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またUSA行ってきたす(2)

患者さんの客層が風邪とか胃腸炎から、炎天下のゴルフで気分が悪くなってとか畑で草むしりしてて暑気に当たったとか、夏祭りで裸足にサンダルだったところ虫に刺されたとか、そんなのにシフトしてて季節を感じる今日この頃ですが皆様いかがお過ごしですか。(医局で全開の冷房に当たりながら




ここで前回エントリのNASAジョンソン宇宙センターを復習するクイズです!以下の質問に○×で答えよ。




1.敷地内に牛が放牧されている。

2.本物の月の石に触ることができる。

3.宇宙服試着体験がある。

4.スペースシャトルのフライトシュミレーターがある。

5.宇宙食が買える。

6.宇宙でも使用されてる、仰向けで使用可能なボールペンが売っている。

7.お子様向け室内アスレチックスのご利用は身長140cmまで。







・・・・




答え

1.○
2.○
3.×ヘルメットだけならかぶって写真撮れます。
4.×あればやってた。しかし考えてみればスペースシャトルって宇宙にぶん投げられたり飛行機の背中に乗せられたりしてるけどあんまり自力で運転してるイメージないなwww
5.○
6.×仰向けでボールペン書き続けてると途中で出なくなるんだよね。絶対NASAは宇宙利用用のを開発してるはずなんだけど。誰か商業用でも開発してください。 ○ 売っている気だ。私が気付かなかっただけっぽい。
7.○


ほんとに敷地内に放牧場あるんだよね・・・。

宇宙におけるlivestockの確保の研究に使っているそうです。てかリンの代わりにヒ素を利用している生物の研究とか、NASAの研究って手広いよねwwww


今はソユーズと似たような宇宙往還船の開発をしていて(スペースシャトル的なものではないそうです)、2020年には火星に有人飛行する予定だそうです。頑張れNASAタン!!




さて、この日の夜は院の先輩ご家族も一緒に、車でダウンタウンの端っこ、Minute Maid Parkの向こう側にあるIrma's restaurantへ。テキサス風メキシカン(TexMexというらしいですが)の店です。


つまみにどさっとタコスとチップスが置かれ、他肉やエビをぴりっとした味付けで焼いたものをトルティーヤでくるくるして食べるものなどを頂きました。


頼んだビールがサーブされず、オーベンが「Everything's fine?」(店の比較的偉そうな人や、テーブル担当になったwaiterさんが食事途中に必ず聞いてくるセリフ)と聞いてきたおばちゃんに「ビールまだなんですけど~」と言ったところ、おばちゃんがすぐに持ってきてくれ、我々のテーブル担当者がどうも裏でどやしつけられた様子・・・


確かにおばちゃんは一人だけお年の割に短めなスカートとふりふり白エプロンというかなり異彩を放つお召し物でして、再び我々のテーブルのところにどうだろうかと様子を見に来た時に院の先輩が名札をチラ見したところ「Irma」とあったと・・・


おばちゃんのお店ですかwwwww



しかしこのおばちゃんがキリキリと小気味よく動いて気配りし、各テーブルを回ってノリよく場を盛り上げ、陽気で気楽な店の雰囲気を形作っていました。


Irmaおばちゃんに会いに行くのも一手のお店。サッカーの中継も、地元アメリカのリーグのものと、この時期でしたのでワールドカップの予選とやってました。同じくらいの引き具合のTV中継画面なのに、一画面中の選手の人数にえらく差があって、違う人数でやる別のスポーツを見てるようでした(笑





翌日はまじめに学会場。


院の先輩(留学先の人とは別の、日本にいる人ね)が、天使の羽と聴診器と顕微鏡が組み合わさったロゴにHell's Endocrinologistと書かれたHeavy metalなデザインの学会オリジナルTシャツを買ってきて、今度のうち向けの院生発表会でみんなで着るんだとおっしゃるので、売店へ求めに行きました。


連れ立ってた院の先輩(留学してる方ね)に、Tシャツを指さして「ほら、これが"Hell's・・・」と言いかけたところ、


後ろのほうから「えーんどくりのーろじすとぅ!!」と節回しをつけて掛け声かける野太い声がいたしまして、


振り向いたら、ほら、白人男性で、首がやたら太くて、プロレスラーか特殊部隊で訓練してましたかってくらいムキい体格の奥目がちな角刈りのにーちゃんっているじゃないですか、そういうタイプの人がやたらいい笑顔をこちらに向けて全力でサムズアップしてますた・・・。


「俺これチョー好き」っていうから「あたしもー!」って言っときました。立派な国際内分泌科医同士の交流です異論は(ry。



縦横ともにでかくて、同僚のお子さんに職業はおすもうさんですか?と聞かれてしまう院の先輩がLサイズでちょうどいいようなので、女子にS、男子にMを買って帰りました。ちなみにL sizeと言っても通じません。Large, small, mediumと単語で言わんと通じない。




向こうのポスター発表は、日本のように座長がつかず、決められた時間にプラプラと立っていると、ポスターを眺めに来た人が質問してくる、といった形式なのですが、私のネタは相変わらず日本と同様に製薬会社関係の研究者の食いつきがいい・・・。


とりあえず通してざっと説明しろ、などの私の英語力テストですかそれみたいな質問をしてくる人も結構多かったです。


あとカナダから来た同じ物質の研究してる人(鼻ピアスのインド系と思しき女性・・・ってかスーツ着て鼻ピアスってのも変だよね。日本的にはこんな場でくらい外して来いよ、と思うけど向こうの人は感覚が違いますww)に質問を振ったりしました。物質の略称の仕方が違って激論になりました。どうでもええやんwwwww



この日の夜は先輩と散々ネットで探し回って探り当てた少し郊外の住宅街の中にあるレストラン。こちらは一般的なアメリカンのレストランで、魚料理と肉料理がいろいろ食べられるお店。


魚はcatfish(なまず)がありました。南部料理には欠かせない魚のようです。なまずのぱっと見からは想像のつかない淡白な白身の魚で、焼き上がりが非常においしぅございました。ホッケから潮臭さを抜いてもっとクエとかの潤いを足したみたいな感じかなぁww


気軽に入れるレストランで、値段もそこそこ、お子様連れでも大丈夫といった感じです。ていうかお子様用にはテーブルクロス(紙製)に落書きできるようにクレヨンが渡されますからねwww



さらに次の日はVanderbilt大学という、日本ではなじみがないですがアメリカでは南部のHarvardと言っても差し支えないくらい有名だという大学の先生を訪ねるためテネシー州はNashvilleへ。


国内線の飛行機は小さくて揺れが激しいっす・・・。



Nashvilleという町は日本では知名度がほぼないのですが、テネシー州の州都だそうです。そもそもテネシー州自体テネシーワルツしか思いつきません。いったい何人の人に「どこ留学するの?・・・テネシー州?テネシーワルツ?」と言われたことかwww

あとはテネシー州のイメージというと、牧童が馬乗って投げ縄操りながら牛追ってる広大な牧草地っていうwww


実際にNashville付近に差し掛かると、周囲は完全な森で、うっそうとした森林地帯に大学がある周りだけぽこっと町が登場する、という感じです。
なんというか、アメリカ人の土地の使い方って、北海道民が広い家屋敷の自分たちが普段住み暮らしている部屋だけ掃除して使うのと通じるものがありますよね(出典:動物のお■者さん)。


空港に降り立つと、カントリーミュージックの聖地とも称される音楽の街だけあって、その筋っぽい黒人さんがわらわらいて、有名ミュージシャンの肖像が壁に並び、そもそも絨毯の柄からしてコンクリの街ヒューストンにはなかった文化の香りが。


町並みは石造りの庁舎や教会が立ち並ぶ古き良き南部の町並みとのことで、面接に行ったVanderbilt大学の教授が案内してくれたLower Broadwayという通りには、カントリーのライブハウスが立ち並んでおり、夜になればネオンきらめき、人々はさざめき歩き、どの店からもライブ演奏の響きが流れ出す、というニューオーリンズのジャズではなくてカントリー版といった風情です。


DSCN2101.jpg
これは翌日教授に連れて行ってもらったカントリーのライブハウスの中の様子。
カントリーは基本自作自演とのことで、有名作曲家が来ていたそうですが、演奏内容は実は伝統的なカントリーよりロック、ブルース寄りの"atypical"なものだったそうです。
しかし私はアメリカのライブハウスと言えばもっとみんなノリノリで、酒も入りまくって、手拍子口笛、全員総立ちで盛り上がるものだと思ってましたが、聴衆はみんな席について、せいぜい膝でリズムを取るくらいで実に静かに聞いています。


でも比較的若いアーティストがノリのいい曲を演奏した時には、思わず両手を挙げて乗ろうとして、周囲の静かな感じを見てあわててやめたおにゃのこいましたがwww(気持ちはわかりますよ。


Green Hillと呼ばれる、イギリスのマナーハウスみたいな3階建てのでかいお屋敷に、自分ちの敷地から出るだけで学校に遅刻しそうな勢いの庭つきの邸宅が広がっている(南部ではプランテーションハウスというようですが)いわゆる山の手のすぐ隣の界隈のお店だったので、聴衆もお上品だったのかもしれません。



DSCN2097.jpg    DSCN2100.jpg
Vanderbilt大学の方は、ちょっと面接とかで気持ちの余裕がない上に偉い人に案内されてるから一人旅のように悠長にねちねちと写真を撮っているわけにもいかず、画像は少ないのですが、上記のようにやはりうっそうとした森の中に、赤レンガ造りの建物が点在する、ハーバード大学の伝統的な地域や、少し狭いけど東大赤門キャンパスのように古い大学の作りと思われる美しい大学でした。


伝統的に学生数を増やさず少数精鋭で来ているので、知名度は世界的とまではいきませんが、その代わり卒業生の質は確実という評価がされている大学だそうな。


あとひとつのキャンパスに全学部(神学部とかスポーツ学部なんてのもありますが)があり、医学部附属病院まで併設されてるので、すさまじく広大です。Nashvilleの町は狭いので、たぶん町の半分くらいが大学キャンパス、関係施設かと思うくらい。附属病院の道の反対側にあるはずのドラッグ・ストア(Grocery & Pharmacyって奴だね)を探してオーベンは迷子になりました。wwww

ちなみに泊まったところはたぶん大学のゲストハウス代わりに使われているのだと思うのですが、その名もMarriott Vanderbilt。


M a r r i o t t て な ん で す か


ちなみに今ネットで調べたらVanderbilt大学構内にあるMarriottホテルがもう一軒ありましたなんかもうほんとうにごめんなさいまじごめんなさい



DSCN2096.jpg
ロビーに入ると、受付の後ろに数式が飛んでいて、私は大学だからアカデミックな感じかと思いましたが、オーベンが「例のビューティフルなんちゃら言う映画になったあの数学者じゃないか」と思いついて、面接先のラボの方々に聞いたらやっぱりジョン・ナッシュの絡みだそうです。


面接先の教授:「ナッシュが図書館かなんかの建物から出てくるとこに出くわしたことある。」


院生の一人:「ナッシュに師事した日系人数学者が高校の数学の先生だった。」


あんたらどんだけ地元だよwwww

しかし考えてみれば、日本人が「生で北野武見たことある」とか言ってるのと同じかもしれませんね。


半大学併設とはいえ、サービスはちゃんとマリオットで、夜11時にトイレが詰まって水がまじ止まらないっすって泣きながらフロントに電話したところ、速攻で修理の人がちょちょいと直して床も拭き拭きして代わりのバスタオルをわんさかくれました。日本だとそれで普通な気もしますが、とにかく予約してたはずの部屋がないとか渡された鍵で開けた部屋に先住民が居たとかいうのがアメリカでのホテルデビューだったもんで、マリオットが神対応に見えますたねwwwww


DSCN2102.jpg
チップを少々はずんでおくとhousekeeperさんもこんな茶目っ気を発揮してくれます。




・・・で肝心の面接はどうだったって?


英語で自分の今までの研究内容(とは言えテーマ大きいものを二つ追ってますのでそのうちの一つですが)をプレゼンしました。


例によって例のごとく質問の英語で答えに詰まりました。


あとラボの主要メンバーそれぞれと面接しました。とは言え先方が自分の研究内容をプレゼンしてくれたのでそれについて質問したりすればよくあまり話を頑張って長引かせる必要はなかったのですが。


教授は「いちおお給料の確保のためグラントが取れたことが確認されてから採用の連絡はするね、あとラボの他のメンバーにも感触を聞かないとだしね」と私には言って採用を保留したのですが、


オーベンが「でぶっちゃけ彼女どうよ」と聞いたら、「英語がいまいちだし、研究内容もこれといってめぼしいものはないし、彼女雇ってなんか俺に益ある?」的な感じだったようです。


日本人は本音と建て前を使い分けて国際的には本音が見えにくくつきあいにくいとよく言われますけど・・・。



アメリカ人だって十分ダブルスタンダードじゃねぇか・・・orz


まー研究に非常によい環境の留学先だとは思いますが、どうしてもそこじゃないとダメというわけでもないので、またーり返事を待つこととします。


一応姑息にも、「きっとまた来るから大学の土産は買わない」というジンクスを置いてきてみたのですがwwww


ここはむしろ「もう二度と来ないかもしれないから土産買っとこう」って爆買いすると逆マーフィーの法則でどっぷり後ほど来る羽目になる、というのを狙うべきだったか・・・?(笑

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COMMENT

久しぶりです(^-^)/
牛の放牧は分からなかった。
スペースシャトルは降下するだけのグライダーのようなものなんで空を飛ぶという意味の飛行機とは違いますね。

学会のTシャツってそんなグッズが売ってるとは!

町の半分の大学とは相当でかいですね~
留学とは教授が雇う形になるんですか。
研究費を集めるのは大変そうなのでそこはシビアに考えるのかな。
ナッシュビルは聞いた事がある気がするな。
野球かなぁ?

牛には度肝を抜かれましたwwwここNASAの敷地だよね!?それともNASAんちの隣は牧場ですか!?とか思いましたもん。NASAの人からなぜNASA内で牛が飼われているかの解説がなかったら今もまだ疑問のるつぼに落とされてるところでした。
アメリカは、まじめな医学系の学会と言えどもそこまでやっちゃう?というギャグ企画が通ります。ちなみに去年の内分泌学会の企画の中には、へぇボタンが登場するアノTV番組のパクリと思われるTRIVIAっていうそのまんまなクイズ大会をやってましたwwwww

ナッシュビルにはMLBはないので、プロスポーツの中継で見たならアメフトやホッケーではないでしょうか。テネシー州の州都なので、アメリカの地誌にある程度詳しい人はご存知と思います。私の場合、日本でPhD(博士号)を取ってからの留学になりますので、向こうではPost-Doctral fellow(博士研究員)という身分で採用されますから給料が出ることが多いです。アメリカは、金を出すからにはほんとにシビアですねwww

フェローは日本でも肩書きとして出てきますが研究員という意味なんですか。
アメリカの大学は教授に場所を貸して研究費は教授が集めるから金策に忙しいとテレビでやってましたね。

外国の地名は名前は聞いた事があるけどどこだか分からないってよくあります。

フェローというと、博士号を取った後、のれん分けして独立した自前のラボを構えるまでの間、もう少しで修行が終わりそうな板前さんという感じですね。
面接を受けた先の先生も、大学からは1割程度しか研究費の補助が出ないので、後は自力で企業や国が公募している研究費をひたすら集めるのだと言って嘆いておられました。でも日本の医学部もそれは同じですよ。医学部でも臨床系だと、製薬会社から集められるので、基礎系や工学部・理学部よりはましかもしれませんが。日本の公的な研究費の分配は、学閥の影響をものすごく受けますからそういう意味では、いいアイディアがあればアメリカの方が研究費を取りやすいと言えるかもしれません。

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りん@ぜんまい仕掛け

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