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真に人の役に立つということ

(あらかじめ言っときますが、今日のログはただ自分のまとまらない意見らしきものをダラダラ書き流してるだけですwww)



すっかり猛暑などどこかへ忘れてきたかのような涼しい秋模様ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。



当方はうちの大学主催の学会も終わり、自分はたいしたことしてないのになんとなく気が抜けてる日々www



燃え尽きるとこだけいっちょ前?(笑







たぶん、ログの題名見て「今日はどうしたんだ」と心配されてる向きが多いのじゃないかと思うのですがw、



いつも通り、特に書くことがあるわけではないのですが、ノーベル賞、医学生理学賞が「体外授精技術」に送られたのを見て、ここ最近少し思うことをば。



日本ではiPSの人が取るんじゃないかなどの票読みがされてたみたいですが、かねてからiPS研究は(少なくとも)人類が最優先でやるような緊喫の研究課題じゃないと思ってて、こういう、今生きている人がただ長生きしたい、死や病気の恐怖から逃れたいっていうだけの欲にいたずらに迎合してるように見える研究に研究費がだーっと費やされるのってどうなのかなと思ってたんで、ちょっと心の中で体外授精技術ならまいっかと拍手を送ったりしましたww


私は将来も考えて、人工で無機物と太陽エネルギーから有機合成(でんぷんレベルの奴)できる、人工光合成みたいな技術開発やってる部門に全世界の研究費と研究員つぎ込むのでいいと思うのだけれどww



現代社会が石油製品に頼ってるのは致し方ないとして、これは過去に蓄積された自然の光合成の産物を時代を超えて掘りだしてるだけだから、遅いか早いかは別としていつか枯渇するわけだけれども、その頃までに人工で光合成できないと、プラスチックが作れなくなるということだからね。



プラスチックができないと、医療技術だけ見ても100年前くらいに戻ると思う。まずカテが出来ないし。



今生きてる植物からプラスチックを作る技術もありますが、結局今の技術では植物の生の葉緑体に頼る以外に何も人間の技術が進んでないということ。



表面積の限られる地球で、いつかは完全に人の手だけで工場で光合成ができるシステムを早めに作り上げてこなかったことを後悔するんではないかなと人ごとっぽいですが心配だったり。



懐古趣味だと言われればそれまでですが、昔の研究者の方が、その研究がどのくらい未来にわたって役に立つかという、スケールの大きい時間軸で物事を見ていたのかなという気がする。



昔の研究者は、差し当たって研究費に困らないようなお貴族さまがその暇と金にあかせて趣味的に研究してたっていう裏があるからなのかもしれないけど。



今の研究者の人、あと研究費の配分を決める役人も大衆も、研究者が研究費を持ってくることが商売になってたり、生活かかってたりするからどうもスモールスケール(特に時間軸方向に)な研究、すぐに成果が出てそれが経済的効果につながってみたいな研究に偏りがちな気がして、私みたいなのが一人でその流れをどうにかできるわけではないし、じゃぁおまえiPSみたいなでかい研究ができるのかと言われればもちろん無理なんだけど、なんだかこの今の流れを自分一人気ぃもんでて、で一人で焦ってるみたいな、そんな感じwww



うちのオーベンが良く言ってる、研究費やポジションをまずは維持しないとどうにもならないので、そういう用のちまちました論文や発表をすることも大事、でもそれと同時にどこかスケールのでかい夢のある仕事も追ってなければ面白くない・・・というのを思い出しますた。






あと、学会の少し前に、うちの大学に口腔領域の形成外科が凄い先生が俗に言う「一期校」からおいでになったらしく、癌などで顔の半分くらいをごそっととらなくてはならなかった人の顔を、体のあちこちから持ってきた骨やら筋肉やら皮膚やらで再生するという、魔法のようなテクニックが次から次へとスライドで上映されて、草食系内科医なうちのラボの連中は全員度肝を抜かれたっちゅう研究会がありますたが、



ひとつ気になったのは、やはりこの新教授さんがどこかうちの県をバカにしている節が見え隠れしているということ。



いや、バカにしているというか、レベルの違いにガッカリしてる感を隠そうともしないと言えばいいのだろうか。



確かに、開業医から大学に到るまでの田舎県の医療スタッフの医療技術の低さ、封建的で横のつながりやフレキシビリティに著しく欠ける医局、それに病気がかなり進行してからでないと受診しない患者さんサイドの病気への無知さ、そういうのに、都会から来た先生がすっかりあきれ返ってやになっちゃう気持ちは分かるんですよ。



うちの前の某外科系医局の教授が、前任者がT大から連れて来た人だったんだけど、麻酔科で研修してて見てると一人で黙々と手術用顕微鏡の前で座ってオペしてたのよね。周りは開頭、閉頭にしか手を出さなくて、いや技術が違いすぎて手が出せなかったんだと思うんだけど、何回手術を重ねても他の人に技術を教えるのでもなく、教授一人が浮いてて、結局1、2年でT大へ帰っちゃった。



某赤十字救急部で勤めてた時も、横浜かなんか生まれの人がやはり救急研修枠で来ていて、でも若手だけの飲みの時にふと「ここの救急部がいやなところはいくつかあるけど、一つは患者さんのいわゆる客層があまりにも田舎じみてて低いことだ。」みたいなことを言ってて、ああ、都会っ子には、確かに医者に受診するということでも「医者に見せる」と一切尊敬語が入らない(むしろ下に見られてるかというような)表現で言いきるうちの県のような田舎人はうんざりだろうなとは思いつつ、でもそれは私にとっては、生まれたときから親しみ、陰に日向に支えてくれた(であろう)近所のおばさん、おじさん的な人たちでもあるのだけどなー、とちょっとやるせない思いを抱きながら聞いてたりした。口に出して言いはしなかったが。



だから、口腔外科の今回の先生も、「医局の先生方に協力が得られない」というようなことをおっしゃってても、それが単に受け入れ側が非協力的、低能力なだけではなくて、どこか自分自身に地元医師を下に見ているところが見え隠れしていて、それがそうした地元の医師との協力体制がうまくいかないことにつながっているのではないか・・・と考えてみることはないのかなと思った。



同じ救急部に勤めてた人で、大阪出身の人は、「確かにここの県の人たちの入れ墨は単色が多くてダサいよなー」と横浜の先生にそんな点で同意しつつも、ちゃんとうちの県の救急医療に根を下ろし、地元大学出身の、何の知識もないのにえらいポジションについてる先生に表だって不平言うこともなく、何度血を吐いても酒飲んで担ぎ込まれてくるようなどうしょうもない田舎な低所得者層、低学歴層の人たちを見続けてくれた人もいる。



もちろん、初めから都会と田舎なんてギャップが存在することさえ感じさせない態度の人もいる。




医療技術と言うのは、一人それを持つ医者がいれば、その地域の医療水準がガラッと変わるという代物。特に外科は。



だから、口腔外科の先生にも、せめて少しばかりその医療技術をうちの県の先生に落としていってから、去るなら去ってほしいと切実に願った。



逆に言えば、地元医師にはそうしてもらえるように、前の某外科のT大の先生みたいに、あっさり帰っちゃわないように少しはその先生が居残ってくれるよう協力してほしいということも。






学会でお邪魔した飲み会の中に、K大から(うちの県ではない)田舎大学の教授として赴任した先生もおられて、その先生自身はしっかりその行った先の大学にまずは定着するよう頑張っておられるようでしたが、



やはり行った先での研究のレベル、田舎の大学がどうしても臨床中心なことなどを嘆かれており、周りもそうした苦労に阿り、K大に凱旋出来る日をお待ちします、みたいな論調だったのですが、



密かに、少なくとも自分だけは、もし仮にそれが世の中の主流だったとしても、有名大学から田舎大学へ一時的に役職だけは格上げで回された時は、元の有名大学に戻るのが勝ち組として当然と思う感覚だけは養わんようにしようと思ってたりしましたww



あまりに、今の世の中は、自分が損な役回りを引き受けないようにすることに一生懸命な人が多すぎて、世の中が損な役割を引き受けてくれてる人がいるからこそ回っていること自体を忘れ、そうした立場に甘んじることができなくなってる人たちばかりな気がするので。







なんだこれ。えらい真面目な上に上から目線なのは相変わらずwwww



どうして、こう人のやることなすことに意見することばっかりで、自分の今なさなきゃいけないことに目が向かないのでしょうかwww



要はこんなこと書いてる間に実験すれという話なのだがwwwwww



自分でもいっぱしの研究が出せなければ意見があっても聞く耳持たれないわけだし。



でも、自分の意見を通すことが生きることの目的じゃないとも思うしねー。



最近は、人間幸せになることが生きる目的かどうかすらも懐疑的www



何も目的がなくても、生きてるだけで価値があると言い切れるほどの勇気はないし。



いろんな思惑の人がいて、いろんな目的に沿って動いているうちにそのいくつかが意外にも人間社会の役に立ってたりみたいな図式が好き。



だから研究費も、あらかじめ成功しそうなことが分かってる研究に費やしてちゃダメで、だって将来的に何の研究がどう化けるか正確に分かる人なんている?それも、100年、200年単位で。



私たちは過去の人たちが、思惑はどうあれ、積み重ねてきたものに恩恵を被ってそれに乗っかって生きてるわけだから、何か未来の人にもそうした積み重ねを引き継ぎ、もうちょっと高さも高くして渡すものがありたいと思うのです。



仮に現代がかつてなく生きにくい時代だったとしても、減らして未来に渡すのは人としてどうかとwwww



それで、一番未来に渡しやすいアレは多様な研究かなと思ったりするわけです。



今の人は、何が役に立つもので何が役に立たないものか、判断して切り捨てるのが早すぎるよ。



あるいは、何かを切り捨てるときに仕方ないことと処理するまでの逡巡が少なすぎるというか。



未来をそんなに正確に予測できると思う傲慢の現れなのか、あるいは自分が未来に与える影響がどのくらいの規模になるか予想がつかないだろうという事実に耐えきれないのか、または想像力が働かないのかと思っちゃうwww



ラボでも、最近は「どうせダメ」「やっぱりT大K大でないと」みたいな論調が多くて、お世話になってる上司の先生方の愚痴を聞いたり論調を合わせたりしてそれで少しでも慰めになるところがあればいいやとも思うし、徒に反論するのも余計にストレス貯めさせるだけなので普段は「そうですよねー、」と合わせているのでいいのですが、ずっと聞いてると自分のこころに滓のように陰気な考えがたまって、時々無性に「禊」したくなることがありましてwwwww



ある意味医者は患者さんの「陰気」を払うのが仕事なので、医者は禊が必要な職業かもしれない。



昔人々や世界の願い・哀しみを聞いた巫女さんや神職に、「禊」が必要だった理由が良く分かる気がするwww






あー、真面目なこと書きすぎて疲れたwww



あと(万一ここまで読んでくださった方がいるとして)読者諸兄にはあまりにも乙ですwwww



長々とスマソ。



最近オーベンはすみませんの代わりとして「すんもは~ん」と言っているがwwww



次は書評かなんかで軽くいきまつ。あるいは、あれば面白臨床現場レポートとか。



あ、すんません。オチなしですwwwwww

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りん@ぜんまい仕掛け

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