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内分泌科医の洞察力(恫喝力じゃないよ!

学会の演題登録のメールアドレスにやられた今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。wwww



学会で研究発表や症例発表をする場合は、半年前くらいに、こんな演題で発表します、と名前・所属・発表内容の簡単なサマリー(抄録)を登録する「演題登録」っちゅうのをするのですけど、たいていのメジャーどころの学会は、web上で演題登録できるのですけど、小さな学会だと、登録内容を事務局にメールで送るというところがあります。



学会のホームページに、メールアドレスが記載されてて、ハイパーリンクをクリックするとmailto機能でメールソフトが立ち上がり、メアドが自動的に書き込まれるというやつがありますよね。



ホームページに書かれてるメアドとmailtoに書かれてるメアドが違ってた罠wwwwwwwwww



誰だこの学会のHTML書いた奴は!!出てこいゴルァ!!!(#゚Д゚)



締切ギリにメールを送ったので、間に合ったか確認のため事務局に直接電話をしたので、自分が送ったはずのメールが届いてない→メアド間違い、ということに気づきましたが、登録完了のメールが返送されてきてるかどうか気にしてない先生なんて、間違ってるメアドの方に送ったまま、抄録集が送られてくるまで、自分が演題登録されてないことに気づかないんじゃまいかwwwwwwww



大騒ぎになるぞー。知らんぞー。







というわけで、上記のようにお医者さんに果たして洞察力があるのか(たいてい学会の事務局をやっているのは学会の主催先の大学の先生たちと秘書さん)と疑いたくなる症例もあるのですけど、今回はその洞察力が発揮された事例から。





後輩の院生の子が、待望の子供さんを授かったのですが、その話を聞く前から、もともとさほど食の太い子ではなかったのですが、それがますます細っているようで、県内で催された学会でも名物のうどん食いに行っても半分くらい残してるし、数日前からあまり胃腸の調子が良くないとのことで先輩方としてはついつい大丈夫?と何回か聞いてしまっていました。

いつもは話しかけるとにこにこと相槌を打ってくれるし、おいしいパン屋さんを見つけたとかネットで面白いネタを見つけたとかの話もしてくれるのですが、最近は仕事はしてるけどなんとなくその手の無駄喋りというか愛想がない。いつも遅くまで頑張ってる子が仕事を終えると「じゃ」みたいな感じでとっとと帰る。それで、別の院の先輩ともども、いったいどうしたのかねという考察を加えておりました。

デプレ(depression、うつ状態)ってる?実験がやになっちゃった?でも前に若手症例研究賞がかかってしぬほど実験してた時もテンパってはいたけど飯は食ってたような・・・?てかつわりじゃね?でも待望のお子さんを妊娠した女性ってもっと隠しきれない喜びみたいなのがあって良くないか?うーん、でもデプレってるというより、心ここに非ずというか、他に関心事があって上の空みたいにも見えるし・・・マタニティブルーという言葉もあるし・・・生理が遅れたので妊娠反応したら陽性で、うきうきと産婦人科行ってエコーでGS(胎嚢)が見られたけど次週になったら消えててどっとデプレった、なんていう合わせ技だったら困るな・・・まぁあれだ、ともかく妊娠ならそのうち報告があるだろう、と。



それで、先日無事心拍を確認しましたという報告があったのですが、それまで調子の悪さを心配して頂いてすみませんと謝られますた。で、後輩ちゃんの中では、「どうも心配して欲しがりな一面があって、ついつわりとかもそんなにすごくないのに大騒ぎして調子が悪いのが表に出ちゃうんですよねー」という結論に至ったらしいのですが、




後輩ちゃんが隠しきれてないのではない。


どう考えても、



我々が鋭すぎるんです本当にありがとうございましたwwwwwwwww




というネタをその別の先輩にしたところ、「俺実は何気に洞察力ちょっと半端ないよ?マジすげーよ?」説を小一時間ほど繰り広げられましたwwwwwwwwww



確かに、医者は病気の症状というoutputから、病態を推測する訓練を積みまくってます。特に内科。



昔流行った、あるなしクイズとかみたいなもんです。または、「歌→圧、烏賊→秋、泡→泡、荻→囲碁、色→?」みたいなクイズを解く感じです(mixiニュースに出てたweb版リアル脱出ゲームの例題より)。A→Bという出力がいくつかあって、→に相当するパターンを推測する手合いのクイズです。



気が付くと、特に健康に関する事柄について、ひたすら洞察し続けます。通りすがりのがりがりに痩せてるおっさんを見て、あれは胃か肺が悪いとか考えたり、赤ら顔のビール腹のおっさん見て、心筋梗塞で死ぬなよと思ったりします。もう完全に職業病です。最近やってるシャーロックというホームズ物の現代風ドラマみたいに、文字が見えそうです人の体の上にwwwwwwwww



まして、我々内分泌科医は、日ごろ



甲状腺ホルモンが正常値でも甲状腺ホルモンの低下で刺激されて分泌される甲状腺刺激ホルモンが上がっているのでこれは個体にとっては相対的に甲状腺ホルモン低下状態なので甲状腺刺激ホルモンが正常化するまで甲状腺ホルモンの補充療法が適当である



とか




甲状腺ホルモンが減少していても甲状腺刺激ホルモンが甲状腺ホルモンによって刺激されておらず甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの注射による甲状腺刺激ホルモンの反応性分泌が抑制されておりこれは下垂体レベルでの中枢性甲状腺機能低下症である



とかの考察を常日頃してるわけですから、その洞察力たるや、子供になっちゃった名探偵もじっちゃんの名にかけてる人もQ.E.D.と最後につける人も顔負けなわけでして、こんな我々にちょっと食欲がないなんていう観察結果を一度でも与えてしまったが最後、「どうやら妊娠らしいので報告があるまで生暖かく見守ろう」ぐらいの結論に即達されても仕方ないんだよ後輩ちゃんwwwwwwwww



大体、構って欲しくて生じるつわりってなんですかwwwwwww




私なら、この連中からどうしても死守したい秘密があるなら、関連した秘密のうち暴かれても構わない部分を撒き餌として撒いといて、それを暴くことで満足させてほんとの秘密には掘り下げられないようにするとかぐらいまではやるねwwwwwwwwwwww




追記は読書記。




-「最初の刑事


19世紀中ごろのイギリス、中流家庭の立派なお屋敷の中で起こった凄惨な少年殺害事件、容疑者は家族も含む近隣の親しく接してたはずの人間たち、その事件を創設されたばかりのスコットランドヤード刑事課の刑事が追う、っていう、筋書だけでもわくわくするのに、それが実在の事件であり、当時イギリス中の人間が謎解きに熱中し、その後の探偵小説、刑事ものの大きな流れにも影響を与えたという有名な話のドキュメンタライズとあればまぁ面白いのは当然です。



時代背景による中流家庭に隠された閉塞感とか、家族病理とか、周囲の関係ない人間による捜査への影響とか、警察捜査にかかわる様々な問題点が本当に初期の段階から全部現れてたってのがまた興味深いところです。


さらに物語は、この事件の渦中の的となった家族の悲劇の遠因となった疾病に関してまで資料に基づいて推測しており、あらゆる面からの推理マニア、人間の洞察欲求というものを満たしてくれる一冊になっています。


若干情景描写が長いのと、いわゆる英語の翻訳調の日本語のウザさを我慢しないといけないのはアレですが。



上にも書きましたけど、仕事でさんざん推理力を働かせている癖にプライベートでも推理物を読みまくって洞察してしまう医者は多いですwwwwww



ですが私は、小説として読む場合は、自身の推理は働かせずに、素直に主人公がやっていく通りに推理を進め、筆者が意図したように伏線に引っかかり、ミスリードされ、最後のどんでん返しで仕掛け通りに「えーっ!?」て驚く読み方が好きです。


これが2時間ドラマになると、最初の15分で犯人当てっことかに興じる見方になってしまうのも不思議です。wwww





-「図書館戦争


近未来の日本で、行き過ぎた本の検閲(武力行使含む)に対し、法律上図書館だけが唯一焚書坑儒に対抗できる機関となり、検閲から本を守る武装組織と化した図書館に新人隊員として配属されたおにゃのこと、おにゃのこが図書館に勤務しようと思った憧れを作った(しかしおにゃのこは当の本人とは気づいていない)上官とのジレラブを描いた作品



ええ、書いてる私も、文の前半と後半とでまったく整合性が取れてないことは自覚しています。www

しかしほんとにこういう内容の本なんだよwwww



中身はラノベ調・・・というか少女マンガ調でして、キャラクターもマンガ風だしセリフ回しもノリと勢いという感じ、設定もこれでもかというトンデモ設定なのですが、ともかくエンターテイメントとして抜群に面白いというのと、あとキャラクターがまじめに本を読む自由を死守(文字通り)してるのを見て、そのバカバカしさとともに、いかに普段自由な表現の著作が読めることが恵まれているのかということにふと思い至る・・・という点が一押しです。筆者的には、堅っ苦しく本の検閲について暗い小説を書くのよりも、ラノベという形でこんな世界ありえねー!!と笑える感覚を保つことが重要だ、というのがやりたかった主張とのことで、確かに一理あると思う。


しかし図書館の入り口に確かにプレートで壁に貼り付けられてる、図書館の自由に関する宣言ってのは威勢のいい文句だなーとは思ってましたが、それを読んでここまでの話を妄想する筆者の妄想力に完敗ですwww


http://www.jla.or.jp/portals/0/html/ziyuu.htm

↑宣言の全文を見たけど、図書館に掲げられてる各章の冒頭だけよりさらに勇ましいなwww
何しろ検閲的なものに対抗して実力行使を厭わないとも取れる文面があります。
戦後間もなくの日本人の主義思想は太かったんだね。



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COMMENT

かまってちゃんですね

私が考えるに自分が中心にいないと気が済まないタイプと見た!
しかし、医師に洞察力がなかったらそれはやぶ医者ということでしょう。

私が一番鋭いと思った医師は小児科医ですね!!本人も気づいてないことをずばり指摘してきてしかも判断も速い。
目が少し充血していたのを指摘されて、そういえば沢登りに行って沢の水で顔を洗ったと答えたんですよ。あれにはびっくりしました。

メールアドレスが違っていたのは入力する側からみるとまさかと思いますね。
主催大学もパソコンに詳しい人ばかりではないのかケアレスミスなのか?
しかし電話をしてよかったですね。
登録完了メールを確認しなかった医師はそれこそ洞察力に乏しいといえるでしょう。

母親というのは、すべからく自分と自分のお子さんをまず中心に考えるものな気がしますよ!やはり子供さんを守っていくための本能のようなモノだと思います。これから絶大な体験をしていくわけですし、絶対一人で抱えようと思ったら周り巻き込んで総崩れになるくらいの大事な訳ですから、今のうちからちょっと図々しいくらいの図太さを身につけといてもらった方が周りも有難いくらいかと思います(爆
洞察力がない医師はやぶとは耳が痛いですね。小児科の先生は、順序立てて症状を説明できないお子さん、場合によってはしゃべれない赤ちゃんから少ないヒントをあらゆる手がかりから得て疾患を想像するのですから、そりゃー洞察力も磨かれてる事と思います。私は直接会話できないとムリだなー(汗 研修医の頃、医者は五感をフルに使え(もちろん臭覚も)というのをどこかの医学系雑誌で見た記憶があります。痰の匂いと色で細菌名が診断できる場合とか確かにあるんですよね。
メアドは参りました。ネットは手軽に情報を公開できますが、それだけに正確性にはより気を配らないとですね。

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りん@ぜんまい仕掛け

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