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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(12)

おこんばんわ。「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想のお時間です。(東部標準時にて午前2時です。ラボです。こんなとこでブログ書いてないで早く帰れっていう話ですww)


今回は前回の ・雪の降る大晦日の晩に の後日談2つです。出演は速度松と材木松。後日談のためだけに一記事費やすのもどうかなと思いつつ、分量的に分けました。昔から読むのにクッソ長いって言われ続けてたブログですからね・・・多少想定上の読者に気をつかいました・・・いや近年はほぼいないんだけどね、読者www



ついに目次つくりました→目次

六つ子の基本設定、これまでうpした小話をまとめてあります。
注意事項などは目次をご覧になってから、何でもおk!な方だけ以下妄想小話をお読みください。



ではいってみます↓



・雪の降る大晦日の晩に、後日談1


 ニッコニコしながらおそ松部長が病棟で仕事しているチョロ松へ近づいてきた。
 「よーしチョロ松!おめぇはこの年末年始めっちゃ頑張ったからな、褒美に新年会で飲みに連れてってやんぞー」
 「はぁっ!?僕もう今年の年末年始はヘトヘトですよ!実家にもまだ帰ってないんですよ!?褒美くれるなら休み下さい休み!」
 「そーゆークタクタな時ほど酒の力でリラックスーってなー」
 「その酒のせいで大変な事になってた患者で大変な目にあったというのにどういう精神なんですか!?って、ちょ、うごふっ」
 おそ松先生にガッチリスリーパーホールドを決められたチョロ松は、抵抗も許されず引きずられながら外科病棟を後にして行った。

 翌朝目覚めたチョロ松は、自分が見慣れたおそ松家のリビングソファで寝ているのを発見した。昨夜何がどうなって最終的におそ松家まで来たのか全く記憶にない。近年稀に見る泥酔ぶりだった。どれだけ飲まされたのかも記憶にない。30分ほどの間に焼酎の空き瓶が貸し切ったカラオケルームの床に数本転がり、一緒に来た研修医たちが騒ぎまくったため、調子づいてテーブルダイブしたおそ松部長が数個ワイングラスを割ってたような飲み方をしていた覚えがあるが、断然記憶違いを主張したい。カラ松先生がオザキを歌っていたのは残念ながら記憶違いではないだろうが。
 よく見ればチョロ松の着ている服がいつの間にかおそ松部長のパーカーになっている。自分の服は?と左右を見渡すと、ベランダにぶら下がっている洗濯済みのチェックとカーキ色が見えた。・・・というか、待て。今左右を見渡した時の視界の隅に、点滴棒とラ○テックとルート的な何かが目に入らなかったか。それよりなにより、僕バルーン入ってない!?違和感すげぇ!ってか誰が入れたの!?なんで個人宅にこんな病院の処置室セットみたいなのが用意されてるの!?よく見ればサイドテーブルに割られたラシッ○スアンプと使用済みエタ□ット、バルーン用と思われる10ccのシリンジさえある。
 ただ、これらジャンジャンバリバリ療法のおかげか、二日酔いはなくスッキリした目覚めであることは確かだった。チョロ松が寝ている間に何が行われたのか、知っているであろう肝心な家主おそ松の気配はない。え・・・。ていうか、窓の外、朝とは思えないくらい日が高くない?今何どきでい?
 リビングの時計を見た。13時だった。
 「って、えええええぇっ!?」
 今日はまだウィークデーである。幸いにして外来日ではなかったが、午前中にオペ当番があったはずである。自分が執刀医のものはなかったが、助手が2件ほど。終わっていた点滴を抜針して傍に置いてあったスマホに飛びついた。不思議と病院からの着信は一件もなかった。あれ・・・?
 とりあえずバルーン抜去して着替えて泡を食って病院へ向かったところ、外科病棟の面々からはもう体は大丈夫なの~?とのんきな声をかけられた。外科医局でも同様である。オペ当番を無断ですっ飛ばして怒られる気配は微塵もない。
 後で知ったのだが、前日におそ松部長が手を回してチョロ松のオペ当番は全部抜かれていたのである。急な体調不良、という事になっていた。確かにここ数日疲れ過ぎていて眠いのによく眠れなかった。学生時代以来の十数時間睡眠をかこって、頭がスッキリした事は確かだったが、体調不良の主因たるおそ松部長に素直に感謝を告げる気にはなれないチョロ松だった。//



・・・大晦日の晩にICUでステった患者さんを家族なしで見送ったのも実話なら、翌年新年会で飲み潰れたのも実話です。www
私はジャンジャンバリバリ療法を施された訳ではありませんが、どうやって自宅に帰ったのか記憶になく、翌日昼過ぎに病棟へ行ったら、看護師さんから「あんた誰にお家まで連れて帰ってもらったか知ってる!?上司の××先生よ!後でお礼言っときなさい!」って言われてひえーってなりました。www

医者はほんと半端なくよく飲む(断言





・雪の降る大晦日の晩に、後日談2


 外科病棟にて。おそ松先生とチョロ松先生が去った後、トド松は誰にともなくぼんやりと呟いていた。
 「治療方針決定は血縁者にしかできないって・・・。『血縁』ってそんなに大事な事・・・?」
 「ん?どうしたトド松。そんな浮かない表情をしてると可愛い顔が台無しだぞ。」
 誰にともない呟きを拾ったのは回診を終えてちょうどナースステーションに戻ってきたカラ松先生だった。
 「いえ、何でも・・・」
 ごまかそうとそう言いかけて、カラ松先生がゆっくり隣に腰掛けるのを見た。言いたいことをじっくり聞いてくれようとする姿勢だ。トド松は考えを改めて語ることにした。カラ松先生は何か相談しても、後日相談された内容ごと忘れてくれる。相談中は余分なツッコミもせず黙って聞いてくれるし、相槌を打つときは良いとも悪いとも評価はせず、静かに自分なりの意見を表明するだけだ。一方的に吐き出して、自分の思いを整理し直すにはちょうどいい相手である。
 「・・・チョロ松先生がICUで抱えてる重症患者さん、いるでしょう。血縁者が見つかったそうなんですが、勘当してる父親だから見舞いに来たがらなかったらしいんですよね。で、手紙でDNRの同意書を書くように送ったって聞いたから・・・。血縁だって言うだけで、関わりたくないような親でもそこまでしなくちゃダメなのかなって。確かに日本って民法でもなんでもすっごい血縁重視って感じの社会だから仕方ないのかもだけど・・・ここだけの話、僕ちょっと納得いかなくって。」
 「そうだな・・・。多分そもそも人類は、血縁を大事と思う本能を祖先が有したからこそ現代まで続く生命として繁栄してこれたわけで、その結果我々も今ここにいるというだけなんじゃないか。」
 「もしそうだとしたら、僕らは文明で本能を克服したと思ってて、家族関係も自由意志で決めてると思ってるけど、本当は本能の命じる、生き続けろ、子孫を繁栄させろっていう命令から逃れられてる訳ではないって事だね。」
 「・・・どちらかといえば文明は、本能の克服よりも、人間の持つ本能を、社会にとって良い本能と悪い本能に分けるための尺度として利用されているって感じだろうな。血縁を大事にする事は、大多数の社会で望ましい方の本能に分類されている。社会の発展に今のところ役立っているからだろう。だが自然は、別にその本能を活かせとも使うなとも言ってはいない」
 「・・・カラ松先生はズルいよね。そうやって僕らが言語化できずに心の深いところで悩んでる事を、さらっと簡単な言葉で表現しちゃうんだ・・・ねぇ、もっと悩んでよ。僕らと同じくらい。」
 こんなのは八つ当たりだと思いつつ、トド松は妙な悔しさが拭いきれなくてつい口に出してしまった。
 案の定、カラ松先生は何と答えたものか考えあぐねたように口を閉ざしてしまった。
 「・・・(俺だって俺なりに悩んでいるさ、それでも誰にも悩んでいると言ってもらえないのがある意味一番の悩みなんだ)」
 しばらく沈黙が場を支配した。トド松がパッと切り替えた表情をして、立ち上がった。
 「・・・忙しいのに変なこと聞かせちゃってごめんなさい。聞いてくれてありがとうカラ松先生。僕もう行くね。」
 「ああ、何だか分からないが多少でも役立ったなら何よりだ。トド松の話ならいつでも聞くぞ。」
 「うん、知ってる」
 実は一番気があうようでいて、一番平行線なのが材木松なのかもしれなかった。//




・・・医者業やってると、家族ってなんだろうと思わされることは多いです。私はいっそ血縁なんてもんは、少なくとも法律上では一切関係なくしてしまえば、世の中のかなりの部分の問題はすっきりするんじゃないだろうかと思ってる過激派です。血縁が至上とされる社会でなくなれば、実の親に虐待される子も不幸でなくなります。実の親以外に育てる人を別に求めればいいわけで、実の親に育ててもらえなかったことが不幸だとみなされる世の中じゃないわけだもの。『こういう状態が幸福なのだ』と社会で定めるからこそ、その状態でない人が不幸になるんだと思うと、なんかやりきれないんです。第一血縁重視しなければ、民族問題ですら解決できるんじゃないか。血のつながりを重視するのは、遺伝子を繋ぐことを目的とした生命である以上当然あるべき本能だ、と言われるかもですが、それをそのままにしておくなら、何のための文明なんでしょうね。


・・・熱く語ってしまってすみません。お前も自分の子供を持てば分かる、と言われてしまいそうですが、当面予定はありません。wwwアラサー過ぎてフラフラと好きなだけ留学したりして研究に費やしてるような人生に、子育てしてる時間は入ってくる余地はぶっちゃけないですね・・・。なぜ女性側に生殖コスト全振りな哺乳類に生まれてしまったのであろう。というかなぜ生殖コスト高い方の性で生まれたのであろう。wwwまー、遺伝子を次代に継ぐための、より良い能力を持っている個体の方が優先的に生存選択されてきた結果が今の人類な訳で、そういう機能を先祖代々持ってるからと言って別にそれを自分の代で使わなければならないと決まってるわけでもなんでもないから、好きなことして生きてタヒぬので全然構わないわけなんですけどね。普通の社会では、次世代を代々育んでいく事が発展の大前提になってる事が多いので、子育てしない人は反社会的とさえ見なされる事があるようですが、生命科学を深くやりすぎてると自分の感覚と世間の感覚の乖離が甚だしくなりますwwwwもちろん、科学者の中でも普通に子育てしてる人が多いんですけどね・・・。


さてさて、おそ松さん二次創作以外の余分な事はこの辺にして。本日はこれまで。また次回!


本日は追記なしです。

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