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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(17)

みなさまお久しぶりです。小話の方は結構気になるだろう所でぶった切り状態で申し訳なかったです。あれから、小学生以来かという中耳炎を発症し、さらに嘔吐下痢にもなりましたwww今日は一周周ってまた咽頭痛へ戻って参りました。これループしてる・・・?風邪無限ループって怖くね?wwww
アメリカで体が弱くなったのか、一人暮らしで体調管理がなってないのか、はたまた年を取ったせいなのか。3番目の理由は断固拒否したいところであります。


さてさて、本日の「おそ松さん」六つ子が医療従事者だったら妄想の小話は、前回の続きで一松事変外科病棟版の後編です。徐々にクライマックスへ向かって盛り上がってくるらへんです。実際筆者の力量的に盛り上がってるかどうかは別として。

テンプレ注意事項と今まで上げた小話は→目次へ

基本何でも許せる方向けではありますが、今回のうpにおける更なる注意点として、
・ガチ犯罪松
・生い立ち不幸松の具体的な不幸が分かる
・唐突なファンタジー

の3点を含むことに更にご配慮下さい。




・続/一松事変外科病棟版

 目の前で病棟師長に倒れられたカラ松先生の方はちょっとしたパニックだった。確かに一松師長は細っこい体でろくそっぽ食べてなさそうなのに、根を詰めて働いているから常に慢性的な体調不良といった雰囲気だ。それでも実際にはしぶとい性質のようで、本気で倒れるような不安定さとは無縁に見えた。むしろインフルや嘔吐下痢で毎年倒れる他ナースより欠勤は少なかったはずだから、そんな一松師長が倒れるのは意外の何者でもなかった。
 患者の急変は冷静に対処できるが、同僚の急変は別物だ。
 「一松師長!・・・おい、一松!」
 肩を揺さぶって、頸動脈を取ったときに気づいた。痩せた肩、それはいいのだが、首の前側だけが妙に痩せてない。筋張った胸鎖乳突筋に対して喉仏が見えてない。それに、びっくりするほど徐脈。一瞬迷走神経反射でぶっ倒れたのかとも思ったが、汗はかいておらずむしろ肌はカラカラである。
 ん・・・?これって・・・?クレチン症?
 ・・・カラ松はあくまで小児科発想だった。

---

 『一松、これを飲んで。』
 『こ・・・れは・・・?』
 『チ○ーヂンだよ。一松は甲状腺機能低下症だったんだよ。』
 『そ・・・う・・・ありがと・・・チョロ松・・・兄さん・・・」
 「え?何言ってるんですか?僕より一松師長の方が年上でしょう。」
 「は・・・?あれ・・・?」
 「まだちょっと意識が混濁してますか。ここは外科病棟の41○号室です。一松師長、師長室前の廊下で倒れたんですよ。」
 41○って、結構値段のする個室じゃないか。確かに病棟で今空いてるのはそこだけだったけど。
 「おっ気づいたか一松師長?」部屋に別の顔が覗き込んだ。
 おそ松兄さん?
 いや違う。何言ってんだ。さっきから。
 「おそ松部長・・・」
 「おっと、まだ起き上がんなよ。あんた粘液水腫でデコって倒れたんだよ。とりまラ○ックスとミリス□ールとh○mpで引いてっけど。サイ□キシンの注射薬って日本じゃないらしくてな。急遽トド松に作ってもらってる。あとICUも空きがねぇし。」
 あ、なるほどバルーンが留置されてる。え、ちょっと待って、これ誰が入れたの・・・?
 「一松起きたか?」
 シリンジを持ったトド松に伴われてカラ松もやって来た。
 「一松師長、チ□キシン注射液持ってきたよ!カラ松先生、ルートから入れてもらえますか?」
 「分かった。チョロ松先生、ポケットの中のエタ□ットもらうぞ。」
 「・・・なんかまだよく分からないが、みんなに助けられたみたいだね、僕。・・・ありがとう・・・」
 「一松師長がお礼言うとか鬼の霍乱かぁ?まぁったく、こうなる前に甲状腺機能に気づけるチャンスは随分あったんじゃねーの?あんた、職員検診の結果、数年来握りつぶしてたろー。それでよく臆面もなく患者指導なんて出来たもんだぁね。」
 「少なくとも貧血、コレステロール、肝機能障害で引っかかってたはずだが?」
 「確かにカラ松先生の言う通り・・・。でも軽度な異常だったから・・・」
 「嘘ですよ、さっき一松師長のカルテ見たら前回検診でHb8台でしたよ。」真面目チョロ松が暴露した。
 「おい、一松師長!」
 「・・・うるさい、クソ松。」
 「まー貧血以外のコレステロール高値とかトランスアミナーゼ高値とかは、低栄養でマスクされてたんだろうけどなー。それにしても倒れるまで我慢しちゃうってのはちっと良くないんじゃない師長さん?」
 「・・・」明らかに理のある無勢の一松、無言になるしかない。
 「ま、これで甲状腺機能が戻れば、ちょっとは明るい一松師長さんになるかもだから、まいっか?」
 「・・・根暗なのは甲状腺機能のせいじゃなくて元々の性格が大部分だと思うけど・・・」
 「あと、病人に鞭打つようで悪いけどさー、さっき病棟に一松師長充てでかかってきた電話っていうの、あれもおじさん気になるなー。」
 おそ松先生が嫌な笑い方をした。粘液水腫のドサクサで勘弁はしてもらえなかったみたいだ。仕方ない。あの電話の直後調子を崩したのだ、関連付けられて記憶されてても無理はないだろう。
 それに元々この病院に入職して外科病棟に入るにあたって、病院長と当時の外科部長には一松の一身上の都合について明かしてある。現部長のおそ松が知っていても不思議はない。
 「・・・」
 「俺以外の松には出てってもらうぅ?」
 「・・・いや、いいよ。・・・この前から、多分みんなでおでん屋で飲んでから、どうもみんなが他人の気がしないんだ。こう・・・兄弟っていうの?いや、もっと近しい何か・・・何もかも共有してる・・・そういう何か・・・」
 「・・・六つ子みたいな?」
 「そう、・・・トド松の言う通り。六つ子なんて生物学的には可能性が低すぎてバカバカしいけど・・・でも言うなればそんな感じ・・・」
 「・・・俺も一松師長の言ってることが分かるぞ。やはりこの前のおでん屋からだ・・・チョロ松は元々外科医局の後輩で弟のようなものだったが、今は十四松やトド松、一松師長まで俺の可愛い弟のような気がしてな・・・」
 「やめろ」キモいことを言うカラ松に背中の毛がゾワッとして、一松は唸った。
 「でもそんな荒唐無稽なことが・・・さっきのは、一松師長の方が弟だって感じてるってことですか?」チョロ松先生は半信半疑のようだ。
 「・・・とは言っても、六つ子なら同い年ということになるがな。」
 「ややこしくなるからクソ松は黙ってて!」チョロ松、先輩に向かって臆面もなくクソ呼ばわりである。
 「・・・僕兄さんが5人出来たということ・・・?」トド松が呆然としたように言う。
 でもそう、やはりおでん屋からだ。元々みんな頼れる職場の先輩方だったけど、今はこう、実の兄さんたちに甘えるように頼りたがる自分がいる。僕一人っ子なはずなのに。
 「・・・あーっ、やめだやめ!だから俺こーゆーファンタジーみたいのは苦手って言ったろー!ややこしくて頭がぐちゃぐちゃするぅ!ともかくだ、どうせ俺が長男でみんなのおにーちゃんって設定なんだろ、一松、みんなが聞いてても構わないんなら電話の件、体疲れない範囲でしゃべれ。」
 「・・・分かった。」
 話した内容は、特に常識人のカラ松とチョロ松先生をドン引きさせるに十分だった。トド松は一際青ざめている。まぁガチな犯罪者って聞いたら普通その反応だよね。ヒヒッ。
 「・・・い、一松師長はk、苦労したんd・・・」
 「いーよクソ松、無理してフォローしなくても。」
 「いや、無理なわけじゃ・・・」
 「・・・ともかく、一松師長を介しての病院の薬剤の横流しを防げばいいんだね?それなら、そんなに難しくないよ。この病院からの薬剤在庫管理は僕もある程度注意していられる。近隣の薬局にも、新規の向精神薬処方とかで怪しい処方箋の動きがあったら必ず疑義照会してもらうように通達しておく。次の聖澤市病院薬剤師会でもみんなに注意を呼びかけられるし。」
 青い顔をしながらも、一番早く冷静な対処法を出したのはトド松だった。
 「・・・あとは一松師長自身の身の安全も確保しないと。職場知られてるとか、相手が殴り込みに来たら・・・」チョロ松がビビりながらも付け加えたのに、
 「オレとカラ松に連絡、だな。」おそ松が即答した。
 カラ松は無言で指をポキポキしている。やる気になってくれているところ申し訳ないが、それはかえって奴等の思うツボだ。どうして外科医って基本脳筋なんだろう。僕と違って、ドクターは傷害罪などで経歴を汚すのはまずいだろうに。
 「・・・まずは警察に連絡、だよ。」
 「だが一松師長、それでは、」
 「・・・あいつらが僕を揺すれるネタは、今いる職場に前科をバラされるっていう一点だけだ。僕がそれを恐れなければ、あとは警戒すべきは個人的な報復くらいしかない。もう刑期は執行猶予が終わって満了してるんだ。一事不再理。同じ犯罪で二度は裁かれない。前科のことで周りがうるさくなったら僕が辞めればいいだけ」
 投槍とも覚悟の上とも取れる一松の解決策に、真っ先に首を横に振ったのはカラ松だった。
 「一松師長、いや一松、それはダメだ。一松だけが犠牲になって解決するというのは許さん。・・・一松の悪い癖だぞ、『いつも』自分一人だけで抱えようとするのは。」
 「カラ松・・・カラ松『兄さん』・・・」
 「3人寄れば文殊の知恵と言うしね、6人寄ればもっといい知恵が出るかもしれないよ。」
 「チョロ松はいいこと言うな。」
 「カラ松よりはね。」
 「・・・」トド松はさっきから言葉少なだ。

 パチパチパチ。不意に場違いな拍手が聞こえてきた。
 「素晴らしい。どんな世界でも貴方方は麗しい絆をなかなか無くしませんね。」
 まるで最初からいたかのように、松以外の男が部屋に出現していた。燕尾服に身を固め、シルクハットをかぶって白手袋をした、見るからに胡散臭い奴。馴れ馴れしげにチョロ松の肩に腕を持たれかけさせている。『まるでおそ松がいつもやるように。』
 チョロ松はカッとなってその腕を払った。「誰だ!?」
 「・・・悪魔か何か?」
 「そうですね一松さん。世界によっては、そう呼ばれる事もあります。より正確には、私は平行して存在する世界線を自在に渡って操れる、調停者。主様の意図に沿い、行動する者」
 「・・・意味が分からない」
 「カラ松さんには理解するのは無理かもですね。さて、無駄話をしている時間はありません。麗しい絆も、ほんのちょっとした運命のいたずらで簡単に綻びるものなんですよ。・・・トド松さん、そこでさっきから顔色を失って俯いてますけど、我慢せずに言いたいことがあるなら言った方がいいんじゃ無いですか?一松さんに」
 トド松があからさまにビクッと肩を震わせた。
 「言って楽になってしまいなさいよ。・・・僕の家族が壊れたのは麻薬のせいだって。僕は麻薬を売った人も、使った人も、・・・作った人も同様に憎んでるって。」
 「おい黙れ!」
 おそ松が怒鳴ると同時に、カラ松が調停者とやらに殴りかかった。しかし何かのバリアのようなもので調停者は包まれているらしく、逆にカラ松の方が病室の隅まで吹っ飛ばされた。ガタイの良い体が病室の薄い壁に当たって派手な音を立てる。
 調停者の暴露話は、目をギュッと瞑って顔を背けてしまったトド松の表情が、それが真実だと語っていた。一松の方は、せっかく回復してきたEFがまた50%を切るんじゃないかと心配になるほど真っ白な顔になっている。
 「・・・ふふふふ・・・あーっはっはっは!やはりこの世界では六つ子をバラバラに成長させて、『病院』という人の善悪悲喜こもごもが複雑に交差する舞台を選んで正解だった!調停者は完全な未来予測こそできないが、こううまく全ての偶然が絡み合ってくれるとはね。貴方方の絆で毎回毎世界邪魔されるのもこれで最後にしましょう。我々の目的はこの平行世界のバランスを崩して崩壊させ、二度と新たな世界線が生み出されないこと。今回こそはさしもの貴方方の絆も修復不可能でしょう!遂に主様のお望み通りになります!」
 「だからもうファンタジーはウンザリだって言ってんだろ!No more fantasy!」
 今度はカラ松ではなくておそ松が殴りかかった。敵わずとも捨て身の一撃。
 その瞬間、41○号室のドアがガラッと開いた。
 「一松兄さん倒れたんっすか!?大丈夫なんすか!?」
 その途端、5人の目には見えないガラスが粉々に砕け散る光景が見え、耳には聞こえないパキン・・・!という高い音が響いた。
 「・・・相変わらず十四松さんはイレギュラーですか・・・。まあいい、布石は敷いた、今日のところはこれで引き上げましょう。」
 男は来たとき同様、まるで初めからそこにいなかったように掻き消えた。
 「十四松か・・・。」
 「十四松・・・ほんといいタイミング・・・」
 「十四松兄さん・・・」
 「・・・」
 「・・・っつうっ・・・!十四松か・・・。助かった・・・」
 「どういう事っすか?何があったっすか?・・・カラ松兄さんは何で床に座ってるっすか?」
 他の5人に流れる変な空気に、さすがの十四松も顔を曇らせるのだった。//




・・・何で医療従事者妄想でこんな展開になってきたのか、書いてる本人が謎です!あと今回も、犯罪松や生い立ち不幸松に該当する松たちのファンの方々には本当に申し訳ないと思っております。が今後の展開で(筆者が考えるところの)全員が不幸にならない大団円方面へうまくまとめていきたいと思っておりますので、どうぞ石を投げないでください。


ではでは(現実には鼻が詰まっていてふがもご、という感じですが)、また次回。


追記にトリオ松名第2弾。





・赤塚病院で流行りのトリオ松名(2)

俺松:おそ、カラ、十四
僕松:チョロ、一、トド

闇を抱えて松:おそ、一、トド
日向道を歩いて松:カラ、チョロ、十四

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