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いつまで

エイプリルフールやねん状態で申し訳なかったwww



まぁりん家にはまだお雛様が飾られてる訳だが・・・(笑





エイプリルフール時の状況↓
20130403223035.jpg




久しぶりに追記に読書記。読んだのがだいぶ前になって忘れつつあるw






-悪の教典

有名な例のアレ。あらすじは多くの人が知ってるだろうから置いておきますwwwwwww

終始ハスミンへのツッコミで忙しい小説だった。「いやー、それはないゎハスミンwww」「ハスミンさすがにそれは引くゎwww」
彼なりにちゃんと講堂は理論立ってはいるのだが正常な感覚を持って生まれてるとつっこみを入れたくてしょうがなくなる。草生やし放題である。


まず冒頭から、ん?ハスミン?何かちょっと夢の内容がアレだけど大丈夫?疲れてる?と思わせて、その後何の変哲もない人気教師生活が描かれ・・んーでも何かおかしい、このもやっとした違和感!なんか変だよハスミン!どっかがおかしいよ!そしてその後のハスミン独壇場wwwww


蓮見聖司という特異な思考回路の人間の一人称を通して描写されているせいか、登場人物はすべて物語のためにあるというような、内面的な感情に踏み込まない浅い書き方で、まぁでも生徒さん一人一人にあまりに感情移入しやすいように書かれたらそれはそれで読むのがつらくなるからなぁ・・・この浅い書き方が正解かとも思いますし。


純粋な暴力、理屈が通じないモノに接した時、ヒトはどうするか、みたいな、未知との遭遇系のSFではよくあるけど、現実の人間を取り扱った小説ではありそうで実はあまりないテーマの小説かと思います。映画だと余計に殺戮シーンにばかり目が行きますが、それはメインテーマではないんだと思われます。




-爆撃聖徳太子

題名バキュームwwwww

聖徳太子の聡耳というのが実はこういう能力の持ち主だったら、といった空想歴史小説です。破天荒なキャラに書かれた聖徳太子に、遣隋使で有名な小野妹子が翻弄されるというネタのような設定で、史実は下敷きにしてるけど、ラノベやネット小説風にかなり自由に解釈・利用してます・・・アイディア一本勝負の小説と言えばそうかなwwプロットが良く練られててとか精緻で巧みな情景描写とか綿密な取材に基づくとかの小説ではないのですが、短い章立てですからさほど飽きないし、これはこれで良し、ふーん、面白いアイディアだったなー、とさらっと読む程度がよいかもしれません。



-英雄の書

「英雄の書」という危険な物語を語った本に魅了されて行方不明となった兄を助けるため、妹が物語たちの世界にこぎ出す、という、一見すると設定が変わっているだけのありがちファンタジーかと思うけど、その設定がかなり一癖ふたくせある代物だったwwwww

物語の中で物語と言うものを語る、メタ物語みたいな不思議なファンタジー。物語を語る事は世の真実を一面的な解釈に無理やりまとめてしまう事、それはある意味で「嘘」になり、そしてそれを語る事、語る事で世に影響を与える事は許されざる罪でありながら、ヒトは物語という解釈の指針がないと真実を見据えられず生きていけない・・・物語を語る作者自身を自嘲するかのような人の原罪の解釈の仕方であり、非常に変わった設定がおもしろかったです。

ただ逆に言えば、この変わった設定をおもしろいと思えないと、ファンタジーとしては難解、となるか、あるいは冒険譚としては物足りない、となるかもしれない。純粋ファンタジーファンじゃない方が却って興じれるかも。



-64

横山秀夫キタ――(゚∀゚)――!!

オーベンがおもしろいおもしろい言うから、その場でぶんどってきて読んだ。当直一晩消費。これは貫徹モノですwwww。
サスペンスとして最後のそう来るか!というオチもいいし、数転する伏線も分かりやすく、登場人物たちのハードボイルドな手に汗握る警察小説的展開、お約束の警察人、マスコミ人としての葛藤・心情描写や社会派な側面も全てがしかるべく型にはまって完璧です。

このミス、本屋大賞と続々ノミネートされてますが、これはステマじゃない、ガチですねwwwww誰が読んでも面白い!と言えるベストセラー本かと思われます。



-新世界より


超能力を身に付けた人間たちが、創意を凝らして作り上げた完璧に見える社会・・・の裏に潜んでいたのは、手に負えぬ能力を身に付け危険なものになってしまった自分たちをなんとか自助努力で制御しようと頑張って、でもやはり人間らしい部分でほころびと矛盾が出てしまった、そんな過去に何度も繰り返されただろう哀しい人間の歴史を描いた、という感じでもあります。

よくこの世界観を考え付いたな、の一言に尽きますwww

作者は悪の教典の人と同じなので、ヒト(というか人を含め生物、か)が悪意を持つのはこれはデフォルトでどうしようもないこととして、ではそれに社会はどう対処していったらいいのかということをひたすらテーマにしてる方なんでしょうかwww


悪の教典は悪意を持つ側の人間から見た情景描写に限っているので分かりやすくすっぱりと話も短くまとまっていたのですが、こちらの小説は歴史の流れのある壮大な設定から同テーマに迫っています。中身もだけどページも分厚い・・・。



-夜の終焉

殺された者の息子と殺した者の息子、双方が別の事件を介して交錯したらどうなるか・・・考え付いちゃったんですね作者さん。この設定、考え付いちゃったんですねwww


交錯した末の結論はそれほどびっくりするたぐいのオチではないし、綿密なプロットがとかそういうのでもないんですが、この設定でうまく最後まで話を持っていってまとめてくれただけでありがたいと思いますた。大作ではないですが、なかなか良い小品ではないかと。



-穏やかな死に医療はいらない

実はちょっと関わりのある先生の著作です。新書。

大学病院でバリバリ外科医をしていた頃から、進行がんの根治、ではなくて延命、にあたる治療に疑問を抱き、つらい思いをして延命にしがみつくより、お家帰って最後の時を豊かに過ごした方が良くはないかい?と思いあたり緩和ケア専門のクリニックへ転身したという医師の、その紆余曲折と、思うところ、あと緩和ケアで在宅で看取られた人の具体例などが書かれています。緩和ケアとは何ぞや、という入門としても分かりやすいし、がん治療に辟易した人に緩和ケアって方法があるよ!と提言する書、癌治療止めてお家帰る、とか言うと変な人って思われるかな?とためらう人への後押しの書、いずれとしても良書かな、と思います。

一つ言いたい事があるとすれば、穏やかな死に(狭義の)医療はいらない、かなぁ、とww
なんとなく言いたいことは分かるんですよ。医療、という言葉に表れるパターナリズムは特に死に面した場面では時に邪魔で、最後の時こそ患者さんが主体となるべきだ、という主張の表れとは思うんですけど、逆に、緩和ケアに医療という言葉を当てはめない事で、本当の医療はやはり患者を治す事だ、という思い込みから先生自身が未だ逃れられてない事を逆に表しちゃっているように見えるんですよね・・・私などお気楽で考えなしで他人事な人間からすると、人体についての知識を使って人生における苦痛を逃れるあらゆるすべは医療って言いきっちゃって良いんじゃ、つまり、癌根治治療だろうが痛みをとって安楽に大団円迎えさせるための治療だろうが、不妊治療、美容整形、時にはデザイナードラッグでさえ医療ってゆっちゃってもいいかもしんない、と簡単に腑に落ちてしまうんですが・・・いや、出版社から、このくらい言いきっちゃった題名の方が売れますよ!って指示が飛んだだけ、っていうのもありがちかと思うんですけどwww

どうしてもひねくれないと済まない性格のたまものです、ほんとサーセン。

ともかく実際に先生が看取った患者さんたちと家族たちの具体的エピソードは完全にノックアウトされますよ!外来で読むと涙で電カルの文字が・・・(´;ω;`)ウッ…



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