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Ultrabook使ってみたー超素人の直観レビューですけどwww

田舎の病院で内科のバイトをやっていると、病棟はかなりの確率で老人医療の最先端です。


年を取ることが致命的なのは医学がどれだけ発達しても拭い去れない現実であり、その場合どこまで治療を頑張りますかという話になるわけです。なかなか元気なうちに自分の老後の治療方針について家族にこんこんと言い聞かせてある人はそういないわけで、時にはこんこんと言い聞かせてあっただろうにもかかわらず、いざとなると家族があきらめきれなくて挿管心マを頼まれたりして、客観的にはかなり患者本人のためとは思えないことで生きながらえるべく頑張らされたりするわけです。


胃ろうを造設しても、あ、いやそれで栄養が満ち足りてめきめき元気になるお年寄りももちろんいるんですけど、やはり一定以上胃腸が老いてる人は入れた経腸が逆流してくるゎ消化不良で下痢になるゎ、戻した経腸栄養剤で肺炎になって完全にグダグダになるゎ。ケアする医療者も決して手をこまぬいてるわけじゃなく頑張ってるんですけど、これはもはや誰のための頑張りなのか、医療者や家族の自己満足なのか、それでも生物は最後まで生きようと頑張るのが素晴らしいのか、全く答えを見失う無明の世界だったりします。


だが待てよと。


死さえ自分の自由にできないのか、死ぬのも家族や社会の都合のためなのかと嘆くのはいつでもできますけど、そもそも人間生まれてからこの方死ぬまで、自分のためにだけに生きられる瞬間なんて一瞬でもあるのか。


生まれてくること自体そもそも自分で選べてないし。もっぱら親の都合だし。


しかも社会性動物として他人に喜ばれたり役に立ったりすることで快楽を感じる本能付き。


だったらいっそ生まれてきたのも生き続けるのも他人のためだと、腹くくって宣言しちゃった方がいいのではないか。


下手に自己実現したい欲求と他人に奉仕することで満たされる社会性の両側面の両立を模索したり、「他人にも利益を還元できるwin-winの仕事で社会奉仕と自己実現も同時に狙う」とか複雑で歪曲した道を歩こうとしないで、完全に自分の利益うっちゃって他人に奉仕する人生にしちゃったほうが実は手抜き、楽なんじゃないか。生まれては家族のために無邪気に笑顔をさらし、親の望むレールを素直に歩いて、社会に出ては社会のために力を尽くし、尽くせるように節制して病苦を退け、死さえも家族の自己満足が満たされるよう相手の自由にさせる。


それはそれが社会が望むから仕方なくそうするのではなくて、勝ち組が眉間に寄せてる皺から自分を解放し、マザーテレサの笑顔を手に入れるための、徹底した自分のための算段じゃないか。じゃなきゃなぜあの人は他人に奉仕し尽くしてあれだけ全力笑顔なんだ。


もしかしたら自分だけ社会に貢献してて他人はサボってたり自分の貢献分を不当に享受してるかもしれないなんて疑問の余地を自分に許すな、それは自分を損させないための道じゃなくて自分を抜け出せないいばらの道に放り込む行為だ。


大体真実自分のためだけに頑張れるなんて人は一握りの芸術家くらいで、ほとんどの人は家族の生活のため、誰かの笑顔のため、悲しませないため、そういう理由じゃないと命を懸けてまでとか死の淵から這い上がってまでなんて頑張りは続かない。


遺伝子は遺伝子が受け継がれるのに都合のいいように進化するのではなく、受け継がれるのに都合よく進化した遺伝子が今に生き残っているだけ、社会性を維持するほうが人間の遺伝子は残りやすいから今の我々に社会に役立つことがうれしいと思う本能があるだけ、社会に貢献することを選択した人間が特別偉いわけじゃない。やりたいようにやった結果の究極の姿かもしれない。


どうせそれが快楽につながるよう生まれてきたなら、快楽中枢に電極を埋め込まれた猿みたいに、刺激するボタンを死ぬまで押し続けるだけである。



ちなみに、生まれてくるのは親の都合と書きましたが、生まれてきた子供に「生まれてきてくれてありがとう」と言うのはぶっちゃけあまり好きではありません。親の視点からしか子供の存在を見てないような言い分に聞こえるからです、いや、別に子供を作ることはどのみち完全に親のエゴだと、親に感謝されたがるのは子供の本能が生き残るためにそうさせているのだと、腹に決めてあるのならいいのですけど。


言うならまだ「この世へようこそ」の方がましかなと思います。


本来なら生まれた直後に「この大変な世へ生み出しちゃってほんとサーセンしたぁ!!この世に生きることはガチで苦痛です、それは若輩ながらこの世にいくばくか暮らしたことのあるわたくしも重々承知はしています、でもそれでも子供持ちたいっていう生理的欲求に抗えませんでした、あなたの人生について不肖わたくしがもう超全力で責任持ちますから勘弁してくだしあ!!」って全力土下座するくらいでちょうどいい気がするのだけどね。


ちょうど快楽に負けて中田氏しちゃって「ナカはダメってあれだけ言ったのに!!妊娠しちゃったらどうすんのよ!」ってプンスコしてるおにゃのこに全力土下座で将来を誓うような感じd(ry








で、まぁいつになったらUltrabookの話題になるんだよという話ですが、twitterではぼそぼそつぶやいていたように、この前ログを挙げましたアメリカ行きを決行するに当たって、プレゼン用としてノートPCを太平洋を超えて運ぶ算段をしなくてはならなくなりまして、薄くて使えるPCが早急に必要になったわけです。今持っているのは、何度となく書いてますけど、この世にVistaが出たばかりのときのLavie (しかもモバイル用途の(重量だけは)軽い奴、今見たらCore Duo低電圧版、クロック1.06GHz、メモリは増設して1.5Gだった。)、軽いのはいいけどもっさりしすぎててwinXpに下げようと思っててしないまま今日に至ったったwwwって奴、win7が出る直前で値下がりしてたLavieのでかい奴(Core 2 Duo、クロック2.40GHz、メモリ4Gな上win7優待Upgradeで動きはまずまずなのですが、ともかく設置型用途のものででかい、重い)しかなく、xpの使い勝手良かった奴(Pentium M、1.30GHz、メモリは最大に増やして1G)は車の屋根から振り落として破壊しちゃったしwww



留学するなら自宅に一個PCを置いていく必要もあったため、留学先でメインマシンでも使えて持ち運び便利、でも動きは多少重い画像処理やexcel、統計ソフトなども並列でバリバリ動くぜ!的なものが良いかと思って、でも動画編集するほどのプロじゃないからグラフィックカードがとかは問わない、それにビジネス用だからと言ってLet's n○teのいい奴じゃべらぼーに高けーし・・・ニーズに合うので今売り出し中のものがちょうどUltrabookだった訳です。ええ、Macに浮気するつもりはありません。周りの研究者はほんとにMac多いですけど。



幸いにしてアメリカ渡航前にちょうど第二世代のIvy bridgeが出まして、Core i5/7 低電圧版が搭載のUltrabookが出てきた訳です、出来れば国産で、薄くて、多少お金はかかってもいいから機能は好きなだけ最大限上げられる(なにしろUltrabookは自分でメモリが増設できないものが多いのであるからにして)という選択でUH75/HNに辿りつきました。プレゼン用資料と論文用figureを同時並行でいじってて暴発寸前の頭で、Web通販サイトで選択できるオプション部分はガンガン機能の高い方のポチを押していって、(それにSSD256Gの方が納品が早くて、128Gだと渡航にギリ間に合わない感じでもあり)最終的な合計金額にちょいびびりましたが(もはやUltrabookの値段ではない、www)夜の2時過ぎの勢いでポチりました。まぁ実際にはポチろうと思ってクレカの認証で弾かれ、最終的にはFujitsuのカスタマーサービス担当のにーちゃんに電話で注文受けてもらったんだけど。wwww


もぉちょっと待てれば、らヴぃえさんの激軽量のが発売されたのですが、間に合わなかった。今Web通販で似たような構成にしたら1万円ちょいらヴぃえさんが安くて、泣いた。大学生の時生まれて初めてPCを買ってより今まで、らヴぃえさんから浮気したことなかったのにLifeb○○kなんかに気を許したから罰が当たったのでしょうか。だってあまりにも遅いんだもん、発売されるのがwwwwあ、でもらヴぃえさんはメモリ4Gにしか出来ないんだ。あと同じCorei7でもUH75/HNの方が一ランク上だゎ。(ミサワ風に


さて、そんなこんなで届けられたUH75/HNですが、確かに薄い。ていうかモニター側とか薄過ぎてバキりそうで怖い。さらに一足早くUltrabookを買った先輩は、その頃はdynab○○kR632一択だったのですが、やはりボディが全体的にか細くて心配と言っていました。UH75/HNの方は、キーボード側は私くらいのちびっこが体重を掛けたくらいではペコペコせず、けっこうしっかりしてる感じではありますが、液晶側は、片手で開けられるとはされていますが、私は未だに両手でつまんでそーっと開けています。開け具合は軽快なのですが、いかんせん13型のボディに14型液晶を積んでるだけあって、手をかけるフレームが狭くて指先でピンチするような気分になります。私の細い手でもバキりそう(異論は認めない。


そしてきれいなアルミ加工なのですが、使っていて気付いたのが特にキーボードのある黒い面、アームレストやタッチパッドに超手油つきますwwww私の手が脂っこすぎるだけかもしれませんがwwwwww



PCの動作の方は、デスクトップにちらばるファイル数やセキュリティソフトそのものが違うので一概に比較できないものの、起動は前のLL550/Tで1分20秒ほどだったのが、UH75/HNは爆速の30秒!!ストレスフリー!!


素早い起動のためスリープしたりする必要がない感じです。シャットダウンでも立ちあがりは30秒なので立ちあげてる間に実験用の試薬を溶かしてとかやってる暇すらありません。Webカメラが付いてて、顔をそむけると自動で画面がスリープになる仕様が付いてますから勝手にスリープになってますけど。www


ちなみにUH75/HNはCore i7低電圧版だと、クロック2.0GHzでターボとやらで3.2GHzまで行きます。メモリは8Gにしておいた。


ドライブはSSDで、どれが速さを一番もたらしているのかは不明ですが、いずれにしても数年でえらい進歩です。



20120717235415.jpg          20120717235647.jpg
旧LL550/Tとwindowsエクスペリエンスインデックス並べておいたので比較して下さい。テスト機だとUH75/HNはプロセッサの値が7.2くらいはじき出されるんだけど、私のだと6.9・・・Win7 home premiumなのがいけないのか(そこだけはケチった。


他UH75/HNを使用してて(とはいってもアメリカに持っていって、帰国後普段利用しているプログラムを少しインストールしたくらいしかまだ使ってないのだけど)困る面は、グラフィック出力がHDMIしかない事wwww


薄いので仕方ないのですけど、有線LANは特殊なコネクタが標準で付属していて困らないようになっているのに、いわゆるアナログVGA出力するとき用のD-sub15がない。でもいくら今時とは言え、教育機関などで古くから使われているプロジェクターは壊れなければそうは買い代われないものなので、特にアメリカ行ってVGA使えんと困るな、と。


私がWeb通販で買った時はUSB、モニター出力用等々の端子を備えたいわゆるポートリプリケーターはまだ発売未定状態。
仕方ないのでWebで探して、USBをD-sub型端子によるVGA出力に変換する機器を見つけて購入しました。
I-O dataのUSB-RGB/D2という奴。Amazonで6000円ほど。付属ドライバをインストールすることで使えます、実際UH75/HNで問題なく動きました。Web martを見ると、そのうち純正のHDMI-VGA変換ケーブル売られるみたいですがねwwwwwアメリカに持参した変換機を見て、先方の教授も「・・・確かにそのPC薄いもんなー」と感心してました。米大統領と握手するアメリカ有名私大の教授に感心されたよ日本の薄型技術。



ただ、あまりに薄過ぎて、1.4kgしかないはずなのに、持った瞬間の感覚としてもっと軽いものを想像するのか、思ったより重いように感じるのは残念です。最初に出たMac book airみたいな感じかなぁ。薄い中にみっしり詰まってる印象です。車に積んどくような持ち運びならまったく苦にならない重さなのですけどね。というか私の背丈で小脇に抱えても短時間なら問題ない。思えばLL550/Tの3kg近い奴を、必要であればアダプタごと凍直先とかに持ち運んでいたのですからそれを思えば羽のようなもんですね。


あと液晶が残念という人がいますが、今までグレア液晶を使っていて、ノングレアを選択したため若干不明瞭にも見えますが、1366x768は自分にとってはそれなりに必要十分です。Mactypeという中華製フォントレンダラを使ってますが、まぁまぁ良く見えます。LL550/Tは1280x800でした。そりゃ苦にならない訳だ。



総じて、薄さ5、重さ3、速さ4、インターフェイス2、手油1、といったところでしょうか。裏面まで出来るだけ凹凸や蓋の切れ目、ネジの少ない構造はしゅっとしてて持ち歩きたくなるデザインです。ちなみにスピーカーはレビューを見ると激悪いらしいです(私はまずPCで音楽を聞かないのでよう分からんのですがwwww


ちなみに、熱さは、左横の吹き出し口付近はCPU回転率が上がるにつれ結構な高温になりますのでそばにモノを置かないなどケアが必要です。他の部分は熱的には大丈夫、SSDなのでアクセスしてるのかどうかもわからんほど音も振動も静かです。


あとは長く使って壊れなければ(・∀・)イイ!!
アメリカで使ってても保証ってあるんですかね・・・。




追記は読書記。






あ、そう言えばもう一点不満な部分が。


薄型のためか、Win8の導入によるタッチパネル化を想定しているのか、広くてボタンが一体になってるタッチパッドが付いてるのですが、これがクリックしにくい上、クリックしようとするとカーソルが動いてしまったりして結構不愉快だったりします。タッピングも、設定で強くし過ぎると私のタップでは反応しないし、反応するように調整すると今度はドラッグなのにクリックされてしまうことがしばしば。私はパッドの右端をスクロールに割り当ててるのですけど、その感度も微妙なような・・・。設定をもっと調節すればいいのかもしれませんし、Lavieのバランス調整に指がすっかり慣れてしまっているのかもしれませんが、しょーがないからマウスも一緒に持ち歩こうと思えるレベル。


Thinkpadに付いてるトラックポイントみたいなやつも嫌いですが、なんだかんだ一番使いやすいのは机が広ければペンタブレットだと思う・・・アメリカに行けば机が広いだろうか。期待。




追記の読書記。



この胸に深々と突き刺さる矢を抜け


いささか題名勝ち、という感も否めない題名の本ですがwww


あと、表紙を開いてすぐのところに、「奇跡を待つものは奇跡以上のものに会うことはなく、神を求めるものは神以上のものに会うことはない」(うろ覚えですがww)というような表現がすぽーんと2文だけ書いてあって、おおー!って思って買ったったwww


中身は、敏腕週刊誌編集長のカワバタ氏、でも息子が風邪をこじらせて小さくして亡くなってより、なんとなく学者として働いてる奥さんとそりの合わなさが顕在化してきて、胃がんも患って人間厭世的にもなっててよけいダメ、その割に愛人さんもいてソッチの方は相変わらず元気、という主人公が、取材で得られた情報がらみや部下がらみ、癌患者仲間がらみの錯綜する事件に巻き込まれていくというような物語なのですが、特徴的なのは主人公の頭の中を日々よぎってく思考が、情景描写や現実に起こってる出来ごと、会話の間にだらだらだらーっと綴られているところ。


相手の言動、見た光景などを契機に、主人公がどこかで読んだ話の内容とかが想起されて、引用という形でだーっと記載され、それに絡めてカワバタ氏がいろいろ自分の意見を述べているという。それがしかも小説の大部分にわたっております。なんじゃこりゃ、小説としてはかなり珍しい構成。


さらに、主人公の言葉を借りて作者が言いたかったことを羅列した小説なのかな?と思って読むと、その思考の中身はおおっ!?て思うものもあるのだけど、どちらかと言えば表面的で深く掘り下げて考えておらず、章が変わると自己矛盾してるような事も言ってるし、特に資本主義社会批判、現代社会批判にかこつけて、働く女性とか既得権益を持つ高所得者に対する意見を述べてるあたりは自分の事を完全に棚に上げて自分に好都合の偏った意見を放ち放題という風にも見え、私みたいに働く女だゎ医者で高給取りだゎというベン図の重なり合った真ん中に位置するクラスタの人はどんな思いでこの小説読めばいいんだ?感満載で、正直わざわざ小説の形を借りて開陳するほどの高邁なご意見ではないよな、と思ってしまいます。


ですが、誰かに見せる訳ではない、個人的な思考というものはどういうものか描いてみた小説、と捉えると、そのような思考は概して独りよがりになるバイアスをそれほど注意して取り除かないといけない訳じゃなし、昨日と今日とで矛盾してちゃダメなわけでなし、自分のための自分による内省な訳で、それを表現したとすればまさにどんぴしゃり、こんな感じだと思わせる表現な小説でもあります。主人公もいかにも自分の意見に酔ってる割に本人は結構俗物、っていうのがプロトタイプと思いがちなマスコミ関係者を持ってきたのもベストだったと思うwww


どっちなんだ!?まぁふつー後者かwwww


さらに、カワバタ氏の一人称でつづられる小説ですが、特に主人公に感情移入はせず、どちらかと言えばカワバタ氏という人の頭の中身を第三者的な立場で覗きこんでる野次馬のような立場になって読み進める感じになります。これも不思議です。


へーカワバタたまにはいいこと言うじゃん、え?それはさすがに違うでしょー。カワバタがまたクソな思考にハマってるよ、その話はさっき聞いたよ。マテ、一章前言ってたことと違うじゃん!カワバタのくせに生意気だよね、あーやっぱり罠に嵌められてらー、その性格してたらいつかそうなんの当たり前じゃん?あ、意外なところで助けられてるカワバタ。え、それで自己反省なしで結果オーライの俺なんだかんだ言ってスゲー結論?やっぱダメだゎカワバタwwwwカワバタがそういう人生選んで来てるってのもあるけど、ほんとカワバタの周りの人間びみょーなのが集まってんな・・・カワバタも悪いけど奥さんもまぁカワバタの言う通りっちゃー言うとおりなとこあるかな・・・でもやっぱカワバタ自身がある程度招いた結果だってコレ!!てかこの人なんでそういうコンテキストで過去を振り返らないの!?


そんなツッコミを入れ続けられるのも面白いところです。カワバタ氏も偉そうですがそれを読んでる我々も自然に上から目線になります。まぁそれを文庫二巻にわたってやらされるのは若干長すぎる気もしますがwww


ちなみに大多数の読者様が、「最終的にこの胸に深々と突き刺さる矢って結局何っていう結論に達するんだ」というところを気にしながら読まれるのだと思いますが、その結論そのものはまぁまだいいとして、それに従ってカワバタ氏が取る行動もまた人間的な弱さってことを描いているのならいいのですが、カワバタ氏最後まで偉そーにそれやりますからね・・・。作者的には、カワバタ氏はdisられてなんぼ、けなされてなんぼでいいキャラクターなんだよね?これがどっちの立ち位置なのかいまいちはっきりしないのでそこが読後感がもやっとする原因なのかなー。


しかしながら、人一人(それも思考する事、社会時事問題を考察することを生業としてる人)の外ヅラではないリアルな思考を、批判しながらつぶさに時系列で眺められるという機会はそうあるわけではないので、面白い読書体験であることは間違いないです。


あと、カワバタ氏の意見を批判しながら私ならこう思うのにといういろいろな思考が自分の方に惹起されて、私のようなナルシシストにとっては、惹起された自分の思考を追うのもまた一興だったりします。www


今日のログの初テッペンに書いただらだらした意見も、たぶんこの本を読んでるうちに自分の中に湧いて出た思考を数カ月転がして出来あがったものなのではないかと思う。


他にも、


女性の社会進出に伴って、子育てという生物学的な役割を十二分に果たしきれない事に対する忸怩たる思いは、たぶん当の女性が一番持ってると思いますよ・・・てか、一度社会へ仕事を通して貢献できる能力、そしてそれに対する喜びという機能は、ぶっちゃけ男女差がまったくない、と分かってしまった現代社会で、女性が社会に出ずに家にこもって子育てに専念する社会システムに戻るのはムリだろう!それは、たぶん脳死患者から臓器を取って移植すれば、助かる患者があるということを知ってしまった社会が、いくらそれに倫理的問題がからむからって、臓器移植が出来なかった昔にはもはや戻れないのと一緒です。第一、良く考えてみ?アメリカなんて思いっきり生まれてすぐの子をベビーシッターに預けて、夫婦で観劇に行く時間作っちゃったり、奥さんは思いっきり仕事やめませんけど、だからと言って日本以上にキレる子供が問題になってる訳でもなくね?それなりに子供育ってるよね?専業主婦の子でも問題児になる時は問題児になるよね?どれだけ因果関係ありますかコレ?ていうか、「母は忙しければ仕事をセーブして子供にしっかり関わる時間を作るべき」という風潮そのものが、共働きで母親が特に忙しく子供に構えない家のお子さんを不幸にしてませんかっていう話?


とか、



必然に沿って生きるのなら、生物学的な必然というのは、というか自然に必然なんてそもそも一切なくて、別に女性を同意なしでレイプしまくったって構わないし、自らの腹を痛めた子供を虐待死させたって実は自然的にはそれは一切構わない。
ただ、後世に子孫を残すのに都合のいいような形質を持っていないと、すなわち、ちゃんと子育てできる性質、家族を維持できる性質を持って生まれてない親は、少なくとも今のような人間社会では後世にその遺伝子を残す機会が得られにくい、という答えが遠い未来で出されるのみである。
必然を規定しているのは、人間の倫理観だけであって、だから人間社会を超越した必然なんてありえないんじゃないかと思う。



などなどの思索が止まらなくて楽しいです。wwww


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