷治療、リハビリの専門じゃないもんで、非現実的な、あやふやな部分もあるかと思いますが、しょせん二次創作における別の世界線の話という事でお目こぼしください。


比較的長い小話だったので、本日は二個目の小話はなし、ここまでにします。
追記に、寅松さん搬送時にアンギオ室で奮闘していた面々の様子を載せています。





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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(10)

日本人にさえ英語で話しかけられる系日本人がぬーよーくから愛を込めてお届けする、「おそ松さん」六つ子が医療従事者妄想を本日もお送りしてまいります。


今日の小話は年中松が語り合ってます。ちょいシリアス、ダークサイド入り気味かもしれません。人の生老病死に関わる重たいことは勘弁、とか、現代医療の限界やら医療制度の影やら、そういうんは知らぬが仏じゃわい、という方は読むのをお避け下さいませ。


・・・と注意喚起する割に、たいしたダークサイドでもないじゃん、と言われる可能性もあるんですがww。ヒトによって受け止め方はそれぞれですからね・・・いっくらアクセスほぼゼロのネットの海の深海の方に位置する沈み切ったブログとは言え、世界全体公開なので注意喚起はやりすぎるくらいでちょうどいいのだろう。ということで、



$$テンプレ注意事項$$

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BL要素はない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、医療機器および向精神薬の乱用問題が出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・医療現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら(気が向くとは言っていない


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)小話(4)小話(5)小話(6)小話(7)小話(8)小話(9)



何でもおkな方は以下どうぞ↓




・がんで死ぬメリット


 外科のベッド不足のため、呼吸器内科の病棟へ越境している担当患者の病室をチョロ松が訪れた。術後再発の肺Caで、再発時はすでにステージ4、今回入院では疼痛管理と呼吸苦軽減のためにモヒを導入したPtだ。
 その患者がチョロ松に珍しくお願いをしてきた。
 「なぁ先生、隣の患者は、俺と同じように肺の病気で息苦しそうにしてんのに、変な呼吸器の機械つけさせられて苦しい苦しいって毎晩泣いてんだよ。俺のもらってるモルヒネってやつは痛みだけじゃなくて息苦しさにも効くんだろ?隣の奴にもモルヒネをやってやっちゃくんねぇか。」
 隣のベッドは内科患者で、重度の特発性間質性肺炎のPtだ。『変な呼吸器』というのはBip○p visi○nの事だろう。血中の酸素濃度が下がっている隣の患者には、仮に本人がマスクで圧迫感があっても、呼吸器をつけていた方が酸素が増えて体は楽なはずの事、更にがん患者以外の慢性疼痛・呼吸苦管理にはモヒは保険適応がない旨を説明するが、チョロ松の患者は引かない。
 「先生、隣の奴の肺の病気は、辛い呼吸器治療に耐えたらいつか治るんかい?」
 正直者のチョロ松は首を横に振らざるを得なかった。ステロイドパルスに延々反応せず、繊維化が進行しきった上、繰り返す感染でまともにガス交換できる肺胞なんて残っていないような症例と聞いている。現代医学で打つ手がない様は肺がん末期と同様だろう。
 「なら何で肺がんの俺は呼吸器つけないでくれってワガママ聞いてもらえて、楽んなるいい薬ももらえるってのに、同じく不治の肺病の隣の奴は薬なしでいつまでも頑張らなくちゃいけねぇんだよ!病気による差別じゃねーのか!?やつは苦しいから自分で機械外しちゃうんだよ、その度に酸素モニターが警報鳴らすんか、看護師が付け直しに来るんだけど、『もういいよ・・・俺はもういいよ・・・』って朦朧としながら訴えてんだ。なぁ先生、俺みたいに隣の奴も楽にしてやってくれや・・・そのための、病院なんじゃねぇんかい・・・」
 チョロ松はうまく答えられなかった。内科の担当医には事情を伝えてみます、と言ったが、チョロ松担当患者の意に100%添う答えではなかったのは、彼の落胆と諦めが混ざったような表情を見れば明らかだった。

 回診を終えて、担当内科医に電話してみたが、『がん以外の適応外でモヒ投与ってなると、院内の倫理委員会を通さないとだろうねぇ・・・』という苦り切った返事が返ってきた。予想の範囲内である。B|papを患者の望み通り外してしまうかどうか、もう一度家族と話してみるとは言っていたが、それだと結局命尽きるまで低酸素の苦しみを患者に味あわせ続ける壮絶な最期になるのは必至だ。見舞いに来るたび、何かできることはないのかと、見かねた患者家族がやっぱりBip○pをつけて下さいとすぐ言いそうだ。B|papなら挿管はしてない。本人のDNRオーダーと非侵襲的延命のギリギリの境界のところにBip○pがある。
 チョロ松が電話を終えて外科病棟で悄然と座っていると、一松師長が声をかけてきた。
 「どったの?チアノーゼみたいな顔色になってるけど。」
 「ああ、一松師長ですか・・・。がん患者以外の慢性呼吸器疾患に対するモヒ投与って事で、ちょっと悩んじゃいまして。」カクカクシカジカ
 「ふうん・・・確かにそういう意味では、チョロ松先生の患者のいうとおり、緩和ケアの分野ではがん患者の方が優遇されてるって言えるかもね。少しずつ日本でもがん以外に適応は広がってきてると思うけど・・・そもそもうちの緩和ケア病棟だって原則担がん患者のみが入院できる決まりだし。」
 「・・・だとすれば、今何か最後が苦しい致死的疾患で死ぬならがんが良いって事かなぁ・・・。確かにうちのばあちゃんは死ぬならがんで、気づいた時にはもう末期ですぐタヒぬって言うのが良いって言ってて、親戚一同からバカじゃないか、ちゃんと検診受けろ、って言われてたけど、実はばあちゃんにも一理あるのかも・・・」
 「面白いおばあちゃんだね。でも僕もその意見に一票かな。・・・結局は人間何がしかの病気や怪我で死ぬんだから、意識清明だったら全く最期が怖くも苦痛もなく、ってのがそもそも無理なのかもしれないけどね・・・。認知症は神が人間に最期にもたらしてくれる祝福だって意見もこうなってくるとあながちバカにできないね。」
 「・・・そうだとしても、せっかく医学があるのだから、最期の苦痛を取り除ける手段があるなら出来るだけ使ってあげたいと思うのが人情だと思いますけどね・・・。日本人は麻薬の使用にはえらく敏感だからなぁ。法的な規制が厳しくって。・・・そもそもモルヒネを、麻薬として乱用しようとする人が居なければ良かったんだよなぁ・・・」
 ピクリ、と一松の肩が揺れた。
 気づかずチョロ松は続ける。
 「日本は戦中戦後で覚せい剤が広まっちゃったから、麻薬と言ったら893がらみの悪いものってイメージが強すぎるんだよね。その前は、清でイギリスが麻薬として蔓延らせた阿片とモルヒネか・・・フェンタネストがデザイナードラッグ扱いとかほんと頭がどうかしてr・・・」
 「・・・もう凖夜に引き継ぎの時間だ。僕行かないと。」
 「ああ、うん、つまんない話で引き止めてごめんなさい、一松・・・師長・・・?」
 何か立ち去るとき様子が変だった・・・?そう思ったが、チョロ松はつい声をかけそびれたのだった。ともかく病棟は忙しくて、特にスタッフの些細な異変は日々の業務に紛れて大概流されていくのである。//



チョロ松のおばあちゃんの発想は、うちの母親がモデルです。www彼女は自他ともに認める、あ、いや、自の方はかたくなに認めていない変わりもんです。wwwww

でもたまに聞くよね。がんでタヒぬ方が、突然何かの病気でこの世とおさらば、ってのと違って、タヒぬのが分かって、なおかつ準備期間が多少なりともあるのが良い、というような事を言う人を。
がんタヒ希望なんてありえない、と思う人もいるかもですが、人間の生老病死に関わる価値観ってのは実はこれでもかというほど多様で、その人のこれまでの人生経験や職業、立場等々からでは全く予測がつかない考え方をしているもんです。だから、最低でも家族なら同じような考え方をしてるんじゃないか、と安易に考えずに、タヒに面したら最期どうして欲しいか、って話を元気なうちにやっといた方がまぢいいと思います(真顔。

あとBiP∀P Visi○nは適応を正しく使えば非常に役に立つNPPVの医療機器です、誤解なきように!




比較的短めの小話だったのでもう一つ行きますか。

こちらは材木松+演劇部設定を活かしたカラ松先生編です。



・王女は王女でも


 第一幕、日中の赤塚病院。
 小児病棟でカラ松が子供たちに囲まれて穴雪の話で盛り上がってるのをトド松が見かける。ほんと子供には人気あるよねー。「俺にとっては女の子はみんな王女様だよ」うわ相変わらずイタい発言が聞こえてくる。でも女の子たちはその言葉にキャッキャ言って大盛り上がり。・・・なんか僕も小さい無邪気だった頃に戻って、素直にカラ松先生カッコイイって言えた時代に戻りたくなるな。いやいや、何言ってんの僕?あんな何も知らなくて、無力で騙されるばかりだった時代に戻りたいはずがない・・・。
 カラ松先生を囲む中に、少し年長の女の子がいる。あ、あの子確か弟が入院してて・・・親が『アレ』な家の子だ・・・。たまに子供とは思えない張り詰めた表情をしているのを見かける。彼女は大人から巧妙に隠しているつもりでも、覚えがあるトド松だから気づける表情。トド松の眉間に縦皺がよる。そういう子はパッと見ればすぐ気づけても、手を差し伸べるのが、差し伸べられた手を取るのがいかに難しいかを知っているから、逆にトド松にはいつも声がかけられない。
 でもそんな家の子も、何も考えていないカラ松のイタい発言には無邪気に笑っている。うん、あのイタさは逆にひねくれた人間にはウザいのに眩しく映るんだ。真夏の太陽みたいに。僕分かるよ・・・。賑やかな輪からは距離を取ったまま、トド松はそっと立ち去る。

 第二幕。赤塚病院の夜。
 当直のカラ松が夜回診に回っている。弟が1型DM合併のオペ予定で入院中、母親は実の父とは離婚して、新しい彼氏にかまけて中々見舞いに来ない、そんな家の子の姉が病室に来ている。昼間カラ松を小児病棟で囲んでいた子のうちの一人だ。
 母と彼氏はちょうどベッドサイドから席を外しているようだ。姉が、今のうちに弟のインスリンを二人の飲み物に入れろとそそのかしている。「ネットで調べたの。インスリンって、T吾には薬だけど、健康な人には毒だって・・・。」母親の彼氏は兄弟のうち特に同性の弟に辛く当たるらしい。母親も悪いのだから両方に入れろという姉。彼氏は憎くても実の母の方に入れるのをためらう弟。
 カラ松は慌てて駆け寄るとお姉さんの方をぎゅっと抱きしめて言う。「それはダメだ・・・王女は王女でも、王女エレクトラにだけはなっちゃダメだ・・・!弟をオレステスにしたいのか・・・!」「先生、腕痛い・・・それに何を言ってるか分かんない・・・」
 「分かんなくて良い。でもT吾君へ出されたその薬は、T吾君の病気が治るようにとM木先生が処方してくれた薬で、決して君の家族を害するために出されたもんじゃない。そんな事したらM木先生が悲しむよ・・・」弟の幸せを必死に守ろうとした小さな姉はカラ松の腕の中で泣き崩れる。つられて泣き出した弟も抱きしめながらカラ松は思う。それにインスリンは実体はタンパク質。皮下注射してこそ効果があり、内服したらただ胃酸で分解されるだけだ。小さな王女様の復讐計画は、無情な現実と無知のためにそもそも成立すらしていないのだ。//



『王女エレクトラ』はオペラなどで有名な、ギリシャ神話の逸話ですな。とーちゃんを殺害したかーちゃんとその彼氏を、姉弟で殺害計画するっていう復讐譚です。フリンって紀元前からあったんだなぁ(こなみ
ちょうど医療従事者六つ子の小話を考えてる時、双頭のバビロンって本を読んでたからエレクトラのモチーフの部分がそのまま影響されました。wwww
文がすべて現在形なのはお芝居のあらすじ風を目指したからです。ただ読みづらくなっただけとも言う。



それではまた!


追記に、王女エレクトラ事変後の長兄松の会話載せときます。



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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(11)

またまた少し間が空きましたが、「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想、本日も懲りずにうpしていきます。

今回は小話(11)ですが、実はこれですでに書きなぐってある小話の半分道中ぐらいっていう。www
思いついた瞬間にどんだけ一気書きしたんだろうね、自分。www



今回はメインは速度松ですが、末松も登場します。
シリアスではありますが前回のようなダークシリアスではなくて、マジな医療ものドラマみたいな感じです。



**テンプレ注意事項**

・うp主はおそ松さんアニメはほとんど見てない、支部やニコ動での二次創作で見たキャラづけに最も影響されている
・兄松が外科医、弟松はコメディカル。6人には年齢差があり、実の兄弟ではなく、たまたま職場で一緒になった苗字松野たち
・BL要素はない、おそ松兄さんのセクハラ程度の微エロ表現はでるかもしれない
・六つ子の趣味や学生時代等々で捏造多数
・現実の日本の医療現場に酷似している状況、病名、治療法および福祉関係者とか家族とかが出てくるように思うかもしれないが、現実のものとは違います。あくまで別の世界線での出来事としてお含みおきください。
・医療現場用語が説明なしで飛び交ってます。用語解説集は気が向いたら(気が向くとは言っていない


六つ子基本設定編はこちら→おそ松カラ松チョロ松一松十四松トド松



以前うpした小話→小話(1)小話(2)小話(3)小話(4)小話(5)小話(6)小話(7)小話(8)小話(9)小話(10)



何でもおkな方は以下どうぞ↓




・雪の降る大晦日の晩に


 医局にいたチョロ松のPHSが不意に鳴った。着信表示を見ればおそ松部長だ。珍しく空いた時間が出来てのんびりできると思ったそばからこれである。奴は今度は一体何の問題を起こしたんですかねぇ・・・。
 「はい、松野チョロ松ですが。」
 「おっチョロか?今手ぇ空いてる?悪りぃんだけどさー、俺がいつも外来で診てる患者がヤバイ状態で担ぎ込まれてくるらしいんだわ。ICUのベッドはもう確保してあっから、受け持ち頼んでいい?確かチョロが今一番重症少なかったよな?俺実はまだ外来捌いてんだわ。」
 電話口ではおそ松のふざけた調子が全く鳴りを潜めていた。ガチな依頼のようだ。チョロ松も思わずソファで姿勢を正す。
 「大丈夫です。何の疾患の方ですか?」
 「俺が診てんのはアルコール性LCバックのHCC。重度のASOもあって両足大腿部からアンプタしてるから循内と整外も併診してる。まぁタバコに酒と全然節制してなかった人生の成れの果てってやつだな。俺にはすげぇ気の良い患者に見えんだけど、若い頃はさんざ悪さしたらしくて家族とは絶縁してんだと。今日福祉課の民生委員が自宅訪問したらぶっ倒れてて、救急要請してきた。自発はあるものの血圧が微妙らしいや。んでタマがめっちゃ腫れてるって。」
 「タマ?とは?それに、血圧微妙って・・・DNRオーダーはあるんですか?」
 「いや、本人からは取れてねぇ。数週間前は自分で車椅子を運転して俺の外来に来てたぐれぇだかんな。あとHCCはだいぶ前にやったラジオ波でコントロールできてる。」
 「なんか、必ずしも外科で診なくても良いような症例ですね。何でおそ松部長が主治医で外来診てるんです?」
 「うちの消化器内科に肝胆膵の専門がいねぇのはチョロも知ってんだろ。それに管や循環器の連中は基本酒飲みのcirrhosisに厳しいっつうか・・・」
 気持ちはわかる。varixがはねて吐血するたびにGIFで止血をやらされるのだ。消化器内科医としては、次また酒飲んで吐血しても赤塚病院にはかかりませんと一筆書かせたいレベルだろう。心カテで冠動脈が詰まるたびにステントを入れさせられる循環器医も同じだ。彼らは仮に自分が喫煙者だったとしても患者のタバコ吸いに厳しい。
 「DNRオーダーが不明じゃとりあえずフルコースですね。ともかく全ては患者さんの状態を実際診てからですけど。」
 「そうだなぁ。まぁチョロ松、一つ頼まぁ。俺も外来終わったらすぐ上がっから。」
 「分かりました」
 
 程なくして救急車のサイレンが聞こえてきた。救外へ行くと救急医にも連絡が入っているようで、検査もそこそこにICUへ直送された。血圧は100いくかいかないか、怪しげな期外収縮が頻発しており、自発呼吸は何とか持っているがリザーバー10Lいっている。熱発しており、アンプタされた足の付け根が片方赤黒く腫れ上がっている。
 「何だこれ・・・」
 「心不全or腎不全、陰嚢水腫、蜂窩織炎、の順ですかね・・・」
 ICU医が素早く心エコーを行いながら推測する。
 確かに右心不全で陰嚢水腫は教科書的には聞いたことがある。しかし普通は下腿浮腫が先に来る。この患者の場合、水分が鬱滞すべき下腿がなかったのでダイレクトに陰嚢に来たのか。座位になった時、我々足のある人間とは違って彼の場合は陰嚢を床に引きずる状態になりやすかったのかもしれない。直感的には説明がつくように思えるが、あまり見たことのない症例であることは確かだ。
 「チョロ松先生、DNRオーダーは?」
 「今のところ不明です。本人からはリビングウィルなし。家族も疎遠らしくて。」
 「フルコースならとりあえずCHDFは繋がないと。水引かないと循環ヤバイですよ。」
 「h○mpじゃ引ききれませんか。」
 「チョロ松先生、バルーン見て。肝予備能もない人なんでしょ。」
 なるほどちらりとも尿が出ていなかった。おそ松部長のやった外来検査ではCrは1.1だったが、今回のエピソードで3ぐらいいっているかもしれない。肝臓と腎臓は血流動態での繋がりがあって、肝臓が悪くなると腎が共倒れするのである。腎不全で血流が悪くなれば心不全に繋がる。元々ASOで足を切る羽目になっているくらいなので、冠動脈もロクなものではないだろう。肝での門脈うっ滞も心不全に拍車をかける。心不全を起こすと次に悪化するのは肺だ。肝予備能がギリギリでも、他に何もなければ一応の生活は送れるが、感染などで体調が崩れると一気にバタバタと複数の臓器がドミノ式に悪くなっていく。多臓器不全という何のひねりもない病態名で呼ばれる奴だ。
 テキパキとICU医がトリプルルーメンを入れていく。両足大腿部からアンプタした後でも鼠径部分は残っているので、入れづらいながらもICU医が頑張ってくれた。拍動が触れず、エコーを駆使しまくりではあったが。
 「蜂窩織炎がカテ側まで来ないと良いんですけどね・・・」
 チョロ松は救急車についてきた民生委員から投薬内容などを聞き、輸液やカテコラミン、抗生剤などを指示していく。しかしおそ松部長が外来でとった血検を見ると本当に肝機能がギリギリそうである。Plt5万。後でICGで肝機能評価しないと。
 カテを繋いでCHDF準備を指示したICU医がチョロ松に再度話しかけてきた。
 「ここ数日で感染コントロールがつかなければ負け戦は必死ですよ。バックがアルコール性のLCでしょう。フルコースと言っても、PCPSまでやるんですか?」
 「どうなんでしょう・・・。正直言って適応かどうかかなり疑問に思うとこですが・・・普通なら家族に話をして意向を伺うところなんですけど・・・」
 「家族と疎遠、と言うことは全くの天涯孤独の人ではないって事ですよね。疎遠になれる家族はどっかにいるって訳だから。できるならSWにでも家族探して来てもらったほうが良いんじゃないですかね?」
 家族については、既に救急車に同乗してきた民生委員が他自治体まで手を広げて探してみると約してくれていた。正直障害年金課の民生委員でも手に余るケースだろう。
 外来を終えたおそ松部長もICUに上がってきて、治療方針は現行で様子を見ると固まった。医学的な面ではあまり迷うところはなかった。感染コントロールは抗生剤で。適応があればデブリ。最悪心肺機能はPCPSで、腎機能はCHDFで代替できる。現代医学で薬や機械で代替不能なのは肝心な肝機能だけだが、こればかりは患者の持つ運と残された予備能力を信じるしかない。

 しかしながら患者家族探しは難航した。その間、皮膚科や泌尿器科にデブリの是非をコンサルトして、局麻下で感染巣を解放したり、感染巣から検出された菌がMRSAで一悶着あったり、ICUカンファに日夜出たりする余計な業務が日常の診療とオペ業務に重なって、さすがのチョロ松もヘトヘトになった。おそ松部長の医局居住日数の記録も順調に伸びていく。患者の容体はPCPSを除く様々なインターベンションにも関わらずゆるく下降気味だった。局部の感染コントロールはついてきたものの、肝心な生命維持臓器の機能が今以上に戻ってこない。意識も一度も戻らない。
 ようやく転機が訪れたのは、たまたま別の患者のリハでICUにきた十四松が、「あれ?この人見たことあるー」と言った事だった。
 「えっ、十四松君、この人知ってるの!?」
 「あっチョロ松先生だー。先生の患者っすか?たぶんね、足が無いけど、この人すげぇ昔に大学野球で結構活躍してた人っすよ。名前に覚えがあるっす。顔にも面影が。プロには転向しなかったから、一般には無名かもしれないっすけどアマチュア界じゃ有名っす。」
 この情報を民生委員に伝えたところ、患者の故郷が判明し、親戚筋のつてをたどって、最終的に実の娘という人に連絡が取れた。しかしながら、昔よほどの事があったのか、仮に亡くなっても遺体を引き取る気も無いという。DNRオーダーだけは血縁者にしかできないという旨を民生委員経由で伝えてもらったが、赤塚病院にまで行くのも遠くて嫌だとのこと。おそ松部長の「最低でも手紙で同意書を郵送して一筆書いて送り返してもらえ」という鶴の一声で、チョロ松が同意書を手紙にして送る事になった。
一般的な手術同意書のようにテンプレのない手紙を苦労して認め終わったチョロ松が、外科病棟で頬杖をつきながらごちる。
 「返信、もらえますかねぇ・・・。」
 「いっくら昔散々悪い事して家族に迷惑かけたっつったって、血の繋がった娘だろ?手紙を送り返すくらい、大した手間じゃねーよ。返信用封筒まで切手付きで付けてやったんだ。そんくらいやったってあちらさんに損はねぇはずだ。」
 「それはどうかな・・・。」
 「うわっトド松君!いつからそこに?」
 「いや、ちょうど新入院の患者さんの手持ちの内服確認に来たんですよ。それにしても、そこまで関わり合いになるのを嫌がってる娘さんに、手紙にしても治療方針決定の同意を無理強いするのってどうなのかな・・・。そっとしておいてあげた方が良い気もするけど・・・」
 「うーんそうしてあげたいのも山々なんだけど・・・。でも僕らはいくら患者さんの事を親身になって心配しても、やっぱり所詮赤の他人なんだよね。法的には、何の決定権もないんだよ。」
 「いっくら昔なんかあったって言ってもなぁ、真の親の危篤ってのは知ったら知ったなりに何か思うところってのは出てくるもんじゃね?顔だけはやっぱタヒぬ前にもっかい見とこうかなって思ったりさ。知ってたのにタヒに目に会えなかったらそれはそれで後悔すんじゃねーの。案外、明日あたり来たりしてな。その娘。」
 「・・・」

 果たして数日後、娘は実際赤塚病院にやって来た。ICUで無言で父親に面会し、おそ松とチョロ松のムンテラを聞いて、現状以上の侵襲的な延命はしない旨に同意して帰って行った。その後娘に面会した民生委員によれば、やはり遺体は引き取りたくないとの事であった。病院には来たが、葬式を出すまでの気にはならなかったのだろう。物言わぬ変わり果てた父の姿を見ても、娘の心は動かされなかったようだ。
 彼女の本当の内心は彼女にしか分からない。過去にマジで何があったのか、と思うが、元気だった時に患者がおそ松部長に語ったのは、『散々迷惑かけたから家族に勘当されるのは仕方ないんだ』という、苦笑いを伴う抽象的な述懐だけだったのだ。
 娘が面会に来た数日後、患者はそれを待っていたかのように息を引き取った。大晦日の晩だった。雪の降りしきる中、当直の民生委員と遺体を乗せて病院の裏玄関から去っていく救急車両を、外科病棟の面々だけが見送った。//




ふと気が付くと、せっかく外科病棟の設定にしたのに、かっこいい手術の話じゃなくてズルズルした内科症例の話ばっかりになってしまっている!
・・・とは言え、書いてる人が内科だからしょーがないって言えばしょーがないんですが。www
経験してないもんは書けん。

実はこの話には後日談が2つ分あるんですが、長くなるんで次回うpへ持ち越します。今日はこのへんで。ではでは。



本日の追記は、六つ子の名刺(英語表記版)。


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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(12)

おこんばんわ。「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想のお時間です。(東部標準時にて午前2時です。ラボです。こんなとこでブログ書いてないで早く帰れっていう話ですww)


今回は前回の ・雪の降る大晦日の晩に の後日談2つです。出演は速度松と材木松。後日談のためだけに一記事費やすのもどうかなと思いつつ、分量的に分けました。昔から読むのにクッソ長いって言われ続けてたブログですからね・・・多少想定上の読者に気をつかいました・・・いや近年はほぼいないんだけどね、読者www



ついに目次つくりました→目次

六つ子の基本設定、これまでうpした小話をまとめてあります。
注意事項などは目次をご覧になってから、何でもおk!な方だけ以下妄想小話をお読みください。



ではいってみます↓



・雪の降る大晦日の晩に、後日談1


 ニッコニコしながらおそ松部長が病棟で仕事しているチョロ松へ近づいてきた。
 「よーしチョロ松!おめぇはこの年末年始めっちゃ頑張ったからな、褒美に新年会で飲みに連れてってやんぞー」
 「はぁっ!?僕もう今年の年末年始はヘトヘトですよ!実家にもまだ帰ってないんですよ!?褒美くれるなら休み下さい休み!」
 「そーゆークタクタな時ほど酒の力でリラックスーってなー」
 「その酒のせいで大変な事になってた患者で大変な目にあったというのにどういう精神なんですか!?って、ちょ、うごふっ」
 おそ松先生にガッチリスリーパーホールドを決められたチョロ松は、抵抗も許されず引きずられながら外科病棟を後にして行った。

 翌朝目覚めたチョロ松は、自分が見慣れたおそ松家のリビングソファで寝ているのを発見した。昨夜何がどうなって最終的におそ松家まで来たのか全く記憶にない。近年稀に見る泥酔ぶりだった。どれだけ飲まされたのかも記憶にない。30分ほどの間に焼酎の空き瓶が貸し切ったカラオケルームの床に数本転がり、一緒に来た研修医たちが騒ぎまくったため、調子づいてテーブルダイブしたおそ松部長が数個ワイングラスを割ってたような飲み方をしていた覚えがあるが、断然記憶違いを主張したい。カラ松先生がオザキを歌っていたのは残念ながら記憶違いではないだろうが。
 よく見ればチョロ松の着ている服がいつの間にかおそ松部長のパーカーになっている。自分の服は?と左右を見渡すと、ベランダにぶら下がっている洗濯済みのチェックとカーキ色が見えた。・・・というか、待て。今左右を見渡した時の視界の隅に、点滴棒とラ○テックとルート的な何かが目に入らなかったか。それよりなにより、僕バルーン入ってない!?違和感すげぇ!ってか誰が入れたの!?なんで個人宅にこんな病院の処置室セットみたいなのが用意されてるの!?よく見ればサイドテーブルに割られたラシッ○スアンプと使用済みエタ□ット、バルーン用と思われる10ccのシリンジさえある。
 ただ、これらジャンジャンバリバリ療法のおかげか、二日酔いはなくスッキリした目覚めであることは確かだった。チョロ松が寝ている間に何が行われたのか、知っているであろう肝心な家主おそ松の気配はない。え・・・。ていうか、窓の外、朝とは思えないくらい日が高くない?今何どきでい?
 リビングの時計を見た。13時だった。
 「って、えええええぇっ!?」
 今日はまだウィークデーである。幸いにして外来日ではなかったが、午前中にオペ当番があったはずである。自分が執刀医のものはなかったが、助手が2件ほど。終わっていた点滴を抜針して傍に置いてあったスマホに飛びついた。不思議と病院からの着信は一件もなかった。あれ・・・?
 とりあえずバルーン抜去して着替えて泡を食って病院へ向かったところ、外科病棟の面々からはもう体は大丈夫なの~?とのんきな声をかけられた。外科医局でも同様である。オペ当番を無断ですっ飛ばして怒られる気配は微塵もない。
 後で知ったのだが、前日におそ松部長が手を回してチョロ松のオペ当番は全部抜かれていたのである。急な体調不良、という事になっていた。確かにここ数日疲れ過ぎていて眠いのによく眠れなかった。学生時代以来の十数時間睡眠をかこって、頭がスッキリした事は確かだったが、体調不良の主因たるおそ松部長に素直に感謝を告げる気にはなれないチョロ松だった。//



・・・大晦日の晩にICUでステった患者さんを家族なしで見送ったのも実話なら、翌年新年会で飲み潰れたのも実話です。www
私はジャンジャンバリバリ療法を施された訳ではありませんが、どうやって自宅に帰ったのか記憶になく、翌日昼過ぎに病棟へ行ったら、看護師さんから「あんた誰にお家まで連れて帰ってもらったか知ってる!?上司の××先生よ!後でお礼言っときなさい!」って言われてひえーってなりました。www

医者はほんと半端なくよく飲む(断言





・雪の降る大晦日の晩に、後日談2


 外科病棟にて。おそ松先生とチョロ松先生が去った後、トド松は誰にともなくぼんやりと呟いていた。
 「治療方針決定は血縁者にしかできないって・・・。『血縁』ってそんなに大事な事・・・?」
 「ん?どうしたトド松。そんな浮かない表情をしてると可愛い顔が台無しだぞ。」
 誰にともない呟きを拾ったのは回診を終えてちょうどナースステーションに戻ってきたカラ松先生だった。
 「いえ、何でも・・・」
 ごまかそうとそう言いかけて、カラ松先生がゆっくり隣に腰掛けるのを見た。言いたいことをじっくり聞いてくれようとする姿勢だ。トド松は考えを改めて語ることにした。カラ松先生は何か相談しても、後日相談された内容ごと忘れてくれる。相談中は余分なツッコミもせず黙って聞いてくれるし、相槌を打つときは良いとも悪いとも評価はせず、静かに自分なりの意見を表明するだけだ。一方的に吐き出して、自分の思いを整理し直すにはちょうどいい相手である。
 「・・・チョロ松先生がICUで抱えてる重症患者さん、いるでしょう。血縁者が見つかったそうなんですが、勘当してる父親だから見舞いに来たがらなかったらしいんですよね。で、手紙でDNRの同意書を書くように送ったって聞いたから・・・。血縁だって言うだけで、関わりたくないような親でもそこまでしなくちゃダメなのかなって。確かに日本って民法でもなんでもすっごい血縁重視って感じの社会だから仕方ないのかもだけど・・・ここだけの話、僕ちょっと納得いかなくって。」
 「そうだな・・・。多分そもそも人類は、血縁を大事と思う本能を祖先が有したからこそ現代まで続く生命として繁栄してこれたわけで、その結果我々も今ここにいるというだけなんじゃないか。」
 「もしそうだとしたら、僕らは文明で本能を克服したと思ってて、家族関係も自由意志で決めてると思ってるけど、本当は本能の命じる、生き続けろ、子孫を繁栄させろっていう命令から逃れられてる訳ではないって事だね。」
 「・・・どちらかといえば文明は、本能の克服よりも、人間の持つ本能を、社会にとって良い本能と悪い本能に分けるための尺度として利用されているって感じだろうな。血縁を大事にする事は、大多数の社会で望ましい方の本能に分類されている。社会の発展に今のところ役立っているからだろう。だが自然は、別にその本能を活かせとも使うなとも言ってはいない」
 「・・・カラ松先生はズルいよね。そうやって僕らが言語化できずに心の深いところで悩んでる事を、さらっと簡単な言葉で表現しちゃうんだ・・・ねぇ、もっと悩んでよ。僕らと同じくらい。」
 こんなのは八つ当たりだと思いつつ、トド松は妙な悔しさが拭いきれなくてつい口に出してしまった。
 案の定、カラ松先生は何と答えたものか考えあぐねたように口を閉ざしてしまった。
 「・・・(俺だって俺なりに悩んでいるさ、それでも誰にも悩んでいると言ってもらえないのがある意味一番の悩みなんだ)」
 しばらく沈黙が場を支配した。トド松がパッと切り替えた表情をして、立ち上がった。
 「・・・忙しいのに変なこと聞かせちゃってごめんなさい。聞いてくれてありがとうカラ松先生。僕もう行くね。」
 「ああ、何だか分からないが多少でも役立ったなら何よりだ。トド松の話ならいつでも聞くぞ。」
 「うん、知ってる」
 実は一番気があうようでいて、一番平行線なのが材木松なのかもしれなかった。//




・・・医者業やってると、家族ってなんだろうと思わされることは多いです。私はいっそ血縁なんてもんは、少なくとも法律上では一切関係なくしてしまえば、世の中のかなりの部分の問題はすっきりするんじゃないだろうかと思ってる過激派です。血縁が至上とされる社会でなくなれば、実の親に虐待される子も不幸でなくなります。実の親以外に育てる人を別に求めればいいわけで、実の親に育ててもらえなかったことが不幸だとみなされる世の中じゃないわけだもの。『こういう状態が幸福なのだ』と社会で定めるからこそ、その状態でない人が不幸になるんだと思うと、なんかやりきれないんです。第一血縁重視しなければ、民族問題ですら解決できるんじゃないか。血のつながりを重視するのは、遺伝子を繋ぐことを目的とした生命である以上当然あるべき本能だ、と言われるかもですが、それをそのままにしておくなら、何のための文明なんでしょうね。


・・・熱く語ってしまってすみません。お前も自分の子供を持てば分かる、と言われてしまいそうですが、当面予定はありません。wwwアラサー過ぎてフラフラと好きなだけ留学したりして研究に費やしてるような人生に、子育てしてる時間は入ってくる余地はぶっちゃけないですね・・・。なぜ女性側に生殖コスト全振りな哺乳類に生まれてしまったのであろう。というかなぜ生殖コスト高い方の性で生まれたのであろう。wwwまー、遺伝子を次代に継ぐための、より良い能力を持っている個体の方が優先的に生存選択されてきた結果が今の人類な訳で、そういう機能を先祖代々持ってるからと言って別にそれを自分の代で使わなければならないと決まってるわけでもなんでもないから、好きなことして生きてタヒぬので全然構わないわけなんですけどね。普通の社会では、次世代を代々育んでいく事が発展の大前提になってる事が多いので、子育てしない人は反社会的とさえ見なされる事があるようですが、生命科学を深くやりすぎてると自分の感覚と世間の感覚の乖離が甚だしくなりますwwwwもちろん、科学者の中でも普通に子育てしてる人が多いんですけどね・・・。


さてさて、おそ松さん二次創作以外の余分な事はこの辺にして。本日はこれまで。また次回!


本日は追記なしです。

「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(13)

こんばんゎ。まだ本日の実験は終わってないのですが、間のインキュベーションタイムがちょいちょい空くので、その間に本日分の「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想をうpってしまいます。そんなことしてる時間があったら論文を書けよ、というラボボスのお言葉が聞こえるような・・・いや、まぼろしまぼろしwww


今回の小話から唐突なファンタジー入ります。何でこっち方面に話が向かい始めたのか、理由は書いてる本人も分かりませんwww
ほのぼの医療系日常の方が良かったのに、という方、万一いらっしゃったらすみません。

あと2つめの小話、というか小設定集の前に、いつものテンプレとは違う、特記すべき注意事項がございます。
一気にスクロールせずに、一度注意事項にお目を止められてから、おkな場合だけその後をお読みください。


テンプレ注意事項とこれまでうpした小話は→目次まで


注意事項を踏まえた上、何でも許せる方は以下妄想小話をどうぞ↓





・不思議なおでん屋さん


 そのおでん屋さんが赤塚病院の前にできたのに気づいたのはトッティことトド松だった。屋台じゃなくて、おでん専門の居酒屋って珍しいな。暖簾をくぐって、カウンターで食べた。昔懐かしい、おふくろの味のようなおでん。と言っても、僕はあんまりおふくろの味って知らないんだけどね。それと値段が手頃で、それでいてよく吟味されている全国各地の日本酒が揃えてある。店主も気の良さそうな御仁だ。ハゲ頭にねじり鉢巻きをして、小柄な体をマメに働かせている。いいねぇ、今度みんなを誘って来よう。
 トド松が広めたおかげで、おでん屋は赤塚病院の飲み会場所の定番にすぐなった。そんなことをしていれば、こうなる可能性は十分にある。
 「ういーっす!ってあれ、十四松にトド松!ってか物陰にいるのは一松師長!なーんだ、全松揃っちゃったじゃん?」
 「おそ松先生!・・・とカラ松先生にチョロ松先生まで・・・!お三人揃って、でも他の外科の先生はいなくて、てのもまた珍しいですね。」
 「ふっ。運命の女神が我らが松を導いて・・・」
 「今日この3人でオペだったんですけど長引いちゃって。他の外科の先生はもう帰っちゃってました。でちょっと飲んで帰ろうって話になったんです。」
 「チョロ松先生、通訳っすか!?」
 「トドと十四松は同期で仲良くいつもつるんでんのは知ってっけど、師長はどったの?珍しいよね?」
 「・・・うるさいよおそ松先生。いいじゃないか別に。僕はたまたま一人でのんびりおでんを夕飯に食べてただけ。そこへトド松と十四松がドタドタやって来て、次はあんたたち。いい迷惑だよ、ヒヒっ」
 「・・・あんたら、こっちの世界でも相変わらず仲いいんだな。」
 「「「「「「はい?」」」」」」
 6人が一斉に横槍を入れてきた店主を見つめた。丸い顔に捩り鉢巻きのハゲ頭、小柄な体軀。おでん屋チビ太の屋号は、店主が自分のことを指して付けたのだろう。しかし今、『こっちの世界』って言わなかったか?何それ?カラ松先生が好きな厨二病ファンタジーか何か?
 「えっ何?俺ファンタジーとかそういうのパスよパス、ああいうの苦手なんだよねぇ。そーゆーのはカラ松が得意でしょ、よく小説読んでんじゃん。」
 「いやおそ松、よくは読んでないし得意でもないぞ。でもこっちの世界ってどっちの世界のことだ?」
 店主はごまかした。
 「・・・いやまぁ、こっちの話だ。すまん忘れてくれ。さてご新規3名様、何を飲まれますか?」
 「んー、とりあえずビール。」
 「僕はハイボールで。」
 「俺は中国4000年の歴史に連なる黄金の龍のお茶を・・・」
 「ウーロン茶ね。」
 「自分で言っときながら何なんだが、なぜ今ので分かった!?」
 「・・・」
 「・・・」
 「・・・以前にも来ていただきましたよね?当店に。」
 「あ、ああ、これで2回目だが、・・・なぜ答える前に言い淀んだ・・・?」
 「っち、カラ松の癖に鋭い。」
 「何だって?」
 「あ、イヤイヤこっちの話です。はいビール。ハイボール。はいウーロン茶。」
 「はいビール♪ハイボール♪ってなんかリズム良くね!?あれ、賛同が得られない!?まぁいいや、じゃまずは、乾杯といきますか!」
 おそ松の号令下、ガチャンとグラスをくっつけ合う6人。その様子を見ながら、店主は一人苦笑した。
 (おそ松はどこ行っても親父ギャグだな・・・。というか、実際ここではずいぶん親父だな?ここの世界線では6人歳が離れてるのか・・・)
 無数の世界線にいる無数の『同一人物』のうち、チビ太だけが世界線をまたがって記憶を共有している。理屈なんて知らない。できるからできる。理由が分かったところで事実が変わるわけでもないから深く追求したことはない。
 目の前の6人は知る由もないだろう。別のある世界線では、6人が六つ子の同い年の兄弟だったなんて。世界線によっては他人同士だったり、歳も職業もバラバラだったりする。共通しているのは、何らかの接点で必ずどこかの時点で6人が集まるってことだ。世界に起きる、ある事を解決する。ただその一点だけのために。
 (そしてなぜか必ずうちのおでん屋から始まるんだよなぁ・・・)
 迷惑なのでやめてほしいのだが、じゃあおでん屋をやらなければいいという話だ。しかし唯一記憶を共有しているチビ太は、どの世界線へ行ったところで、おでんを作る以外の知識を知らない。この六つ子みたいに、世界ごとにしれっと別の職業や立場につくような真似ができない。
 ガヤガヤと押し合いへし合いしながらおでん種を突く6人を見てチビ太は思った。また始まり、か・・・。何度目だ俺、これ。
 ま、ともかく今度もうまくいくといいなお前ら・・・。
 
 「あーカラ松ぅ!そんなぁつれないこと言ったらぁ、おにーちゃん泣いちゃうぞぉ!」
 不意に聞こえたおそ松の声に、チビ太はビクンっとした。
 「誰がお兄ちゃんだ。お前のような者を兄にした覚えはない。俺の兄は別にいるぞ。」
 「そんなこたぁ分かっとるわぁカラ松ぅ!・・・ん、アレ、俺なんか変なこと言った?」
 「いや、大丈夫だおそ松。多分飲み過ぎだ。チェイサーを飲め。」
 「おそ松先生は、でも外科のみんなのにーさんみたいなもんでやんすよね!」
 「そうだね十四松先生、おそ松先生は外科病棟のみんなのおにーちゃん・・・っていうかむしろお父さん?」
 「誰がお父さんじゃ!おいトド、おめー可愛い顔して随分言うなぁ?俺はおめーと20歳と違わねーよ!」
 「それは分かりましたから、僕の頭を超えてトド松君に掴みかかろうとするのはやめていただけませんか?」
 「あーうるさい、黙っておでんくらい食えないのこの5人は?」
 相変わらずギャイギャイ言っている6人を見ながら、しかしチビ太はふと不安な予感に苛まれていた。今のおそ松の発言は偶然か。でないとしたら、今までになかったことだ、6人が兄弟だった他の世界線がこの世界線では混じってきている・・・?
 それが吉と出るのか凶と出るのか、チビ太にはわからなかった。無数の世界線をそうとは知られないまま、六つ子と超えてきた旅。いつも起こる問題は、今度こそ玉虫色でない解決を見て、俺たちの旅はここで終わるのか・・・?
 何も知らず呑気な6人と、世界を超えて気苦労の絶えない一人の前で、運命の重い歯車が音を立ててまた一つ、回った気がした。//



・・・という訳で、いつもテンプレ注意事項に『別の世界線での出来事としてお含みおきください』と言い訳していましたが、本当に世界線が分かれました。これなんてシュタgwwww




本日のもういっちょ、六つ子の履歴書設定・・・を読む前に。

▼厳重注意▼

約一名、犯  罪  松 がいますwwww
ガチ犯罪です。
あと生い立ちが不幸そうな松もいます。
これまでうpした小話でも微妙に匂わせているので、勘のいい人はお気づきかもしれません。
それぞれの松のファンの方にはほんと申し訳ない。
今後うpする予定の小話の展開上必要な設定なんで、どうかご了承くださいませ。

あと現実の国内外の学会に酷似した名前がバンバン出てくるように思うかもしれませんが、あくまで『別の世界線』の話ですので現実のものとは異なります。
(履歴書内に出てくる地名については小話(4)の二つ目を参照ください)




何でも来いやぁ!と言うつわものは以下どうぞ↓




・六つ子の履歴書


おそ松:

庄乃県聖澤市出身。赤塚総合病院で出生したらしい。県立聖澤高校卒、不二医科大学卒という超地元っ子。不二医科大学消化器外科(旧第一外科)入局。夜間大学院(外科学専攻)を経て、PhD取得後米コ□ンビア大外科レジデント。帰国後間もなく赤塚総合病院外科へ移籍、現外科部長。
所属学会:N本外科学会指導医、消化器内視鏡学会指導医、肝胆膵外科学会高度技能医、ACS 及びAGA board member、他小児外科学会、臨床栄養学会、緩和医療学会、癌治療学会、ヘリコバクター学会など国内外多数。
賞罰:外科学会学術研究賞など。


カラ松:

東京都出身。実家が小児科医。都内の某有名男子進学高校卒。魚子大学医学部卒。魚子大学大学院医学系研究科(小児科学専攻)中途退学。後赤塚総合病院外科入局。
所属学会:N本外科学会専門医、消化器内視鏡専門医、小児外科学会専門医、他N本小児科学会、小児遺伝学会、小児血液がん学会、分子生物学会など。
賞罰:ASHG YIAなど。


チョロ松:

北のほうにある某県出身。そこの私立の進学高校卒。不二医科大学卒。赤塚総合病院初期臨床研修プログラムを終了後、外科へ入局。現外科レジデント。
所属学会:N本外科学会、呼吸器外科学会、呼吸器内視鏡学会、小児外科学会など。専門医ハンターである。
賞罰:特になし。


一松:

出身地不明。某旧帝大理学部化学科卒。同大学院化学専攻(修士)卒。その後ポスドクを経るも、突如退職。履歴書上の空白期間を経て庄乃県立看護学校卒。赤塚総合病院看護部入職、現外科病棟師長。
所属学会:N本看護学会、手術看護学会、がん看護学会、臨床栄養学会、N本化学会(退会済み)
賞罰:N本化学会優秀講演賞、学術振○会特別研究員、麻○及び向精○薬取締法違反(製造)で懲役1年執行猶予3年。


十四松:

出生は他県だが、あちこち家族の転勤による転校を経て高校生頃に庄乃県へ。県立嫌味高校卒、不二医科大学医学部保健学科(理学療法専攻)卒。同大学院リハビリテーション学専攻卒(修士)。赤塚総合病院リハビリテーション科入職。
所属学会:理学療法士協会、スポーツ理学療法学会。
賞罰:警視総監表彰(感謝状)。


トド松:

元は庄乃県出身だが小学生頃家族の都合で転出。家庭環境のゴタゴタで高校はまともに行けなかったらしく、大検受験して庄乃県の隣の県にある大学の薬学部へ入学。この辺の経緯は誰にも話したことがない。卒後祖父母のいる庄乃県へ戻り、赤塚総合病院薬剤部へ入職、現外科病棟薬剤師。
所属学会:N本薬剤師会、病院薬剤師会、日本薬理学会、分子生物学会。チョロ松につぐ資格ハンター。
賞罰:特になし。




・・・という訳で、六つ子が医療従事者だったら妄想の小話シリーズも折り返し地点となって参りました。
もうしばらくお付き合いいただければ幸いです。


今日はこの辺で~

「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(14)

真昼間のぬーよーくからこんにちゎ。
共焦点顕微鏡の順番待ちの空き時間を利用して、本日分の「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想をうpしちゃいたいと思います。

本日はサイバー松。割と日常の病棟業務な感じです。


六つ子の基本設定とこれまでうpした小話は→目次まで

何でもおkな方は以下どうぞ↓




・配合禁忌


 珍しく、チョロ松がトド松のいる病棟の薬剤管理室に駆け込んできた。
 「トド松、ちょっといいかな?」
 「チョロ松先生。何かありましたか?」
 「薬の配合禁忌のことで聞きたいんだけど。今うちの外科に回ってきてる研修医にラシッ○ス臨時で打つように指示したら、何を思ったのかフ○ン行ってるルートにラ○ックス打っちゃったらしいんだ。それでルート内がさっと白く濁って、結晶みたいなのができちゃったって。報告を受けてすぐルートは抜去させたんだけど、何かこういうケースで他に特別な処置法とかあるのか、薬剤師の意見を聞こうと思ったんだ。」
 「フサ○にラシック○とか教科書的な配合禁忌じゃないですか!ルート内の結晶が血管内に入ったかどうかは分かりますか?」
 「どうだろう、大きなものは入ってないとは言っていたけど、多分微細なものは目じゃ確認できないよ。」
 「うーん、ちょっと検索してみますけれど・・・(カチャカチャ)・・・これといってすぐ検索できる情報はなさそうですね・・・。注意深く患者の様子をモニターするしかないかも。末梢中に微細な固形物が混入して何かまずいことって医学的にありますか?」
 「ある程度大きさがあれば肺動脈に塞栓するか、脳血管に塞栓するかしそうだけど、ルート内にできたミクロ単位の結晶だったら、・・・推測でしかないけどまぁそれほど大事には至らないんじゃないかな。」
 「当面経過をみるしかなさそうですね。患者さんの元々の疾患は何なんですか?」
 「肺Caのケモ中で、DIC傾向になったんだ。汎血球減少もあってMAPも追加してる。」
 「全身状態はあまり良くなさそうですね。血栓傾向は元からか・・・。正直、thrombosis起きてもどっちが原因か分からないかもですね。」
 「そうとも言えるかもね。・・・ともかく、ちゃんと投与ラインを指示しなかった僕も悪かったんだ。研修医曰く、○サンルート以外はMAPが繋がってたんで、どっちか迷った挙句のフサ○選択だったらしいよ。」
 「いかにも新人っぽい間違い方ですね・・・。確かにMAPもメインの薬剤投与ルートとは別に単独投与した方がいいとされてるけど、要は人の血液の成分そのものですから、併用禁忌の種類の多さはフ○ンよりマシなんですよね。・・・迷ってたなら、実際打っちゃう前に僕に聞いてくれたら良かったのにな。」
 「きっとまだそういう病棟スタッフとの連携の取り方とか、何もかにもに慣れてないんだ、今年春入ったばかりの研修医だからね。僕ももう少し気をつけるようにしないと・・・。これはインシデントレポート事例だね。研修医君は赤塚来てから初めての大きな失敗だったみたいで、えらく打ち拉がられてるよ・・・」
 「みんな何かしら失敗しながら成長するものだからある程度は仕方ないとも思うけどなあ・・・。インシデントレポート作り、僕も手伝うよ。研修医君とも、後で慰める会の飲みでもやろうか。」
 「ありがとう、トド松。」
 「大丈夫だよ。チョロ松兄さんも、元気出して。」
 「ほんとありがとうね、トド松。」

 お礼を言いながら薬剤管理室を出たところで、チョロ松はあれっと首をひねった。今チョロ松『兄さん』って呼ばれなかった・・・?
 いや、まさか気のせいだ。部下のインシデントでちょっと平常心を欠いてるだけだ。こんなことで動揺するなんて僕も修行が足りないな。でもオペ時の修羅場などには慣れているものの、こうしたどっちかというと内科っぽい方面のミスはどうしても取りこぼしがある。
 (うん、インシデントレポートの本質はミスの起こる状況を見極めて次から繰り返さないことだ。僕も新人研修医にivの指示出しだけで一人でやらせないようにする。研修医君も薬の併用禁忌について今後はしっかり学んでくれるはずだ。)
 さっと頭を切り替えて、チョロ松は研修医の待つナースステーションへ戻っていった。//



・・・ラ○ックスの配合禁忌多すぎて、ICUとかで投与するルートがないさ加減はガチwwww
トリプルルーメンCVから①メイン中心静脈栄養剤+おかず、②カテコラミン類、③セデーション用薬剤、末梢から①血液製剤とか脂肪乳剤、②フサ○、③抗生剤とか行ってると、ラシックス打つためだけにさらにもう一本ルート取るんかい・・・?ということになりかねぬ。スパゲッティ症候群もかくやである。フ□セミド作ってる製薬会社の人は早急に薬剤のpHを何とかしてください。



今日の二つ目の小話は、長兄松が病棟ナースステーションでCT画像見てます。



・カラ松先生の岡目八目


 おそ 「・・・」
 カラ 「どうした、おそ松。お前がそんなにCT写真に見入ってるのは珍しいな。」
 おそ 「んー、今度のオペ患なんだけど、この腫瘍に巻き込まれてるこの血管ね、腹腔動脈とかだったらやだなぁって思ってねー。位置的には些末な分枝っぽいし放射線科も指摘してないんだけど、妙に太いんだよねー。俺が納得できないっつうかさ。」
 カラ 「うーむ、このスライスじゃ腫瘍に圧排されて偏位しすぎてて分からんな。こう、スライスを順に上流に追ってってaortaからの分岐点まで辿れば分かるんじゃないか?」
 おそ 「なるほどな。(マウスカチカチカチカチ・・・)あー、CAの分枝のまた分枝っぽいな。肝分枝も脾分枝も別に出てる。アレか、腫瘍に栄養するんで太くなっただけか。」
 カラ 「そのようだな。一応SMAとIMAも見たほうがいいのではないか?先天的な分枝異常があると困る。」
 おそ 「おっそうだな、(カチカチ・・・)ん、どっちもclearだ。良かった、本気で腫瘍に巻き込まれてたら、腹腔内臓全摘+体外腫瘍摘出+自家再移植のウルトラCでしか切れねぇとこだったわ。」
 カラ 「コ□ンビア大の神の手外科医がやってたって奴か?日本じゃ普通それはインオペの判断になるだろうな。腹を開けてはみたものの、血管にがっちり食い込んでる腫瘍を見てそっ閉じって奴だ。ともかく、この症例はうちの病院で開けても大丈夫だろう。念のため画像診断部に言って3Dアンギオ画像を作ってもらったら完璧だな。」
 おそ 「おう、それなら今度ちょうどMRI撮る予定だからMRAって手もあんな?・・・ま、とにかく助かったよカラ松っつぁん。」
 カラ 「ふっ、役立てたなら何よりだ。」
 おそ 「カラ松ってさぁ、たっまーに冴えるよねぇ・・・」
 カラ 「 むっ、たまに、は余計だ!『いつも』だ!訂正しろ!」
 おそ 「はいはーい、いつも素敵で冴えてるカラ松様~」
 カラ 「ふざけてるだろうお前!」
 おそ 「なっはっは(拳を避けながら)」
 (でもカラ松って画像の見方が時々冴えてんだよな、外科より画像診断のが実は向いてんじゃねー?とおにーちゃんは思うけどなー)//




・・・X-p、CT画像の岡目八目具合はガチ。あまりに横目で立って眺めてる人の方が影とかに気づくので、実は病棟のカルテ用PCの前の椅子に座らないで見た方が良いのではないかと思ってしまうバイアスがかかるほどである。というか、医療行為全般岡目八目があるからこそ、主治医が一人で抱えるんじゃなくてカンファレンスとかで治療方針について話し合ったりするのが良いわけなんだけどさ。画像診断の先生は基本一人でやってるわけだから凄いよね。(こなみかん




さて本日はここまで。仕事に戻ります。またね。

追記に速度松の超ショートコントを入れておきます。



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