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「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったらというn番煎じ妄想-小話(19)

こんばんゎ。ようやく昼夜問わず咳と痰が出続ける、っていういつもの風邪のパターンになってきました。まぁこれがだいたい1か月くらい続くんだけどね・・・wwwマーライオンよりはなんぼかマシです。


さて、これまでお送りしてきた「おそ松さん」の六つ子が医療従事者だったら妄想ですが、小話シリーズも本日でひとまず大団円です。長らくお読みいただいた方、もし万々が一でもいらっしゃいましたらお疲れ様でございました。そうでない方、この下らないシリーズももうすぐ終わります。

ここ最近うpした小話は全体的に続き物になっています。(小話161718)
また本日の小話は小話9で起こった出来事を前提にしている部分があります。

テンプレ注意事項と今までうpした小話は→目次へ


何でも許せる方は以下お読みください↓





・お前は分かっているはずだ、おそ松

 「おやおそ松さん。どうしました?」
 「どうしたもクソもあるか!おいクソ調停者!早く平行世界とか言うのをマトモに戻せよ!今俺のいる、『この』世界一個ありゃ十分だろーが!順当にオペをやらせろ!外科医にファンタジーとか無駄な事をさせるな!俺の病棟を返せよ!」
 「・・・おそ松さん。」
 「何だよ!」
 「・・・貴方には分かっている筈ですよ。」
 「はぁ!?何も分かんねーよ!」
 「・・・無数に存在する平行世界。そこに必ず出現する6人プラス一人。そして世界の崩壊を目論むワタクシ達調停者・・・それらは、全て貴方自身の願望から出たものです。」
 「は・・・?」
 「『最初の世界』ではあなた方は六つ子だった。でもフグ毒であなた以外の兄弟はみんな死んでしまった。貴方は6人がずっと揃い続ける世界を模索して、・・・それでいていつか5人を失うかもしれない世界そのものを壊したくて仕方なかった。その矛盾の結果が、・・・今のこの世界の有り様です。私が『主様』と呼んでいるのは、・・・貴方の事ですよ。」
 おそ松は何も答えられない。
 「『医者』としてやり直すのはこれで『何番煎じ』ですか?よほど最初に病気で亡くなった兄弟を治しかったのでしょうね。貴方だけは、他の5人と違って、貴方のあり方、記憶を調節しているのは貴方自身だ。たとえ無意識であるにせよ。」
 調停者が、一瞬哀れむような視線を寄越した。

 ・・・そうだ

 ・・・俺が俺自身にそう思わせた

 ・・・お兄ちゃんは

 ・・・寂しかった

 ・・・みんなが居なくなって

 ・・・いつまでも

 ・・・ずっと一緒にいられるんだとばかり

 ・・・思ってたのに

 ・・・みんなが居なくなった後も

 ・・・独りでずっと生きてきた

 ・・・無駄に長生きだった

 ・・・両親も居なくなっても

 ・・・ずっと

 ・・・狂いそうだった

 ・・・それで

 ・・・実際

 ・・・狂ったんだ

 調停者がもう一度哀れむ目を向けた。慈愛の目と言っても良かったかもしれない。ちょっとだけため息も付いていた。
 「寂しさのあまりこんな複雑な世界を構築できる能力があるなら、実際もっと自分の望みに忠実な世界を一個だけ創る事も貴方には出来るでしょうに。」//


犯人はおそ松兄さん!(ネタバレ



・magician's operation

 「一松兄さん、麻薬売る人って○クザに関係あるんっすよね?」
 「・・・唐突だね。ま、でも概ね十四松の言う通りだよ。でもどうしてそんな事聞くの?」
 「あのね、一松兄さんに電話してきた人、寅松さんに聞いたら何処にいるどんな奴らか、背後は誰かとか、牽制する方法とか、分かるんじゃ無いかと思って。」
 「・・・ほんとは極道にあんまり借りを作らない方が良いんだけど。聞いた感じだと、寅松さんの方が先に十四松に借りがありそうだね。じゃあ遠慮なく返してもらうか。」
 「うんうん、これで解決っすか!?」
 「うまくいけばね。・・・ところで十四松先生、なんで僕を『兄さん』と?」
 「アレ・・・?そう言えば何でだろう?一松師長は、一松師長なのに。」
 「僕らは兄弟じゃ無いですよ。でも、ある意味兄弟より強力な外科病棟のチームだ。」
 「だ、ね。」チョロ松の背後からトド松が顔を覗かせる。
 「運命に導かれしこの6人の松が揃えば成せぬ事はないn・・・」
 「素晴らしい大団円場面なんだからクソ松は黙って。」
 「・・・どうしてチラー○ンに人間を丸くする作用は無いんだろうな・・・(涙」
 「どっちかというと活動的にして尖らせる方の作用じゃない・・・?」
 「毒舌が早口になった分却って単位時間あたりの毒の量は倍加したとも言うな・・・」
 「クソ松先生は早タヒ希望?」
 「いや違います!長生きしたいです!だから一松師長、その拳をおさめて!!」
 相変わらずの調子でギャイギャイいう『弟たち』を見て、おそ松は笑う。
 そう、彼が自覚的に意識すれば、事は簡単だった。世界線は収束し、調停者は役目を終えて消えた。世界は赤塚病院外科のある『この世界』だけになり、六つ子は六つ子だった記憶がもう薄れていっている。俺たちが呑んだくれてるのを見守るチビ太だって、赤塚病院の前でおでん屋チビ太を開いている店主の記憶だけになっている。スッキリしたじゃ無いか。もうファンタジーはおさらばで、俺はタヒぬまでこの世界で好きなだけオペやって、生きていく。『弟たち』は・・・あ、いや、『部下たち』だな、にはタヒぬまで付き合ってもらう。大体だ、一番都合の良いのは、この世界線じゃ俺が一番年食ってるって事だ、一番先にタヒねるじゃん!長生きしたらどうするって?だーいじょうぶ、俺全然節制してねーもん、Brinkman indexは軽く1000超えてるよ、肺がん絶対なるよ、なったらチョロに看取ってもらおーっと。
 世界を揺るがせた割に相変わらず反省の無い適当男だった。ブレない男、その名はおそ松。
 因みにこの後一松の昔馴染みさんは、寅松さん所属の指定団体のシマを荒らしていたのがバレ、プロの方々に十分に〆て頂いたようです。一松も職場を追われる事なく、過去も5人の松以外にバレる事も無くTSHも正常化していつも通りの赤塚病院外科病棟に戻りました。
 
 おそ松は思う。人生、願えば案外思い通りの世界になるもんだ。
 どうせだからオペも手を動かさずに、思い描いたらその通りにぽこっと腫瘍だけ取れてきたりしないかなー。それだと楽なんだけどなー。魔法使いの手術みたいに。・・・いや、さすがにそれだと外科医はおまんまの食い上げか。
 「チビ太ー!もう一杯ビール!」
 「おいおそ松先生!屋号はチビ太だが俺自身の名前はチビ太じゃねーぞ!」
 「いーじゃん名は体を表すって事で!いーからビールちょうだいビール!」
 「誰がチビだ!・・・全く、こんなんが外科部長で赤塚病院は大丈夫なのかねぇ・・・」
 そんなこんなで聖澤市の夜は更けていくのでした。

 めでたしめでたし。//



最後の小話の題名、magician's operationは有名ボカロ曲の題名から取っております。アレ聞けば聞くほど医者のテーマだよね。


さて、これにて一件落着です。風呂敷あっさり畳みですみません。もしかすると何か思いついたらまた別の小話をうpするかもしれませんが、最初の勢いで書き連ねてあった分はこれで全部放出しました。あと暇を見て全体的に推敲を入れるかもしれません。
ともかく、しばらくお付き合いいただいてありがとうございました。
ではでは、またどこかで。


追記に大団円後の超小話あります。




・大団円後のおまけ

 「おそ松部長。そんな言い訳ほんとに通ると思ってるんですか?いいから、黙って、とっとと、この書類をやってください。」
 「えーチョロ松すごく怖いんだけどそれー。ねぇ、カラ松ぅ、最近チョロが怖いのー。構ってくれないのー。慰めてー。」
 「うるさいおそ松。今のはいくらなんでもお前が悪い。俺もチョロ松先生に120%同意だ。」
 「カっカラ松まで・・・!どーしてみんな、そんなに俺に冷たいのー!?」
 世界線が分岐して大騒ぎになった元凶がおそ松先生のせいだったとバレました。以来みんながちょっとだけ冷ややかです。
 「俺はむしろみんなが楽しく生き残ってる世界線を選択した功労者だろう!?感謝こそされ冷たくされるってのはねーよ!なぁ、黙ってねーで誰かなんか言ってよー」
 「そこ!病棟でこれ以上叫ぶなら、庄乃県立精神病センターの保護室にダイレクト搬送するからね。」
 「一松師長本気すぎて怖いを超えてる!うわーん、みんな、どーしてよー!?」
 末松二人も冷やっこい視線で遠巻きに眺めるばかりです。
 この世界線には『おそ松事変』があったようですね。ちゃんちゃん。//


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