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石巻訪問記(3)

さて、石巻を一通り回った後は女川町へ。



道中、男鹿半島の付け根にある万石浦という湾沿いを通っていくのですが、ここはあまりにも入れ込んだ湾になっているため津波がほとんど来ず、かなり高台にあるせいもあって道も線路も無事でした。雨にけぶる湾の中、カキとか何かの養殖の生簀が浮かんでいて実にのんびりとした風情ある風景でして、震災?なにそれおいしいの?といった感じ...



女川町市街地へ入る前に、かまぼこの高政さんへ寄ります。震災復興のためいち早く地元企業として操業を再開したことでも有名ですが、かまぼこ自体が掛け値なしでうまいです。試食でさっそくノックアウトされますた、またその場で焼いて食べたり、蒲鉾がぽっこぽっこと作られていくベルトコンベアーを社会科見学できたりします。


DSCN2897.jpg
高政さん駐車場のサイン。


さて、女川町の中心部です。海に向かって開けた三角形の土地で、そういう目でイメージすれば確かに津波が押し寄せて高さを上げながら山の方へ、三角形の頂点へ向けて駆け上って行っても不思議はない感じです。


DSCN2901.jpg        DSCN2902.jpg
高台にある町立病院から見た風景。現在復興のための盛り土がされています。
ですがこの高台に上がっただけでは助からなかったそうで・・・というのも、右の写真は病院入口の柱ですが、友人が手を伸ばしている先の線まで津波が来たそうで、つまり高台に逃げてさらに病院の中の階段を上がった人だけが助かったということですね。


女川町は、google mapで見てもらっても分かる通り、女川町の部分はなぜここだけ石巻市に合併しないで残ってる?というような町で、町民数に比してかなりでっかい町立病院、また避難所になっている運動公園も税金たっぷり使ってるんだろーなーと思わせる規模で、何が言いたいかというとやはり原発マネーなんだそうです。そういえば心なしか小さい町にしては復興も早いし、表現は悪いですが被災地としての全国区への宣伝もある意味行き届いている。福島で原発事故で苦しんでる人がいたとしても、女川の人は原発自体については複雑な心境だろーなー、とか思うとものっすごい皮肉な図式を感じます。まぁ被災したことそのものの大変さは変わりないのですが・・・だからこそ友人の、「もっと小さい集落で、ほんとに町ごと、住んでた人たちごとすっぽり津波にさらわれたような港もあるんだよ、そういうところはまったく被災地としても有名じゃないし残された人は町のお金も少なくて本当に大変だからそういうとこも回ってほしかった」という発言になるんでしょう・・・時間の関係で回れなかったんですけどねwww



DSCN2906.jpg
さて、重い話ばっかりでもアレなんで、女川丼どーん!!
おかせいさんという、魚屋さんの一角にお店がある、みたいな海鮮どんぶり屋さんですが、特選丼を頼むと写真のようなドヤァァァァ・・・・ばりばりの大変なことになりますwww


・・・


女二人、食べきりましたが何か?
隣のおじさんとかにガン見されましたよ、え、あの子たち一人で一つずつアレ食べるの?二人で分けるとかじゃなくて?え?みたいな目線でwwww



DSCN2905.jpg
おかせいさんからの景色。港には船が停泊していて、漁業は再開してるようですが・・・おかせいさんの周りにはお店らしいお店もなく、実は更地が広がっています。友人が「ガソリンが切れるwww」と言いながらカーナビに従ってスタンドを探すも、もちろんナビがスタンドと示す場所へ行っても更地です。(カーナビが古いのよww)


逆に、被災地を車で回るなら、2年以上前の古いカーナビと一緒に回ると、その更地っぷりがよくわかるかもしれません。たとえばナビで「女川駅」とマークされてるところに行くと・・・


DSCN2915.jpg
線路さえありませんが何か?



となります。(カーナビ画面を一緒に撮ればよかった。)




DSCN2904.jpg
盛り土作業中のためかものすごい数のダンプです。しかも全国津々浦々から参集しています。大工さんや建築作業の人が足りなくて被災地以外の土木工事が完全に滞っているとは聞いていましたが、その参集具合、半端ないです。


DSCN2916.jpg
これは、津波のすごさをあらわすためにあえて取り壊さず残されている建物。完全に横倒しになっています。建物によって海側に倒れてたり、山側に倒れてたりするのですが、来た波に押し倒されたパターンと引き返す波に引き倒されたパターンとがあるらしいです。ちなみに写真の建物は緑が屋上で、横のもにゅもにゅした構造物は横向きになった非常階段ね。


DSCN2913.jpg
最後に、女川町のほんとに真実高台にある運動公園内にできた仮設住宅へ回りました。友人がすごいテクノロジーが使われてるからぜひ見て!というので何かと思ったら、女川町が狭すぎてしかもほとんどの土地が津波にさらわれてがれき化したため、仮設を作る土地がなく運動公園のグラウンドに3階建ての仮設を作ったと、そういうことらしいwww
建設関係の人がこれはすごいんですよ!ってうちの友人に自慢していって、しかも多くの建設関係者が見学に来るそうです。すみません、建築素人には何がすごいのかいまいちわからないんですが、胃癌を開腹して胃切する代わりに内視鏡で癌粘膜を周囲の粘膜下層からめりっと剥離するESDみたいなすごさってことなんでしょうかwww


でも窮すれば通ずってことは何となくわかりました。確かに本ごしらえのアパートではなくて、簡単にばらして取り壊せる3階プレハブって思うと日本のプレハブ技術すごいな、と思います。工事現場で2階のプレハブならよく見ますけどね・・・



というわけで、私自身のキャラが災いしてあまり得るところのない上っ面な感じの説明になってますが、やはり実体験は違います。特に私の場合現地で活動してる人間と回ったのでより深く知ることができました。多謝。



帰りはこの友人を乗っけて地元までドライブしてきました。寝不足が続いているという割には、友人は寝ちゃわずに助手席でずっとyoutubeなどを流してカラオケ大会にして長距離運転を盛り上げてくれました。今はシフト休みも終わって石巻に戻ってるはず・・・お互いだいぶ遠いとこにいますが、ともにがんばんべー。


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