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その頃りんさんが何をしていたかと言うと

皆様、大変長らく放置プレー中で申し訳ありませんm(__)m



とりあえず、太平洋海盆からはなんとか脱し、大陸斜面の途中に取り付いたくらいのところまでは来まして、そろそろ何があったのかをまとめる気力も出てきますた(´Д`)=3し、やはりこれだけみなさまに心配かけたからには説明責任というものがあろうとも思いますたので、いったい3月初めからりんさんは何をやってたのかを簡単にうpしときます。



あんまりいい言魂ではお伝えできないとは思うんですが、まぁ心にある程度余裕のある方だけ聞いてやってください。





3月初めにりん父が手術で入院しますた。



病名は胸部大動脈瘤で、10年以上前にラパ胆(腹腔鏡下胆嚢摘出術ね)をやった時に偶然発見されたもんです。


降圧でfollowされてますたが、すくすくと成長し、径6.5cmになったところで、「もうダメです、破裂する前に手術しましょう」という話になりますた。


で、予定手術になったわけですが、そのオペ前のムンテラにまずしびれたwww



りん父の大動脈瘤は、一番好発部位とされる弓部大動脈(心臓から大動脈が出て、ぐいっと180度下向きに方向転換するところ。脳及び腕に向かう重要な動脈が3本枝分かれしている)だったのですが、



先生:「まず人工心肺に乗せます。」



そりゃそーでしょうね。心拍出がある状態で瘤を切ったら血がぴゅーっじゃ済まされないでしょうからね。



「そして体温を20度に下げます。」



ふむ。(´・ω・`)


って、え?にぢうど?(;゚Д゚)



「体温が下がったら循環を停止します。」



(゚Д゚)



確かに、私もこれまで体温20度で血液の流れがすっかり止まってる人を何人も見たことがありますが、



その方たちにはみんな「ご遺体さん」っていう別称が付されてたような気がいたしましたがそれが何か?



「体温20℃になっていると臓器障害が進まなくなりますので、これで手術するための時間が稼げます。そのあいだに瘤を切り、人工血管を縫いつけます。縫い終わったところから順次血流を流し始め、全部縫い終わったら復温し人工心肺から降ろします。」



ネエ、コレホントニイキカエルノ?(´Д`)



ともかく、初めにやろうと思った奴出て来い(`Д´)



致死的な合併症率は5~15%ということで、他のあらゆる手術より高い合併症率を誇るオペのようです。


これでも10年前より格段に合併症率は下がったんだそうですwww


オソロシイ・・・。でも破裂してから同じ手術をやると合併症率は桁が違うほど跳ね上がるそうなので、まぁリスクとベネフィットを天秤にかけて手術に踏み切るといった説明になりますた。



しぬ以外の合併症の説明も、



「肝臓や腎臓などのあちこちの臓器に同時に障害が出たり・・・」それ多臓器不全(MOF)やん。



「血が固まりにくくなるなどの血液凝固異常も・・・」それDICぃぃっ(´Д`)。(DIC=播種性血管内凝固)



まぁおよそろくなもんではありませんですたwww



さすがの能天気なりん一族もおどろを巻いて病室に戻りますた。



オペ前は症状がまったくないのに、そのリスクの高いオペをするって決断するのってどんだけ大変なんでしょうか。


りん父はナースステーションに「決意表明書で~す」と言いながらオペの同意書にサインしたものを持ってってますた。



さて、手術となったんですが、予定時間を1時間半ばかり過ぎてICUへりん父帰還。



いや、もう正直オペ室から生きて出て来れないことも覚悟しましたが、なんとか術中死は免れたらしい。


それでも、執刀医は憔悴しきったような様子で、「血管壁が薄く縫合が困難で手術時間が延びました・・・」と説明し、ノルアドレナリンが0.1γでいってるにもかかわらず、挿管チューブにむせ込むとさーっと血圧が60程度まで落ちるというようなオソロシイ状態ですた。


数日は、いつ病院から呼びだされるかと思って毎晩携帯を枕もとに置いて寝てたため、気分的には毎日当直してるような状態。www



麻酔が完全に切れていると思われるにも関わらず、6日間はこんこんと寝てますた。www


しかも、これでもかってくらい全身に浮腫が出ておりまして、肺も脳も手足もぱっつんぱっつんみたいなwww


ネットで見ると、全身の浮腫は主に低体温の副作用らしいね。



そりゃ副作用も出るよね。一回殺して復活させるに近い手技だものwww



6日目にやっと目を開いて、かろうじて呼びかけにうなずくぐらいだったのですが、



2週間たった今も、かなり傾眠が強くて、呼びかけてしっかり目を開いたり手を握ったり、声を出したりすることもあれば、呼べど叫べどぐーすかぴーすか眠ってることもあるような状態です。


ただ術後のきなみ異常値をたたき出していたラボデータもようやく改善傾向になり、続いていた熱も少し下がり傾向になってきたところで、浮腫もだいぶ引けてきたとは言っても、著しい低蛋白血症で引き切れず、傷からはまだ浸出液がだく漏れしているようなアレwww


今日はかなりベッド上で身じろぎしたり、親戚のおじさんのお見舞いにちょっと驚いたように目を上げたり、傷の消毒時に「痛い痛いww」と言ってたりしていたようなので、時間はかかりますが少しずつ脳機能も回復してはいるようです。


術後5日で目が覚めないので、梗塞を疑われて頭部CTをとったりしたのですが、広範なlow density area(梗塞に陥って真っ黒になった脳の領域のこと)が・・・なんてこともなく、おそらく低体温や脳浮腫、出血etcによる低酸素血症などによる脳障害なんだと思います。


これからもっと意識がはっきりするかってことについては、医学的な見地からもうまったく予測がつかず、いつはっきりするかってことも、やはりまったく予測がつかないのですが、


(交通事故で脳挫傷になった人が、何か月も経ってから目が覚めたとか、ひどい人になると何年も経ってから目が覚めたとかいう話、あれと一緒ですww)


とにかく言えるのは、驚愕的にスローペースではありますが、どうやら改善傾向ではあるらしいということで、希望を持ちつつ長ーい目で見守ってる日々であります。




で、まぁ思ったわけですよ。


仮にしっかり目が覚めず、寝たきりで重点的な介護が必要なような状態で家に帰ってきたとしてもですよ、


それはものすごく哀しいことですが、


りん父が私に対して、生まれてこの方してくれたあらゆることを考えれば、


その恩を返せるとしたら、どんな状態で帰ってこようともそれを受け入れることなのではないかと。


逆を考えたら何か妙に納得できたんですよね。


りんが交通事故etcに遭って、残念ながら意識障害が後遺症で残ってしまったとしても、


りん父は哀しむとは思いますが、その状態の私を必ず受け入れ、そうならなかったら一緒に出来たいろんなことはあっさり手放して、障害を持った私に一番いい、できるだけのことをしてくれるだろうと、疑いなく確信できるわけだから、


私も同じようにするべきなんだろうと。


なんかそんなことを思いながら実験してたら思わずラボでしくしく泣いてしまいますた。


泣きながら決心したその日にりん父の目が初めて開いたんですけどね。www


人間ってそんなもんかもしれません。



私があんまり命を粗末にしてると取られても無理はないようなシばっかり書いてるから、罰として父というものが天に取り上げられたのだろうか?とかも思ってみますたが、


そもそも私に対する罰なら私に下すべきで、関係のないりん父を巻き込む必要なんてさらさらないわけですよ。


どう考えても、りん父がそんな大変な手術が必要な病気になったり、術後の経過がやや悪かったり、後遺症が残ったりするかもしれない目に遭ってるのも、それはりん父自身の運命であって、


もし私が何か天に問われているものがあるとすれば、そういうりん父の運命に私自身がどれだけ合わせる気があるのかってことでしょう。


とことんまで合わせてやろーじゃん。当たり前だろ?(屮゚Д゚)屮




後になったら、「そんなことも考えたんだよ~」なんて笑い話になるのかもしれませんが、


そんなこんなでまずは大陸棚目指して斜面を登りつつある日々であります。



大陸棚まで出られたら光が見えるんだけどなー。




それにしても、今回よく分かったことは、弓部大動脈瘤置換術というものがどんだけ大変な手術かっていうこと。


心臓血管外科なんて、ほんとよくやるよね。術後、患者さんが生き返るか・・・生き返っても後遺症が出ないか・・・オペするたびに気が気じゃないわけでしょ?www


ICU面会時間は朝と夕方で決まってるんですが、いつ行っても(ほぼ土日も)執刀医の先生がいて、説明してくれる・・・。


あの大手術の後で、少しは休んだ方がいいんじゃないかとこちらが心配するほどでしたが、りん父が(特に体の方の面で)改善傾向になるにつれて執刀医の先生の表情も明るくなっていくのが見て取れますた。


とりあえず、いい先生ではあるみたいです。(笑



では、また大陸棚に到達した頃にノシ。
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COMMENT

そのような事があったのですか(>_<)
症状が快方へ向かいますように。

りんしゃんがしくしく泣く?!信じられねぇ。。って、そんなツッコミいらないよねm(_ _)m 大変だったんだね。気持ち的には抱きしめて頭なでなでしたい感じでつ(^-^)v お父さんの1日も早い回復祈ってます!りんしゃんのお父さんなら大丈夫さぁ(^_-)なんとなくwwがんばれヾ(^▽^)ノ

みなさま、

暖かいお言葉かつ早レスありがとうございます(ノД`)・゚・。
私でもしくしく泣くことはありますよ・・・生まれてこの方片手で足りるくらいかもしれませんがwww
いろんな人に、根拠なく「りん父なら大丈夫なんじゃないの?」と言われてます。私のキャラがそんなところにまで波及(笑
みなさまの念力でなんとか眠り姫、ならぬ眠りおぢさんが起きてくれるといいんですけどね^^

(T_T)

大変だったんだね~(T_T)
全然しらなかったよ……。
とにかく、お大事に…。

しのさんにまで

心配かけちゃってごめんねv-356
人生生きてるととんでもないことが起きるもんなんだなーってのが良くわかりましたwww
だいぶ改善してきてはいるんだけどねー、主治医いわく、半分道中くらいかなだそうです(^-^)

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