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ものの値段

だいぶ以前より歯がしみるなーと思っており、twitterでは「だが下顎神経からの求心性シグナルを大脳皮質で全力否定する!!」とか言いながらなかったことにしていたのですが、いよいよ口腔内の右半分をまったく使わずにご飯を食べることに飽きまして(どんなに気を付けていても液体類は右側へ流れて行っちゃうし)最近歯医者に通ってせっせと年貢を納めています。



で、歯医者さんで会計するたびに思う、




歯医者さんってテラ安くねぇか・・・!?



だってパノラマx-p(顎をぐるっと、全上下歯が写るように半回転して撮影するレントゲン)を撮った時だけは1000円超えてましたけど、その後抜髄(歯髄と言われてる、歯の根っこの部分から歯に入り込んでる神経と血管の組織を取り除く歯科治療)をしても、ずっと毎回600円とかなんだもん。


いくら保険が3割で効いているとはいえ、10割に戻しても2000円くらいです。



安いよ。



顧みれば、自分など糖尿病の治療でインスリンでもやってる患者さんを1回外来で診てごらんなさい、再診料69点特定疾患管理料147点在宅自己注射指導管理料820点尿検査26点HbA1c49点生化学検査11点処方せん料68点で合計1,190点也、つまり11,900円也、3割負担で大体4,000円也。調剤薬局で薬をもらうのであれば、病院代のほかに、インスリンを買う調剤料金、お薬そのものの値段を薬局で払うから保険を利かせててさえ毎月諭吉が飛ぶ計算です。糖尿病外来が病院のメシウマと言われるのももっともです。ていうか在宅自己注射指導管理料が一人ぶっちぎりじゃねーかという噂もありますけどwww


インスリン治療は中でもバカ高の治療費な方で、年金暮らしのお年寄りが医療費払いきれなくてインスリン自己中断するなんてこともあるほどの若干極端な例ですけど、それにしても内科の月々処方する場合の診察代と比べて歯医者さんは気の毒なくらいじゃまいか。



しかもよく考えるに、確かにインスリン治療は毎月、しかも一生やらねばならず生命に直結してる費用だからいたずらに高額にするのは人道的にどうかとも思うし、できる限り安くするべきだとは思うが、月々美容院でカットしてもらうのだって3000円は払っている。ビジネスホテルに泊まれば一泊でどれだけ安くても4000円は払う、飲み会すれば飲み放題付きなら一回で5000円はいく、旅行で旅館を奮発すればすぐ20000円はする、セレブなお昼食会すれば一回で10000円はする。ウニクロだってTシャツ一枚で3000円はする、ブランドバッグに至っては100000円近い、通勤のために新幹線で東京高崎間を一回行ったり来たりするだけで8000円はする。医師、看護師、検査技師といったエキスパート職をぞろぞろ必要として、なおかつ命がそれで助かると思えば、そこまで一回4000円という値段が法外とも思わない気もする。



で、ひるがえって歯医者さんですよ。



歯を削って虫歯を取り除き、歯髄を取り除いて治療薬を埋め込む、1回1時間ほどですが、その誰でもはできない技術を習得し練磨するのにいかほどの費用と時間がかかったのか、ねぇこれほんとに600円でいいんですか。wwww



だから思いました。よく歯医者さんは頼みもしないのに歯磨き指導したり歯石をとったりあれやこれや保険点数稼げるオプションをつけて治療をするとか、小刻みに治療を中断して治療に時間をかけ、再診料を稼ぐとか非難がましく言われますけど、




多少は儲けさせてあげようよ。wwwww




なにせ、医療に携わる人間は豊富な方がいいとはだれもが認めるところだと思いますが、その人的資源に多額の費用がかかりますんで、ともかく慈善事業じゃないからね医療って。


というわけで、歯髄治療の合間におとなしく歯石を取り除かれたり歯磨き指導されたりしました。



奥の歯を磨くときは大きな口をあけてはいけないらしいよ。







追記は読書記。




-「日暮旅人の探し物

ある事件をきっかけに、視覚以外の五感を失い、本来であれば別の感覚器官で感知するはずの音、匂い、感触をすべて目で見ることができるようになった青年探偵と、諸事情により彼が保護する少女の保育園の保母さんとの、失われた愛を探す物語。


さほどスペクタクルで大どんでん返し連続のミステリってわけじゃないし、盲目・・・の逆バージョンの探偵さんが探すものも日常生活の中の、ふつーの人々のちょっとしたものなのですが、短編連作という形をとりながら、探偵さんが四感を失うことになる背景の大きな事件がだんだん全容解明されていくというプロットはよく練られているし、そのどうということはない日常を描きながら愛を探して生きざるを得ない人間の普遍的な哀しさみたいなのがよく表れてると思う、良質ラノベです。



-「蛟堂報復録


古来より陰陽道を司ってきた家の子孫で、現代も流行らない漢方薬局を営む裏側で、恨みつらみを持つ人々の無念を高額の報酬と引き換えに晴らす報復屋を生業とする性悪主人公とそれと暮らすまっとうな人生を送る甥の少年と他数名のキャラが織りなす短編集。


依頼主の恨みにふさわしい念のこもった内容の本に、報復する相手を陰陽の術で閉じ込めて、自分の所業を反省して金を出すか開き直るかの二者択一を促す・・・たいていの場合、報復される相手は開き直りを選ぶので、最後には報復を依頼した側も報復される側も不幸で終わる、というあたりに筆者の世界観が見え隠れしますwww


一応依頼主に高額を要求するのは、自分を不幸にしても相手に報復したいと願う依頼主の念の強さにバランスを取っているのが主目的のようですが、主人公の陰陽師殿は日ごろの言動が結構俺様、まるでゴウツクであるかのように甥にふるまうので、いまいち真意が理解されません・・・という設定のようですが、実は筆者の力量不足か物語をそのまま受け取るとそのようには見えませんwww



アイディアとしては悪くない、という感じでしょうか。他は全般的にラノベやネット小説のレベルかなぁ、と私もほかのレビューワーが言うような感想を得ました。文庫ならたまにはこんなのもいいだろ、と思いますが単行本だとかなり費用対効果が薄いなぁwwと思われる。あと陰陽道は雰囲気です。私は雰囲気でも十分ですけど、やはり陰陽師というと夢枕獏氏の書き込みようを思い出してしまうため、背景になる資料はえらく不足してるなぁと思いますた。


大体、twitterに読了報告忘れたくらいだからね。www

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COMMENT

医師会の力の差でしょう

いわゆる政治力。
治療中に歯科医師から10年以上も診療報酬が変わらないと治療中によく話してますよ。
近所にも歯科医院が9軒もあっていくらなんでも過当競争に陥ってます。
おのずと勝ち組と負け組に分かれてて撤退もあれば、アルファロメオに乗ってる歯医者もいます。

開業医と総合病院は違うけど私は検査、診察、薬、自己負担の血糖測定の器材を合わせて8000円はかかりますね。
インスリン注射をしていたら10000円は軽く超えます!

2型糖尿病は自業自得とはいえ収入の低い人には治療中断になりかねないかな。
しかも低収入の人は安いジャンクフードを食べて余計コントロールを乱すという悪循環にはまる。
測定器材がもっと安くなればだいぶ違うかな。

久しぶりにパソコンから見たらTOP画面の赤城山もレイアウトもちゃんと見える~(^^)/

歯科医師数も医師数と同じで歯学部の定員や国家試験合格数でコントロールされてても良さそうですが・・・田舎は歯科の開業医さんの人数はちょうどいいくらいですけど、医者の方はべらぼーに足りないので、歯医者さんはやはり比較的過剰かもしれません。しかしずっと診療報酬が固定のままというのも酷い話です。ただ、歯科医師には保険診療と自由診療の混合診療という医師には出来ない抜け道がありますから、そのへん上手くやってる先生はアルファロメオになるんでしょうね(笑。
医師会の政治力は半端ないですよねー。所属してても空恐ろしいものを感じます。どれだけ自○党に献金してたのだろう。昔医師会が「校医をやめる」という実力行使をしたらしく、医者にそっぽ向かれたら社会はとても困るというのはそれだけでも発言力は高くなるものと思われます。だからといって患者さんや社会にだけいいようにされると医者は完全に非人間的な生活になってしまうので、その辺りのバランスは難しいですね。
低所得者層に生活習慣病が多くなるのは世界的な傾向ですね・・・。欧米ではもっと顕著だと思います。自分も糖尿病食をやって思いましたけど、健康的で適度に運動し食事もコントロールされてる生活の方がよりお金と時間がかかる世界というのはだいぶ歪んでる気がしました。ただ、医学研究も解明しやすいところから研究開発されていくので、後世になるに従って一つ薬開発するのでも、研究時間も人件費も実験材料費も前よりたくさんかかるようになると予想されます、複雑な医療行為が開発され、それを実施しようとすれば人出がたくさん要るようになります、製薬会社や病院が私企業である限り、利益を出さないとなので、かかった人件費や研究費がそのまま医療費に上乗せされだんだん高騰してきて、ある時から技術はあるけど貧乏人には手が出せない医療、というのが出現するのは必須の流れかと思います。完全に解消するには医療行為と医療資源の開発分野を全部国有化するしかない気がしますね。日本の皆保険制度は、資金繰りなどに問題を多数抱えてますが、諸外国と比べればまだ医療貧富の差を少なくするよう相当頑張ってる方だと思いますよ。

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